バイバイまたね、クドリャフカ
地球が助かる確率はわずか7%
月が地球に落ちてくる事態から免れなくなった世界で高校生のほのかは自分の部屋と殻にこもり淡々と生きていた。
ある日、同級生だった穂高の存在をふと思い出し、彼に会いに行こうと決意する。
『どうした? 世界の終わりに俺に会いたくなった?』
宇宙が好きな穂高と星を見るため天文台を目指すことになったほのか。
道中では様々な出会いがあり、やがてふたりの抱えていた秘密も交錯して――
~第4回 ジャンプ恋愛小説大賞 最終選考候補作品~
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セレネの反乱―月―
ガニュメデスの登場―みずがめ座―
アルビレオの希望―はくちょう座―
カリストーの秘密―おおぐま座―
アルゴルの事情―ペルセウス座―
コールサックの邂逅―みなみじゅうじ座―
コルネフォロスの本音―ヘルクレス座―
ポラリスの決意―こぐま座―
クドリャフカの涙―地球―
エピローグ
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