特殊事案捜査課事件簿——散り逝くは真紅に染まりし花

-もしアレが神だというのなら、望み通り私が殺してあげる-

BARE、それは人の血肉を糧とする化け物。日本における凶悪犯罪の70%はこのBAREが関係しているものである。
このBAREに対応する日本唯一の組織である警察庁特殊事案捜査課に遠宮冴は所属している。

ある日、冴の元に一つの指令が舞い込んでくる。連続誘拐事件。

幼い子どもが相次いで誘拐されたというものだった。
だが、捜査を進めていくうちに、捜索隊の惨殺死体が発見される。

連続誘拐事件と捜索隊殺害事件。
2つの事件の捜査線に浮かび上がったのは不可思議な事実だった。

12年毎に攫われる子供、決して行くことができない幻の村、村に伝わる古い伝承、そして神との婚礼として執り行われる祭り…。

隔離されるように存在する怪しい村に潜むのは一体何なのか。

潜入した冴たちを待ち受けるモノとはBAREか、それとも?
遠宮冴の推理が光るバトルミステリー開幕。

※同名小説の設定変更したリメイク版になります
24h.ポイント 42pt
110
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