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本編
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「……っ、ヴィヴィ、もういいよ」
「えっ、でも」
「次は、僕の番だ」
ヴィヴィアンヌはその言葉に従い、手を離した。オリヴィエはヴィヴィアンヌの手を引いてベッドに向かうと、彼女の服を脱がせ始める。
「脱いじゃう?」
「……脱がせるのも、楽しみなんだ」
「そうなんだ?」
大人しく服を脱がされると、下着を穿いていないヴィヴィアンヌは一糸まとわぬ姿になった。痩せた白い肌に鮮やかな赤い髪が映え、それを眺めながらオリヴィエは自身の上衣を脱ぎ捨てる。
(騎士さまの体、やっぱり私と全然違うな。不思議)
オリヴィエは彼の体を眺めるヴィヴィアンヌをそっとベッドに押し倒した。再び口づけ、舌を絡ませ合いながら胸に手を伸ばす。片手でささやかなふくらみを包み込むと、やわやわともみしだいた。次第にぷくりと存在を主張しはじめた桃色の頂きを指で摘むと、ヴィヴィアンヌが声を漏らす。
「あ……」
ヴィヴィアンヌはむずむずするような感覚に両腿を擦り合わせた。その反応を確認しながら、オリヴィエは反対の胸に顔を寄せる。その頂きを唇で食み、舌先で転がして軽く吸いつくと、ヴィヴィアンヌはびくりと体を震わせた。
(……さっきの)
指をなめられていた時のことを思い出し、ヴィヴィアンヌは顔を赤らめた。そのまま反対の胸の頂きにも吸いつかれ、ヴィヴィアンヌは下腹部をうずかせる。
「騎士さま……オリヴィエ……」
ヴィヴィアンヌが切なそうに名を呼ぶと、オリヴィエは身を起こした。その先を期待するヴィヴィアンヌの視線を受け、オリヴィエは彼女の両脚を抱えて押し開く。迎え入れる口はしとどにぬれそぼり、誘うように震えていた。
オリヴィエはそっと割れ目を指でなでる。とろりとあふれた愛液を指にまとわりつかせると、そこを優しくなでながら小さな突起を指で軽くついた。
「ひゃっ」
ヴィヴィアンヌはその刺激に反応して声を上げた。オリヴィエがぬれた指でそこをなでると、えもいわれぬ快感に足を震わせる。
「あっ、ん……んんっ」
「……気持ちいい?」
「うんっ、……騎士さま、オリヴィエ、気持ちいい……っあ……っ」
素直に答え、身を任せたヴィヴィアンヌは腰を揺らして喘いだ。オリヴィエはそこを刺激し続けながら、秘裂からそっと中に指を差し入れた。同時に反対の手で下腹部をなでながら避妊の魔法をかける。
「ヴィヴィ……」
「ん……あっ、そこ……気持ちいい……っ」
ヴィヴィアンヌは指で中を探るように擦られ、いいところを擦られて声を上げた。そこを擦られながら外の蕾を指の腹で押しつぶされて、与えられる快楽に脚を大きく広げる。
「あぁ……っ」
ヴィヴィアンヌは艶めかしく喘ぎ、腰を揺らす。ヴその痴態にごくりと生唾を飲んだオリヴィエは小さな蕾に唇を寄せた。
「……っ?」
唇が触れ、指とは違う感触にヴィヴィアンヌは驚きに目を見開く。そのまま舌先で突起を軽くつかれ、唇で吸いつかれて身をよじらせた。
「あっ、ひあぁ……っ」
舌の感触がさらにヴィヴィアンヌを快楽へと導く。ヴィヴィアンヌは喘ぎながら、股座に顔を埋めたオリヴィエの頭に手を伸ばした。
「ひっ、……あ、ああっ、騎士さまぁ、そこ、ぁ……っ」
淫靡に水音をたてながら、蕾を舌で転がされて唇で食まれる。ヴィヴィアンヌは指で中のいいところを擦られ、オリヴィエの髪を乱した。
「きちゃう、あっ……やだっ、騎士さま、オリヴィエ……あぁ……っ」
ヴィヴィアンヌはびくんと体を震わせ、両脚でオリヴィエの頭を挟んで達した。びくびくと中が指を食むように震え、オリヴィエはそこに包まれた感覚を思い出して息を吐く。
「っ……っ、はぁ、……っ」
ヴィヴィアンヌは快楽の波が収まると、両脚をベッドに投げ出した。息を荒くしながら放心したように天井を見上げ、荒い息を整える。
「……ヴィヴィ、大丈夫?」
オリヴィエが顔をのぞき込むと、ヴィヴィアンヌは目をぱちぱちとまばたかせ、少しうっとりとしたような笑みを浮かべた。
「……すっごく、気持ちよかったの」
「そっ……そうか……」
「……騎士さま、オリヴィエ、はやく……」
ヴィヴィアンヌは甘えた声で次を催促する。オリヴィエは顔を赤くしながらうなずき、再びヴィヴィアンヌの両脚を抱えて開かせた。ぬれた割れ目に自身の先端を擦りつけると、ゆっくりと咥えこませる。
「あ……入ってる……」
「……っ」
煽られ、オリヴィエはそのままヴィヴィアンヌの腰をつかみ、奥深くまで入り込んだ。ヴィヴィアンヌは彼の大事なものが入り込み、満たされた気持ちでオリヴィエへと両腕を伸ばした。
「……ヴィヴィ?」
オリヴィエが不思議に思いながら少し上体を屈ませると、ヴィヴィアンヌの手は頭を抱えて引き寄せる。
「……ん」
ヴィヴィアンヌが唇を差し出すと、彼女の意図を察したオリヴィエはそっと唇に口づけた。そのまま深く口づけ合い、舌を甘く交わらせる。
「っ……は、ん……」
オリヴィエは舌を絡め合いながらゆっくりと腰を動かしはじめた。次第に抽送は早くなり、おたがいの荒い息とともに夢中で舌を絡ませ合う。二人は肌をぶつからせ、共に声を漏らし、息を奪い合うように口づけながら、奥深くまで体を交わらせた。
「……はぁ、……っ、ヴィヴィ、もう、僕は……っ」
「あ、んっ、……あぁっ」
オリヴィエがヴィヴィアンヌの体を掻き抱いて最奥を突くと、彼女は彼の腰に両脚を絡めた。再び唇を重ねながら、オリヴィエは最奥で精を吐き出す。
「ん、ん……ぅっ……っ」
ヴィヴィアンヌも体を震わせながら達し、くぐもった声を漏らした。下腹部にじわりと温かなものが広がっていくのを感じながら、しがみつくように抱きつく。おたがいのすべてを求めるかのように深く口づけ、しっかりと抱きしめ合い、交わった二人はそのまましばらく絶頂の余韻に浸った。
小屋は年季が感じられ、いつ、だれが建てたものなのかはヴィヴィアンヌも知らない。木の板をつなぎ合わせた窓は隙間だらけ、閉じてもその隙間から月の光が差し込んでいる。
ヴィヴィアンヌが物心つく頃から住んでいる小屋とも、明日、森を出ればお別れだ。最後の夜だからと、二人は狭いベッドに身を寄せ合いながら眠りについた。
(これで、良かったのだろうか……)
オリヴィエは自分の選択に不安を感じ、なかなか眠れずにいた。隣で気持ちよさそうに眠るヴィヴィアンヌを眺めながら、これからのことを考える。
(……明日、ヴィヴィは初めて森の外に出ることになる)
オリヴィエはヴィヴィアンヌを外の世界に連れ出す選択をした。いまさらヴィヴィアンヌを一人おいて森を去る選択などない。けれどもこれからのことを考えると、少し不安になってしまう。
(ヴィヴィにとって……外に出る選択は、本当にいいものなのだろうか)
ヴィヴィアンヌは森の中で一人暮らしている現状になんの不満もなかった。祖母の言いつけを守り、森の外に出る気などなかったヴィヴィアンヌは、オリヴィエがあそこで死にかけているのを見つけなければだれとも出会うことなく、森の中で一生を終えていたかもしれない。
だが、オリヴィエの存在がヴィヴィアンヌの世界を変えてしまった。ヴィヴィアンヌは他者と関わるよろこびを覚え、この森で一人生きていくことに寂しさを感じるようになってしまった。
他者と関わることで生まれるものは、よろこびだけではない。ヴィヴィアンヌはこれから森の外で多くのものを見聞きし、多くの者と関わり、よろこびや楽しみだけではなく悲しみや怒りを感じることもあるだろう。
これから外に出たヴィヴィアンヌがなにを見聞きし、思い、感じ、考えるのか。オリヴィエはそれがすべて幸福なものであってほしいと願った。
「……へへ、騎士さまぁ……」
「……ヴィヴィ?」
オリヴィエがそんなことを考えていると、ヴィヴィアンヌの声が聞こえて驚く。起きたのかと思ったが、ヴィヴィアンヌは目を閉じたまま夢の世界にいるようだ。寝言を言いながらへらりと笑っているヴィヴィアンヌは幸せそうに見える。オリヴィエが悩んだところで、いいも悪いもそれを決めるのはヴィヴィアンヌだ。
(……僕は、ヴィヴィが外に出てよかったと思えるように……かならず、ヴィヴィを幸せにしよう)
オリヴィエは気持ちよさそうに眠っているヴィヴィアンヌの額に口づけ、まぶたを閉じる。身を寄せ合って伝わる温もりを感じながら、心地良い眠りへと落ちていった。
「えっ、でも」
「次は、僕の番だ」
ヴィヴィアンヌはその言葉に従い、手を離した。オリヴィエはヴィヴィアンヌの手を引いてベッドに向かうと、彼女の服を脱がせ始める。
「脱いじゃう?」
「……脱がせるのも、楽しみなんだ」
「そうなんだ?」
大人しく服を脱がされると、下着を穿いていないヴィヴィアンヌは一糸まとわぬ姿になった。痩せた白い肌に鮮やかな赤い髪が映え、それを眺めながらオリヴィエは自身の上衣を脱ぎ捨てる。
(騎士さまの体、やっぱり私と全然違うな。不思議)
オリヴィエは彼の体を眺めるヴィヴィアンヌをそっとベッドに押し倒した。再び口づけ、舌を絡ませ合いながら胸に手を伸ばす。片手でささやかなふくらみを包み込むと、やわやわともみしだいた。次第にぷくりと存在を主張しはじめた桃色の頂きを指で摘むと、ヴィヴィアンヌが声を漏らす。
「あ……」
ヴィヴィアンヌはむずむずするような感覚に両腿を擦り合わせた。その反応を確認しながら、オリヴィエは反対の胸に顔を寄せる。その頂きを唇で食み、舌先で転がして軽く吸いつくと、ヴィヴィアンヌはびくりと体を震わせた。
(……さっきの)
指をなめられていた時のことを思い出し、ヴィヴィアンヌは顔を赤らめた。そのまま反対の胸の頂きにも吸いつかれ、ヴィヴィアンヌは下腹部をうずかせる。
「騎士さま……オリヴィエ……」
ヴィヴィアンヌが切なそうに名を呼ぶと、オリヴィエは身を起こした。その先を期待するヴィヴィアンヌの視線を受け、オリヴィエは彼女の両脚を抱えて押し開く。迎え入れる口はしとどにぬれそぼり、誘うように震えていた。
オリヴィエはそっと割れ目を指でなでる。とろりとあふれた愛液を指にまとわりつかせると、そこを優しくなでながら小さな突起を指で軽くついた。
「ひゃっ」
ヴィヴィアンヌはその刺激に反応して声を上げた。オリヴィエがぬれた指でそこをなでると、えもいわれぬ快感に足を震わせる。
「あっ、ん……んんっ」
「……気持ちいい?」
「うんっ、……騎士さま、オリヴィエ、気持ちいい……っあ……っ」
素直に答え、身を任せたヴィヴィアンヌは腰を揺らして喘いだ。オリヴィエはそこを刺激し続けながら、秘裂からそっと中に指を差し入れた。同時に反対の手で下腹部をなでながら避妊の魔法をかける。
「ヴィヴィ……」
「ん……あっ、そこ……気持ちいい……っ」
ヴィヴィアンヌは指で中を探るように擦られ、いいところを擦られて声を上げた。そこを擦られながら外の蕾を指の腹で押しつぶされて、与えられる快楽に脚を大きく広げる。
「あぁ……っ」
ヴィヴィアンヌは艶めかしく喘ぎ、腰を揺らす。ヴその痴態にごくりと生唾を飲んだオリヴィエは小さな蕾に唇を寄せた。
「……っ?」
唇が触れ、指とは違う感触にヴィヴィアンヌは驚きに目を見開く。そのまま舌先で突起を軽くつかれ、唇で吸いつかれて身をよじらせた。
「あっ、ひあぁ……っ」
舌の感触がさらにヴィヴィアンヌを快楽へと導く。ヴィヴィアンヌは喘ぎながら、股座に顔を埋めたオリヴィエの頭に手を伸ばした。
「ひっ、……あ、ああっ、騎士さまぁ、そこ、ぁ……っ」
淫靡に水音をたてながら、蕾を舌で転がされて唇で食まれる。ヴィヴィアンヌは指で中のいいところを擦られ、オリヴィエの髪を乱した。
「きちゃう、あっ……やだっ、騎士さま、オリヴィエ……あぁ……っ」
ヴィヴィアンヌはびくんと体を震わせ、両脚でオリヴィエの頭を挟んで達した。びくびくと中が指を食むように震え、オリヴィエはそこに包まれた感覚を思い出して息を吐く。
「っ……っ、はぁ、……っ」
ヴィヴィアンヌは快楽の波が収まると、両脚をベッドに投げ出した。息を荒くしながら放心したように天井を見上げ、荒い息を整える。
「……ヴィヴィ、大丈夫?」
オリヴィエが顔をのぞき込むと、ヴィヴィアンヌは目をぱちぱちとまばたかせ、少しうっとりとしたような笑みを浮かべた。
「……すっごく、気持ちよかったの」
「そっ……そうか……」
「……騎士さま、オリヴィエ、はやく……」
ヴィヴィアンヌは甘えた声で次を催促する。オリヴィエは顔を赤くしながらうなずき、再びヴィヴィアンヌの両脚を抱えて開かせた。ぬれた割れ目に自身の先端を擦りつけると、ゆっくりと咥えこませる。
「あ……入ってる……」
「……っ」
煽られ、オリヴィエはそのままヴィヴィアンヌの腰をつかみ、奥深くまで入り込んだ。ヴィヴィアンヌは彼の大事なものが入り込み、満たされた気持ちでオリヴィエへと両腕を伸ばした。
「……ヴィヴィ?」
オリヴィエが不思議に思いながら少し上体を屈ませると、ヴィヴィアンヌの手は頭を抱えて引き寄せる。
「……ん」
ヴィヴィアンヌが唇を差し出すと、彼女の意図を察したオリヴィエはそっと唇に口づけた。そのまま深く口づけ合い、舌を甘く交わらせる。
「っ……は、ん……」
オリヴィエは舌を絡め合いながらゆっくりと腰を動かしはじめた。次第に抽送は早くなり、おたがいの荒い息とともに夢中で舌を絡ませ合う。二人は肌をぶつからせ、共に声を漏らし、息を奪い合うように口づけながら、奥深くまで体を交わらせた。
「……はぁ、……っ、ヴィヴィ、もう、僕は……っ」
「あ、んっ、……あぁっ」
オリヴィエがヴィヴィアンヌの体を掻き抱いて最奥を突くと、彼女は彼の腰に両脚を絡めた。再び唇を重ねながら、オリヴィエは最奥で精を吐き出す。
「ん、ん……ぅっ……っ」
ヴィヴィアンヌも体を震わせながら達し、くぐもった声を漏らした。下腹部にじわりと温かなものが広がっていくのを感じながら、しがみつくように抱きつく。おたがいのすべてを求めるかのように深く口づけ、しっかりと抱きしめ合い、交わった二人はそのまましばらく絶頂の余韻に浸った。
小屋は年季が感じられ、いつ、だれが建てたものなのかはヴィヴィアンヌも知らない。木の板をつなぎ合わせた窓は隙間だらけ、閉じてもその隙間から月の光が差し込んでいる。
ヴィヴィアンヌが物心つく頃から住んでいる小屋とも、明日、森を出ればお別れだ。最後の夜だからと、二人は狭いベッドに身を寄せ合いながら眠りについた。
(これで、良かったのだろうか……)
オリヴィエは自分の選択に不安を感じ、なかなか眠れずにいた。隣で気持ちよさそうに眠るヴィヴィアンヌを眺めながら、これからのことを考える。
(……明日、ヴィヴィは初めて森の外に出ることになる)
オリヴィエはヴィヴィアンヌを外の世界に連れ出す選択をした。いまさらヴィヴィアンヌを一人おいて森を去る選択などない。けれどもこれからのことを考えると、少し不安になってしまう。
(ヴィヴィにとって……外に出る選択は、本当にいいものなのだろうか)
ヴィヴィアンヌは森の中で一人暮らしている現状になんの不満もなかった。祖母の言いつけを守り、森の外に出る気などなかったヴィヴィアンヌは、オリヴィエがあそこで死にかけているのを見つけなければだれとも出会うことなく、森の中で一生を終えていたかもしれない。
だが、オリヴィエの存在がヴィヴィアンヌの世界を変えてしまった。ヴィヴィアンヌは他者と関わるよろこびを覚え、この森で一人生きていくことに寂しさを感じるようになってしまった。
他者と関わることで生まれるものは、よろこびだけではない。ヴィヴィアンヌはこれから森の外で多くのものを見聞きし、多くの者と関わり、よろこびや楽しみだけではなく悲しみや怒りを感じることもあるだろう。
これから外に出たヴィヴィアンヌがなにを見聞きし、思い、感じ、考えるのか。オリヴィエはそれがすべて幸福なものであってほしいと願った。
「……へへ、騎士さまぁ……」
「……ヴィヴィ?」
オリヴィエがそんなことを考えていると、ヴィヴィアンヌの声が聞こえて驚く。起きたのかと思ったが、ヴィヴィアンヌは目を閉じたまま夢の世界にいるようだ。寝言を言いながらへらりと笑っているヴィヴィアンヌは幸せそうに見える。オリヴィエが悩んだところで、いいも悪いもそれを決めるのはヴィヴィアンヌだ。
(……僕は、ヴィヴィが外に出てよかったと思えるように……かならず、ヴィヴィを幸せにしよう)
オリヴィエは気持ちよさそうに眠っているヴィヴィアンヌの額に口づけ、まぶたを閉じる。身を寄せ合って伝わる温もりを感じながら、心地良い眠りへと落ちていった。
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