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10 宗谷ダンジョン
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ダンジョンに入った人間は必ず魔力に目覚めるというのは公然の事実となっていた。
ダンジョン化現象が頻発する海外では既に、魔力に目覚めた〝覚醒者〟が大量発生しているのだ。
そう、魔力量500に満たない人間であっても、ダンジョンに入るだけで魔法の出し方が直感的に理解できてしまうのだ。
日本政府がダンジョンの一般入場を規制しているのは、社会が混乱するのを防ぐためだった。
弔木は、自らの不幸を嘆いた。
日本政府のやり方に憤りさえ感じた。
(くそ、なんて酷いルールだ。どうせ俺の魔力測定だって、何かの間違いに決まってる!)
弔木は確信していた。自分もダンジョンに入りさえすれば、勇者の力が解放されるはずなのだと。
深夜三時。
弔木は草むらの中を匍匐前進で進んでいた。
ダンジョン入り口の扉は鍵をかけられ、機械警備が施されている。
真正面から侵入すれば、センサーが発動して弔木はダンジョンからつまみ出されてしまうだろう。
弔木が目指す入り口は、そこではない。
「よし……やっぱりあったぞ」
草むらを這い回ること、数十分。
弔木はダンジョンの別の入り口を見つけた。
「〝レイルグラント〟での経験がこんなところで生きてくるなんてな」
それは弔木だからこそ分かることだった。
ダンジョンの入り口は一つだけではない。
メインとなる入り口の周辺をよく散策すれば、何個かは横穴が見つかるのだ。
弔木は、地面にぽっかりと空いた穴の前で、息をのんだ。
ここから先は、ダンジョン。
異世界が弔木の前に広がっている。
きっとこの先は、弔木がかつて冒険した異世界につながっているのだ。
「俺は……勇者だ!」
弔木は思い切って穴の中に飛び込んだ。
数秒の間、体に無重力を感じた。
――ズサッ!
ごつごつとした岩の通路に着地した。
ダンジョン内は明るかった。通路の左右にはLEDのライトが括り付けられていた。自衛隊が設置したのだろう。
「力よ……来い……!! ……ん?」
異世界〝レイルグラント〟での記憶を思い出す。
弔木の体には〝光の魔力〟が宿っていた。
レイルグラントでは、体内に魔力が流れているのを感じることができていた。
ダンジョンという異世界に触れることで、その感覚が蘇るはずなのだ。
――しかし。
「んんん……?? 力が感じられない……だと?」
背中にじわりと汗が滲む。
実に嫌な汗だった。
「おかしい……そんなはずは」
そこに、通路の奥から足音が聞こえてきた。
カツ、カツ――と、硬い軍靴が岩を鳴らす音だ。
「まずい。どうしよう?」
弔木は左右を見渡す。
最悪なことに、弔木は長い一本道の通路にいた。隠れる場所がない。
(こんな所で捕まってたまるか……!)
弔木は足音とは逆方向に走った。
その直後、弔木を追いかけてくる足音が聞こえてきた。
見つかってしまった。
「誰だ! どうやってダンジョンに侵入してきた!」
鋭い声が弔木の背中に突き刺さる。
弔木は無視して暗い通路を駆け抜けた。
走る。
足がもつれる。
おかしい。
長い冒険をしてきた。恐ろしく高い山に登った。果てしなく深いダンジョンを攻略した。
体力はあるはずなのに。
息が上がる。
苦しい。
弔木はようやく気づく。
もしくは、目を逸らしていた可能性に向き合わざるを得なくなる。異世界から戻された自分は、肉体的にも完全にただの人間に戻ってしまったのだと。
「はあ、はあ……」
「待て! 逃げるな! そっちはダンジョンの深い階層だぞ! まさか……貴様はあの時の受験者か! 魔力ゼロの人間がダンジョンに来るなんて自殺行為だ! やめろ!」
弔木は逃げる。
必死で逃げる。
魔力もない今、走る理由なんてどこにもないはずなのに。
――どがっ!
背中に衝撃が走った。
弔木を追いかけてきた隊員が、背中にタックルを食らわせたのだ。
男の体重が、重くのしかかる。
弔木はただそれだけで動けなくなる。
貧弱な、あまりにも貧弱な体力だった。
「増援を願う! 不審者を発見し、確保した!」
男の大声がダンジョン内に響いた。数秒の後に屈強な男たちがやってくる。
「おいおい! 一般人がどうやって入ってきた?」
「機械警備をすり抜けたのか?」
「今はその話は後だ! とにかく連れ出すぞ!」
弔木男に制圧されたまま、動けない。
せめてもの抵抗をする。
「ま、待ってくださいよ! 俺、本当に魔力があるんですって! 俺……」
「うるさい! 貴様の魔力は、今日計測したとおりだ!」
「うああああああ!」
弔木は号泣していた。
魔力が消失していたこと、だけではない。
弔木の中に魔力がないということは――
異世界レイルグラントでの冒険が、仲間達との日々が、完全になかったことになった気がしたのだ。
「俺は、俺は…………!!! 勇者なんだ!」
弔木は泣き叫ぶ。
「勇者じゃないだろ! お前は犯罪者だ! ダンジョンに不法侵入するな! ……とにかく事情を聞くぞ! 全員でこいつを持ち上げろ!」
「了解!」
「ああああああああああ!!! ちくしょう、ちくしょう!!!!」
弔木は地面を殴りつけた。
無意識のうちに、かつて口にしていた魔なる詞を叫んだ。
「〝来たれ、赤き炎〟!」
「〝魔断の薄刃〟!」
「〝魔夜の灯火〟!」
しかし魔法は発動しなかった。
「な、なんだ……? 今の」
隊員たちは耳馴染みのない弔木の詠唱に一瞬ひるむ。が、何も起こらなかったと見て弔木を持ち上げた。
「特に被害もないし報告書の作成も面倒だ。こいつは魔力がないから、〝覚醒者〟ですらない。完全に無害な一般人だ。侵入経路だけ聞いて、ダンジョンからつまみ出すぞ」
「「了解!」」
ゴゴゴゴ………………
「何だ? 地震か?」
弔木が地面を殴りつけた直後、ダンジョンの奥から地鳴りが響いてきた。
「わからん。揺れてはいないな」
「まさか、今の……こいつのが原因なのか?」
「んな訳あるか。日中にやった測定会で、こいつは魔力ゼロだったんだぞ」
「ゼロか……そいつは可哀想に」
「ここは異世界だ。どんな現象があっても不思議じゃない。今の地鳴りも、巨大なモンスターの腹が鳴る音かもしれんな」
「そんな訳ないだろう」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
翌日、ナスターシャ教授をはじめとするダンジョン関係者は想像を絶する事態に直面することになる。
ダンジョン内の魔物が、死滅していたのだ。
ダンジョン化現象が頻発する海外では既に、魔力に目覚めた〝覚醒者〟が大量発生しているのだ。
そう、魔力量500に満たない人間であっても、ダンジョンに入るだけで魔法の出し方が直感的に理解できてしまうのだ。
日本政府がダンジョンの一般入場を規制しているのは、社会が混乱するのを防ぐためだった。
弔木は、自らの不幸を嘆いた。
日本政府のやり方に憤りさえ感じた。
(くそ、なんて酷いルールだ。どうせ俺の魔力測定だって、何かの間違いに決まってる!)
弔木は確信していた。自分もダンジョンに入りさえすれば、勇者の力が解放されるはずなのだと。
深夜三時。
弔木は草むらの中を匍匐前進で進んでいた。
ダンジョン入り口の扉は鍵をかけられ、機械警備が施されている。
真正面から侵入すれば、センサーが発動して弔木はダンジョンからつまみ出されてしまうだろう。
弔木が目指す入り口は、そこではない。
「よし……やっぱりあったぞ」
草むらを這い回ること、数十分。
弔木はダンジョンの別の入り口を見つけた。
「〝レイルグラント〟での経験がこんなところで生きてくるなんてな」
それは弔木だからこそ分かることだった。
ダンジョンの入り口は一つだけではない。
メインとなる入り口の周辺をよく散策すれば、何個かは横穴が見つかるのだ。
弔木は、地面にぽっかりと空いた穴の前で、息をのんだ。
ここから先は、ダンジョン。
異世界が弔木の前に広がっている。
きっとこの先は、弔木がかつて冒険した異世界につながっているのだ。
「俺は……勇者だ!」
弔木は思い切って穴の中に飛び込んだ。
数秒の間、体に無重力を感じた。
――ズサッ!
ごつごつとした岩の通路に着地した。
ダンジョン内は明るかった。通路の左右にはLEDのライトが括り付けられていた。自衛隊が設置したのだろう。
「力よ……来い……!! ……ん?」
異世界〝レイルグラント〟での記憶を思い出す。
弔木の体には〝光の魔力〟が宿っていた。
レイルグラントでは、体内に魔力が流れているのを感じることができていた。
ダンジョンという異世界に触れることで、その感覚が蘇るはずなのだ。
――しかし。
「んんん……?? 力が感じられない……だと?」
背中にじわりと汗が滲む。
実に嫌な汗だった。
「おかしい……そんなはずは」
そこに、通路の奥から足音が聞こえてきた。
カツ、カツ――と、硬い軍靴が岩を鳴らす音だ。
「まずい。どうしよう?」
弔木は左右を見渡す。
最悪なことに、弔木は長い一本道の通路にいた。隠れる場所がない。
(こんな所で捕まってたまるか……!)
弔木は足音とは逆方向に走った。
その直後、弔木を追いかけてくる足音が聞こえてきた。
見つかってしまった。
「誰だ! どうやってダンジョンに侵入してきた!」
鋭い声が弔木の背中に突き刺さる。
弔木は無視して暗い通路を駆け抜けた。
走る。
足がもつれる。
おかしい。
長い冒険をしてきた。恐ろしく高い山に登った。果てしなく深いダンジョンを攻略した。
体力はあるはずなのに。
息が上がる。
苦しい。
弔木はようやく気づく。
もしくは、目を逸らしていた可能性に向き合わざるを得なくなる。異世界から戻された自分は、肉体的にも完全にただの人間に戻ってしまったのだと。
「はあ、はあ……」
「待て! 逃げるな! そっちはダンジョンの深い階層だぞ! まさか……貴様はあの時の受験者か! 魔力ゼロの人間がダンジョンに来るなんて自殺行為だ! やめろ!」
弔木は逃げる。
必死で逃げる。
魔力もない今、走る理由なんてどこにもないはずなのに。
――どがっ!
背中に衝撃が走った。
弔木を追いかけてきた隊員が、背中にタックルを食らわせたのだ。
男の体重が、重くのしかかる。
弔木はただそれだけで動けなくなる。
貧弱な、あまりにも貧弱な体力だった。
「増援を願う! 不審者を発見し、確保した!」
男の大声がダンジョン内に響いた。数秒の後に屈強な男たちがやってくる。
「おいおい! 一般人がどうやって入ってきた?」
「機械警備をすり抜けたのか?」
「今はその話は後だ! とにかく連れ出すぞ!」
弔木男に制圧されたまま、動けない。
せめてもの抵抗をする。
「ま、待ってくださいよ! 俺、本当に魔力があるんですって! 俺……」
「うるさい! 貴様の魔力は、今日計測したとおりだ!」
「うああああああ!」
弔木は号泣していた。
魔力が消失していたこと、だけではない。
弔木の中に魔力がないということは――
異世界レイルグラントでの冒険が、仲間達との日々が、完全になかったことになった気がしたのだ。
「俺は、俺は…………!!! 勇者なんだ!」
弔木は泣き叫ぶ。
「勇者じゃないだろ! お前は犯罪者だ! ダンジョンに不法侵入するな! ……とにかく事情を聞くぞ! 全員でこいつを持ち上げろ!」
「了解!」
「ああああああああああ!!! ちくしょう、ちくしょう!!!!」
弔木は地面を殴りつけた。
無意識のうちに、かつて口にしていた魔なる詞を叫んだ。
「〝来たれ、赤き炎〟!」
「〝魔断の薄刃〟!」
「〝魔夜の灯火〟!」
しかし魔法は発動しなかった。
「な、なんだ……? 今の」
隊員たちは耳馴染みのない弔木の詠唱に一瞬ひるむ。が、何も起こらなかったと見て弔木を持ち上げた。
「特に被害もないし報告書の作成も面倒だ。こいつは魔力がないから、〝覚醒者〟ですらない。完全に無害な一般人だ。侵入経路だけ聞いて、ダンジョンからつまみ出すぞ」
「「了解!」」
ゴゴゴゴ………………
「何だ? 地震か?」
弔木が地面を殴りつけた直後、ダンジョンの奥から地鳴りが響いてきた。
「わからん。揺れてはいないな」
「まさか、今の……こいつのが原因なのか?」
「んな訳あるか。日中にやった測定会で、こいつは魔力ゼロだったんだぞ」
「ゼロか……そいつは可哀想に」
「ここは異世界だ。どんな現象があっても不思議じゃない。今の地鳴りも、巨大なモンスターの腹が鳴る音かもしれんな」
「そんな訳ないだろう」
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
翌日、ナスターシャ教授をはじめとするダンジョン関係者は想像を絶する事態に直面することになる。
ダンジョン内の魔物が、死滅していたのだ。
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