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7 えっちであります!
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北海道、宗谷岬。
日本最北端の地とあって、平時であれば観光客でにぎわう場所だ。
しかし今、宗谷岬公園を中心とした外周数キロは、バリケードで封鎖されていた。
宗谷岬を見下ろす小高い丘の中腹に、国内初のダンジョンが出現したのだ。
大きさは、大型トラックが通れるほどだろうか。
その穴の向こう側は、どこまでも広く、深く。
未知の領域が広がっている。
ダンジョンの向こう側は、魔物が跋扈し、未確認の魔法資源が眠っている。地球上とは全く異なる法則が適応される、異世界だ。
政府はダンジョンに一般人が侵入することを禁じた。
海外では既に、未熟な探索者がダンジョンに入り、死亡事故が発生していたためである。
今は自衛隊や警察が周辺を警備するとともに、ダンジョン内部の研究と攻略を行っていた。
公園の敷地内には大量の野営用の天幕が設置され、日夜隊員がダンジョン攻略に励んでいた。
その業務用天幕の一つから、益荒男たちの暑苦しい声が聞こえていた。
「ぬおおおお!」
「ぐぬぅうううああ!!」
天幕の中にいるのは、精悍な体つきの隊員たちだ。
彼らは筋力トレーニングをしている訳では、なかった。
一様に「石版」を持ち、必死の形相で叫び声を上げていた。
石版の表面には「異界文字」がホログラフのように浮かび上がっていた。
隊員たちは、魔力量の計測をしているのだった。
そして居並ぶ益荒男の中心に、あまりにも場違いな存在がいた。
若い女、である。
それも、ただ若い女というだけではなかった。
女は狂気じみた嬌声を上げて、隊員たちに発破をかけていた。
「けけけけけけ!! いやはや、ダンジョンってやつは実に興味深いねえ。これじゃあ人生が何度あっても足りないよ!!! ねえみんな! ていうかもっと魔力だして? その程度じゃ、簡易魔法も出せないよ?」
「のあああ!」
「ふぉおおお!!」
「そーれがんばれっ、がんばれっ! おにいちゃん♡ がんばれっ♡」
隊員たちの魔力計測を、天幕の端で見ていた男がいた。
通常であれば、部隊を指揮統率する立場にいる者――中隊長だ。
中隊長の里中は、苦虫を噛み潰したように、女に言った。
「ナスターシャ教授……あなたが魔法研究の第一人者であることは分かります。魔法力の測定と、鍛錬を行っていることも……理解できます。しかしながら、その格好はあまりにも……隊の風紀を乱します。もう少しなんとかなりませんか?」
「この私の装備に文句をつけるつもり? こう見えてもこれは、れっきとした魔法装備だよ。これがなけりゃ、ダンジョンに潜れないんだけど」
「で、ですが……その格好は……あまりにも……」
と里中は口ごもる。
中隊長という立場にあっては「その言葉」は中々に言いづらいものがあった。
それを見とってか、石版を握っていた隊員が叫ぶように言った。
「あまりにも、えっちであります!」
「えっちであります!」
「えっちであります!」
「「「えっちであります!」」」
隊員が次々に声を上げる。
そう、ナスターシャの格好はあまりにもえっちすぎた。
なぜ、女に飢える男たちの前でバニーガールの格好をしているのか。男たちにとってはあまりにも刺激が強すぎる。
北の僻地で持て余す益荒男達にとっては、理不尽極まる仕打ちとも言えた。
「そうです。その魔法装備は刺激が強すぎます。ナスターシャ教授。せめてダンジョンの外くらいは普通の格好に……ま、待ってください! なぜ今脱ぐのですか!?」
「だってバニーだめなんでしょ?」
「だからと言って、隊員の前で着替えるのはもっとだめです!」
「あーもう、めんどいなあ。日本政府に呼ばれたからせっかく来たのに、すごいやりづらいよお」
キサラギ・ナスターシャ教授。
ドイツと日本のハーフで、米国育ちの才女。
複数の言語を自在に操るが、中身はほぼ日本人のオタク。
元は理論物理学を専攻していたが、昨年から研究対象を「ダンジョン学」に変更した。
ナスターシャは持ち前の知性と魔力により、ダンジョン出現から半年足らずで、ダンジョン研究の第一人者となった。
しかしその極端な性格が仇となって、アカデミアは当然のこと、この自衛隊でも敬遠されがちである。
「中隊長! ナスターシャ教授の影響で、下半身が充血してきました! えっちであります!」
「私もであります!」
「私もであります!」
「馬鹿者が! 全員、腕立て伏せ用意!」
ナスターシャの影響で、隊の風紀は既に乱れに乱れきっていた。
ちなみに里中も自らを罰するために、腕立て伏せをしていた。
ナスターシャのバニー姿は、それほどまでに破壊力があったのだ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「ナスターシャ教授。実験の経過はいかほどですか」
「うーん。ぼちぼちかな。でもやっぱり分かっていたけど、魔力の強さっていうのは肉体の強さに比例しないね。ほぼ完全にランダムだ。魔法力が強い人間を集めたいなら、とにかく大量の人間の魔力を測定するしかないよ」
「やはりそうですか。我が中隊でも、まともにダンジョンに潜れるものは僅か数名。やはり来月の一般人公募に賭けるほかないでしょうな」
「攻略するだけなら、自己責任ってことでダンジョンを開放した方が良いと思うんだけどねえ」
「それでは人死にがでます。政府としては容認できないでしょう」
「お堅いねえ」
「それにダンジョンは不確定要素が多すぎます。政府としてもゆくゆくはダンジョンを民間に開放するつもりのようですが、今はまだ時期尚早とのことです」
「まーあ、ダンジョンに触れた人間は軒並み魔法を発動できるようになるからねえ。理解はできるよ? ダンジョンが政府のコントロール下にある間に情報を集めたいって訳だね」
「そのとおりです。……それで、来月のダンジョン探索者の選考はどのように行うおつもりですか? ウェブの申し込み人数だけでも、すでに数千人に達しようとしていますが……」
「簡単だよ。さっき中隊長も見てたでしょ? 志望者全員に、あの石版を持たせればいいんだ。石版は10個ある。計測にかかる時間は約1分。つまり1分で10人、60分あれば600人の測定が終わる。理論上はね。列を捌いたり色々あるだろうから、実際はもっとかかるだろうけども」
「な、なるほど……確かにそうですが。では、必要とする魔力量はどの程度に定めますか?」
「そうだなあ。この宗谷ダンジョン、思ったよりも階層が深い気がする。漏れてくる魔力の量も中々に多い。ダンジョンランクで言えば、Aクラス以上は確実だ。となると、必要な魔力量500以上だね」
「魔力量500ですか。……なかなかいるかどうか。では、探索者レベルはどうしますか?」
「レベルを測定する魔導具は、国内では私のラボに一つしかない。まあ魔力量だけで応募者のポテンシャルを測るしかないね」
魔力量とは、文字どおり探索者が保有する魔力の総量を数値化したものだ。
一方で〝探索者レベル〟は、魔力量に加えて探索者が持つ戦闘や魔法の技能を数値化したものだ。
「魔力量と探索者レベルは、大体比例することが分かっている。時間もないことだし、厳密にレベルを測定しなくてもいいだろうね」
「なるほど……」
「と言う訳で、そこを合格ラインにしようか。中隊長。政府のえらい人にも、伝えておいてよ」
「了解しました」
そうしてダンジョン探索志望者の合格ラインが決まった。
魔力量、500以上だ。
日本最北端の地とあって、平時であれば観光客でにぎわう場所だ。
しかし今、宗谷岬公園を中心とした外周数キロは、バリケードで封鎖されていた。
宗谷岬を見下ろす小高い丘の中腹に、国内初のダンジョンが出現したのだ。
大きさは、大型トラックが通れるほどだろうか。
その穴の向こう側は、どこまでも広く、深く。
未知の領域が広がっている。
ダンジョンの向こう側は、魔物が跋扈し、未確認の魔法資源が眠っている。地球上とは全く異なる法則が適応される、異世界だ。
政府はダンジョンに一般人が侵入することを禁じた。
海外では既に、未熟な探索者がダンジョンに入り、死亡事故が発生していたためである。
今は自衛隊や警察が周辺を警備するとともに、ダンジョン内部の研究と攻略を行っていた。
公園の敷地内には大量の野営用の天幕が設置され、日夜隊員がダンジョン攻略に励んでいた。
その業務用天幕の一つから、益荒男たちの暑苦しい声が聞こえていた。
「ぬおおおお!」
「ぐぬぅうううああ!!」
天幕の中にいるのは、精悍な体つきの隊員たちだ。
彼らは筋力トレーニングをしている訳では、なかった。
一様に「石版」を持ち、必死の形相で叫び声を上げていた。
石版の表面には「異界文字」がホログラフのように浮かび上がっていた。
隊員たちは、魔力量の計測をしているのだった。
そして居並ぶ益荒男の中心に、あまりにも場違いな存在がいた。
若い女、である。
それも、ただ若い女というだけではなかった。
女は狂気じみた嬌声を上げて、隊員たちに発破をかけていた。
「けけけけけけ!! いやはや、ダンジョンってやつは実に興味深いねえ。これじゃあ人生が何度あっても足りないよ!!! ねえみんな! ていうかもっと魔力だして? その程度じゃ、簡易魔法も出せないよ?」
「のあああ!」
「ふぉおおお!!」
「そーれがんばれっ、がんばれっ! おにいちゃん♡ がんばれっ♡」
隊員たちの魔力計測を、天幕の端で見ていた男がいた。
通常であれば、部隊を指揮統率する立場にいる者――中隊長だ。
中隊長の里中は、苦虫を噛み潰したように、女に言った。
「ナスターシャ教授……あなたが魔法研究の第一人者であることは分かります。魔法力の測定と、鍛錬を行っていることも……理解できます。しかしながら、その格好はあまりにも……隊の風紀を乱します。もう少しなんとかなりませんか?」
「この私の装備に文句をつけるつもり? こう見えてもこれは、れっきとした魔法装備だよ。これがなけりゃ、ダンジョンに潜れないんだけど」
「で、ですが……その格好は……あまりにも……」
と里中は口ごもる。
中隊長という立場にあっては「その言葉」は中々に言いづらいものがあった。
それを見とってか、石版を握っていた隊員が叫ぶように言った。
「あまりにも、えっちであります!」
「えっちであります!」
「えっちであります!」
「「「えっちであります!」」」
隊員が次々に声を上げる。
そう、ナスターシャの格好はあまりにもえっちすぎた。
なぜ、女に飢える男たちの前でバニーガールの格好をしているのか。男たちにとってはあまりにも刺激が強すぎる。
北の僻地で持て余す益荒男達にとっては、理不尽極まる仕打ちとも言えた。
「そうです。その魔法装備は刺激が強すぎます。ナスターシャ教授。せめてダンジョンの外くらいは普通の格好に……ま、待ってください! なぜ今脱ぐのですか!?」
「だってバニーだめなんでしょ?」
「だからと言って、隊員の前で着替えるのはもっとだめです!」
「あーもう、めんどいなあ。日本政府に呼ばれたからせっかく来たのに、すごいやりづらいよお」
キサラギ・ナスターシャ教授。
ドイツと日本のハーフで、米国育ちの才女。
複数の言語を自在に操るが、中身はほぼ日本人のオタク。
元は理論物理学を専攻していたが、昨年から研究対象を「ダンジョン学」に変更した。
ナスターシャは持ち前の知性と魔力により、ダンジョン出現から半年足らずで、ダンジョン研究の第一人者となった。
しかしその極端な性格が仇となって、アカデミアは当然のこと、この自衛隊でも敬遠されがちである。
「中隊長! ナスターシャ教授の影響で、下半身が充血してきました! えっちであります!」
「私もであります!」
「私もであります!」
「馬鹿者が! 全員、腕立て伏せ用意!」
ナスターシャの影響で、隊の風紀は既に乱れに乱れきっていた。
ちなみに里中も自らを罰するために、腕立て伏せをしていた。
ナスターシャのバニー姿は、それほどまでに破壊力があったのだ。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「ナスターシャ教授。実験の経過はいかほどですか」
「うーん。ぼちぼちかな。でもやっぱり分かっていたけど、魔力の強さっていうのは肉体の強さに比例しないね。ほぼ完全にランダムだ。魔法力が強い人間を集めたいなら、とにかく大量の人間の魔力を測定するしかないよ」
「やはりそうですか。我が中隊でも、まともにダンジョンに潜れるものは僅か数名。やはり来月の一般人公募に賭けるほかないでしょうな」
「攻略するだけなら、自己責任ってことでダンジョンを開放した方が良いと思うんだけどねえ」
「それでは人死にがでます。政府としては容認できないでしょう」
「お堅いねえ」
「それにダンジョンは不確定要素が多すぎます。政府としてもゆくゆくはダンジョンを民間に開放するつもりのようですが、今はまだ時期尚早とのことです」
「まーあ、ダンジョンに触れた人間は軒並み魔法を発動できるようになるからねえ。理解はできるよ? ダンジョンが政府のコントロール下にある間に情報を集めたいって訳だね」
「そのとおりです。……それで、来月のダンジョン探索者の選考はどのように行うおつもりですか? ウェブの申し込み人数だけでも、すでに数千人に達しようとしていますが……」
「簡単だよ。さっき中隊長も見てたでしょ? 志望者全員に、あの石版を持たせればいいんだ。石版は10個ある。計測にかかる時間は約1分。つまり1分で10人、60分あれば600人の測定が終わる。理論上はね。列を捌いたり色々あるだろうから、実際はもっとかかるだろうけども」
「な、なるほど……確かにそうですが。では、必要とする魔力量はどの程度に定めますか?」
「そうだなあ。この宗谷ダンジョン、思ったよりも階層が深い気がする。漏れてくる魔力の量も中々に多い。ダンジョンランクで言えば、Aクラス以上は確実だ。となると、必要な魔力量500以上だね」
「魔力量500ですか。……なかなかいるかどうか。では、探索者レベルはどうしますか?」
「レベルを測定する魔導具は、国内では私のラボに一つしかない。まあ魔力量だけで応募者のポテンシャルを測るしかないね」
魔力量とは、文字どおり探索者が保有する魔力の総量を数値化したものだ。
一方で〝探索者レベル〟は、魔力量に加えて探索者が持つ戦闘や魔法の技能を数値化したものだ。
「魔力量と探索者レベルは、大体比例することが分かっている。時間もないことだし、厳密にレベルを測定しなくてもいいだろうね」
「なるほど……」
「と言う訳で、そこを合格ラインにしようか。中隊長。政府のえらい人にも、伝えておいてよ」
「了解しました」
そうしてダンジョン探索志望者の合格ラインが決まった。
魔力量、500以上だ。
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