1 / 1
少年は少女と出会う
しおりを挟む俺が事情聴取の為に警察署へ連れて行かれていた頃、一人の男が防犯カメラをチェックしていた。
「ふふふ……見付けたぞ」
そういうと動画に写ったパンツずり下げ変態男の写メを撮り何処かへ送信すると、その場から立ち去った。
次に警察官たちが調べた時には何も写っていなかったようで、強盗以外が捕まることは無かった。
俺は、警察署に行くと執拗に婦人警官から質問攻めに合う
ネット配信などをして顔を晒していないか
実は地下アイドルだとか
コンカフェで働いて居ないかなどだ
ネット配信は良い手だと思った。
地下アイドルとコンカフェ?は何か分からなかったので不思議そうな顔で返すと押し黙った。
とりあえず俺は半裁に巻き込まれやすいのだと言われた。
巻き込まれるというか、実際には突き進んでいるのだが、それは言わないでおく。
なんとか誤魔化し自宅へと送られながら婦警さんに言われた。
「何時でも私を頼りなさい! 君は一人じゃないからね⁉」
何か涙を貯めながら言われる。
どうやら母親の話をしたら真に受けたようだ。
ちょっと盛りすぎただろうか……反省する。
「あなた親御さんは? 電話しても出なくて……」
「あ、うちの家族は父は幼い頃に他界しましたし、母は過労がたたって今は精神疾患も……なので入院しています……成人してる姉(細マッチョ)が私の面倒を見てますが……姉も忙しい人なので……」
「まぁっ……可哀想に」
と、同情を買えた。
まぁ嘘は言ってない。
真実も言ってないけど
個人情報だからね♡
それにしてもネット配信か……
これで美少女で参加すれば変態がワキワキ♪俺の儲けもワキワキWin-Winじゃないか?
俺は今後の魔法少女としての活躍の場(狩場)を広くする為に階段を登りながらSNSのやり方をネット検索し始めた。
そんな姿をパトカーの中から婦人警官が見てるとも知らずに……
三階の自宅へと着くと鍵を開けて中へと入る。
すっかり外は暗かったので玄関も暗かった。
手探りでスイッチをonに押して電気を付けると、ポストから入れられた封筒が入っていた。
早速魔法少女協会からの明細かと、沸いたが……
差出人の名前は書いていなかった。
何だ?と思って中を開けると……
貴方様を第51247人目の
【変態協会会員】
として認めます。
そんな文字と会員カードに、今朝撮ったらしい俺がパンツをずらし強盗を殴ってる写メが同封されていた。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
記憶喪失になった嫌われ悪女は心を入れ替える事にした
結城芙由奈@2/28コミカライズ発売
ファンタジー
池で溺れて死にかけた私は意識を取り戻した時、全ての記憶を失っていた。それと同時に自分が周囲の人々から陰で悪女と呼ばれ、嫌われている事を知る。どうせ記憶喪失になったなら今から心を入れ替えて生きていこう。そして私はさらに衝撃の事実を知る事になる―。

俺だけ2つスキルを持っていたので異端認定されました
七鳳
ファンタジー
いいね&お気に入り登録&感想頂けると励みになります。
世界には生まれた瞬間に 「1人1つのオリジナルスキル」 が与えられる。
それが、この世界の 絶対のルール だった。
そんな中で主人公だけがスキルを2つ持ってしまっていた。
異端認定された主人公は様々な苦難を乗り越えながら、世界に復讐を決意する。
※1話毎の文字数少なめで、不定期で更新の予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる