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第一章
罠、危険、詐欺、人生終了、等々……
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『モニターというのは聞いた事はあるが、小遣い程度の報酬だろ』
『まったく収入がないよりましでしょ』
ごもっとも……
『それに、中にはかなりの高額収入が貰えるのもあるわ』
『それって、ヤバい話じゃないのか?』
『そういうのも多いけど、昨日あたしが受けたのは、全く安全で報酬も五十万貰えたよ』
「ご……!?」
いや……香子さん……それ……ぜったいヤバいって……いったいどんな事をやるんだ?
『内容は、守秘義務があるから教えられないよう』
『しかし、』
『とにかく、危険はないって事は保証するから行ってみなよ』
罠、危険、詐欺、人生終了、等々……
そういった単語が、僕の脳裏に泡のように発生した。
しかし、もし本当に五十万貰えて安全だったら……
貯金通帳を開いた。
残額は、一万を切っている。
失業手当が出るのはまだ先。
家賃の支払いは待ったなし。
僕に、選択肢はなかった。
『で、僕はどうすればいいんだい?』
『最初のメールに貼っておいたリンクをクリックしてみて』
やってみると、モニターサイトが出てきた。
そこに、必要事項を書き込んで登録。
さっそく、香子の言っていた高額報酬のモニターに応募してみた。
しばらくして送られてきたメールには、三日後に都内某所に来るように書かれていた。
残念だが、守秘義務があるので『某所』としか言えない。
そこへ行って何をするのかも書かれていない。
現地に行けばわかるらしい。
『まったく収入がないよりましでしょ』
ごもっとも……
『それに、中にはかなりの高額収入が貰えるのもあるわ』
『それって、ヤバい話じゃないのか?』
『そういうのも多いけど、昨日あたしが受けたのは、全く安全で報酬も五十万貰えたよ』
「ご……!?」
いや……香子さん……それ……ぜったいヤバいって……いったいどんな事をやるんだ?
『内容は、守秘義務があるから教えられないよう』
『しかし、』
『とにかく、危険はないって事は保証するから行ってみなよ』
罠、危険、詐欺、人生終了、等々……
そういった単語が、僕の脳裏に泡のように発生した。
しかし、もし本当に五十万貰えて安全だったら……
貯金通帳を開いた。
残額は、一万を切っている。
失業手当が出るのはまだ先。
家賃の支払いは待ったなし。
僕に、選択肢はなかった。
『で、僕はどうすればいいんだい?』
『最初のメールに貼っておいたリンクをクリックしてみて』
やってみると、モニターサイトが出てきた。
そこに、必要事項を書き込んで登録。
さっそく、香子の言っていた高額報酬のモニターに応募してみた。
しばらくして送られてきたメールには、三日後に都内某所に来るように書かれていた。
残念だが、守秘義務があるので『某所』としか言えない。
そこへ行って何をするのかも書かれていない。
現地に行けばわかるらしい。
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