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9. 食事会 ②
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勢いよく開けられた扉から意外な人物が現れた。
……え、ニロ?
公務で忙しいはずなのに、なんでここにいるの?
というか、この時間で屋敷にいるからどう考えても食事会に出席するよね。今日の来客はニロのことだったのか……。
そうか。ニロは王子だから、会食するなら普通は正装するよね、なるほど。
そう納得して静かに目を瞑った。
でもさ、ニロは毎週あそびに来てくれるから、私の軽装を見慣れている。正式な食事会でも、わざわざ着飾る必要はないと思うんだ……。
うーん、モンナに言ったらまた淑女云々とか言われそうで嫌だな……。
こっそり心の中で不満を漏らし、瞼を開けた。目の前にいるニロはまだ固まっている。
(……こんばんは、ニロ)
ちゃんと瞳を見たが、ニロは反応してくれなかった。無言で私の顔をまじまじと眺めて、頬を染める。……いまの伝わらなかったのかな?
(今日の来客はニロだったのね?)
再び瞳でそう問いかけると、はっとした様子でニロが口を開いた。
「……あ、フェーリ。か……」
(ん? そうだよ?)
なにを言っているのかしら? と不思議がれば、ニロは確かめるように私の頬に手を当てた。それから陶酔したような表情を浮かべて、私の両頬を包み込む。
「……美しい」
(……え、な、なに。急に……)
ふっと固まれば、ニロは可笑しそうに笑った。
「異な反応をするな、フェーリ。急なことではないぞ。余は常にお前が美しいと思っているのだ」
そう言うとニロはその眉目秀麗な顔をどんどんと私に近づけて、この上ない満足げな笑顔を浮かべた。
「ただ今日のお前はあまりにも美しすぎて、幻のようだ……」
桜色に染まった頬で、ニロの顔が色っぽい。
セルンに負けないくらい妖艶な雰囲気を纏っているわ……。
だんだんと近づいてくるニロの顔を見て、胸がかっかと熱くなった。
ただの社交辞令だろうけど、ニロに美しいって褒められた。
うっ、恥ずかしい、恥ずかしすぎる……。
もう、今日は皆揃ってどうしたの……。
珍しく化粧する私をからかって楽しんでいるのかしら……。
一人でそう困っていると、鼻先が触れるほどニロの顔が近づいてくる。
「フェーリ」
色気を帯びたその呼びかけは耳を優しくかすめた。
いつものニロと違う。なんだろう、目がすごいうっとりしているわ。匂わないのだけれど、お酒でも飲んだのかしら?
ニロを意識しないようにしているのに、心臓がばくばく跳ねて言うことを聞かない。
いつものことだけれど、顔が近いよ……。
至近距離でニロと視線を甘く絡ませていれば、どんどんと顔に血が上ってきて、思わずまつげを伏せた。
ニロは本当に自分の魅力をわかってないんだから、もう……。
内心で不満を漏らした時、突如はじける小さな水音と共に、唇に初めての感触が伝わってきた。
……え。なに、これ……?
「がああああぁぁぁぁぁぁああああ!!」
悲鳴のごとくセルンの声がとどろいた。
ぱっと目を開くと、ニロの表情を確認できないくらい2人の顔が密着していた。
この距離でこの感触って……!
反射的に跳ね上がり、両手で自分の口を覆った。
「なんてことすんだよ!!」
さっと間に入ってきたセルンは敬語を忘れて声を張り上げた。が、ニロは怒り心頭のセルンに見向きもせず、ずっと私の顔へ銀の視線を定めていた。
「…………っ」
一拍遅れで自分の唇に触れると、ニロは信じられないというような表情で顔を真っ赤かに染めた。
呆然と硬まったニロから私を隠すように、セルンが振り向く。
「お嬢、大丈夫かい……?」
頭が真っ白で、セルンの問に反応できなかった。
いまのは、キス……?
でもニロと私はただの仲間で、それ以上の関係を求めてはいけない……。
あそうか! いつも通り額を寄せるつもりで間違えて……いや、でもそんな間違い……。
うそ……。まさか、ニロも……。
ぽっぽと湯気が出るほど顔が熱い。
そうして酷く動揺していると、応接間の中からドナルド社長が出てきた。
「騒がしいね、セルン。どうしたんだい?」
「うっ、その……」
社長の問いにセルンが言葉を詰まらせると、ニロの落ち着いた声が響いた。はやくも動揺から立ち直ったようだ。
「勢いよく扉を開けたらフェーリにぶつけたのだ。すまない」
「……ぶつけた? 大丈夫かい、フェーリ?」
前髪をかきあげて、社長は私の額に視線を走らせた。
心配してくれる社長に「大丈夫」と答えれば、「うん。そうか。ならよかった」と安心した様子で、ふわっと私の頭を撫でてくれた。
「そろそろ客も到着するだろう。まずは中へ入ろう。さあ、ニロ様もどうぞ」
そう言って社長は私たちを中へ招き入れた。
ぶつけたってことは、ただの事故だということなのかな……?
ちらりとニロのほうを見たが、目を合わせてくれなかった。
ニロが気まずそうにしているわ。やはりあれはただの事故だったのか……。
もしかしたら、と勘違いした自分が恥ずかしくて堪らなくなった。
「お嬢、大丈夫かい……?」
困惑の色を帯びた瞳で、セルンが私を案じてくれた。平然を装い、こくこく頷いてから、ニロの後を追って部屋のなかへ入る。
そうだよ。今のはただの事故だ。最初からずっと仲間だとニロがちゃんと釘を刺したじゃないか。それ以上の関係なんてありえないよ……。
内心で葛藤してつくねんと座っていたら、コンコンと扉が叩かれた。騎士らしい面持ちで応答すると、セルンは社長に声をかけてきた。
「ドナルド様。馬車が到着したようです」
ん、馬車? ……ニロの他に誰かがくるの?
「うん。なら出迎えに行こう。ニロ様はここで少し待っていてください」
「……ふむ、よかろう」
じっと聞いていると、社長に困った顔を向けられた。
「ほら、フェーリ。何をしているんだい、君も行くんだよ?」
あ、そうか、そうだよね……!
慌てて立ち上がり、社長にうなずく。
だめだ、この調子だと社長に怒られてしまうわ。とりあえず今は忘れよう……!
そう心に決めて、社長と共に部屋を後にした。
しばらく長い廊下を歩いていると、突然足を止めて、社長が私を振りむいた。
「うん、さすがはモンナ。腕は確かだね。これで完璧だ」
完璧? と首をひねれば、社長は温厚な笑顔を浮かべて、言葉を続けた。
「いいかい、フェーリ。いま屋敷の前にいるのは、これからテワダプドルの新しい国王となる人で、名はジョセフ・オーウェルだ。よく覚えておきなさい」
テワダプドルって……
「……南の、国?」
「うん、そうだよ。聡明な君ならわかっていると思うがね、この食事会は王国の運命が関わっている。ちゃんと考えて発言すること、いいね?」
さりげなく社長が圧力をかけてきた。
王国の運命が関わっているなら気をつけないと……って、いや、まったく意味がわからないよ、社長。
南の王がいま屋敷の前にいる? どういうこと……?
条約では西の国としか外交を持てないことになっているよね。なんだろう、私の知らない間に改善されたの……?
いや、違う。
だって王がお城ではなく、コンラッド家の屋敷にくる時点でどう考えても正式な訪問ではないもの。これは極秘の会談?
まさか大事なお客様が南の王だったとは……。でもそうか、だからニロがいるのか、なるほど。
ある程度状況を整理して思わず困惑する。
「なんで……私?」
こわばる唇でそう尋ねると、自分を指差した。
いつもなら社長は私の政治参加を拒むのに、なぜこんな重大な会談に出席させるのだ?
発言に気をつけろってことは、発言させる気満々だということだよね。しかし一体なにを? そしてやはりなぜ……?
……え、ニロ?
公務で忙しいはずなのに、なんでここにいるの?
というか、この時間で屋敷にいるからどう考えても食事会に出席するよね。今日の来客はニロのことだったのか……。
そうか。ニロは王子だから、会食するなら普通は正装するよね、なるほど。
そう納得して静かに目を瞑った。
でもさ、ニロは毎週あそびに来てくれるから、私の軽装を見慣れている。正式な食事会でも、わざわざ着飾る必要はないと思うんだ……。
うーん、モンナに言ったらまた淑女云々とか言われそうで嫌だな……。
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(……こんばんは、ニロ)
ちゃんと瞳を見たが、ニロは反応してくれなかった。無言で私の顔をまじまじと眺めて、頬を染める。……いまの伝わらなかったのかな?
(今日の来客はニロだったのね?)
再び瞳でそう問いかけると、はっとした様子でニロが口を開いた。
「……あ、フェーリ。か……」
(ん? そうだよ?)
なにを言っているのかしら? と不思議がれば、ニロは確かめるように私の頬に手を当てた。それから陶酔したような表情を浮かべて、私の両頬を包み込む。
「……美しい」
(……え、な、なに。急に……)
ふっと固まれば、ニロは可笑しそうに笑った。
「異な反応をするな、フェーリ。急なことではないぞ。余は常にお前が美しいと思っているのだ」
そう言うとニロはその眉目秀麗な顔をどんどんと私に近づけて、この上ない満足げな笑顔を浮かべた。
「ただ今日のお前はあまりにも美しすぎて、幻のようだ……」
桜色に染まった頬で、ニロの顔が色っぽい。
セルンに負けないくらい妖艶な雰囲気を纏っているわ……。
だんだんと近づいてくるニロの顔を見て、胸がかっかと熱くなった。
ただの社交辞令だろうけど、ニロに美しいって褒められた。
うっ、恥ずかしい、恥ずかしすぎる……。
もう、今日は皆揃ってどうしたの……。
珍しく化粧する私をからかって楽しんでいるのかしら……。
一人でそう困っていると、鼻先が触れるほどニロの顔が近づいてくる。
「フェーリ」
色気を帯びたその呼びかけは耳を優しくかすめた。
いつものニロと違う。なんだろう、目がすごいうっとりしているわ。匂わないのだけれど、お酒でも飲んだのかしら?
ニロを意識しないようにしているのに、心臓がばくばく跳ねて言うことを聞かない。
いつものことだけれど、顔が近いよ……。
至近距離でニロと視線を甘く絡ませていれば、どんどんと顔に血が上ってきて、思わずまつげを伏せた。
ニロは本当に自分の魅力をわかってないんだから、もう……。
内心で不満を漏らした時、突如はじける小さな水音と共に、唇に初めての感触が伝わってきた。
……え。なに、これ……?
「がああああぁぁぁぁぁぁああああ!!」
悲鳴のごとくセルンの声がとどろいた。
ぱっと目を開くと、ニロの表情を確認できないくらい2人の顔が密着していた。
この距離でこの感触って……!
反射的に跳ね上がり、両手で自分の口を覆った。
「なんてことすんだよ!!」
さっと間に入ってきたセルンは敬語を忘れて声を張り上げた。が、ニロは怒り心頭のセルンに見向きもせず、ずっと私の顔へ銀の視線を定めていた。
「…………っ」
一拍遅れで自分の唇に触れると、ニロは信じられないというような表情で顔を真っ赤かに染めた。
呆然と硬まったニロから私を隠すように、セルンが振り向く。
「お嬢、大丈夫かい……?」
頭が真っ白で、セルンの問に反応できなかった。
いまのは、キス……?
でもニロと私はただの仲間で、それ以上の関係を求めてはいけない……。
あそうか! いつも通り額を寄せるつもりで間違えて……いや、でもそんな間違い……。
うそ……。まさか、ニロも……。
ぽっぽと湯気が出るほど顔が熱い。
そうして酷く動揺していると、応接間の中からドナルド社長が出てきた。
「騒がしいね、セルン。どうしたんだい?」
「うっ、その……」
社長の問いにセルンが言葉を詰まらせると、ニロの落ち着いた声が響いた。はやくも動揺から立ち直ったようだ。
「勢いよく扉を開けたらフェーリにぶつけたのだ。すまない」
「……ぶつけた? 大丈夫かい、フェーリ?」
前髪をかきあげて、社長は私の額に視線を走らせた。
心配してくれる社長に「大丈夫」と答えれば、「うん。そうか。ならよかった」と安心した様子で、ふわっと私の頭を撫でてくれた。
「そろそろ客も到着するだろう。まずは中へ入ろう。さあ、ニロ様もどうぞ」
そう言って社長は私たちを中へ招き入れた。
ぶつけたってことは、ただの事故だということなのかな……?
ちらりとニロのほうを見たが、目を合わせてくれなかった。
ニロが気まずそうにしているわ。やはりあれはただの事故だったのか……。
もしかしたら、と勘違いした自分が恥ずかしくて堪らなくなった。
「お嬢、大丈夫かい……?」
困惑の色を帯びた瞳で、セルンが私を案じてくれた。平然を装い、こくこく頷いてから、ニロの後を追って部屋のなかへ入る。
そうだよ。今のはただの事故だ。最初からずっと仲間だとニロがちゃんと釘を刺したじゃないか。それ以上の関係なんてありえないよ……。
内心で葛藤してつくねんと座っていたら、コンコンと扉が叩かれた。騎士らしい面持ちで応答すると、セルンは社長に声をかけてきた。
「ドナルド様。馬車が到着したようです」
ん、馬車? ……ニロの他に誰かがくるの?
「うん。なら出迎えに行こう。ニロ様はここで少し待っていてください」
「……ふむ、よかろう」
じっと聞いていると、社長に困った顔を向けられた。
「ほら、フェーリ。何をしているんだい、君も行くんだよ?」
あ、そうか、そうだよね……!
慌てて立ち上がり、社長にうなずく。
だめだ、この調子だと社長に怒られてしまうわ。とりあえず今は忘れよう……!
そう心に決めて、社長と共に部屋を後にした。
しばらく長い廊下を歩いていると、突然足を止めて、社長が私を振りむいた。
「うん、さすがはモンナ。腕は確かだね。これで完璧だ」
完璧? と首をひねれば、社長は温厚な笑顔を浮かべて、言葉を続けた。
「いいかい、フェーリ。いま屋敷の前にいるのは、これからテワダプドルの新しい国王となる人で、名はジョセフ・オーウェルだ。よく覚えておきなさい」
テワダプドルって……
「……南の、国?」
「うん、そうだよ。聡明な君ならわかっていると思うがね、この食事会は王国の運命が関わっている。ちゃんと考えて発言すること、いいね?」
さりげなく社長が圧力をかけてきた。
王国の運命が関わっているなら気をつけないと……って、いや、まったく意味がわからないよ、社長。
南の王がいま屋敷の前にいる? どういうこと……?
条約では西の国としか外交を持てないことになっているよね。なんだろう、私の知らない間に改善されたの……?
いや、違う。
だって王がお城ではなく、コンラッド家の屋敷にくる時点でどう考えても正式な訪問ではないもの。これは極秘の会談?
まさか大事なお客様が南の王だったとは……。でもそうか、だからニロがいるのか、なるほど。
ある程度状況を整理して思わず困惑する。
「なんで……私?」
こわばる唇でそう尋ねると、自分を指差した。
いつもなら社長は私の政治参加を拒むのに、なぜこんな重大な会談に出席させるのだ?
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