黒猫文二のうわごと 日常の思い浮かんだことから趣味の漫画・アニメ・映画・ゲームとかの話をダラダラと語るエッセイ

子供のころに観た映画を久しぶりに観たいなと思ったら観れなくなっているというやつ

　子供のころに観てた映画やアニメとかを久しぶりに観たくなる時ってありますよね。

　そういうわけで、「孔雀王」の実写映画版を観てみたいなぁー、と思った時があって、どっかで配信とかしてないかなと探してみるも、どこにも公式配信はされてないしDVDやBDにもなっていないという。
「孔雀王」は、元々は８０年代に大ヒットした超人気漫画で、その後もシリーズが続いたりゲーム化やOVA化されたりもしたオカルトアクション漫画の古典。
　三上博史とユン・ピョウ主演で日本と香港合作の実写映画化もされた。２作目では三上博史に代わって阿部寛が孔雀を演じていた。
　内容は原作とはかなり別物だったが、当時はこれはこれで人気も話題もあった作品だった。
　詳しいことはわからないけど、どうやら版権などで色々揉めたとかでDVD・BD化や配信はされてないらしい。海外では香港公開版がビデオソフト化されてるらしいが日本語版はやはり出てない様子。


　同じく「大人の事情」で観れなくなっている作品だと、ホラー映画の「スウィートホーム」も。
　当時ではよく出来たSFXを用いた作品。
　大昔にテレビ放映された時に観たけど、年の離れた姉のほうがしばらくトラウマになってたなぁー。

　黒沢清監督と製作の伊丹プロが揉めて、ビデオは絶版でその後は封印状態になっている。

　今では映画よりも、ファミリーコンピューターで発売されたゲーム版のほうが有名かもしれない。　
　オートセーブのサバイバルRPGという色々斬新な作りのゲームで、同じスタッフが後にあの有名な「バイオハザード」を作ったという。
　このゲーム版「スウィートホーム」も名作と言われつつも、版権物のゲームの宿命でアーカイブ配信などもされていない。


　子供のころに楽しんだ物が、大人の事情で封印されてしまっているというパターンは他にも色々ある。そういうの見る度になんだかやるせない気持ちになるんよなぁー。