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90年代末の本格推理アドベンチャーゲーム「御神楽少女探偵団」と「クロス探偵物語」
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「御神楽少女探偵団」
最近「サクラ大戦」をPC版で再プレイして思い出したゲーム。
1作目「御神楽少女探偵団」(1998年)と2作目「続・御神楽少女探偵団 ~完結編~」(1999年)はプレイステーション用ゲームソフトとして発売された。
物語の舞台は大正時代で、帝都の名探偵・御神楽時人と助手たちが難事件を解決するお話。
オープニングや一部のシーンがアニメーションになっていて、TVアニメのような演出が楽しめる。
本格ミステリーと、当時大ブームだったサクラ大戦が好きな自分には大正時代が舞台の本格ミステリーということでたまらない作品だった。
プレイヤーは助手の3人娘となって情報収集を頑張る。
事件の聞き込み調査をしている時にテキストの色が変わる部分があって、それが事件のヒントになるものだと思ったらトリガーボタンを押す。
それが正解だと推理ポイントがたまる。
ポイントを貯めきるとお話が進む。
トリガーは回数制限ありなので失敗し続けるとゲームオーバーとなる。
分かる人には分かるけど、後の「逆転裁判」に近いシステムだった。
もっとも、御神楽は「逆転裁判」みたいに分かりやすく爽快感のある作りではなく、地味で難易度高めでちょっとマニア向けな感じだったけど。
続・御神楽で完結したのかと思いきや数年後に「新・御神楽少女探偵団」(2003年)が、まさかのパソコン用18禁アドベンチャーゲームとして発売された。
これが中々出来が良かった。
プレステ時代のようなアニメーションは無くなったし物語の舞台は満州のみなので大正時代の日本の風景は楽しめないしボリュームは少なめだったけど、難易度は高すぎず低すぎずのよく出来た作り(続・御神楽は難しすぎた)で「御神楽の続編」としては良かった。
じゃあ、エロゲーとしてはどうだったかというと、絵は良いしシチュも良いシーンもあったけども、どこか「淡白」で物足りなかった。
三人娘のエロシーンは一般作品のヒロインだった子らのそういうシーンだからということで脳内補正が入るかもだが、やはり「淡白」であった。
実用性はなくもないけど、あまりそっちには期待しないほうがいいかも。
御神楽の話をしていたら同時期に楽しんでいた推理ゲームをもう一つ思い出した。
「クロス探偵物語」(1998年)
最初はセガサターンで発売されて、1年後にプレイステーション移植版も発売された本格推理アドベンチャーゲーム。
主題歌やキャラクターデザインが都会的でオシャレな雰囲気、若干シティーハンターを思い出す感じ。
ゲームシステムは古典的なコマンド選択式アドベンチャーゲーム。
こちらも難易度高めでこの手のアドベンチャーゲーム好きや本格ミステリー好きじゃないとかなりしんどいと思う。
逆に言うと本格ミステリー好きにはかなり面白かった。
終わり方は続編を匂わせる所があり、プレイステーション版の廉価版だと続編「クロス探偵物語2」の予告映像があったりして発売が期待されていたけど、実際には続編が出ることはなかった。
これ、当時はめっちゃ期待してたから2が出なかったの本当にガッカリしたんだよな~、という思い出。
最近「サクラ大戦」をPC版で再プレイして思い出したゲーム。
1作目「御神楽少女探偵団」(1998年)と2作目「続・御神楽少女探偵団 ~完結編~」(1999年)はプレイステーション用ゲームソフトとして発売された。
物語の舞台は大正時代で、帝都の名探偵・御神楽時人と助手たちが難事件を解決するお話。
オープニングや一部のシーンがアニメーションになっていて、TVアニメのような演出が楽しめる。
本格ミステリーと、当時大ブームだったサクラ大戦が好きな自分には大正時代が舞台の本格ミステリーということでたまらない作品だった。
プレイヤーは助手の3人娘となって情報収集を頑張る。
事件の聞き込み調査をしている時にテキストの色が変わる部分があって、それが事件のヒントになるものだと思ったらトリガーボタンを押す。
それが正解だと推理ポイントがたまる。
ポイントを貯めきるとお話が進む。
トリガーは回数制限ありなので失敗し続けるとゲームオーバーとなる。
分かる人には分かるけど、後の「逆転裁判」に近いシステムだった。
もっとも、御神楽は「逆転裁判」みたいに分かりやすく爽快感のある作りではなく、地味で難易度高めでちょっとマニア向けな感じだったけど。
続・御神楽で完結したのかと思いきや数年後に「新・御神楽少女探偵団」(2003年)が、まさかのパソコン用18禁アドベンチャーゲームとして発売された。
これが中々出来が良かった。
プレステ時代のようなアニメーションは無くなったし物語の舞台は満州のみなので大正時代の日本の風景は楽しめないしボリュームは少なめだったけど、難易度は高すぎず低すぎずのよく出来た作り(続・御神楽は難しすぎた)で「御神楽の続編」としては良かった。
じゃあ、エロゲーとしてはどうだったかというと、絵は良いしシチュも良いシーンもあったけども、どこか「淡白」で物足りなかった。
三人娘のエロシーンは一般作品のヒロインだった子らのそういうシーンだからということで脳内補正が入るかもだが、やはり「淡白」であった。
実用性はなくもないけど、あまりそっちには期待しないほうがいいかも。
御神楽の話をしていたら同時期に楽しんでいた推理ゲームをもう一つ思い出した。
「クロス探偵物語」(1998年)
最初はセガサターンで発売されて、1年後にプレイステーション移植版も発売された本格推理アドベンチャーゲーム。
主題歌やキャラクターデザインが都会的でオシャレな雰囲気、若干シティーハンターを思い出す感じ。
ゲームシステムは古典的なコマンド選択式アドベンチャーゲーム。
こちらも難易度高めでこの手のアドベンチャーゲーム好きや本格ミステリー好きじゃないとかなりしんどいと思う。
逆に言うと本格ミステリー好きにはかなり面白かった。
終わり方は続編を匂わせる所があり、プレイステーション版の廉価版だと続編「クロス探偵物語2」の予告映像があったりして発売が期待されていたけど、実際には続編が出ることはなかった。
これ、当時はめっちゃ期待してたから2が出なかったの本当にガッカリしたんだよな~、という思い出。
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