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前編
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モンスター討伐にやって来た大勢の賞金稼ぎたちがキャンプしている所には様々な商売人たちが集まり、ちょっとした市場のようになっていた。
その中に花売りの少年・ルカがいた。
「勝利をもたらすお花、いりませんか?」
多くの賞金稼ぎたちはそんな少年を鼻で笑いながら簡易酒場へと向かっていく。
そんな中、ルカを品定めをしているような目つきで見ていた男が声をかけた。
「坊主、いくらだい?」
ルカは初めて声をかけてくれた男に目を輝かしながら説明を始めた。
「このお花はひとつで――」
だが、男はルカが喋り終える前に手を掴んで強引に自分の寝床へと連れ込み、息を荒げながらルカの体を弄り始めた。
「やめてください!」
ルカは男から逃れようともがいた。
その時、偶然ルカの肘が男の頬に強く当たった。
「このガキ……」
カッとなった男はルカの腹を殴った。
「しまった」と思った男は痛みと息苦しさに膝をついたルカの肩を掴み、猫なで声で言い訳を始めた。
「痛かったか? ついカッとなってしまってな」
それから男は一枚の金貨を取り出しルカに見せた。
「ほら、これあげるから。ね。いいだろ?」
ルカの肩に乗せていた男の手が下がっていき、太ももをさすり始めた。
それがどういう意味なのかをルカはわかっていたが、その金貨一枚で数日は食べていけるのと、断ればまた殴られるかもしれないのもあって男に身を任せることにした。
……男はルカのムダ毛も生えていない未成熟な体を貪るように舐めまわしていた。
(気持ち悪い……)
ルカのそんな思いとは裏腹に体は男の愛撫に反応していて、ルカのペニスはすっかり硬くなっていた。
「意外と立派なモノを持っているじゃないか坊主、気持ちよくしてやるからな」
男はルカの内ももをさすりながらフェラチオを始めた。
まだ、オナニーだって覚えたてのルカにとって下品な音を立てながら搾り取ろうとする男の口技の刺激は強烈で、情けない声を出しながら精を吐き出した。
男はルカの新鮮な精を飲み込んだ後、荷物から小瓶を取り出した。
「今度は俺のを気持ちよくして貰うよ」
男が小瓶の中の粘液をルカの肛門に塗りたくると、いつもは乾いている蕾がペニスを受け入れる準備の出来た女性器のようにグジュグジュに濡れて柔らかくなっていた。
この世界では男性同士の性交は一般的な行為であり、このようなマジックアイテムが安価で流通しているのだ。
「さあ、入れるぞ」
ガチガチに硬くなっている男のモノがルカの蕾を貫いた。
粘液には性感を高める効果もある。
射精の余韻に浸っていたルカの体が再び未知の快楽に悶え始めた。
「こいつはたまんねぇな、まずは一回出すぞ」
ルカの中がよほど具合が良いのか、男は早々に射精した。
自分の中に熱い精がドクドクと注がれる感覚を味わいながらルカは(あれ、もう終わったのかな?)と思った。
だが、性欲旺盛な男にとって一度目の射精は始まりの合図でしかない。
ルカはその後、ここからが本番だと言わんばかりにネットリと可愛がられた。
……数時間後。
「ほら、約束の金貨だ」
「……ありがとうございます」
金貨を受け取ったルカの目から一筋の涙が流れる。
涙を拭って男の寝床から出て行くその姿は悲壮感を漂わせていた。
その様子を見て思わず欲情した男が、どこかへ去ろうとしていたルカに追いつき、肩を掴んで再び金貨を見せながらこう言った。
「なあ坊主、もう少し俺と付き合わないか?」
ルカは金貨を見て一瞬迷ったが断ることにした。
「すみません、僕はもうそういうことはしたくないです」
しかし男はルカをよほど気に入ったのか、ルカに抱きつき強引に誘う。
「いいだろう、金は払うからよ~。それに坊主だってまんざらでもなかったじゃないか」
男の硬くなったモノがルカの尻に当たる。
その感触にゾクッと来たルカは男を引き離そうとするが、体格差があり敵わない。
「離してください!」
周囲の人々はルカが叫んでいても全く意に介さない。
こんなことはよくある風景だからだ。
ルカが再び男の寝床へと引きずり込まれようとしたその時だった。
「嫌がってるじゃないか、離してやりな」
若干酒やけはしているものの、よく通る力強い声だった
「あ? 誰だてめ――」
威勢よく啖呵を切ろうとした男は声の主を見て固まった。
それなりに体格の良い男よりもさらに一回り大柄な赤毛の戦士がそこにいた。
はち切れそうな程太く逞しく発達した筋肉と母性を感じさせる巨乳を兼ね揃えたボディと、背中に背負った巨大な斧が見るものを圧倒する。
最強の女戦士カーマインであった。
「これはカーマイン殿! 失礼しました!」
「いいから失せろ。おまえみたいな無粋な奴を見ると酒がまずくなるんだよ」
「はい、かしこまりました!」
男はカーマインに言われるままルカを離し、一人で自分の寝床へと引っ込んでいった。
「あの! 助けていただいてありがとうございます!」
こんなかっこいい人が世の中にいるんだと感激したルカはカーマインをキラキラした目で見ながらお礼を言った。
そんなルカを見てカーマインはこう言う。
「坊や、これから行く当てはあるのかい? ないなら私についてきな」
ルカは小走りしながらカーマインの後ろについて行った。
その中に花売りの少年・ルカがいた。
「勝利をもたらすお花、いりませんか?」
多くの賞金稼ぎたちはそんな少年を鼻で笑いながら簡易酒場へと向かっていく。
そんな中、ルカを品定めをしているような目つきで見ていた男が声をかけた。
「坊主、いくらだい?」
ルカは初めて声をかけてくれた男に目を輝かしながら説明を始めた。
「このお花はひとつで――」
だが、男はルカが喋り終える前に手を掴んで強引に自分の寝床へと連れ込み、息を荒げながらルカの体を弄り始めた。
「やめてください!」
ルカは男から逃れようともがいた。
その時、偶然ルカの肘が男の頬に強く当たった。
「このガキ……」
カッとなった男はルカの腹を殴った。
「しまった」と思った男は痛みと息苦しさに膝をついたルカの肩を掴み、猫なで声で言い訳を始めた。
「痛かったか? ついカッとなってしまってな」
それから男は一枚の金貨を取り出しルカに見せた。
「ほら、これあげるから。ね。いいだろ?」
ルカの肩に乗せていた男の手が下がっていき、太ももをさすり始めた。
それがどういう意味なのかをルカはわかっていたが、その金貨一枚で数日は食べていけるのと、断ればまた殴られるかもしれないのもあって男に身を任せることにした。
……男はルカのムダ毛も生えていない未成熟な体を貪るように舐めまわしていた。
(気持ち悪い……)
ルカのそんな思いとは裏腹に体は男の愛撫に反応していて、ルカのペニスはすっかり硬くなっていた。
「意外と立派なモノを持っているじゃないか坊主、気持ちよくしてやるからな」
男はルカの内ももをさすりながらフェラチオを始めた。
まだ、オナニーだって覚えたてのルカにとって下品な音を立てながら搾り取ろうとする男の口技の刺激は強烈で、情けない声を出しながら精を吐き出した。
男はルカの新鮮な精を飲み込んだ後、荷物から小瓶を取り出した。
「今度は俺のを気持ちよくして貰うよ」
男が小瓶の中の粘液をルカの肛門に塗りたくると、いつもは乾いている蕾がペニスを受け入れる準備の出来た女性器のようにグジュグジュに濡れて柔らかくなっていた。
この世界では男性同士の性交は一般的な行為であり、このようなマジックアイテムが安価で流通しているのだ。
「さあ、入れるぞ」
ガチガチに硬くなっている男のモノがルカの蕾を貫いた。
粘液には性感を高める効果もある。
射精の余韻に浸っていたルカの体が再び未知の快楽に悶え始めた。
「こいつはたまんねぇな、まずは一回出すぞ」
ルカの中がよほど具合が良いのか、男は早々に射精した。
自分の中に熱い精がドクドクと注がれる感覚を味わいながらルカは(あれ、もう終わったのかな?)と思った。
だが、性欲旺盛な男にとって一度目の射精は始まりの合図でしかない。
ルカはその後、ここからが本番だと言わんばかりにネットリと可愛がられた。
……数時間後。
「ほら、約束の金貨だ」
「……ありがとうございます」
金貨を受け取ったルカの目から一筋の涙が流れる。
涙を拭って男の寝床から出て行くその姿は悲壮感を漂わせていた。
その様子を見て思わず欲情した男が、どこかへ去ろうとしていたルカに追いつき、肩を掴んで再び金貨を見せながらこう言った。
「なあ坊主、もう少し俺と付き合わないか?」
ルカは金貨を見て一瞬迷ったが断ることにした。
「すみません、僕はもうそういうことはしたくないです」
しかし男はルカをよほど気に入ったのか、ルカに抱きつき強引に誘う。
「いいだろう、金は払うからよ~。それに坊主だってまんざらでもなかったじゃないか」
男の硬くなったモノがルカの尻に当たる。
その感触にゾクッと来たルカは男を引き離そうとするが、体格差があり敵わない。
「離してください!」
周囲の人々はルカが叫んでいても全く意に介さない。
こんなことはよくある風景だからだ。
ルカが再び男の寝床へと引きずり込まれようとしたその時だった。
「嫌がってるじゃないか、離してやりな」
若干酒やけはしているものの、よく通る力強い声だった
「あ? 誰だてめ――」
威勢よく啖呵を切ろうとした男は声の主を見て固まった。
それなりに体格の良い男よりもさらに一回り大柄な赤毛の戦士がそこにいた。
はち切れそうな程太く逞しく発達した筋肉と母性を感じさせる巨乳を兼ね揃えたボディと、背中に背負った巨大な斧が見るものを圧倒する。
最強の女戦士カーマインであった。
「これはカーマイン殿! 失礼しました!」
「いいから失せろ。おまえみたいな無粋な奴を見ると酒がまずくなるんだよ」
「はい、かしこまりました!」
男はカーマインに言われるままルカを離し、一人で自分の寝床へと引っ込んでいった。
「あの! 助けていただいてありがとうございます!」
こんなかっこいい人が世の中にいるんだと感激したルカはカーマインをキラキラした目で見ながらお礼を言った。
そんなルカを見てカーマインはこう言う。
「坊や、これから行く当てはあるのかい? ないなら私についてきな」
ルカは小走りしながらカーマインの後ろについて行った。
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