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戦闘訓練2 ソフィアvsマチルダ
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~闘技場 地下二階 第三試合場~
マルスが戦っている間他の階層でも試合は行われていた。
この第三試合場ではソフィアが試合を行う事になっている。
対戦相手はマチルダ・F・アマリリス、貴族出身の獣人族の女性であった。
制服も特注のモノを使用しているようだが、防御壁の性能は素材で左右されない。
あくまで本人の練度次第で良くも悪くもなるものである。
既に互いに武器は具現化させており、開始の鐘が鳴るのを待っている状態だ。
「早めに降参した方が身の為でしてよ? 」
「いやいや~、勝負は最後まで分からないよ。マチルダさん? 」
マチルダの武器は斧槍。
長柄の武器でリーチも長く、斬撃だけではなく刺突も行える。
扱うには高い技術力も必要な上級者向けの武器である。
一方ソフィアは弓。
何か仕掛けがあるようだが、距離を詰められてしまうと一方的にやられてしまうだろう。
そして、遂に試合開始の合図が鳴る。
「行きますわよ! 」
「あたしも負けないからね~! 」
「な?! 」
マチルダは驚愕した。
距離を取るとはずと思っていたソフィアはその逆の動き、彼女よりも早く接近し懐へと潜り込んできたのだ。
ソフィアは体術で相手の体勢を崩し、地面へ倒したところを弓で狙いを付ける。
「もう終わりかな? 」
「クッ……す、少し油断しただけですわ!! 」
「うわッ?! 」
うつ伏せ状態のマチルダの身体から魔力が放出される。
防御壁を発生させて無理やり相手を自分の周囲から押し出したようだ。
コレは防御術の応用で崩し状態で受ける衝撃を自身ではなく、相手に与える技。衝撃の威力は弱いが体勢を持ち直すには十分な時間を得る事が出来る。
ソフィアも大きく後退する事になったが、体勢は崩れていない。
すかさず矢を形成してマチルダ目がけて放つ。
「なんの! 」
斧槍を薙いで矢を迎撃、三発放たれた矢も魔力を込めた衝撃で同時に一瞬で消し去ってしまった。
そのまま後方の地面をたたき、主劇の余波で立ち上がるのを補助しながら自身の身体をその場から移動する。
再びソフィアとの距離を詰めて間合いに入った所を斧槍で攻撃した。
弓を前に出して防御の姿勢を取ると周囲に防御壁が発生し、直撃は免れた。
しかし既に色は黄色……長くはもたないだろう。
「だから言いましたのに、早く降参しなさい! 」
「う……だからさぁ、何回も言うけど」
彼女は突如防御壁を解除した、マチルダは負荷が突如消えた事によって姿勢が前のめりになってしまう。
ソフィアは身体を逸らして皮一枚の所で攻撃を回避、そのまま弓の形状を変化させた。
魔力の弦が消え半分に折ると剣のように持つ、すると手元付近から魔力の刃が形成された。
「な―――」
「勝負は最後まで分からないってね! たぁッ! 」
胴体を一閃すると、マチルダの身体から勢いよく魔力の煙が霧散していく。
色は徐々に変化していき、橙色になった。赤と黄色の中間……ソフィアの魔技が直撃すれば防御壁は砕け散るだろう。
しかしそれはソフィアも同じである。斧槍の一撃は弓よりも大きい、油断できない状況だ。
距離を取りつつ武器を変形させて矢を構える。
「く……うぅ」
「どうする? まだやるの? 」
「諦めませんわ! 」
「そっか、そうこないとね! スナイプショット!! 」
ソフィアも応える様に魔技を放つ。
カーソルの様な元がマチルダの額に移ると、そこ目がけて矢を放った。
どうやら相手の急所を見抜いて狙い撃つ魔技のようだ。
選択できる部分は6カ所……頭部、胴体、両腕、両脚。
その中でも一撃で終わる部分を選んだのだろう。
「甘い! 地衝斬!! 」
マチルダは地面を抉りながら斧槍を振り上げる。
すると地面を裂きながら魔力の衝撃波が放たれた。
矢を打ち消しながら迫って来る
「まだまだぁッ! 」
今度は地面に矢を放つ……すると足元の地面が隆起し、ソフィアの身体を打ちあげた。
本来は相手の足元へ矢を放つ土竜と言う魔技であるのだが、それを自身に使ったのだ。
威力は加減しており、防御壁はぎりぎりのところで持ちこたえた。
足りない高さは身体を逸らして補ってそのまま回避、そして弓が折れんばかりに矢を引く。
「インパクト、アロー!! 」
マチルダも魔技を放った直後の硬直によって回避が間に合わない。
武器で防御するも矢の勢いは衰えない……防御壁を砕き、武器ごと彼女の身体を打ち抜いた。
「きゃぁぁぁぁぁぁっ?! 」
「そこまで! 勝者、ソフィア・ベアズクロー!! 」
「……ふぅ、ギリギリだったかな」
勝者の名が高々と宣言される。
ソフィアの動きは他の生徒よりも頭一つ出ていた、学園に来る前に戦闘の経験があったと言っていた。賢人族の多くは森に住みその森を管理している、立場上魔獣だけではなく密猟者を相手する事もある。全てとは言えないがが今回はその経験が活かされたのだろう。
「うむ、見事な戦いであった! 武器による優位性だけではなく、戦術についても深く理解している……文句なしだ! 」
「えへへ、ありがとう。アレックス先生」
砂埃を軽く払うと、ソフィアは試合会場を後にした。
~闘技場 観戦席~
第一試合場のある所には巨大なモニターで各試合会場の状況を映し出している。
マルスとソフィアの試合は既に終了しており、他の試合もい割ろうとしていた。
マルスは席について他の生徒の試合を見ていた、そこにソフィアも合流する。
「や、終わったんだね。勝てた? 」
「まぁギリギリって所かな、そっちは? 」
「ふっふっふ~、勝ったよ! ブイ! 」
ブイサインを作ると満面の笑みを浮かべながらマルスの隣に座る。
途中売り子の人に飲み物を頼み、一緒に試合を見学していた。
「あと残ってるのは……第4試合場だけだね」
「あぁ。でもモニターされてはいるんだけど、砂埃が舞い上がってて何も見えないんだよなぁ」
マルスの言う通り、モニターにはほとんど何も映っていない。
砂埃に薄っすらと人影が浮かび上がるのみで、中の状況は彼らにも分からない。
音声のみで判断すると、対戦の組み合わせは賢人族の男子生徒と獣人族の女子生徒のようだ。
魔力はどちらも武器系統……砂埃は男子が発生させたモノらしい。
『うわぁぁぁぁぁぁ?! 』
突如男子生徒の叫び声が聞こえたと思うと、砂埃が掻き消されていく。
尻もちをついた彼の脚の間にはスレッジハンマーが振り下ろされている……衝撃波のみで掻き消し、同時に防御壁も破壊したらしい。
『ぜぇ……ぜぇ……降参、かい? 』
『参った! 俺の負けだ!! 』
『そこまで! 勝者、ノエル・ライオス!! 』
なんと戦っていたのは入学試験で共に戦ったノエルであった。
魔技を乱発したからかひどく息が上がっており、疲労困憊のようだ。
「わぁお、凄い威力」
「直撃したらひとたまりもないな……」
最後の試合が終了した所で丁度昼時となった。
午後からも試合は行われ、午前中に戦っていたメンバーはレポートの作成を命じられたという。
マルスが戦っている間他の階層でも試合は行われていた。
この第三試合場ではソフィアが試合を行う事になっている。
対戦相手はマチルダ・F・アマリリス、貴族出身の獣人族の女性であった。
制服も特注のモノを使用しているようだが、防御壁の性能は素材で左右されない。
あくまで本人の練度次第で良くも悪くもなるものである。
既に互いに武器は具現化させており、開始の鐘が鳴るのを待っている状態だ。
「早めに降参した方が身の為でしてよ? 」
「いやいや~、勝負は最後まで分からないよ。マチルダさん? 」
マチルダの武器は斧槍。
長柄の武器でリーチも長く、斬撃だけではなく刺突も行える。
扱うには高い技術力も必要な上級者向けの武器である。
一方ソフィアは弓。
何か仕掛けがあるようだが、距離を詰められてしまうと一方的にやられてしまうだろう。
そして、遂に試合開始の合図が鳴る。
「行きますわよ! 」
「あたしも負けないからね~! 」
「な?! 」
マチルダは驚愕した。
距離を取るとはずと思っていたソフィアはその逆の動き、彼女よりも早く接近し懐へと潜り込んできたのだ。
ソフィアは体術で相手の体勢を崩し、地面へ倒したところを弓で狙いを付ける。
「もう終わりかな? 」
「クッ……す、少し油断しただけですわ!! 」
「うわッ?! 」
うつ伏せ状態のマチルダの身体から魔力が放出される。
防御壁を発生させて無理やり相手を自分の周囲から押し出したようだ。
コレは防御術の応用で崩し状態で受ける衝撃を自身ではなく、相手に与える技。衝撃の威力は弱いが体勢を持ち直すには十分な時間を得る事が出来る。
ソフィアも大きく後退する事になったが、体勢は崩れていない。
すかさず矢を形成してマチルダ目がけて放つ。
「なんの! 」
斧槍を薙いで矢を迎撃、三発放たれた矢も魔力を込めた衝撃で同時に一瞬で消し去ってしまった。
そのまま後方の地面をたたき、主劇の余波で立ち上がるのを補助しながら自身の身体をその場から移動する。
再びソフィアとの距離を詰めて間合いに入った所を斧槍で攻撃した。
弓を前に出して防御の姿勢を取ると周囲に防御壁が発生し、直撃は免れた。
しかし既に色は黄色……長くはもたないだろう。
「だから言いましたのに、早く降参しなさい! 」
「う……だからさぁ、何回も言うけど」
彼女は突如防御壁を解除した、マチルダは負荷が突如消えた事によって姿勢が前のめりになってしまう。
ソフィアは身体を逸らして皮一枚の所で攻撃を回避、そのまま弓の形状を変化させた。
魔力の弦が消え半分に折ると剣のように持つ、すると手元付近から魔力の刃が形成された。
「な―――」
「勝負は最後まで分からないってね! たぁッ! 」
胴体を一閃すると、マチルダの身体から勢いよく魔力の煙が霧散していく。
色は徐々に変化していき、橙色になった。赤と黄色の中間……ソフィアの魔技が直撃すれば防御壁は砕け散るだろう。
しかしそれはソフィアも同じである。斧槍の一撃は弓よりも大きい、油断できない状況だ。
距離を取りつつ武器を変形させて矢を構える。
「く……うぅ」
「どうする? まだやるの? 」
「諦めませんわ! 」
「そっか、そうこないとね! スナイプショット!! 」
ソフィアも応える様に魔技を放つ。
カーソルの様な元がマチルダの額に移ると、そこ目がけて矢を放った。
どうやら相手の急所を見抜いて狙い撃つ魔技のようだ。
選択できる部分は6カ所……頭部、胴体、両腕、両脚。
その中でも一撃で終わる部分を選んだのだろう。
「甘い! 地衝斬!! 」
マチルダは地面を抉りながら斧槍を振り上げる。
すると地面を裂きながら魔力の衝撃波が放たれた。
矢を打ち消しながら迫って来る
「まだまだぁッ! 」
今度は地面に矢を放つ……すると足元の地面が隆起し、ソフィアの身体を打ちあげた。
本来は相手の足元へ矢を放つ土竜と言う魔技であるのだが、それを自身に使ったのだ。
威力は加減しており、防御壁はぎりぎりのところで持ちこたえた。
足りない高さは身体を逸らして補ってそのまま回避、そして弓が折れんばかりに矢を引く。
「インパクト、アロー!! 」
マチルダも魔技を放った直後の硬直によって回避が間に合わない。
武器で防御するも矢の勢いは衰えない……防御壁を砕き、武器ごと彼女の身体を打ち抜いた。
「きゃぁぁぁぁぁぁっ?! 」
「そこまで! 勝者、ソフィア・ベアズクロー!! 」
「……ふぅ、ギリギリだったかな」
勝者の名が高々と宣言される。
ソフィアの動きは他の生徒よりも頭一つ出ていた、学園に来る前に戦闘の経験があったと言っていた。賢人族の多くは森に住みその森を管理している、立場上魔獣だけではなく密猟者を相手する事もある。全てとは言えないがが今回はその経験が活かされたのだろう。
「うむ、見事な戦いであった! 武器による優位性だけではなく、戦術についても深く理解している……文句なしだ! 」
「えへへ、ありがとう。アレックス先生」
砂埃を軽く払うと、ソフィアは試合会場を後にした。
~闘技場 観戦席~
第一試合場のある所には巨大なモニターで各試合会場の状況を映し出している。
マルスとソフィアの試合は既に終了しており、他の試合もい割ろうとしていた。
マルスは席について他の生徒の試合を見ていた、そこにソフィアも合流する。
「や、終わったんだね。勝てた? 」
「まぁギリギリって所かな、そっちは? 」
「ふっふっふ~、勝ったよ! ブイ! 」
ブイサインを作ると満面の笑みを浮かべながらマルスの隣に座る。
途中売り子の人に飲み物を頼み、一緒に試合を見学していた。
「あと残ってるのは……第4試合場だけだね」
「あぁ。でもモニターされてはいるんだけど、砂埃が舞い上がってて何も見えないんだよなぁ」
マルスの言う通り、モニターにはほとんど何も映っていない。
砂埃に薄っすらと人影が浮かび上がるのみで、中の状況は彼らにも分からない。
音声のみで判断すると、対戦の組み合わせは賢人族の男子生徒と獣人族の女子生徒のようだ。
魔力はどちらも武器系統……砂埃は男子が発生させたモノらしい。
『うわぁぁぁぁぁぁ?! 』
突如男子生徒の叫び声が聞こえたと思うと、砂埃が掻き消されていく。
尻もちをついた彼の脚の間にはスレッジハンマーが振り下ろされている……衝撃波のみで掻き消し、同時に防御壁も破壊したらしい。
『ぜぇ……ぜぇ……降参、かい? 』
『参った! 俺の負けだ!! 』
『そこまで! 勝者、ノエル・ライオス!! 』
なんと戦っていたのは入学試験で共に戦ったノエルであった。
魔技を乱発したからかひどく息が上がっており、疲労困憊のようだ。
「わぁお、凄い威力」
「直撃したらひとたまりもないな……」
最後の試合が終了した所で丁度昼時となった。
午後からも試合は行われ、午前中に戦っていたメンバーはレポートの作成を命じられたという。
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