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9 私が恐れていること
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馬車が動き出すと、なんだかホッとして私は小さく息を吐いた。
私はどうも、お姉さまが生理的に苦手なようだ。
というか、嫌い?
…それとも?
「大丈夫か?」
向かい側に座っていたアーク殿下は席を移動して、私の隣に座り、頬にかかっていた髪をはらってくれた。
「申し訳ございません」
「気にするな。で、さっきの続きだが」
ガシッと両腕をつかまれたかと思うと、殿下が真剣な目をして顔を近付けてきた。
忘れたわけじゃなかったのね!
「駄目ですよ」
「公衆の面前じゃなければいいと言ったのはお前だぞ」
「今まで我慢できていたのに、いきなりどうしたんですか」
「嫁が必要だ」
「うちの姉でいいじゃないですか」
「お前じゃないと駄目だと何回言わせたら気が済むんだ、お前は!」
どんどん顔が近付いてくるので、不敬かもしれないけれど、殿下の頬をおさえて横に向けさせて話しかける。
「アーク殿下! 姉とはどんな話をされたんですか?」
「話したらキスさせてくれるのか」
「そういうのは、婚約者か恋人じゃないと嫌です」
「…そうか。では、まずは恋人から始めるか」
「そのまま、妻にさせる気でしょう!?」
「もう逃げる事をあきらめろ」
「あきらめろに関しては、こっちのセリフです!」
悪路に入ったのか、馬車が急に大きく揺れ始めたからか、殿下は自分の手を私の腕から、腰へと回した。
支えてくれているみたい。
こういう気遣いができるのは、なんかズルい気がする。
「ルア」
「はい?」
「ちゃんと答えてくれ。俺が嫌いなのか?」
真剣な表情で尋ねられて返答に困る。
嫌いではない。
どちらかと言えば、好きな方だ。
だけど。
「アーク殿下、私はあなたの事は嫌いではありません。ただ、王太子妃や、王妃にはなりたくないんです」
「器がどうこうというやつか?」
「それもあります。ただ、私は伯爵令嬢の次女ですよ? 身分差があると思うんです。それに、王妃だなんて大変そうじゃないですか! くだらない理由で申し訳ありませんが、私は愛想笑いが苦手なんです!」
「身分差は関係ないだろう。あと、ミアの事を思い出せ」
素直にミア様の事を頭に思い浮かべてみる。
今日のミア様、ドレスが似合ってて可愛かった…。
「笑えてるぞ」
「にやけてるの間違いではなくてですか」
「それでもいい。それに、愛想笑いが出来ないのは俺もだ」
「それはそうですね。普通に笑ってても悪い顔にしか見えませんから」
「お前は」
その時また、馬車が激しく揺れて、殿下の額がごつんと私の額に当たった。
「まったく」
殿下は私の顔を彼の胸に押し当てて、抱きしめてきた。
キスは免れたけど、この状況も誰かに見られたらヤバい気がする。
でもこれ、私がどこかに身体をぶつけたりしないように、守ろうとしてくれてるんだろうなあ。
なんか疲れたな。
あったかくて心地よくて眠くなってきた。
それに、殿下、すごい良い匂いする。
私の好きな匂い。
「おい、ルア」
「ふぁい」
「寝るなよ?」
「眠いです」
「…ったく」
結局、私は公爵邸に着くまで、彼に抱きしめられたまま、まどろんでしまった。
「…今日はありがとうございました。そして、申し訳ございませんでした」
公爵邸に着いて、彼から身をはなして頭を下げると、殿下は大きく息を吐いてから言う。
「お前みたいな女が他にはいないと再認識できたから良い」
「それについては、なんともお答えできませんが…」
「お前が俺を拒む理由は、王妃になりたくない、それだけか?」
「……」
もしかして、気付かれてるのかしら。
なんだかんだと、私が姉にまた、奪われる事を嫌がっている事に…。
今の状態で、彼自らが姉のところに行くのはいいけれど、私の婚約者になってから、去っていったり奪われたりするのは嫌なのだ。
「そうではなさそうだな」
「わかってるんなら、いちいち聞かないで下さい」
そう言って、開かれた扉から外へ出ようとすると、腕をつかまれて引き止められる。
「父上は自分の秘密を知っている人間が増え、母上にバレてしまうんじゃないかという恐怖と、今になって事の重大さに気付き、精神的に良くない状態だ。退位が早まる恐れがある」
「どうして私にそれを…」
「俺が焦り始めた理由だ。国王になれば、今以上に行動の制限が厳しくなる。口先だけでもいい。お前が俺の婚約者になると言ってくれたらいい。それだけで安心できる」
「…気が付いたら、式場の準備をされてそうな気がするんですが」
「…お前は俺のことをよくわかってくれているから助かる」
「それ、褒めてるんですか」
話が長くなりそうだと判断されたのか、開いていた扉が外から閉められてしまったので、殿下の横に座り直して、言葉を続ける。
「殿下の言いたい事はわかりました。国王になるまでに、私を婚約者にするか、妻にしたいわけですね」
「式はいつにする」
「色々と飛ばしすぎですよ! まずは、私が婚約者になる前に、あなたは姉ともう少し交流を持って下さい」
「お前と似ているならまだしも、性格が全然違うだろ」
「アーク殿下、先入観は持たず、とりあえず、姉としっかり話をして下さい。話はそこからです」
どうせ、奪われるなら早いほうが良い。
そう思いながらお願いすると、殿下は小さく息を吐いてから頷いた。
「わかった。そのかわり、お前も同席しろ」
断ったら、姉に会ってほしいというお願い自体も断るのだろう。
2人が仲良くなったら、そっとフェードアウトしよう。
そう思い、首を縦に振った。
私はどうも、お姉さまが生理的に苦手なようだ。
というか、嫌い?
…それとも?
「大丈夫か?」
向かい側に座っていたアーク殿下は席を移動して、私の隣に座り、頬にかかっていた髪をはらってくれた。
「申し訳ございません」
「気にするな。で、さっきの続きだが」
ガシッと両腕をつかまれたかと思うと、殿下が真剣な目をして顔を近付けてきた。
忘れたわけじゃなかったのね!
「駄目ですよ」
「公衆の面前じゃなければいいと言ったのはお前だぞ」
「今まで我慢できていたのに、いきなりどうしたんですか」
「嫁が必要だ」
「うちの姉でいいじゃないですか」
「お前じゃないと駄目だと何回言わせたら気が済むんだ、お前は!」
どんどん顔が近付いてくるので、不敬かもしれないけれど、殿下の頬をおさえて横に向けさせて話しかける。
「アーク殿下! 姉とはどんな話をされたんですか?」
「話したらキスさせてくれるのか」
「そういうのは、婚約者か恋人じゃないと嫌です」
「…そうか。では、まずは恋人から始めるか」
「そのまま、妻にさせる気でしょう!?」
「もう逃げる事をあきらめろ」
「あきらめろに関しては、こっちのセリフです!」
悪路に入ったのか、馬車が急に大きく揺れ始めたからか、殿下は自分の手を私の腕から、腰へと回した。
支えてくれているみたい。
こういう気遣いができるのは、なんかズルい気がする。
「ルア」
「はい?」
「ちゃんと答えてくれ。俺が嫌いなのか?」
真剣な表情で尋ねられて返答に困る。
嫌いではない。
どちらかと言えば、好きな方だ。
だけど。
「アーク殿下、私はあなたの事は嫌いではありません。ただ、王太子妃や、王妃にはなりたくないんです」
「器がどうこうというやつか?」
「それもあります。ただ、私は伯爵令嬢の次女ですよ? 身分差があると思うんです。それに、王妃だなんて大変そうじゃないですか! くだらない理由で申し訳ありませんが、私は愛想笑いが苦手なんです!」
「身分差は関係ないだろう。あと、ミアの事を思い出せ」
素直にミア様の事を頭に思い浮かべてみる。
今日のミア様、ドレスが似合ってて可愛かった…。
「笑えてるぞ」
「にやけてるの間違いではなくてですか」
「それでもいい。それに、愛想笑いが出来ないのは俺もだ」
「それはそうですね。普通に笑ってても悪い顔にしか見えませんから」
「お前は」
その時また、馬車が激しく揺れて、殿下の額がごつんと私の額に当たった。
「まったく」
殿下は私の顔を彼の胸に押し当てて、抱きしめてきた。
キスは免れたけど、この状況も誰かに見られたらヤバい気がする。
でもこれ、私がどこかに身体をぶつけたりしないように、守ろうとしてくれてるんだろうなあ。
なんか疲れたな。
あったかくて心地よくて眠くなってきた。
それに、殿下、すごい良い匂いする。
私の好きな匂い。
「おい、ルア」
「ふぁい」
「寝るなよ?」
「眠いです」
「…ったく」
結局、私は公爵邸に着くまで、彼に抱きしめられたまま、まどろんでしまった。
「…今日はありがとうございました。そして、申し訳ございませんでした」
公爵邸に着いて、彼から身をはなして頭を下げると、殿下は大きく息を吐いてから言う。
「お前みたいな女が他にはいないと再認識できたから良い」
「それについては、なんともお答えできませんが…」
「お前が俺を拒む理由は、王妃になりたくない、それだけか?」
「……」
もしかして、気付かれてるのかしら。
なんだかんだと、私が姉にまた、奪われる事を嫌がっている事に…。
今の状態で、彼自らが姉のところに行くのはいいけれど、私の婚約者になってから、去っていったり奪われたりするのは嫌なのだ。
「そうではなさそうだな」
「わかってるんなら、いちいち聞かないで下さい」
そう言って、開かれた扉から外へ出ようとすると、腕をつかまれて引き止められる。
「父上は自分の秘密を知っている人間が増え、母上にバレてしまうんじゃないかという恐怖と、今になって事の重大さに気付き、精神的に良くない状態だ。退位が早まる恐れがある」
「どうして私にそれを…」
「俺が焦り始めた理由だ。国王になれば、今以上に行動の制限が厳しくなる。口先だけでもいい。お前が俺の婚約者になると言ってくれたらいい。それだけで安心できる」
「…気が付いたら、式場の準備をされてそうな気がするんですが」
「…お前は俺のことをよくわかってくれているから助かる」
「それ、褒めてるんですか」
話が長くなりそうだと判断されたのか、開いていた扉が外から閉められてしまったので、殿下の横に座り直して、言葉を続ける。
「殿下の言いたい事はわかりました。国王になるまでに、私を婚約者にするか、妻にしたいわけですね」
「式はいつにする」
「色々と飛ばしすぎですよ! まずは、私が婚約者になる前に、あなたは姉ともう少し交流を持って下さい」
「お前と似ているならまだしも、性格が全然違うだろ」
「アーク殿下、先入観は持たず、とりあえず、姉としっかり話をして下さい。話はそこからです」
どうせ、奪われるなら早いほうが良い。
そう思いながらお願いすると、殿下は小さく息を吐いてから頷いた。
「わかった。そのかわり、お前も同席しろ」
断ったら、姉に会ってほしいというお願い自体も断るのだろう。
2人が仲良くなったら、そっとフェードアウトしよう。
そう思い、首を縦に振った。
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