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15 実家について
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困惑している私に気が付かれたのか、リアム様が聞いてくる。
「アイリスはどうしてほしいとかあったりする?」
「どうしてほしいとは……?」
「君のご両親が、マオニール家に喧嘩を売ってきた場合、爵位を剥奪して、平民にさせてもいいかな? 君が望むなら、今すぐにでも手を回せば出来ると思うよ? お飾りの妻だという話以外、陛下には結婚についての経緯は話しているから」
改めて思うけれど、国王陛下に連絡しているだなんて、男爵家と比べたら公爵家のレベルが違いすぎるわ。
――私にしてみれば、王族だなんて雲の上の存在だもの。
「どうかしたのか?」
驚いて黙ってしまっていたからか、リアム様が不思議そうに聞いてくる。
「申し訳ございません。他のことを考えておりました」
頭を下げて謝ってから続ける。
「私の家族は平民をバカにしていますから、そんな事になったら、自分達は同じ立場なのに、元貴族だという、訳のわからないマウントを取ろうとすると思います。きっと、近所に住む方に悪戯をして迷惑をかけるだけですし、人と関わらせないようにしたいのですが」
「自分達も平民なったのに、それでもバカにするって事? ……という事は、存在ごと消してしまわないと駄目って事かな?」
満面の笑みで尋ねられてしまった。
「そ、存在ごとと言われますのは、どういうことでしょうか?」
「生きている間は、君にもしつこく関わろうとするかもしれないだろ?」
「それはそうかもしれませんが、あんな家族でも一応、家族ですから、さすがに消えてしまえとは言えません」
目を伏せて素直な気持ちを答えると、リアム様が優しい口調で了承してくれる。
「わかった。もちろん、安易な理由で人の存在を消そうだなんて思っていない。ただ、僕の立場上、厳しい判断をする可能性があることは理解して欲しい」
「もちろんです。私の家族についての最終的な判断はリアム様にお任せいたします」
「ありがとう」
リアム様は優しく微笑んでくれた。
――こんな笑顔を見たら、普通の令嬢なら恋に落ちてもおかしくないわ。
そんなことを思ってしまうくらいに、リアム様の顔は整っていて、つい見入ってしまった。
「どうかしたのか?」
「いえ……。リアム様が女性に人気のある理由がわかった気がしまして」
「嬉しいことを言ってくれてありがとう。ぜひ、僕も君を喜ばせたいんだけど、君は何をしたら喜んでくれるのかな?」
「今がとても幸せですので、お気持ちだけで十分です」
「……そうじゃなくてさ。うーん、まあいい。とりあえず、少しずつ君を知っていけばわかるようになるかな?」
リアム様はそう言うと、不思議そうにしている私に微笑んでから「先に戻るね」と言って、ダイニングルームから出ていってしまった。
◇◆◇
次の日、家から持ってきた服の中で1番上等なドレスに着替えて、リアム様のご両親に会いに向かう事にした。
ミトアさんに、そのことが伝わったのは今日の朝で、朝からそれはもう大変だった。
今、あるドレスにあうアクセサリーや髪型など、ミトアさん達にしてみれば、前日までには決めておきたかったものが決められておらず、慌てて準備をしないといけなくなったからだった。
「大旦那様と大奥様にはお会いするのですから、正装でなければいけません! リアム様! 先日もお伝えしましたが、ドレスを何着か用意してくださいと言ったはずです!」
「いや、ドレスに関しては、母上がプレゼントしたいってうるさかったから」
「それはそれでございます! ドレスなんて何着あっても困りませんし、使い道が気になるなら その分、パーティーに出席されれば良いのです!」
「あんまりアイリスを連れ出すと可哀想だろ。そういう契約じゃないんだ」
昼過ぎに私を迎えに来てくれたリアム様はミトアさんの言葉に苦笑した。
ミトアさんはリアム様のナニーでもあるし、トーイが来るまではリアム様の世話を一手に請け負っていたらしく、リアム様にとっては頭があがらない人らしい。
ミトアさんが意見することに関して、大旦那様も許可されているんだそう。
実際、お客様の前ではミトアさんはリアム様に口答えしたり、意見を言うだなんてことは絶対にされない。
「アイリス様、リアム様からはお飾りの妻だと言われているのかもしれませんが、あなたは奥様なのです。屋敷の中ではもっとワガママを言って、リアム様にも言いたい事を仰ってかまいませんからね!」
「外では一応、僕を立ててくれると助かる。妻の尻に敷かれているというのも悪くないのかもしれないけど、一応、公爵だしね」
「あなたのお父さまは奥様にメロメロでしたけどね」
「だから、僕にとっとと爵位を継がせたんだろ」
リアム様は呆れた顔をして大きく息を吐いてから、私を見て言う。
「アイリス、ミトア達にこうやって怒られるから、これからは僕を助けると思って、気になったことを隠さずに言ってくれると助かる。ドレスやアクセサリーの件に関しては、僕の失態だ」
「そんなことはありません! ドレスにつきましては、すでに、夜会用のドレスをリアム様に買ってもらっていますし十分です!」
慌てて首を横に振ると、ミトアさんが眉を寄せる。
「駄目です、アイリス様! よそ行き着なども必要です。リアム様は気が利かないところもございますので、ドレスやアクセサリーに関しましては、大奥様とお買い物に行かれるほうが良いかもしれません」
「大奥様がお付き合いしてくださるのでしたら……」
元公爵夫人が私のような人間と買い物に行ってくれるかしら?
不安な気持ちになったけれど、まずは今日の顔合わせを乗り切ることに集中することにした。
「アイリスはどうしてほしいとかあったりする?」
「どうしてほしいとは……?」
「君のご両親が、マオニール家に喧嘩を売ってきた場合、爵位を剥奪して、平民にさせてもいいかな? 君が望むなら、今すぐにでも手を回せば出来ると思うよ? お飾りの妻だという話以外、陛下には結婚についての経緯は話しているから」
改めて思うけれど、国王陛下に連絡しているだなんて、男爵家と比べたら公爵家のレベルが違いすぎるわ。
――私にしてみれば、王族だなんて雲の上の存在だもの。
「どうかしたのか?」
驚いて黙ってしまっていたからか、リアム様が不思議そうに聞いてくる。
「申し訳ございません。他のことを考えておりました」
頭を下げて謝ってから続ける。
「私の家族は平民をバカにしていますから、そんな事になったら、自分達は同じ立場なのに、元貴族だという、訳のわからないマウントを取ろうとすると思います。きっと、近所に住む方に悪戯をして迷惑をかけるだけですし、人と関わらせないようにしたいのですが」
「自分達も平民なったのに、それでもバカにするって事? ……という事は、存在ごと消してしまわないと駄目って事かな?」
満面の笑みで尋ねられてしまった。
「そ、存在ごとと言われますのは、どういうことでしょうか?」
「生きている間は、君にもしつこく関わろうとするかもしれないだろ?」
「それはそうかもしれませんが、あんな家族でも一応、家族ですから、さすがに消えてしまえとは言えません」
目を伏せて素直な気持ちを答えると、リアム様が優しい口調で了承してくれる。
「わかった。もちろん、安易な理由で人の存在を消そうだなんて思っていない。ただ、僕の立場上、厳しい判断をする可能性があることは理解して欲しい」
「もちろんです。私の家族についての最終的な判断はリアム様にお任せいたします」
「ありがとう」
リアム様は優しく微笑んでくれた。
――こんな笑顔を見たら、普通の令嬢なら恋に落ちてもおかしくないわ。
そんなことを思ってしまうくらいに、リアム様の顔は整っていて、つい見入ってしまった。
「どうかしたのか?」
「いえ……。リアム様が女性に人気のある理由がわかった気がしまして」
「嬉しいことを言ってくれてありがとう。ぜひ、僕も君を喜ばせたいんだけど、君は何をしたら喜んでくれるのかな?」
「今がとても幸せですので、お気持ちだけで十分です」
「……そうじゃなくてさ。うーん、まあいい。とりあえず、少しずつ君を知っていけばわかるようになるかな?」
リアム様はそう言うと、不思議そうにしている私に微笑んでから「先に戻るね」と言って、ダイニングルームから出ていってしまった。
◇◆◇
次の日、家から持ってきた服の中で1番上等なドレスに着替えて、リアム様のご両親に会いに向かう事にした。
ミトアさんに、そのことが伝わったのは今日の朝で、朝からそれはもう大変だった。
今、あるドレスにあうアクセサリーや髪型など、ミトアさん達にしてみれば、前日までには決めておきたかったものが決められておらず、慌てて準備をしないといけなくなったからだった。
「大旦那様と大奥様にはお会いするのですから、正装でなければいけません! リアム様! 先日もお伝えしましたが、ドレスを何着か用意してくださいと言ったはずです!」
「いや、ドレスに関しては、母上がプレゼントしたいってうるさかったから」
「それはそれでございます! ドレスなんて何着あっても困りませんし、使い道が気になるなら その分、パーティーに出席されれば良いのです!」
「あんまりアイリスを連れ出すと可哀想だろ。そういう契約じゃないんだ」
昼過ぎに私を迎えに来てくれたリアム様はミトアさんの言葉に苦笑した。
ミトアさんはリアム様のナニーでもあるし、トーイが来るまではリアム様の世話を一手に請け負っていたらしく、リアム様にとっては頭があがらない人らしい。
ミトアさんが意見することに関して、大旦那様も許可されているんだそう。
実際、お客様の前ではミトアさんはリアム様に口答えしたり、意見を言うだなんてことは絶対にされない。
「アイリス様、リアム様からはお飾りの妻だと言われているのかもしれませんが、あなたは奥様なのです。屋敷の中ではもっとワガママを言って、リアム様にも言いたい事を仰ってかまいませんからね!」
「外では一応、僕を立ててくれると助かる。妻の尻に敷かれているというのも悪くないのかもしれないけど、一応、公爵だしね」
「あなたのお父さまは奥様にメロメロでしたけどね」
「だから、僕にとっとと爵位を継がせたんだろ」
リアム様は呆れた顔をして大きく息を吐いてから、私を見て言う。
「アイリス、ミトア達にこうやって怒られるから、これからは僕を助けると思って、気になったことを隠さずに言ってくれると助かる。ドレスやアクセサリーの件に関しては、僕の失態だ」
「そんなことはありません! ドレスにつきましては、すでに、夜会用のドレスをリアム様に買ってもらっていますし十分です!」
慌てて首を横に振ると、ミトアさんが眉を寄せる。
「駄目です、アイリス様! よそ行き着なども必要です。リアム様は気が利かないところもございますので、ドレスやアクセサリーに関しましては、大奥様とお買い物に行かれるほうが良いかもしれません」
「大奥様がお付き合いしてくださるのでしたら……」
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