その場しのぎの謝罪なんていりません!
「貴様との婚約を破棄し、貴様の妹と俺は婚約する。国外追放などしてやるものか。貴様は俺とケイティが愛を育んでいく様子を、間近に見て苦しめばいいのだ」
元婚約者となった王太子殿下は邪悪な笑みを浮かべ、唖然としている私に向かってそう言った。
公爵令嬢である私、ソフィア・ミーデンバーグは幼い頃から王太子殿下の婚約者だった。
血の繋がらない妹のケイティは、私のことを嫌っていて、王太子殿下を私から奪い取ることに、何の罪悪感もなさそうだ。
しかも、二人共が私の処刑を望んでいた。
婚約破棄後は目の前でいちゃついたり意地悪をしてくる2人を、やり過ごしていた私だったけど、ある出来事により私の堪忍袋の緒が切れてしまい――
※かなり前に書いていたものの改稿版です。タイトルも変更しています。
※史実とは関係ない異世界の世界観であり、設定も緩くご都合主義です。魔法のある世界です。
R15は保険です。
元婚約者となった王太子殿下は邪悪な笑みを浮かべ、唖然としている私に向かってそう言った。
公爵令嬢である私、ソフィア・ミーデンバーグは幼い頃から王太子殿下の婚約者だった。
血の繋がらない妹のケイティは、私のことを嫌っていて、王太子殿下を私から奪い取ることに、何の罪悪感もなさそうだ。
しかも、二人共が私の処刑を望んでいた。
婚約破棄後は目の前でいちゃついたり意地悪をしてくる2人を、やり過ごしていた私だったけど、ある出来事により私の堪忍袋の緒が切れてしまい――
※かなり前に書いていたものの改稿版です。タイトルも変更しています。
※史実とは関係ない異世界の世界観であり、設定も緩くご都合主義です。魔法のある世界です。
R15は保険です。
あなたにおすすめの小説
「お前を妻だと思ったことはない」と言ってくる旦那様と離婚した私は、幼馴染の侯爵から溺愛されています。
木山楽斗
恋愛
第二王女のエリームは、かつて王家と敵対していたオルバディオン公爵家に嫁がされた。
因縁を解消するための結婚であったが、現当主であるジグールは彼女のことを冷遇した。長きに渡る因縁は、簡単に解消できるものではなかったのである。
そんな暮らしは、エリームにとって息苦しいものだった。それを重く見た彼女の兄アルベルドと幼馴染カルディアスは、二人の結婚を解消させることを決意する。
彼らの働きかけによって、エリームは苦しい生活から解放されるのだった。
晴れて自由の身になったエリームに、一人の男性が婚約を申し込んできた。
それは、彼女の幼馴染であるカルディアスである。彼は以前からエリームに好意を寄せていたようなのだ。
幼い頃から彼の人となりを知っているエリームは、喜んでその婚約を受け入れた。二人は、晴れて夫婦となったのである。
二度目の結婚を果たしたエリームは、以前とは異なる生活を送っていた。
カルディアスは以前の夫とは違い、彼女のことを愛して尊重してくれたのである。
こうして、エリームは幸せな生活を送るのだった。
そちらから縁を切ったのですから、今更頼らないでください。
木山楽斗
恋愛
伯爵家の令嬢であるアルシエラは、高慢な妹とそんな妹ばかり溺愛する両親に嫌気が差していた。
ある時、彼女は父親から縁を切ることを言い渡される。アルシエラのとある行動が気に食わなかった妹が、父親にそう進言したのだ。
不安はあったが、アルシエラはそれを受け入れた。
ある程度の年齢に達した時から、彼女は実家に見切りをつけるべきだと思っていた。丁度いい機会だったので、それを実行することにしたのだ。
伯爵家を追い出された彼女は、商人としての生活を送っていた。
偶然にも人脈に恵まれた彼女は、着々と力を付けていき、見事成功を収めたのである。
そんな彼女の元に、実家から申し出があった。
事情があって窮地に立たされた伯爵家が、支援を求めてきたのだ。
しかしながら、そんな義理がある訳がなかった。
アルシエラは、両親や妹からの申し出をきっぱりと断ったのである。
※8話からの登場人物の名前を変更しました。1話の登場人物とは別人です。(バーキントン→ラナキンス)
婚約者が病弱な妹に恋をしたので、私は家を出ます。どうか、探さないでください。
待鳥園子
恋愛
婚約者が病弱な妹を見掛けて一目惚れし、私と婚約者を交換できないかと両親に聞いたらしい。
妹は清楚で可愛くて、しかも性格も良くて素直で可愛い。私が男でも、私よりもあの子が良いと、きっと思ってしまうはず。
……これは、二人は悪くない。仕方ないこと。
けど、二人の邪魔者になるくらいなら、私が家出します!
自覚のない純粋培養貴族令嬢が腹黒策士な護衛騎士に囚われて何があっても抜け出せないほどに溺愛される話。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~
つくも茄子
恋愛
幼い頃からの婚約者であった侯爵令嬢との婚約を解消して、学生時代からの恋人と結婚した王太子殿下。
政略よりも愛を選んだ生活は思っていたのとは違っていた。「お幸せに」と微笑んだ元婚約者。結婚によって去っていた側近達。愛する妻の妃教育がままならない中での出産。世継ぎの王子の誕生を望んだものの産まれたのは王女だった。妻に瓜二つの娘は可愛い。無邪気な娘は欲望のままに動く。断罪の時、全てが明らかになった。王太子の思い描いていた未来は元から無かったものだった。後悔は続く。どこから間違っていたのか。
他サイトにも公開中。
浮気して婚約破棄したあなたが、私の新しい婚約者にとやかく言う権利があるとお思いですか?
木山楽斗
恋愛
伯爵令嬢であるクレーナは、ある時婚約者であるラカールから婚約破棄を告げられた。
彼は浮気しており、その相手との間に子供ができたことから、クレーナのことを切り捨てざるを得なかったのだ。
しかしながらラカールは、煮え切らない態度であった。彼は渋々といった感じで、浮気相手と婚約しようとしていたのだ。
身勝手なことをしたというのに、責任を取る確固たる覚悟もない彼に対して、クレーナは憤った。だがラカールは、婚約破棄するのだから関係ないと、その言葉を受け入れないのだった。
婚約者から離れたクレーナは、侯爵令息であるドラグスと出会った。
二人はお互いに惹かれていき、やがて婚約を結ぶことになるのだった。
そんな折、二人の前に元婚約者であるラカールが現れた。
彼はドラグスのことを批判して、クレーナには相応しくないと批判してきたのである。
「浮気して婚約破棄したあなたが、私の新しい婚約者にとやかく言う権利があるとお思いですか?」
しかしクレーナは、ラカールをそう言って切り捨てた。
そこで彼女は知ることになった。ラカールが自分の知らない間に、随分と落ちぶれていたということを。
【完結】婚約破棄される前に私は毒を呷って死にます!当然でしょう?私は王太子妃になるはずだったんですから。どの道、只ではすみません。
つくも茄子
恋愛
フリッツ王太子の婚約者が毒を呷った。
彼女は筆頭公爵家のアレクサンドラ・ウジェーヌ・ヘッセン。
なぜ、彼女は毒を自ら飲み干したのか?
それは婚約者のフリッツ王太子からの婚約破棄が原因であった。
恋人の男爵令嬢を正妃にするためにアレクサンドラを罠に嵌めようとしたのだ。
その中の一人は、アレクサンドラの実弟もいた。
更に宰相の息子と近衛騎士団長の嫡男も、王太子と男爵令嬢の味方であった。
婚約者として王家の全てを知るアレクサンドラは、このまま婚約破棄が成立されればどうなるのかを知っていた。そして自分がどういう立場なのかも痛いほど理解していたのだ。
生死の境から生還したアレクサンドラが目を覚ました時には、全てが様変わりしていた。国の将来のため、必要な処置であった。
婚約破棄を宣言した王太子達のその後は、彼らが思い描いていたバラ色の人生ではなかった。
後悔、悲しみ、憎悪、果てしない負の連鎖の果てに、彼らが手にしたものとは。
「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルバ」にも投稿しています。
精霊の愛し子が濡れ衣を着せられ、婚約破棄された結果
あーもんど
恋愛
「アリス!私は真実の愛に目覚めたんだ!君との婚約を白紙に戻して欲しい!」
ある日の朝、突然家に押し掛けてきた婚約者───ノア・アレクサンダー公爵令息に婚約解消を申し込まれたアリス・ベネット伯爵令嬢。
婚約解消に同意したアリスだったが、ノアに『解消理由をそちらに非があるように偽装して欲しい』と頼まれる。
当然ながら、アリスはそれを拒否。
他に女を作って、婚約解消を申し込まれただけでも屈辱なのに、そのうえ解消理由を偽装するなど有り得ない。
『そこをなんとか······』と食い下がるノアをアリスは叱咤し、屋敷から追い出した。
その数日後、アカデミーの卒業パーティーへ出席したアリスはノアと再会する。
彼の隣には想い人と思われる女性の姿が·····。
『まだ正式に婚約解消した訳でもないのに、他の女とパーティーに出席するだなんて·····』と呆れ返るアリスに、ノアは大声で叫んだ。
「アリス・ベネット伯爵令嬢!君との婚約を破棄させてもらう!婚約者が居ながら、他の男と寝た君とは結婚出来ない!」
濡れ衣を着せられたアリスはノアを冷めた目で見つめる。
······もう我慢の限界です。この男にはほとほと愛想が尽きました。
復讐を誓ったアリスは────精霊王の名を呼んだ。
※本作を読んでご気分を害される可能性がありますので、閲覧注意です(詳しくは感想欄の方をご参照してください)
※息抜き作品です。クオリティはそこまで高くありません。
※本作のざまぁは物理です。社会的制裁などは特にありません。
※hotランキング一位ありがとうございます(2020/12/01)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
ご意見ありがとうございます。
人体実験ですね……!
拙作をお読みいただきありがとうございます✨
書き忘れていたのですが、「私の婚約者が浮気をする理由」でララベルをヒロインにしております。
あと、「きままに更新の番外編集」でも1話だけのせております。
改稿版を作ったため、順番が前後しておりますが、気が向いた時にでもお読みいただけたら……と思うのですが、賛否両論巻き起こったお話ですので、心を広く持てると思った時にでも読んでいただけましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました✨
返信をありがとうございます!
文章足らずで申し訳ございませんでした🙇♀️
お祝いのお言葉をありがとうございます。
笑っていただけたなら嬉しいです✨️
最後までお読みいただきありがとうございました✨️
お祝いのお言葉をありがとうございます✨
次作でもよろしくお願いいたします☺️
最後までお読みいただきありがとうございました✨️
感想をありがとうございます!
最強ママン、なんとかしてとどめを刺しそうですよね😂
新作のほうでも引き続き、よろしくお願いいたします✨️
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨️
感想をありがとうございます!
書いてなかったですが、ケイティは処刑されます!
ラスト時点ではまだだったので書いてませんでした。
最後までお読みいただきありがとうございました✨️
感想をありがとうございます。
次の話でラストです!
返信をありがとうございます!
間違っていることにパニックになってしまい、なかなか、見つけ出せないのでできればという形です。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
感想をありがとうございます。
今こそですね(´∀`*)ウフフ
申し訳ございません!
暗殺の間違いです。
修正いたしました。
矛盾のご指摘はありがたいです!
欲を言えば、何話と教えていただければ助かります。
申し訳ございませんでした。
感想をありがとうございます。
おむすびのようにコロコロと😂
破滅?するまではコロコロですね(´∀`*)ウフフ
感想をありがとうございます。
貴族らしくないので余計に(´∀`*)ウフフ
感想をありがとうございます。
許可が出た😂
痛い目に遭ってもらわないと駄目ですね!
感想をありがとうございます。
母が一番強いですね😂
感想をありがとうございます。
近寄りたくないのわかります😂
ケイティは本当に何がしたいんでしょうね🤔
感想をありがとうございます。
断捨離😂
国としての断捨離は成功ですね。
こちらにもありがとうございます!
そうなんです。
ララベルとニールの話は時系列的にはあとの話です。
ゴリラ兄妹😂
個人的には書いてきた中で、私が一番好き?な兄妹だったりします☺️
申し訳ございませんでした。
修正いたしました。
感想をありがとうございます。
本当ですね😂
ゼント以外はケイティを探さないかも😂
感想をありがとうございます。
地獄の業火!
どんなものか調べておきます!
感想をありがとうございます。
長編ですので、ざまぁまでお待たせしますが、お付き合いいただけますと幸いです🙇♀️
誤字報告と感想ををありがとうございます!
申し訳ございませんでした。
修正いたしました🙇♀
ララベル登場まであと少しですので、もう少しお待ちくださいませ✨
感想をありがとうございます。
人をおもちゃにしてはいけないのですが、相手は悪いことしてますし、天罰ということで(^_^;)
申し訳ございませんでした。
修正いたしました。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。