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27 幸せになった聖女
しおりを挟む「そんな……、どうして今まで教えてくれなかったんだよ」
テイラーが二人しか知らない思い出を話すと、ピッキーは目を見開いて尋ねた。
「……最初はあなたのことが許せなかった。だから、あなたと共に生まれ変わったと聞いた時、神様に私だと言わないでほしいと頼んだの。あなた自身で自分の罪に気が付いてほしかった。そこで、やっとあなたを許せると思ったから」
テイラーはピッキーの顔に顔を寄せて話を続ける。
「私があなたを許す前に、あなたはリーニに恋をした。それまでは良かったの。だけど、エレーナの悪意をあなたは注意することもなく、手を貸そうとしたのよ」
「……オレに忠告しても無駄だったから、エレーナに噛みついたのか」
ピッキーは納得したように言った。
テイラーがエレーナ様に罰を与えることは、別におかしくないと思っていた。
でも、やり過ぎなのではないかとも思っていたから、今回の理由を聞いて腑に落ちた。
テイラーにしてみれば、やっと心が綺麗になってきたピッキーを惑わせたことが許せなかったのね。
「あなたを魔物にするわけにはいかないの」
テイラーは静かにそう言った。
ピッキーの体はどんどん砂に変わっていく。
テイラーたちの様子を見守っていたわたしに、ディオン殿下が耳打ちしてくる。
「邪神はどうなった?」
「……そうでした」
慌ててルルミー様のほうを見ると、気を失っているようだし、国王陛下のほうを見ても動きはない。
となると、残りはフワエル様しかいない。
でも、フワエル様も倒れているし、邪神を感じさせる気配はなかった。
「邪神なら神様が追い払ったわ」
テイラーがピッキーを見つめたまま教えてくれた。
ピッキーの体はもうほとんどなくて、この会話が最後だということがわかる。
「オレはどうなるんだ?」
「……わからないわ。神様が決めることだから。でもねピッキー。あなたが神様に本当に詫びる気持ちがあるのなら、また会えるわ」
「そうか……」
ピッキーの姿が見えなくなった時、わたしの耳元でピッキーの声が聞こえた。
「謝っても許されることじゃないけど、今まで本当にごめん」
そうね。
あなたは許されないことをした。
でも、今度、あなたが生まれ変わる時は、大好きな人と結ばれますように。
わたしの目からまた、涙が溢れ出した。
*****
しばらくしてから、レッテムがわたしたちの目の前に現れ、上手くいったと教えてくれた。
それと同時にテイラーの姿とピッキーだった金色の砂も消えて、意識を失っていた人たちが一斉に目を覚ました。
「あたし、助かったの?」
「助かりましたが、あなたは神様を信じる国の国民として、やってはいけないことをしました」
「何なの、その意味深な言い方」
ルルミー様はゆっくりと体を起こして、わたしを睨みつけてきた。
わたしが何か言う前に、フワエル様が壇上から下りてきて尋ねてくる。
「一体、何があったんだ? それに、リーニが来るまで中にいたはずの騎士たちはどこに行ったんだ?」
「彼らは神様が逃がしてくれたようです」
「逃がす? どういうことだ」
「こういうことです」
わたしは両手を広げて目を閉じた。
すると、少し離れてはいるけれど、魔物の咆哮が聞こえてきた。
「これは?」
ディオン殿下が焦った顔でわたしを見つめる。
「実は、ここに来てすぐにノーンコル王国に張っていた結界を全て解除しました」
「なんだって!?」
「なんですって!?」
フワエル様とルルミー様は無視し、ディオン殿下を見つめて話を続ける。
「この城を守る塀の向こうは森に囲まれていますので、わたしは塀で囲まれている部分にだけ結界を張り直しました」
「国民を誘導させたのはそのためか」
「はい。この城の周りを魔物に囲んでほしかったんです」
ソーンウェル王国の両陛下にお願いして、ノーンコル王国のソベル大将に連絡してもらい、魔物のいる南の地から城に続く道の一部に人を立ち入らせないようにしてもらっていた。
準備が整ったことを確認してから、わたしは結界を解除し、ラエニャ様に協力してもらい、人を立ち入らせないようにしてもらった一部の道と城の周りを囲む森を除いて結界を張り直した。
だから今は、城壁を越えてくることはないものの、城の周りは多くの魔物たちに囲まれているはずだ。
「そ、そんな! どうして、そんなことをするんだよ!?」
「フワエル殿下、あなたはルルミー様と結婚するおつもりでしたわよね」
「そ、それはそうだけど」
「ルルミー様、あなたはフワエル殿下と結婚するのですか」
「そうよ!」
頷いたルルミー様からは反省している様子が見えないので、今度こそは突き放すことにした。
「では、お幸せに。食料は転移魔法で送るようにいたしますね」
「ちょ、ちょっと待ってよ、どういうことなの!?」
「あなたは邪神と手を組もうとしました。ということは、あなたの仲間は人間ではありません。魔物です」
「ふざけたことを言わないでよ!」
「ふざけてなんていません。本気で言っています。仲間たちと仲良く暮らしてください。どうしても嫌な場合は心からの懺悔をお願いします。ですが、赦す赦さないかは神様の判断です」
自分たちがこれからどうなるのかわかったルルミー様とフワエル様は助けを求めてくる。
「嫌よ! こんなところに取り残されたくない!」
「リーニ! 僕はそこまでされるほど悪いことをしていないだろう!」
「一時でも邪神の使いになっていたルルミー様を妻にするのでしたら、あなたも魔物と共存するべきです。城壁の中には魔物は入ってこれませんから安全ですよ」
「人がいないじゃないの! あたしの世話をする人はどうなるのよ!?」
「城壁の外に出て、世話をしてくれる魔物を探せば良いのではないでしょうか」
そんな魔物がいるはすがない。
わかっているけれど、笑顔を作って言った。
「帰ろうか、リーニ」
「はい」
ディオン殿下に話しかけられて頷くと、フワエル様が叫ぶ。
「嫌だ! 帰らないでくれ! リーニ、助けてくれ!」
「そうよ! こんなところにいたくない!」
フワエル様とルルミー様がわたしに触れようとした時、ディオン殿下が転移魔法を使ってくれた。
それと同時に、エレーナ様は3つに分割されてしまったノーンコル王国の一部に戻ると、城の周りの森に繋がっていた道を結界で閉ざし、ノーンコル王国を3つから2つにしたのだった。
*****
ノーンコル王国の王城での出来事から3日経った朝、小島に行くとテイラーから声をかけられた。
「リーニに報告があるの」
「何かしら」
「あのね、私のお腹の中に赤ちゃんがいるみたいなの」
「……それって」
「ええ。神様がピッキーを生まれ変わらせてくれるって。今度はピッキーの記憶はなくすみたいだけどね」
「おめでとうと言って良いの?」
ワニの姿ではなく鹿の姿のままのテイラーは、わたしの質問に大きく頷いてくれた。
ピッキーの代わりのノーンコル王国の新しい精霊はワニだった。
エレーナ様はトラウマもあるから怖がってはいるけれど、何とかコミュニケーションを取ろうと頑張っている。
わたしの家族はソーンウェル王国に引っ越してこようとしたけれど、ディオン殿下にお願いして入国できないようにしてもらった。
ノーンコル王国の新しい国王陛下は、ラーラル家とは派閥が違う。
ノーンコル王国に居づらいということや、わたしがディオン殿下と婚約したことを知って、手のひら返しをしてきたけど、もう遅い。
わたしが今更家族を許せるはずもなく、お母様たちは国境付近で途方に暮れていると聞いた。
ルルミー様とフワエル様、そして、国王陛下は自分たちしかいない城の中で、外から聞こえてくる魔物の咆哮に怯えながら暮らしているらしい。
食べ物はわたしたちが用意して、転移魔法で送ってはいるけれど、調理されたものではないので、かなり苦戦しているとも聞いた。
ルルミー様とフワエル様は城にある塔の一番上に行って、毎日、湖の方向に向かって懺悔をしているというから、いつかは赦してもらえる日がくるかもしれない。
国王陛下だけは、後悔する様子が見えないため、結界の中で魔物化したあと消滅するだろうというのがレッテムの予想だった。
「おかえり」
小島から帰ると、ディオン殿下が出迎えてくれた。
昨日から、わたしとディオン殿下は一緒に暮らしはじめた。
城に来てほしいと言われたけれど、小島に行くには今の家が良いのだと言うと、ディオン殿下がこちらに来てくれた。
まだ、婚約者なので寝室は別だ。
「ただいまです」
「朝食の準備ができてる。今日は俺が作った」
「ディオン殿下がですか!?」
「ああ。出来ないよりかは出来たほうが良いかと思って覚えたんだ。凝ったものはできないけどな」
「それは楽しみです! ありがとうございます!」
手を繋いで、一緒にリビングに向かう。
ソーンウェル王国に来てからも、悲しいことや辛いことはたくさんあった。
でも、ノーンコル王国では得られなかった幸せがここにはある。
役立たずだと他国に追いやられてしまったわたしだけど、そのおかげで、今までにない幸せを手に入れた。
この幸せな気持ちを力にして、ディオン殿下や仲間たちと一緒に、この世界を守り抜いてみせると心に誓った。
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お読みいただき、本当にありがとうございました!
聖女ものはたくさんありますし、私自身も書いているため、被らないように……と考えて書いたものですが、ご都合主義はお許しください。
ノーンコル王国の王城はドーナツの穴の部分で、魔物がいるのはドーナツの生地部分と思っていただければと思います。
そして、その周りを新たなノーンコル王国が囲う形です。
お気に入り登録、エール、しおり、感想をいただき、本当にありがとうございました。
励みになりました。
少しでも楽しんでいただけていれば嬉しいです。
こちらの完結しましたが、新作「愛しているなら何でもできる? どの口が言うのですか」を投稿しております。
よろしければ読んでいただけますと幸いです。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
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