12 / 52
11 本当に良いのですか?
しおりを挟む
一番近くの繁華街は馬車で30分程の所にあった。
城下町ほどではないけれど、とても活気があって人通りも多く、歩く人の表情も明るい。
笑顔の人が多いと、こちらの気分も明るくなってくるし良いと思う。
まずは普段着にできる動きやすいドレスを選ぼうという話になり、シャルが目星をつけてくれていたお店の前で馬車を停めてもらい、外に出た時だった。
「見つけたぞ! ロード! 貴様はどうしてレニスに嫌がらせをするんだ!」
聞き覚えのある声が聞こえて振り返ると、そこには白シャツにブラウンのズボン姿の男性が立っていた。
一瞬、昼間から酔っ払いの人がいて、恐れ多くもロード様に絡んできたのかと思ったけれど違った。
よく見てみると、険しい顔をしてロード様を睨みつけている髭面の男性は国王陛下にそっくりだということがわかった。
「……どうして、こんなところに父上がいるんですか」
ロード様は驚愕の表情を浮かべて、国王陛下に尋ねた。
周りにいる護衛の人たちも、ロード様の言葉を聞いて困惑の表情を浮かべている。
やっぱり、国王陛下なのね。
ロード様が自分の親を間違えるわけないもの。
「うるさい! 俺だって、こんな惨めな思いなどしたくはなかった! 俺がこんなことになっているのは全部、お前たちのせいだ!」
国王陛下は表情を歪めて、私とロード様に向かって叫んだ。
意味がわからないわ。
どうして、私たちのせいになるの?
ロード様は私の横で大きくため息を吐くと、相手にしていられないと言わんばかりに口を開く。
「父上は僕たちの顔を見たくなさそうですから、ここで失礼させていただきます」
「ちょ、ちょっと待て。それはそれで困る」
ロード様に冷たくあしらわれたからか、国王陛下が焦り始めた。
本当に行っても良いのか迷っていると、ロード様が私に笑顔で話しかけてくる。
「ミレニア、あの人を相手にしていたら時間がもったいないから行こう」
「ほ、本当に良いのですか?」
「良いよ」
「ちょっと待てと言っているだろう!」
国王陛下が声を荒らげたので、通行人の人たちがチラチラと私たちに好奇の目を向けてくる。
まさか、国王陛下がこんなみすぼらしい格好でここにいるとは思われないでしょうけど、ロード様は別だわ。
だから、あまり目立つことは良くない。
ロード様もそのことは言われなくてもわかっているはずなので、少しでも早く、この場から離れようとしているのだと思われる。
考えてみれば、国王陛下は猫派なのよね。
メルちゃんを連れてきていたら、お姉様のように嫌がって逃げてくれるのかしら。
……って、メルちゃんをこき使うようなことばかり考えていちゃ駄目ね。
変な人ばかり相手にしていたらメルちゃんのストレスになってしまうわ。
「ミレニア、行こう」
「はい!」
「おい! お前たち俺の話を聞けっ!」
国王陛下が追いかけてこようとしたけれど、護衛の人が止めてくれる。
「閣下に近付かないで下さい」
「何を言ってるんだ! 俺はあいつの父親なんだぞ!」
「国王陛下がこんな所にいらっしゃる訳がありません」
普通の人なら絶対にそう思うであろうことを言われ、陛下は悔しそうに唇を噛んだあと、大きな声で叫ぶ。
「先程、あやつが俺のことを父上と言ったのは聞こえなかったのか!」
「間違いでした」
ロード様は足を止めてしれっとした顔をして、話を続ける。
「父に似ていた人でした。護衛の言う通り、父は国王陛下だ。そんな人が護衛も付けずにこんな所にいるわけがない」
「ロ、ロード! 貴様ぁ!」
「ご同行願います」
陛下は何やら叫び続けていたけれど、護衛の人たちに無理やり連行されていった。
暴れている国王陛下が遠ざかっていくのを見送りながら、ロード様に尋ねる。
「どこに連れて行かれるんでしょうか」
「さすがに警察はないと思うよ。父上はちょっと頭が残念なところがあるけど、さすがに1人でウロウロはしてないと思うし、保護者に引き渡されるんじゃないかな」
「保護者ですか」
子供にそんなことを言われる父親ってどうなのかしら。
しかも、国王陛下なのよ。
「それにしても、どうして、あんな格好だったんでしょうか」
「僕もわからない。あとで、確認させるよ。たぶん、兄上の命令だと思う」
「陛下はまだ退位されたわけではないんですよね」
「まだ先だと聞いてたんだが、兄上が怒るようなことをやらかして、退位を自分で早めた可能性はある。その連絡が邸には届いてるかもしれない」
ふう、とロード様はため息を吐いてから苦笑する。
「驚かせて悪かった。あの人のことは忘れて買い物をしよう」
「は、はい」
そうは言われたけれど、どうしてあんなことになっているのか気になって、買い物に集中できるはずがなかった。
だから、服選びはほとんどシャルに任せていると、ロード様の側近がやって来て、ロード様に報告する。
「陛下は城から追い出されたそうです」
「何があったんだろうか」
「王妃陛下に追い出され、ジーギス殿下と共に住むように言われたそうです。そして、ジーギス殿下を頼って、現在、ジーギス殿下が住んでいる仮住まいの家に身を寄せようとされたようですが、レニス様の件でジーギス様と喧嘩になり、ジーギス様から家を追い出されたそうです」
「何をやってるんだよ」
王族とは思えないくだらない親子喧嘩に、ロード様はがっくりと肩を落とした。
※
次の話はレニス視点の閑話になります。
城下町ほどではないけれど、とても活気があって人通りも多く、歩く人の表情も明るい。
笑顔の人が多いと、こちらの気分も明るくなってくるし良いと思う。
まずは普段着にできる動きやすいドレスを選ぼうという話になり、シャルが目星をつけてくれていたお店の前で馬車を停めてもらい、外に出た時だった。
「見つけたぞ! ロード! 貴様はどうしてレニスに嫌がらせをするんだ!」
聞き覚えのある声が聞こえて振り返ると、そこには白シャツにブラウンのズボン姿の男性が立っていた。
一瞬、昼間から酔っ払いの人がいて、恐れ多くもロード様に絡んできたのかと思ったけれど違った。
よく見てみると、険しい顔をしてロード様を睨みつけている髭面の男性は国王陛下にそっくりだということがわかった。
「……どうして、こんなところに父上がいるんですか」
ロード様は驚愕の表情を浮かべて、国王陛下に尋ねた。
周りにいる護衛の人たちも、ロード様の言葉を聞いて困惑の表情を浮かべている。
やっぱり、国王陛下なのね。
ロード様が自分の親を間違えるわけないもの。
「うるさい! 俺だって、こんな惨めな思いなどしたくはなかった! 俺がこんなことになっているのは全部、お前たちのせいだ!」
国王陛下は表情を歪めて、私とロード様に向かって叫んだ。
意味がわからないわ。
どうして、私たちのせいになるの?
ロード様は私の横で大きくため息を吐くと、相手にしていられないと言わんばかりに口を開く。
「父上は僕たちの顔を見たくなさそうですから、ここで失礼させていただきます」
「ちょ、ちょっと待て。それはそれで困る」
ロード様に冷たくあしらわれたからか、国王陛下が焦り始めた。
本当に行っても良いのか迷っていると、ロード様が私に笑顔で話しかけてくる。
「ミレニア、あの人を相手にしていたら時間がもったいないから行こう」
「ほ、本当に良いのですか?」
「良いよ」
「ちょっと待てと言っているだろう!」
国王陛下が声を荒らげたので、通行人の人たちがチラチラと私たちに好奇の目を向けてくる。
まさか、国王陛下がこんなみすぼらしい格好でここにいるとは思われないでしょうけど、ロード様は別だわ。
だから、あまり目立つことは良くない。
ロード様もそのことは言われなくてもわかっているはずなので、少しでも早く、この場から離れようとしているのだと思われる。
考えてみれば、国王陛下は猫派なのよね。
メルちゃんを連れてきていたら、お姉様のように嫌がって逃げてくれるのかしら。
……って、メルちゃんをこき使うようなことばかり考えていちゃ駄目ね。
変な人ばかり相手にしていたらメルちゃんのストレスになってしまうわ。
「ミレニア、行こう」
「はい!」
「おい! お前たち俺の話を聞けっ!」
国王陛下が追いかけてこようとしたけれど、護衛の人が止めてくれる。
「閣下に近付かないで下さい」
「何を言ってるんだ! 俺はあいつの父親なんだぞ!」
「国王陛下がこんな所にいらっしゃる訳がありません」
普通の人なら絶対にそう思うであろうことを言われ、陛下は悔しそうに唇を噛んだあと、大きな声で叫ぶ。
「先程、あやつが俺のことを父上と言ったのは聞こえなかったのか!」
「間違いでした」
ロード様は足を止めてしれっとした顔をして、話を続ける。
「父に似ていた人でした。護衛の言う通り、父は国王陛下だ。そんな人が護衛も付けずにこんな所にいるわけがない」
「ロ、ロード! 貴様ぁ!」
「ご同行願います」
陛下は何やら叫び続けていたけれど、護衛の人たちに無理やり連行されていった。
暴れている国王陛下が遠ざかっていくのを見送りながら、ロード様に尋ねる。
「どこに連れて行かれるんでしょうか」
「さすがに警察はないと思うよ。父上はちょっと頭が残念なところがあるけど、さすがに1人でウロウロはしてないと思うし、保護者に引き渡されるんじゃないかな」
「保護者ですか」
子供にそんなことを言われる父親ってどうなのかしら。
しかも、国王陛下なのよ。
「それにしても、どうして、あんな格好だったんでしょうか」
「僕もわからない。あとで、確認させるよ。たぶん、兄上の命令だと思う」
「陛下はまだ退位されたわけではないんですよね」
「まだ先だと聞いてたんだが、兄上が怒るようなことをやらかして、退位を自分で早めた可能性はある。その連絡が邸には届いてるかもしれない」
ふう、とロード様はため息を吐いてから苦笑する。
「驚かせて悪かった。あの人のことは忘れて買い物をしよう」
「は、はい」
そうは言われたけれど、どうしてあんなことになっているのか気になって、買い物に集中できるはずがなかった。
だから、服選びはほとんどシャルに任せていると、ロード様の側近がやって来て、ロード様に報告する。
「陛下は城から追い出されたそうです」
「何があったんだろうか」
「王妃陛下に追い出され、ジーギス殿下と共に住むように言われたそうです。そして、ジーギス殿下を頼って、現在、ジーギス殿下が住んでいる仮住まいの家に身を寄せようとされたようですが、レニス様の件でジーギス様と喧嘩になり、ジーギス様から家を追い出されたそうです」
「何をやってるんだよ」
王族とは思えないくだらない親子喧嘩に、ロード様はがっくりと肩を落とした。
※
次の話はレニス視点の閑話になります。
349
お気に入りに追加
1,815
あなたにおすすめの小説
【完結】追放された元聖女は、冒険者として自由に生活します!
蜜柑
ファンタジー
レイラは生まれた時から強力な魔力を持っていたため、キアーラ王国の大神殿で大司教に聖女として育てられ、毎日祈りを捧げてきた。大司教は国政を乗っ取ろうと王太子とレイラの婚約を決めたが、王子は身元不明のレイラとは結婚できないと婚約破棄し、彼女を国外追放してしまう。
――え、もうお肉も食べていいの? 白じゃない服着てもいいの?
追放される道中、偶然出会った冒険者――剣士ステファンと狼男のライガに同行することになったレイラは、冒険者ギルドに登録し、冒険者になる。もともと神殿での不自由な生活に飽き飽きしていたレイラは美味しいものを食べたり、可愛い服を着たり、冒険者として仕事をしたりと、外での自由な生活を楽しむ。
その一方、魔物が出るようになったキアーラでは大司教がレイラの回収を画策し、レイラの出自をめぐる真実がだんだんと明らかになる。
※序盤1話が短めです(1000字弱)
※複数視点多めです。
※小説家になろうにも掲載しています。
※表紙イラストはレイラを月塚彩様に描いてもらいました。
この度、猛獣公爵の嫁になりまして~厄介払いされた令嬢は旦那様に溺愛されながら、もふもふ達と楽しくモノづくりライフを送っています~
柚木崎 史乃
ファンタジー
名門伯爵家の次女であるコーデリアは、魔力に恵まれなかったせいで双子の姉であるビクトリアと比較されて育った。
家族から疎まれ虐げられる日々に、コーデリアの心は疲弊し限界を迎えていた。
そんな時、どういうわけか縁談を持ちかけてきた貴族がいた。彼の名はジェイド。社交界では、「猛獣公爵」と呼ばれ恐れられている存在だ。
というのも、ある日を境に文字通り猛獣の姿へと変わってしまったらしいのだ。
けれど、いざ顔を合わせてみると全く怖くないどころか寧ろ優しく紳士で、その姿も動物が好きなコーデリアからすれば思わず触りたくなるほど毛並みの良い愛らしい白熊であった。
そんな彼は月に数回、人の姿に戻る。しかも、本来の姿は類まれな美青年なものだから、コーデリアはその度にたじたじになってしまう。
ジェイド曰くここ数年、公爵領では鉱山から流れてくる瘴気が原因で獣の姿になってしまう奇病が流行っているらしい。
それを知ったコーデリアは、瘴気の影響で不便な生活を強いられている領民たちのために鉱石を使って次々と便利な魔導具を発明していく。
そして、ジェイドからその才能を評価され知らず知らずのうちに溺愛されていくのであった。
一方、コーデリアを厄介払いした家族は悪事が白日のもとに晒された挙句、王家からも見放され窮地に追い込まれていくが……。
これは、虐げられていた才女が嫁ぎ先でその才能を発揮し、周囲の人々に無自覚に愛され幸せになるまでを描いた物語。
他サイトでも掲載中。
お飾りの側妃ですね?わかりました。どうぞ私のことは放っといてください!
水川サキ
恋愛
クオーツ伯爵家の長女アクアは17歳のとき、王宮に側妃として迎えられる。
シルバークリス王国の新しい王シエルは戦闘能力がずば抜けており、戦の神(野蛮な王)と呼ばれている男。
緊張しながら迎えた謁見の日。
シエルから言われた。
「俺がお前を愛することはない」
ああ、そうですか。
結構です。
白い結婚大歓迎!
私もあなたを愛するつもりなど毛頭ありません。
私はただ王宮でひっそり楽しく過ごしたいだけなのです。
旦那様は大変忙しいお方なのです
あねもね
恋愛
レオナルド・サルヴェール侯爵と政略結婚することになった私、リゼット・クレージュ。
しかし、その当人が結婚式に現れません。
侍従長が言うことには「旦那様は大変忙しいお方なのです」
呆気にとられたものの、こらえつつ、いざ侯爵家で生活することになっても、お目にかかれない。
相変わらず侍従長のお言葉は「旦那様は大変忙しいお方なのです」のみ。
我慢の限界が――来ました。
そちらがその気ならこちらにも考えがあります。
さあ。腕が鳴りますよ!
※視点がころころ変わります。
※※2021年10月1日、HOTランキング1位となりました。お読みいただいている皆様方、誠にありがとうございます。
悪役令嬢に仕立て上げたいのならば、悪役令嬢になってあげましょう。ただし。
三谷朱花
恋愛
私、クリスティアーヌは、ゼビア王国の皇太子の婚約者だ。だけど、学院の卒業を祝うべきパーティーで、婚約者であるファビアンに悪事を突き付けられることになった。その横にはおびえた様子でファビアンに縋り付き私を見る男爵令嬢ノエリアがいる。うつむきわなわな震える私は、顔を二人に向けた。悪役令嬢になるために。
お二人共、どうぞお幸せに……もう二度と勘違いはしませんから
結城芙由奈@2/28コミカライズ発売
恋愛
【もう私は必要ありませんよね?】
私には2人の幼なじみがいる。一人は美しくて親切な伯爵令嬢。もう一人は笑顔が素敵で穏やかな伯爵令息。
その一方、私は貴族とは名ばかりのしがない男爵家出身だった。けれど2人は身分差に関係なく私に優しく接してくれるとても大切な存在であり、私は密かに彼に恋していた。
ある日のこと。病弱だった父が亡くなり、家を手放さなければならない
自体に陥る。幼い弟は父の知り合いに引き取られることになったが、私は住む場所を失ってしまう。
そんな矢先、幼なじみの彼に「一生、面倒をみてあげるから家においで」と声をかけられた。まるで夢のような誘いに、私は喜んで彼の元へ身を寄せることになったのだが――
※ 他サイトでも投稿中
途中まで鬱展開続きます(注意)
もう私、好きなようにさせていただきますね? 〜とりあえず、元婚約者はコテンパン〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「婚約破棄ですね、はいどうぞ」
婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう対応を致しました。
もう面倒だし、食い下がる事も辞めたのですが、まぁ家族が許してくれたから全ては大団円ですね。
……え? いまさら何ですか? 殿下。
そんな虫のいいお話に、まさか私が「はい分かりました」と頷くとは思っていませんよね?
もう私の、使い潰されるだけの生活からは解放されたのです。
だって私はもう貴方の婚約者ではありませんから。
これはそうやって、自らが得た自由の為に戦う令嬢の物語。
※本作はそれぞれ違うタイプのざまぁをお届けする、『野菜の夏休みざまぁ』作品、4作の内の1作です。
他作品は検索画面で『野菜の夏休みざまぁ』と打つとヒット致します。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる