41 / 45
10−2 ロードウェル伯爵家 8−1(オラエル語り)
しおりを挟む
あの日の事は今でも鮮明に思い出せる。
僕はある日、イザメルにつかまり、狭い部屋の中に閉じ込められた。
その頃の僕は教員免許は持っていたものの、学園の教師として採用されておらず、家族もいないため、失踪しても探す人間がいなかったから、彼女のターゲットにされたのだ。
イザメルは僕に言った。
『私は魔法使いが大嫌いなの』
僕は魔法は使えるけれど、補助魔法しか使えない低級の魔法使いだと訴えたが無駄だった。
痛い事をされるのは嫌だった。
だから言ってやった。
『僕よりも高い魔力を持った人間がいる』
『あまり興味ないわね』
何人かの名前を上げたが、彼女はあまり興味を示さなかった。
けれど、一人の名前に反応した。
それがエアリスだった。
彼女自身からは溢れ出る魔力を感じた事はなかったけれど、祖父母が有名なため、食いつくかと思ったら、思った以上に食い付いてくれた。
『彼女を連れてきて』
『無理です。失踪なんて事になったら、捜索願いが出されますよ』
『あなたが捕まればいいじゃない』
『僕が捕まれば、あなたの事を全部話します!』
『じゃあ、あなたを今すぐ口封じに殺すしかないわね?』
『僕の話を聞いて下さい! すぐには無理ですが、良い案があります』
そして、僕はエアリスをイザメルの元へと連れて行く方法を考えた。
最終的に思いついたのが、彼女をロードウェル家に嫁がせる事が、家族から離れさせ、なおかつ、イザメルの手元における良い理由だと思った。
その頃のエアリスはまだ14歳だったから、時間がかかる事は不満だったようだが、イザメルは僕を監視付きではあるが逃してくれた。
そして、僕は学園に就職し、オルザベートに出会った。
彼女はエアリスに近付こうとしている僕を嫌っていたみたいだったけど、僕は彼女がエアリスに執着している事に気が付き、思い付いた事を話した。
『ロンバートとエアリスを結婚させる事を手伝ってくれたら、エアリスが結婚してからも君が彼女と一緒に入れるように取りはかろう』
最初は疑っていた彼女だったけれど、僕がエアリスに魅了魔法をかけ、オルザベートと仲良くするようにさせると、彼女は僕を信じ始めた。
しかし、なぜか魅了魔法は次の日には解除されているという日々が続いた。
オルザベートからエアリスが彼女の祖父母からネックレスをもらったという話を聞いていたので、もしかすると、それに原因があるのではないかと気が付いた僕は、オルザベートに頼んだ。
『エアリスの祖父母の形見を持ってくる事は出来る? そうすれば君は、もっとエアリスの近くにいれるようになるよ』
彼女はその形見を何度か見たことがあると言っていたので、特徴を聞いてレプリカを作り、見抜かれないように魔法をかけた。
それを渡すと、何日か後には入れ替えて持ってきてくれた。
僕の魔力には反応しないけれど、明らかに魔法の力を感じた。
それと同時に、エアリスにかけた僕の魔法が解けなくなった。
順調に行くかと思われたけれど、邪魔をする人間がいた。
ディラン・ミーグスだった。
彼はエアリスの魅了魔法に気付き、勝手に解除をした。
忘却魔法に関しては、解除をするとエアリス自身がかけた忘却魔法まで解除してしまう恐れがあるためか、解除しなかったようだ。
幸いだったのが、彼が興味を持つ相手が、基本はミゼライトだけだった事だ。
エアリスとミゼライトが仲が良かったため、エアリスがミーグスに近づく度に、魅了魔法に気が付いたようだったが、エアリスに忠告するまでは至らなかった様だった。
しかし、僕への警告はあった。
わざとエアリスの魔法を解除せず、僕に行き着くまで泳がせ、そして、彼は僕を見つけると、脅しをかけてきた。
『魅了魔法だなんてものをエアリスに使うな』
と言われた。
そのせいで一時期、エアリスに魅了魔法をかけられずに苦労した。
最終学年になると、就職に向けての活動が盛んになるため、ミーグスは学園に来る事が少なくなり、そのおかげで、ロンバートとエアリスの話を進める事が出来た。
そして、その頃には、僕とオルザベー卜は恋仲になっていた。
というよりか、僕がいつの間にか、オルザベートにのめり込んでいたのだ。
ロンバートからエアリスとのデート場所を聞き出し、オルザベートに教えると、それは喜んでくれた。
その顔が見たくて、僕は頑張った。
そして、ロンバートとエアリスの結婚をいち早くすすめようと思った。
イザメルの命令でもあったが、エアリスが結婚すれば、オルザベートは彼女を忘れ、僕を見てくれると思ったのに、なんと、オルザベートはイザメルと手を組んでしまったのだ。
エアリスとロンバートが結婚してからは、僕は、この部屋から外に出られなくなった。
でも、オルザベートが会いに来てくれる、それだけで心が保てていた。
そんな事を考えていた時だった。
オルザベートが僕に会いにやって来た。
「先生、ミゼライトさんを殺してくれる気になりました?」
「…む、無理だよ。彼女に手を出せば、ミーグスが出てくる」
「先生がやっただなんてわかりませんよ。ねぇ、先生、ミゼライトを殺してくれれば、私、先生の言う事、なんでもきいちゃうかも」
ベッドに座っていた僕の横に座り、オルザベートがすり寄ってくる。
ごくりと生唾を飲み込んだと同時、何の合図もなく、部屋の扉が開かれた。
「やあ、お邪魔だったかな」
扉を開けたのは、見覚えのある人物、ディラン・ミーグスだった。
そして、その後ろには、怒りを押し殺した表情のエドワード・カイジスが立っていた。
僕はある日、イザメルにつかまり、狭い部屋の中に閉じ込められた。
その頃の僕は教員免許は持っていたものの、学園の教師として採用されておらず、家族もいないため、失踪しても探す人間がいなかったから、彼女のターゲットにされたのだ。
イザメルは僕に言った。
『私は魔法使いが大嫌いなの』
僕は魔法は使えるけれど、補助魔法しか使えない低級の魔法使いだと訴えたが無駄だった。
痛い事をされるのは嫌だった。
だから言ってやった。
『僕よりも高い魔力を持った人間がいる』
『あまり興味ないわね』
何人かの名前を上げたが、彼女はあまり興味を示さなかった。
けれど、一人の名前に反応した。
それがエアリスだった。
彼女自身からは溢れ出る魔力を感じた事はなかったけれど、祖父母が有名なため、食いつくかと思ったら、思った以上に食い付いてくれた。
『彼女を連れてきて』
『無理です。失踪なんて事になったら、捜索願いが出されますよ』
『あなたが捕まればいいじゃない』
『僕が捕まれば、あなたの事を全部話します!』
『じゃあ、あなたを今すぐ口封じに殺すしかないわね?』
『僕の話を聞いて下さい! すぐには無理ですが、良い案があります』
そして、僕はエアリスをイザメルの元へと連れて行く方法を考えた。
最終的に思いついたのが、彼女をロードウェル家に嫁がせる事が、家族から離れさせ、なおかつ、イザメルの手元における良い理由だと思った。
その頃のエアリスはまだ14歳だったから、時間がかかる事は不満だったようだが、イザメルは僕を監視付きではあるが逃してくれた。
そして、僕は学園に就職し、オルザベートに出会った。
彼女はエアリスに近付こうとしている僕を嫌っていたみたいだったけど、僕は彼女がエアリスに執着している事に気が付き、思い付いた事を話した。
『ロンバートとエアリスを結婚させる事を手伝ってくれたら、エアリスが結婚してからも君が彼女と一緒に入れるように取りはかろう』
最初は疑っていた彼女だったけれど、僕がエアリスに魅了魔法をかけ、オルザベートと仲良くするようにさせると、彼女は僕を信じ始めた。
しかし、なぜか魅了魔法は次の日には解除されているという日々が続いた。
オルザベートからエアリスが彼女の祖父母からネックレスをもらったという話を聞いていたので、もしかすると、それに原因があるのではないかと気が付いた僕は、オルザベートに頼んだ。
『エアリスの祖父母の形見を持ってくる事は出来る? そうすれば君は、もっとエアリスの近くにいれるようになるよ』
彼女はその形見を何度か見たことがあると言っていたので、特徴を聞いてレプリカを作り、見抜かれないように魔法をかけた。
それを渡すと、何日か後には入れ替えて持ってきてくれた。
僕の魔力には反応しないけれど、明らかに魔法の力を感じた。
それと同時に、エアリスにかけた僕の魔法が解けなくなった。
順調に行くかと思われたけれど、邪魔をする人間がいた。
ディラン・ミーグスだった。
彼はエアリスの魅了魔法に気付き、勝手に解除をした。
忘却魔法に関しては、解除をするとエアリス自身がかけた忘却魔法まで解除してしまう恐れがあるためか、解除しなかったようだ。
幸いだったのが、彼が興味を持つ相手が、基本はミゼライトだけだった事だ。
エアリスとミゼライトが仲が良かったため、エアリスがミーグスに近づく度に、魅了魔法に気が付いたようだったが、エアリスに忠告するまでは至らなかった様だった。
しかし、僕への警告はあった。
わざとエアリスの魔法を解除せず、僕に行き着くまで泳がせ、そして、彼は僕を見つけると、脅しをかけてきた。
『魅了魔法だなんてものをエアリスに使うな』
と言われた。
そのせいで一時期、エアリスに魅了魔法をかけられずに苦労した。
最終学年になると、就職に向けての活動が盛んになるため、ミーグスは学園に来る事が少なくなり、そのおかげで、ロンバートとエアリスの話を進める事が出来た。
そして、その頃には、僕とオルザベー卜は恋仲になっていた。
というよりか、僕がいつの間にか、オルザベートにのめり込んでいたのだ。
ロンバートからエアリスとのデート場所を聞き出し、オルザベートに教えると、それは喜んでくれた。
その顔が見たくて、僕は頑張った。
そして、ロンバートとエアリスの結婚をいち早くすすめようと思った。
イザメルの命令でもあったが、エアリスが結婚すれば、オルザベートは彼女を忘れ、僕を見てくれると思ったのに、なんと、オルザベートはイザメルと手を組んでしまったのだ。
エアリスとロンバートが結婚してからは、僕は、この部屋から外に出られなくなった。
でも、オルザベートが会いに来てくれる、それだけで心が保てていた。
そんな事を考えていた時だった。
オルザベートが僕に会いにやって来た。
「先生、ミゼライトさんを殺してくれる気になりました?」
「…む、無理だよ。彼女に手を出せば、ミーグスが出てくる」
「先生がやっただなんてわかりませんよ。ねぇ、先生、ミゼライトを殺してくれれば、私、先生の言う事、なんでもきいちゃうかも」
ベッドに座っていた僕の横に座り、オルザベートがすり寄ってくる。
ごくりと生唾を飲み込んだと同時、何の合図もなく、部屋の扉が開かれた。
「やあ、お邪魔だったかな」
扉を開けたのは、見覚えのある人物、ディラン・ミーグスだった。
そして、その後ろには、怒りを押し殺した表情のエドワード・カイジスが立っていた。
52
お気に入りに追加
3,460
あなたにおすすめの小説
【完結】名ばかりの妻を押しつけられた公女は、人生のやり直しを求めます。2度目は絶対に飼殺し妃ルートの回避に全力をつくします。
yukiwa (旧PN 雪花)
恋愛
*タイトル変更しました。(旧題 黄金竜の花嫁~飼殺し妃は遡る~)
パウラ・ヘルムダールは、竜の血を継ぐ名門大公家の跡継ぎ公女。
この世を支配する黄金竜オーディに望まれて側室にされるが、その実態は正室の仕事を丸投げされてこなすだけの、名のみの妻だった。
しかもその名のみの妻、側室なのに選抜試験などと御大層なものがあって。生真面目パウラは手を抜くことを知らず、ついつい頑張ってなりたくもなかった側室に見事当選。
もう一人の側室候補エリーヌは、イケメン試験官と恋をしてさっさと選抜試験から引き揚げていた。
「やられた!」と後悔しても、後の祭り。仕方ないからパウラは丸投げされた仕事をこなし、こなして一生を終える。そしてご褒美にやり直しの転生を願った。
「二度と絶対、飼殺しの妃はごめんです」
そうして始まった2度目の人生、なんだか周りが騒がしい。
竜の血を継ぐ4人の青年(後に試験官になる)たちは、なぜだかみんなパウラに甘い。
後半、シリアス風味のハピエン。
3章からルート分岐します。
小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
表紙画像はwaifulabsで作成していただきました。
https://waifulabs.com/
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
あなたに忘れられない人がいても――公爵家のご令息と契約結婚する運びとなりました!――
おうぎまちこ(あきたこまち)
恋愛
※1/1アメリアとシャーロックの長女ルイーズの恋物語「【R18】犬猿の仲の幼馴染は嘘の婚約者」が完結しましたので、ルイーズ誕生のエピソードを追加しています。
※R18版はムーンライトノベルス様にございます。本作品は、同名作品からR18箇所をR15表現に抑え、加筆修正したものになります。R15に※、ムーンライト様にはR18後日談2話あり。
元は令嬢だったが、現在はお針子として働くアメリア。彼女はある日突然、公爵家の三男シャーロックに求婚される。ナイトの称号を持つ元軍人の彼は、社交界で浮名を流す有名な人物だ。
破産寸前だった父は、彼の申し出を二つ返事で受け入れてしまい、アメリアはシャーロックと婚約することに。
だが、シャーロック本人からは、愛があって求婚したわけではないと言われてしまう。とは言え、なんだかんだで優しくて溺愛してくる彼に、だんだんと心惹かれていくアメリア。
初夜以外では手をつけられずに悩んでいたある時、自分とよく似た女性マーガレットとシャーロックが仲睦まじく映る写真を見つけてしまい――?
「私は彼女の代わりなの――? それとも――」
昔失くした恋人を忘れられない青年と、元気と健康が取り柄の元令嬢が、契約結婚を通して愛を育んでいく物語。
※全13話(1話を2〜4分割して投稿)
不憫な侯爵令嬢は、王子様に溺愛される。
猫宮乾
恋愛
再婚した父の元、継母に幽閉じみた生活を強いられていたマリーローズ(私)は、父が没した事を契機に、結婚して出ていくように迫られる。皆よりも遅く夜会デビューし、結婚相手を探していると、第一王子のフェンネル殿下が政略結婚の話を持ちかけてくる。他に行く場所もない上、自分の未来を切り開くべく、同意したマリーローズは、その後後宮入りし、正妃になるまでは婚約者として過ごす事に。その内に、フェンネルの優しさに触れ、溺愛され、幸せを見つけていく。※pixivにも掲載しております(あちらで完結済み)。
雪解けの白い結婚 〜触れることもないし触れないでほしい……からの純愛!?〜
川奈あさ
恋愛
セレンは前世で夫と友人から酷い裏切りを受けたレスられ・不倫サレ妻だった。
前世の深い傷は、転生先の心にも残ったまま。
恋人も友人も一人もいないけれど、大好きな魔法具の開発をしながらそれなりに楽しい仕事人生を送っていたセレンは、祖父のために結婚相手を探すことになる。
だけど凍り付いた表情は、舞踏会で恐れられるだけで……。
そんな時に出会った壁の花仲間かつ高嶺の花でもあるレインに契約結婚を持ちかけられる。
「私は貴女に触れることもないし、私にも触れないでほしい」
レインの条件はひとつ、触らないこと、触ることを求めないこと。
実はレインは女性に触れられると、身体にひどいアレルギー症状が出てしまうのだった。
女性アレルギーのスノープリンス侯爵 × 誰かを愛することが怖いブリザード令嬢。
過去に深い傷を抱えて、人を愛することが怖い。
二人がゆっくり夫婦になっていくお話です。
転生した元悪役令嬢は地味な人生を望んでいる
花見 有
恋愛
前世、悪役令嬢だったカーラはその罪を償う為、処刑され人生を終えた。転生して中流貴族家の令嬢として生まれ変わったカーラは、今度は地味で穏やかな人生を過ごそうと思っているのに、そんなカーラの元に自国の王子、アーロンのお妃候補の話が来てしまった。
妹に全てを奪われた令嬢は第二の人生を満喫することにしました。
バナナマヨネーズ
恋愛
四大公爵家の一つ。アックァーノ公爵家に生まれたイシュミールは双子の妹であるイシュタルに慕われていたが、何故か両親と使用人たちに冷遇されていた。
瓜二つである妹のイシュタルは、それに比べて大切にされていた。
そんなある日、イシュミールは第三王子との婚約が決まった。
その時から、イシュミールの人生は最高の瞬間を経て、最悪な結末へと緩やかに向かうことになった。
そして……。
本編全79話
番外編全34話
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
妹に全てを奪われた伯爵令嬢は遠い国で愛を知る
星名柚花
恋愛
魔法が使えない伯爵令嬢セレスティアには美しい双子の妹・イノーラがいる。
国一番の魔力を持つイノーラは我儘な暴君で、セレスティアから婚約者まで奪った。
「もう無理、もう耐えられない!!」
イノーラの結婚式に無理やり参列させられたセレスティアは逃亡を決意。
「セラ」という偽名を使い、遠く離れたロドリー王国で侍女として働き始めた。
そこでセラには唯一無二のとんでもない魔法が使えることが判明する。
猫になる魔法をかけられた女性不信のユリウス。
表情筋が死んでいるユリウスの弟ノエル。
溺愛してくる魔法使いのリュオン。
彼らと共に暮らしながら、幸せに満ちたセラの新しい日々が始まる――
※他サイトにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる