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第19話 呼び出しを受ける
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「アリスがそんな目に合ってたなんて、全然知らなかった」
私が話を終えると、キースは指と指を組み合わせたあと、前屈みになって、その手に額を当てた。
だいぶ、ショックを受けてるみたい。
私の話をすんなり信じてくれたことはありがたいけど、長年友達だったのに、気付いてあげられなかったなんて知ったら、そりゃショックを受けるわよね。
こんな時、なんて言葉をかけたらいいのかわからない…。
黙ってキースを見つめていると、彼は深呼吸してから顔を上げた。
「……悪い。で、今のアリスは、アリスをいじめてた奴らを特定して、自分が何かされたらやり返そうとしてるんだな?」
「そう。誰かはわかってるんだけど、こっちからあの時はよくもやってくれたな、なんて行くわけにはいかないでしょ」
少しふざけた調子で言うと、キースは軽く笑ってから、また表情を深刻なものに戻す。
「お前を止めはしないけど、あんま無理はすんなよ」
「ありがと。あと、気になる事があるんだけど…」
「なんだよ」
「ノアの事なんだけど、彼女が命を狙われる理由は考えられる?」
「……俺のせいって事はないよな?」
辛そうな顔をしてキースが聞いてくる。
アリスが飲んだ小瓶はノアに渡すように言われていた事はキースには話をした。
だから、そう考えたんでしょうね…。
ここは正直に考えている事を話す事にする。
「まだわからないわ。だけど、あんたの事を好きな子か、もしくは」
ずっと気になっていたことがあった。
一部の女子はノアにアリスへのいじめを知られるのを嫌がっていた。
たぶん、ノアとキースは同じ家に住んでいるから、彼女がキースに話をする可能性があるから嫌がったのかもしれない。
いじめをしてる事を好きな人には知られたくない、そういう精神が働いていたんじゃないかと思う。
だけど、小瓶の件については、最初からノアをターゲットにしていた。
ということは、黒幕はアリスをいじめていた人物とは別人の可能性がある。
「ノアを好きっていう男はいるのかしら?」
「いや、そういうのアイツ鈍いし、それにいたとしても、そんな話は俺にはしてこねぇだろ」
「そう。じゃあ、調べてみるわ。想像でしか言えないけど、あんたが原因の可能性は、アリスが死んでしまった件にかぎっては低いと思う」
「アリスがいじめられてたのは、俺のせいなのか」
ため息を吐いたキースのトレイを見ると、皿の上はほとんど手がつけられていない。
こんな様子じゃ、なぜ日本語を知ってたかなんて聞けやしない。
「あんたのせいじゃないわよ。もし、あんたが原因だったとしても、悪いのはあんたじゃない。しなくてもいい事をした奴が悪い」
キースの肩を軽くたたきながら、慰めにはならないかもしれないけど、思ったことをそのまま言ってみると、キースは私を見て小さく笑った。
「ありがとな」
「ノアの件に関しては、俺もアリスもノアに危害がいかないように手伝うから。お前も今はノアを守ることだけ考えろ」
ずっと黙っていた哲平が、キースの方は見ずに斜め前を見ながら言うと、キースも小さく「わかった」と言葉を返した。
時計を確認すると、休み時間が終わりに近付いていたので、慌てて立ち上がる。
「ちゃんと食べてから教室にもどりなさいよ! あと哲平、あんたは家に帰ったらどうなるかわかってるわよね」
「わからないっす。なんか、ありすさん、怖いっす」
全然、謝るつもりなさそうだわ、コイツ。
べしんと、ふざけてくる哲平の頭をたたいたあと、文句を言う哲平を無視して、トレイと食器を返しに行く。
返却場に食器を置いたとき、ちくりと、手首の裏あたりに一瞬だけ痛みを感じた。
目をやると、横には見たことのない綺麗な顔立ちの女の子が立っていて、私の方は見ていないけど、トレイを持つ手の指と指の間に何かが見えた。
針?
だから痛かったの?
「どうかしまして?」
その女は貼りつけたような笑みを浮かべて、私に聞いてくる。
どうかしまして、って、針を指の間にはさんでる、あなたの頭のほうがどうかしまして、よ。
と言いたいところだけど、笑顔で首を横に振る。
「何もありませんが?」
「よろしければ今日の放課後、お時間いただけないかしら」
私に用があるわけね…。
なんなのよ。
あなたは人に話しかける時は、わざわざ針で人を刺さないといけないわけ?
「あら、何かしら。知らない人と話す時間なんてありませんので、どうしても私と話したいなら申し訳ないんですが、お名前をお聞かせいただいても?」
他の人間の邪魔になってはいけないので、返却場から食堂の出口に向かいながら、紫色の長い髪を後ろでアップにし、宝石だろうかキラキラした花のコサージュをつけた、性格とは違い、綺麗な顔立ちをしている女は、私の質問が気に入らなかったのか、眉間にシワを寄せた。
「馬鹿にしているの?」
そうですが、何か?
と言いたいけど、本当に誰だがわからないので、首を横に振る。
「いいえ、ついド忘れしちゃいまして」
「ロゼ・ミラベル様よ!」
いつの間にか、彼女の後ろに取り巻きらしき人間が4,5人ほどいて、その中の一人が私に向かってそう言った。
目の前の彼女が、ロゼ・ミラベル伯爵令嬢。
現れてくれてありがとう。
探さなくて済んだわ。
あんたもアリスの日記に出ていた、私の復讐候補の一人だからね。
あなたのお呼び出し、喜んでお受けいたしましょう。
私が話を終えると、キースは指と指を組み合わせたあと、前屈みになって、その手に額を当てた。
だいぶ、ショックを受けてるみたい。
私の話をすんなり信じてくれたことはありがたいけど、長年友達だったのに、気付いてあげられなかったなんて知ったら、そりゃショックを受けるわよね。
こんな時、なんて言葉をかけたらいいのかわからない…。
黙ってキースを見つめていると、彼は深呼吸してから顔を上げた。
「……悪い。で、今のアリスは、アリスをいじめてた奴らを特定して、自分が何かされたらやり返そうとしてるんだな?」
「そう。誰かはわかってるんだけど、こっちからあの時はよくもやってくれたな、なんて行くわけにはいかないでしょ」
少しふざけた調子で言うと、キースは軽く笑ってから、また表情を深刻なものに戻す。
「お前を止めはしないけど、あんま無理はすんなよ」
「ありがと。あと、気になる事があるんだけど…」
「なんだよ」
「ノアの事なんだけど、彼女が命を狙われる理由は考えられる?」
「……俺のせいって事はないよな?」
辛そうな顔をしてキースが聞いてくる。
アリスが飲んだ小瓶はノアに渡すように言われていた事はキースには話をした。
だから、そう考えたんでしょうね…。
ここは正直に考えている事を話す事にする。
「まだわからないわ。だけど、あんたの事を好きな子か、もしくは」
ずっと気になっていたことがあった。
一部の女子はノアにアリスへのいじめを知られるのを嫌がっていた。
たぶん、ノアとキースは同じ家に住んでいるから、彼女がキースに話をする可能性があるから嫌がったのかもしれない。
いじめをしてる事を好きな人には知られたくない、そういう精神が働いていたんじゃないかと思う。
だけど、小瓶の件については、最初からノアをターゲットにしていた。
ということは、黒幕はアリスをいじめていた人物とは別人の可能性がある。
「ノアを好きっていう男はいるのかしら?」
「いや、そういうのアイツ鈍いし、それにいたとしても、そんな話は俺にはしてこねぇだろ」
「そう。じゃあ、調べてみるわ。想像でしか言えないけど、あんたが原因の可能性は、アリスが死んでしまった件にかぎっては低いと思う」
「アリスがいじめられてたのは、俺のせいなのか」
ため息を吐いたキースのトレイを見ると、皿の上はほとんど手がつけられていない。
こんな様子じゃ、なぜ日本語を知ってたかなんて聞けやしない。
「あんたのせいじゃないわよ。もし、あんたが原因だったとしても、悪いのはあんたじゃない。しなくてもいい事をした奴が悪い」
キースの肩を軽くたたきながら、慰めにはならないかもしれないけど、思ったことをそのまま言ってみると、キースは私を見て小さく笑った。
「ありがとな」
「ノアの件に関しては、俺もアリスもノアに危害がいかないように手伝うから。お前も今はノアを守ることだけ考えろ」
ずっと黙っていた哲平が、キースの方は見ずに斜め前を見ながら言うと、キースも小さく「わかった」と言葉を返した。
時計を確認すると、休み時間が終わりに近付いていたので、慌てて立ち上がる。
「ちゃんと食べてから教室にもどりなさいよ! あと哲平、あんたは家に帰ったらどうなるかわかってるわよね」
「わからないっす。なんか、ありすさん、怖いっす」
全然、謝るつもりなさそうだわ、コイツ。
べしんと、ふざけてくる哲平の頭をたたいたあと、文句を言う哲平を無視して、トレイと食器を返しに行く。
返却場に食器を置いたとき、ちくりと、手首の裏あたりに一瞬だけ痛みを感じた。
目をやると、横には見たことのない綺麗な顔立ちの女の子が立っていて、私の方は見ていないけど、トレイを持つ手の指と指の間に何かが見えた。
針?
だから痛かったの?
「どうかしまして?」
その女は貼りつけたような笑みを浮かべて、私に聞いてくる。
どうかしまして、って、針を指の間にはさんでる、あなたの頭のほうがどうかしまして、よ。
と言いたいところだけど、笑顔で首を横に振る。
「何もありませんが?」
「よろしければ今日の放課後、お時間いただけないかしら」
私に用があるわけね…。
なんなのよ。
あなたは人に話しかける時は、わざわざ針で人を刺さないといけないわけ?
「あら、何かしら。知らない人と話す時間なんてありませんので、どうしても私と話したいなら申し訳ないんですが、お名前をお聞かせいただいても?」
他の人間の邪魔になってはいけないので、返却場から食堂の出口に向かいながら、紫色の長い髪を後ろでアップにし、宝石だろうかキラキラした花のコサージュをつけた、性格とは違い、綺麗な顔立ちをしている女は、私の質問が気に入らなかったのか、眉間にシワを寄せた。
「馬鹿にしているの?」
そうですが、何か?
と言いたいけど、本当に誰だがわからないので、首を横に振る。
「いいえ、ついド忘れしちゃいまして」
「ロゼ・ミラベル様よ!」
いつの間にか、彼女の後ろに取り巻きらしき人間が4,5人ほどいて、その中の一人が私に向かってそう言った。
目の前の彼女が、ロゼ・ミラベル伯爵令嬢。
現れてくれてありがとう。
探さなくて済んだわ。
あんたもアリスの日記に出ていた、私の復讐候補の一人だからね。
あなたのお呼び出し、喜んでお受けいたしましょう。
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