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3章
1日目 かすかな誘惑の香り
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立ち上がった航介は僕のほうへ向きを変え、「ケンティ、頼みたいことあるんだけど、聞いてくんない?」「何?」「俺さあ、ちょっとにおいに敏感っていうか、フェチなんだよね。」「さっき聞いてて分かった。」「女のマンコの匂いくせえとか言っておきながら、自分も臭かったらシャレにならないじゃん。」「・・・」「さっき隆司のチンコ嗅いだじゃん。俺のも臭うかどうか嗅いでくんない?」「マジ?」「いいじゃん、隆司のも嗅いだんだから。ねっ。」そう言って僕が返事をする前に、パンツの前に手をかけさっと下した。勢いよく航介のチンコが僕の目の前に飛び出てきた。あんなに見たくて見たくて仕方がなかった航介の勃起したチンコが今、目の前に、しかもちょっと口を前に出せばしゃぶれる位の距離にある。何が何だか固まって動けないように見えたかもしれないけど本当は、見とれていた。へその下からちょうどいいくらいの量でつながるギャランドゥ、程よい長さの陰毛、その中心に若干左寄りに鎌首を持ち上げたチンコ。風呂で見た時は亀頭の3分の1は皮を被り、先には丸みを帯びて、真ん中に割れ目の入った亀頭が見える、僕の理想の形だったチンコが、今は勢いよくカリを持ち上げて、皮もカリの部分まで引き下げられ、ちょっとの刺激で全てがさらけ出るくらいまでになっていた。「いいだろ、嗅いでみて。」航介は俺の頭に手をやり、前に押し出そうとした。「ちょっと待って目つぶって、自分でやるから。」僕は一応ポーズでそう言って、目をつぶり顔を近づけていった。そして、狙い通り距離感が分からないふりして、口元に近づけて軽く接触させた。「げっ。またやっちゃった。しょうがないから目開けるか。もう見慣れたし。」航介の表情が気になり、上を向くと航介は目をつぶり天井を見上げていた。航介に見られていないなら、この際じっくり近くで航介のチンコを見ながら、鼻を近づけて匂いを嗅いでみる。嫌な臭いは全くしない。かすかに何とも言えない甘くてやらしい、航介らしい男の匂い漂う。「どう?」「臭わない隆司とおんなじでふろ上がりの石鹸の匂い。」隆司のよりやらしい、僕を誘惑する香なんて言えない。「よかった。ついでにもう一つ嗅いでほしいんだけど。」「こんどはどこ?もうどこでもいいよ。慣れたし…。」僕は胸の高鳴りを抑えきれないのを隠し、冷静さを装いながら言った。「ケツ…。できれば穴も…」「マジ。それはちょっと勘弁。」本当は願ったりのチャンスだけど、一応そう答えた。「いいじやん。もう、慣れたんだろ。」「わかったよ。じゃあ後ろ向いて。」僕はそのままかぶりつきたい衝動を抑え、航介のプックリと張ってて、程よく肉のついたやわらかい尻たぶに顔を近づけ、じっくりと鑑賞しながら、匂いも嗅いだ。チンコよりも匂いは薄いけど、やっぱり独特の甘いエロい男の香りがする。「全然臭わない。チンコとおんなじだよ。」「よかった。しっかり洗ったからな。でも外側だけでなく、中も、穴も嗅げよ。」「じゃあ、こっち来てソファに両手ついて、四つん這いになって。」「わかった。」僕たちは場所を変え航介はソファに手をつき、膝を床につけ四つん這いになった。僕は太ももの中間あたりでずり下げられまとまって直線状になったパンツを膝まで下ろしさらに一気に足首まで引きずり下ろした。航介は自分で足を片方ずつ挙げパンツを足から抜き、最後のは左足で蹴り飛ばした。「もっと足開いて。」僕は航介の尻たぶをゆっくり開き、覗いた。太もも裏の内側から少しずつ程よく伸び、ケツの中で生えそろったケツ毛の中に、航介の一番見たかった部分が、今、ヒクヒクと動いている。鼻をさらに近づけて匂いを嗅いでみる。さっきよりもっとエロい男の香りが鼻を突いた。(何とも言えないエロい香り・・・)「どう?今度はさすがに臭い?」「臭え。」「マジ、ショック。やっぱな、臭えよな。」「嘘ウソ。チンコと変わんない。マジ、ホント。」「え~っ。ホントに!よかった~。サンキュウー。」航介は全裸になったのも忘れたのか飛び上がった。航介のチンコはいまだ勃起したままで、ジャンプした瞬間に大きく揺れてそれがまたたまらなくセクシーだった。「ずっと気にしてたんだよね。でもこればっかりは自分では嗅げないし、だれにも頼めなくて。ホントよかった。ケンティありがとう。何でもするわ。」「いやいや、そんなに悩んでたの?ならよかった。」航介はパンツをはくこともせず、またソファに座った。チンコを勃起させ、またを広げ浅く腰かけている航介の姿はこの上なくエロく、僕のチンコももう我慢できないくらい大きくなりパンツの中でびくびくと動きながら、やらしい先走りの汁を垂れ流している。僕は浴衣の端を真ん中に引き寄せ、先走りのシミで光っているパンツのふくらみを隠すようにして、航介の横に腰かけた。
「飲もうぜ。」航介は、酎ハイの缶を開け僕に差し出した。「もう一つ聞いていい?」「何?」「俺、毛は?ケツ毛生えてる?」「・・・」「やっぱ生えてるんだ。ボウボウ?俺、女の下の毛もボウボウだと引いちゃうんだよね。マンコの周りとかあると最悪。だから気になるんだ。」「生えて無くはないけど、ちょっとあるくらいでちょうどいい感じだよ。グロくはない。」「そっかあ、自分では見られないから・・・ケンティが気モくないっていうなら。いいや。ありがと。」「航介も面倒くせえな。匂いに、毛に、ケツフェチかあ。」「みんな実は多かれ少なかれあるんじゃね。隆司もフェラフェチだったし。ケンティは?」「・・・」僕はゲイで、ブリーフ、競パン、横チン・・・確かに恥ずかしいものばかりある。でもそんなこと誰にも言えないし、誰にもばらしたくない僕だけの秘密である。「こっれて物はないかな。あえて言うなら下着かな。俺もマッパより下着姿でちょい見える感のほうが萌える。」「チラリズムってか。」「そうそう。」あながち嘘ではない。でも下着っていっても男物だけど。「ケンティも自分の匂いとか毛、気にならない?」「そうでもなかったけど、今はすんげ~気になってきた。」「そうだろ、一回確かめてみたら安心だぜ。」「確かに。」「じゃあ、今度は俺がやってやるよ。」「マジ?」「マジ。ほら、立って、こっち向いてそのヤラシイパンツ下ろして。」「ヤラシイ?そっか?カッコイイって言ってよ。結構高かったんだ。」「嘘ウソ。カッコイイ。実はうらやましかった。俺なんかいつもドンキで安い3枚パックで済ませてるし、擦れて穴あきそうになるまで履き倒してるし。」「今日のもドンキ?メーカーは?」「えっ?さすが拘るねえ。男のパンツもフェチ?」「・・・」「今日のはどれだっけ。」航介は立ち上がってさっき蹴って飛ばした、パンツを拾い上げた。「あっ、これはユニクロだった。たぶんずいぶん前のやつ。」そう言って航介はパンツを僕の顔の上に覆いかぶせた。「やめろって。」僕はすぐさま払いのけた。その時、テーブルの上の飲みかけの缶酎ハイに当たり、テーブルの下にこぼれ出た。「あっ。やべ。」僕は慌てて、拭こうとしたして、タオルか何かを探そうと見まわすと、航介がさっとさっき投げられた自分のパンツで拭き始めた。「航介。ありがと。」「どういたしまして。」「パンツ替え持って来る?」「いいよ。どうせもう寝るし。朝明日の分に履き替える。ってかいつも俺風呂の後はノーパンだし。」「でも寝るときは?」「浴衣あるし。」「ノーパンに浴衣?」「いいんじゃね。それよりここに来て。」航介は俺の腕をとり自分の前に立たせた。航介は腰を下ろして浴衣の帯を外し、裾を広げた。そしてパンツのゴムに手をかけようとして、「ケンティもしかしてさっきまで起ってた?なんか染みついてる。」「・・・」こんなシチュエーションで起たないわけがない。航介がゴムに手をかけ下ろそうとするその直後にには完全にまた勃起していた。「すげ~。ケンティ、勃起するとデカいね。」確かに隆司や航介よりも太さこそ負けるが長さは勝っている。「どおっ?匂う?」「先走りの匂いかな?ちょっとする。」「先走りは無臭だし。何の匂いだろ。シッコ臭い?」「嘘ウソ。やっぱケンティも臭わないし、石鹸の匂いがすんごくする。いい匂い。好きだな。」よかった。実はさっき洗面所で小便した後石鹸でアナルに石鹸つけてごしごしして、ウォシュレットで洗い流して、チンコと袋は洗面所で石鹸たっぷりつけて洗ってお湯で流しといた。「ケンティチン毛の処理してんの?いい感じに生えそろってる。」「時々。」「剃刀で剃ってる?脱毛クリーム?」「ハサミでそろえる感じ。」「へえ~。どうせなら全部沿ってパイパンにしちゃえば。」「それはちょっと。」実は僕もチン毛は気にしていて、洋物のエロ動画に出てくる俳優はほぼみんなきれいに処理されていて、それに倣って自分なりに風呂に入ったときに整えている。脱毛クリームも試したけど、パイパンになったときはさすがにちょっと違うと自分でも引いてそれ以来はもっぱら剃刀とハサミで短くカットして際を剃るようにしている。せっかく買った脱毛クリームはケツ毛用に使っていて、昨日もきれいに処理したつもりだ。「じゃあ後ろも。」航介は自分がしたように僕を後ろ向きにして、浴衣を脱がせ、パンツを足首まで下ろし、足をあげさせ片足ずつ抜き取ってから、「四つん這いになって。」僕はソファに両手をついてさっきの航介と同じ体勢をとった。航介は僕の背後に回り尻たぶを広げた。「すげ~きれい。ケンティのお尻、毛が全然ない。」航介は優しく、ヤラしくケツを撫でまわした後、また、尻たぶを思いっきり開いた。「匂いはどうかな?」「どお?」「すげ~ホントに臭わない。ケンティかわいい。」そう言って航介は僕の股の間から手を入れてチンコを握った。「あっ・・・」「感じた?」体中に電気が走ったくらい感じた。力が抜けてソファに突っ伏した。航介はそれでも握った手を離さなかった。「どうしてほしい。ケンティ?」「・・・」航介が握った手を動かしかけた瞬間(イっちゃいそう・・・)僕はとっさに起き上がり航介の手を振り払った。「ごめん。冗談冗談。」「ふざんけんなよ。航介、俺、俺・・・」「いいからいいから、さてとそろそろ寝よっか。立ち上がってそそくさとテーブルの上の片づけを始めた航介。僕は慌ててパンツを探して航介の視線をはずして履き直し、浴衣を着直した。振り返ると航介は濡れた自分のパンツをヒーターの近くに広げていた。よく見ると航介のチンコはまだ起ちっぱなしだった。「じゃあOKかな。あとは明日みんなできれいにしよう。」「さすがにマッパだと冷える。トイレ行ってくる。」航介は障子を開け、浴衣を拾い上げマッパの体の上にはおり、帯は手に取らず、ガウンのようにしたまま洗面所へ行った。僕はヒーターを切り、常夜灯も切り、一番手前の布団に入り込んだ。掛け布団に顔までくるまり航介の布団に背を向けて、早く興奮を収めようと目をつぶり、今日の自分のスノボの様子とかを思い返した。そうこうするうち、航介が戻ってきた気配を背中に感じた。「ケンティ。そっちに寝たんだ。電気全部切っちゃったら、真っ暗で見えねえし、途中でトイレ行くとき困るだろ。聞いてんのかよ。あれっ、もう寝ちゃった?」僕はさっきまでもうろうとしていて、確かに眠りに落ちそうだったけど、航介が戻ってきたのが分かった瞬間目がさえた。でも、とっさに寝たふりをして、ちょっと寝息を立ててるっぽく息をした。航介は3人の真ん中の布団に入り少し起き上がり、蛍光灯のスイッチのひもに手をかけ2回引き常夜灯を灯した。「お休み。ケンティ。」優しく航介は囁いた。僕は寝息を立てながら時々脳裏に浮かぶ、航介のあのいきり立ったチンコを消すよう必死で、大学の授業だったり、バイト先の仕事の手順だったりを思い描いていた。そのうち航介からも寝息が聞こえ始め、僕のモノもいつの間にか落ち着き普段の大きさに戻っていた。僕はそっとパンツに手を入れ、ちょっと収まりが悪い勃起後のチンコの位置を下向きに直した。航介が寝返りを打って僕のほうを向いたのか、航介の寝息が背中に近く感じられた。僕も寝返りを打って航介のほうに体を向けてみた。そっと目を開けると航介がこっちを向いて寝ている。持ち上がった掛け布団の隙間から航介の片足が出ている、その奥の茂みは暗くてよく見えなかった。(ダメダメ。せっかく収まったのに・・・)僕はまた、逆に寝返りを打ち障子の方に向きなおった。しばらく、目をつぶっていると次第にもうろうとしてきて、僕もようやく眠りについていった。
「飲もうぜ。」航介は、酎ハイの缶を開け僕に差し出した。「もう一つ聞いていい?」「何?」「俺、毛は?ケツ毛生えてる?」「・・・」「やっぱ生えてるんだ。ボウボウ?俺、女の下の毛もボウボウだと引いちゃうんだよね。マンコの周りとかあると最悪。だから気になるんだ。」「生えて無くはないけど、ちょっとあるくらいでちょうどいい感じだよ。グロくはない。」「そっかあ、自分では見られないから・・・ケンティが気モくないっていうなら。いいや。ありがと。」「航介も面倒くせえな。匂いに、毛に、ケツフェチかあ。」「みんな実は多かれ少なかれあるんじゃね。隆司もフェラフェチだったし。ケンティは?」「・・・」僕はゲイで、ブリーフ、競パン、横チン・・・確かに恥ずかしいものばかりある。でもそんなこと誰にも言えないし、誰にもばらしたくない僕だけの秘密である。「こっれて物はないかな。あえて言うなら下着かな。俺もマッパより下着姿でちょい見える感のほうが萌える。」「チラリズムってか。」「そうそう。」あながち嘘ではない。でも下着っていっても男物だけど。「ケンティも自分の匂いとか毛、気にならない?」「そうでもなかったけど、今はすんげ~気になってきた。」「そうだろ、一回確かめてみたら安心だぜ。」「確かに。」「じゃあ、今度は俺がやってやるよ。」「マジ?」「マジ。ほら、立って、こっち向いてそのヤラシイパンツ下ろして。」「ヤラシイ?そっか?カッコイイって言ってよ。結構高かったんだ。」「嘘ウソ。カッコイイ。実はうらやましかった。俺なんかいつもドンキで安い3枚パックで済ませてるし、擦れて穴あきそうになるまで履き倒してるし。」「今日のもドンキ?メーカーは?」「えっ?さすが拘るねえ。男のパンツもフェチ?」「・・・」「今日のはどれだっけ。」航介は立ち上がってさっき蹴って飛ばした、パンツを拾い上げた。「あっ、これはユニクロだった。たぶんずいぶん前のやつ。」そう言って航介はパンツを僕の顔の上に覆いかぶせた。「やめろって。」僕はすぐさま払いのけた。その時、テーブルの上の飲みかけの缶酎ハイに当たり、テーブルの下にこぼれ出た。「あっ。やべ。」僕は慌てて、拭こうとしたして、タオルか何かを探そうと見まわすと、航介がさっとさっき投げられた自分のパンツで拭き始めた。「航介。ありがと。」「どういたしまして。」「パンツ替え持って来る?」「いいよ。どうせもう寝るし。朝明日の分に履き替える。ってかいつも俺風呂の後はノーパンだし。」「でも寝るときは?」「浴衣あるし。」「ノーパンに浴衣?」「いいんじゃね。それよりここに来て。」航介は俺の腕をとり自分の前に立たせた。航介は腰を下ろして浴衣の帯を外し、裾を広げた。そしてパンツのゴムに手をかけようとして、「ケンティもしかしてさっきまで起ってた?なんか染みついてる。」「・・・」こんなシチュエーションで起たないわけがない。航介がゴムに手をかけ下ろそうとするその直後にには完全にまた勃起していた。「すげ~。ケンティ、勃起するとデカいね。」確かに隆司や航介よりも太さこそ負けるが長さは勝っている。「どおっ?匂う?」「先走りの匂いかな?ちょっとする。」「先走りは無臭だし。何の匂いだろ。シッコ臭い?」「嘘ウソ。やっぱケンティも臭わないし、石鹸の匂いがすんごくする。いい匂い。好きだな。」よかった。実はさっき洗面所で小便した後石鹸でアナルに石鹸つけてごしごしして、ウォシュレットで洗い流して、チンコと袋は洗面所で石鹸たっぷりつけて洗ってお湯で流しといた。「ケンティチン毛の処理してんの?いい感じに生えそろってる。」「時々。」「剃刀で剃ってる?脱毛クリーム?」「ハサミでそろえる感じ。」「へえ~。どうせなら全部沿ってパイパンにしちゃえば。」「それはちょっと。」実は僕もチン毛は気にしていて、洋物のエロ動画に出てくる俳優はほぼみんなきれいに処理されていて、それに倣って自分なりに風呂に入ったときに整えている。脱毛クリームも試したけど、パイパンになったときはさすがにちょっと違うと自分でも引いてそれ以来はもっぱら剃刀とハサミで短くカットして際を剃るようにしている。せっかく買った脱毛クリームはケツ毛用に使っていて、昨日もきれいに処理したつもりだ。「じゃあ後ろも。」航介は自分がしたように僕を後ろ向きにして、浴衣を脱がせ、パンツを足首まで下ろし、足をあげさせ片足ずつ抜き取ってから、「四つん這いになって。」僕はソファに両手をついてさっきの航介と同じ体勢をとった。航介は僕の背後に回り尻たぶを広げた。「すげ~きれい。ケンティのお尻、毛が全然ない。」航介は優しく、ヤラしくケツを撫でまわした後、また、尻たぶを思いっきり開いた。「匂いはどうかな?」「どお?」「すげ~ホントに臭わない。ケンティかわいい。」そう言って航介は僕の股の間から手を入れてチンコを握った。「あっ・・・」「感じた?」体中に電気が走ったくらい感じた。力が抜けてソファに突っ伏した。航介はそれでも握った手を離さなかった。「どうしてほしい。ケンティ?」「・・・」航介が握った手を動かしかけた瞬間(イっちゃいそう・・・)僕はとっさに起き上がり航介の手を振り払った。「ごめん。冗談冗談。」「ふざんけんなよ。航介、俺、俺・・・」「いいからいいから、さてとそろそろ寝よっか。立ち上がってそそくさとテーブルの上の片づけを始めた航介。僕は慌ててパンツを探して航介の視線をはずして履き直し、浴衣を着直した。振り返ると航介は濡れた自分のパンツをヒーターの近くに広げていた。よく見ると航介のチンコはまだ起ちっぱなしだった。「じゃあOKかな。あとは明日みんなできれいにしよう。」「さすがにマッパだと冷える。トイレ行ってくる。」航介は障子を開け、浴衣を拾い上げマッパの体の上にはおり、帯は手に取らず、ガウンのようにしたまま洗面所へ行った。僕はヒーターを切り、常夜灯も切り、一番手前の布団に入り込んだ。掛け布団に顔までくるまり航介の布団に背を向けて、早く興奮を収めようと目をつぶり、今日の自分のスノボの様子とかを思い返した。そうこうするうち、航介が戻ってきた気配を背中に感じた。「ケンティ。そっちに寝たんだ。電気全部切っちゃったら、真っ暗で見えねえし、途中でトイレ行くとき困るだろ。聞いてんのかよ。あれっ、もう寝ちゃった?」僕はさっきまでもうろうとしていて、確かに眠りに落ちそうだったけど、航介が戻ってきたのが分かった瞬間目がさえた。でも、とっさに寝たふりをして、ちょっと寝息を立ててるっぽく息をした。航介は3人の真ん中の布団に入り少し起き上がり、蛍光灯のスイッチのひもに手をかけ2回引き常夜灯を灯した。「お休み。ケンティ。」優しく航介は囁いた。僕は寝息を立てながら時々脳裏に浮かぶ、航介のあのいきり立ったチンコを消すよう必死で、大学の授業だったり、バイト先の仕事の手順だったりを思い描いていた。そのうち航介からも寝息が聞こえ始め、僕のモノもいつの間にか落ち着き普段の大きさに戻っていた。僕はそっとパンツに手を入れ、ちょっと収まりが悪い勃起後のチンコの位置を下向きに直した。航介が寝返りを打って僕のほうを向いたのか、航介の寝息が背中に近く感じられた。僕も寝返りを打って航介のほうに体を向けてみた。そっと目を開けると航介がこっちを向いて寝ている。持ち上がった掛け布団の隙間から航介の片足が出ている、その奥の茂みは暗くてよく見えなかった。(ダメダメ。せっかく収まったのに・・・)僕はまた、逆に寝返りを打ち障子の方に向きなおった。しばらく、目をつぶっていると次第にもうろうとしてきて、僕もようやく眠りについていった。
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