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第七話 友達
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そうして、次の日から堅物当て馬×俺(モブ)×悪役ショタ……という、本当に謎の組み合わせによる地獄が始まった。
「せんぱぁい、そろそろ負けてくださいよぉ」
「負けた方が腕立て百回なんだから……まじで無理っ……!」
俺もまあまあ息切れしているが、セオ様も普段は絶対かかないであろう汗を流している。
俺たちは絶賛、模擬戦中だ。
やらせた本人であるダミアンは、いつも通り何を考えているのか分からない表情で審判をしている。
ちなみに、俺は凄く弱い。下から数えた方が早いくらいの成績だ。けど、セオ様も弱い!
見た目ステータス極ぶりが災いしているのか、決着が着かない。早く俺に勝ってくれよ、という気持ちとなけなしのプライドが負けなくないと言っている。
「あ、やべっ……」
そんなことを考えていると、疲労から膝の力が抜けてしまった。すぐにセオ様が決死の一振を打ち込んでくる。
「腕立てだけは勘弁……!」
俺は体制を崩しながらも、どうにか模擬刀を振り上げる。
繰り返そう。俺たちは、弱い。
俺にトドメを刺せるはずだったセオ様は、腕力の限界がきたせいか、手から模擬刀がすっぽぬけてしまった。
そして俺は、間合いを見極める能力が身についていない。
(やばい、このままじゃ……セオ様の顔に当たる!)
スパイ一家のご子息の顔に傷をつけたとでも知られたら、暗殺されるかもしれない。
色んな意味で命の危険を感じ、俺は思わず目を閉じた。
「……ん?」
いつまでもなにかに衝突した感覚がない。恐る恐る目を開けると、俺の模擬刀の先はダミアンによって掴まれていた。
「ノエル・フィニアンの勝ちだ」
大事故になる前に止めてもらえたのだと気づき、安堵からその場にへたり込む。
「ちょっと、ダミアン様ぁ! 今のはナシ……」
「君は腕立て百回」
バッサリと淡々と言い切るダミアンに、セオ様は唇を噛む。
しかし、すぐに声色を変えてダミアンに抱きついた。
「その前に、一度シャワー浴びたいですぅ」
腕立てする前にシャワー? と言いたげに訝しむダミアンに、セオ様は潤んだ上目遣いを向ける。
「ダミアン様もお疲れですよね? 僕と一緒にどぉですかぁ?」
セオ様の手が早いこと早いこと。顔はダミアンを見上げながらも、手先は誘うように股間に触れていた。
もしかして……始まってしまうのか!? ダミアン×セオが!
俺は任務のことなんかすっかり忘れ、息を飲む。姿を隠せていない以外は、完全に壁モードだ。
しかし、期待通りと言えばいいのか、なんといえばいいのか。
ダミアンは、返事の代わりに殺気をセオ様へと向けていた。
目だけで「約束を守らないのか? 殺すぞ」と訴えかけている。あまりの迫力に、セオ様もビクッと肩を上げて数歩後ろへ下がった。
「あははっ……じょーだんですよぉ。あ、そうだ! 僕、用事があったんだぁ! また逢いに来ますね! ダミアン様!」
経験則的に、絶対二度と会いにこないパターンのセリフを吐いて、セト様は脱兎のごとく闘技場から去っていく。
嵐が過ぎ去った闘技場で呆然としていると、ダミアンが俺の前で片膝をつく。
そして、おもむろに俺の足首を掴んだ。
「捻ったように見えたが」
「違う違う! 怪我はしてないから!」
「……そうか」
ダミアンは、小さく息を吐く。
あ、今ホッとしてる。ほんの些細な表情の変化だが、不思議とダミアンの気持ちが読み取れた気がした。
(なんでだろう。ここ最近、ずっと観察してたからかな?)
堅物で無表情な奴だけど、感情がないわけではなさそうだ。
「だ、ダミアン的には良かったの?」
「……何がだ」
「その。セオ様を追い返しちゃって」
思考、というにはあまりにも長すぎる時間、ダミアンは黙り込む。
「……お前的にも、第二王子との関係を隠しておきたいのならちょうど良かっただろう」
「ん? だからわざと、セオ様が嫌がりそうな訓練に巻き込んだの?」
「そう、だ」
ダミアンの返事は、妙に歯切れが悪い。
確かに、俺はなるだけ人と関わりたくない。第二王子の犬が俺だとバレたら、それこそ今以上の厄介事が訪れるのが目に見えている。
ダミアンがそこまで計算して、「二人とも闘技場に来い」と言ったのであれば納得が行く。
……けど、俺は彼のこれまでの言動から矛盾を感じていた。
「ダミアンはさ、他人のために自分の自我を押し殺して譲歩するなんて有り得ないって言ってたよね」
「そう、だな……」
「この闘技場は、ダミアンにとっては大事な場所だと思うんだ。それを、わざわざ自分の時間を削ってまで、下手くそ達に明け渡す理由がないと思う」
すっかりダミアンは黙り込んでしまったので、俺は一つの可能性を述べる。
「単純に。俺が勝って、セオ様が自ら逃げ出した方が今後付きまとわれなくて楽だなぁ。って、ダミアン自身の利益のためじゃない?」
ダミアンからは返事がない。しかし、俺は見逃さなかった。
すごく気まずそうな顔をして、一瞬目が泳いだのを。図星ですって、顔が言ってる!
「酷い! 自分で追い払うのが面倒だからって、俺を巻き込むなよ!」
こいつ、相当ずる賢いぞ!
セオ様が現れた瞬間から、面倒くさくなる雰囲気を察知して、自分の労力を最低限に追い払う方法を選択しやがった!
「お、俺は、ああいうタイプは嫌いなんだ」
「自分の口で言えってば! やり方が回りくどすぎるでしょ!」
こればかりは俺の方が正論だったのか、ダミアンは視線を下げる。
口にこそはださないが、全身が「ごめん」と言っている。まるで、叱られた大型犬みたいだ。
俺としても一瞬怒りかけたが、その姿をみるとなんだか笑いが込み上げてきてしまった。
「あははっ……」
「ノエル・フィニアン?」
「ダミアンってば、思ったより、分かりやすいね」
笑われたのは不服だったのか、ダミアンは少し顔をしかめる。
彼の手を借りて立ち上がった俺は、土埃を払い落としながら訊く。
「俺が負けてたら、どうするつもりだったのさ」
「……勝つとは思ってた」
「なんで?」
「特に理由は無い。見知らぬ下級生より、四年生間共にした学友。しいて信頼を置くとすれば、後者だっただけだ」
学友。その言葉に、俺は目を丸くした。
まあ、学友ってただの同級生って意味かもしれないけども。
「俺のこと、嫌いだと思ってた」
「好きではないな」
バッサリとした言葉に、ですよね。とカラ笑いを返す。
「でも、お前は数日とはいえ慣れもしない生活習慣を俺に合わせ、文句を言いながらも剣を取り続けた。だから……」
「だから?」
「少なくとも、目の前の嫌なことに対して逃げ出すようなやつではないのだな、と」
自分の考えや気持ちを話すことに慣れていないのだろう。証拠に、ダミアンの耳が少し赤くなっている。
その姿を見て、
「友達になろうよ、ダミアン」
俺は四年間ずっと言えなかった言葉を、自然と口にしていた。
「唐突だな」
「友達って別に、手順があってなるわけじゃないでしょ。唐突さもアリだよ」
手を差し出すと、ダミアンはまだ考えるような仕草を見せる。しかしすぐに、諦めたような息を吐いて、握手を返してくれた。
「よろしく頼む。ノエル・フィニアン」
「あはは! また武士みたいな言い方してる」
「お前が先日から言っている、武士とはなんだ」
「ダミアンみたいな人のこと。それと……ノエルでいいよ」
まともな説明を受けられなかったことに納得のいかない顔をしながらも、ダミアンはそれ以上何も言わなかった。
学生生活、初友達。しかも、元々候補だった人と。
これは、エヴァン様と出会わなかったら一生回ってこなかった機会だな。と、遠回しにエヴァン様への感謝が浮かんだ。
ダミアンと友達になったことでエヴァン様との関係に更なる変化が訪れる。
そんなこと、この時の俺は考えもしなかった。
「せんぱぁい、そろそろ負けてくださいよぉ」
「負けた方が腕立て百回なんだから……まじで無理っ……!」
俺もまあまあ息切れしているが、セオ様も普段は絶対かかないであろう汗を流している。
俺たちは絶賛、模擬戦中だ。
やらせた本人であるダミアンは、いつも通り何を考えているのか分からない表情で審判をしている。
ちなみに、俺は凄く弱い。下から数えた方が早いくらいの成績だ。けど、セオ様も弱い!
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「あ、やべっ……」
そんなことを考えていると、疲労から膝の力が抜けてしまった。すぐにセオ様が決死の一振を打ち込んでくる。
「腕立てだけは勘弁……!」
俺は体制を崩しながらも、どうにか模擬刀を振り上げる。
繰り返そう。俺たちは、弱い。
俺にトドメを刺せるはずだったセオ様は、腕力の限界がきたせいか、手から模擬刀がすっぽぬけてしまった。
そして俺は、間合いを見極める能力が身についていない。
(やばい、このままじゃ……セオ様の顔に当たる!)
スパイ一家のご子息の顔に傷をつけたとでも知られたら、暗殺されるかもしれない。
色んな意味で命の危険を感じ、俺は思わず目を閉じた。
「……ん?」
いつまでもなにかに衝突した感覚がない。恐る恐る目を開けると、俺の模擬刀の先はダミアンによって掴まれていた。
「ノエル・フィニアンの勝ちだ」
大事故になる前に止めてもらえたのだと気づき、安堵からその場にへたり込む。
「ちょっと、ダミアン様ぁ! 今のはナシ……」
「君は腕立て百回」
バッサリと淡々と言い切るダミアンに、セオ様は唇を噛む。
しかし、すぐに声色を変えてダミアンに抱きついた。
「その前に、一度シャワー浴びたいですぅ」
腕立てする前にシャワー? と言いたげに訝しむダミアンに、セオ様は潤んだ上目遣いを向ける。
「ダミアン様もお疲れですよね? 僕と一緒にどぉですかぁ?」
セオ様の手が早いこと早いこと。顔はダミアンを見上げながらも、手先は誘うように股間に触れていた。
もしかして……始まってしまうのか!? ダミアン×セオが!
俺は任務のことなんかすっかり忘れ、息を飲む。姿を隠せていない以外は、完全に壁モードだ。
しかし、期待通りと言えばいいのか、なんといえばいいのか。
ダミアンは、返事の代わりに殺気をセオ様へと向けていた。
目だけで「約束を守らないのか? 殺すぞ」と訴えかけている。あまりの迫力に、セオ様もビクッと肩を上げて数歩後ろへ下がった。
「あははっ……じょーだんですよぉ。あ、そうだ! 僕、用事があったんだぁ! また逢いに来ますね! ダミアン様!」
経験則的に、絶対二度と会いにこないパターンのセリフを吐いて、セト様は脱兎のごとく闘技場から去っていく。
嵐が過ぎ去った闘技場で呆然としていると、ダミアンが俺の前で片膝をつく。
そして、おもむろに俺の足首を掴んだ。
「捻ったように見えたが」
「違う違う! 怪我はしてないから!」
「……そうか」
ダミアンは、小さく息を吐く。
あ、今ホッとしてる。ほんの些細な表情の変化だが、不思議とダミアンの気持ちが読み取れた気がした。
(なんでだろう。ここ最近、ずっと観察してたからかな?)
堅物で無表情な奴だけど、感情がないわけではなさそうだ。
「だ、ダミアン的には良かったの?」
「……何がだ」
「その。セオ様を追い返しちゃって」
思考、というにはあまりにも長すぎる時間、ダミアンは黙り込む。
「……お前的にも、第二王子との関係を隠しておきたいのならちょうど良かっただろう」
「ん? だからわざと、セオ様が嫌がりそうな訓練に巻き込んだの?」
「そう、だ」
ダミアンの返事は、妙に歯切れが悪い。
確かに、俺はなるだけ人と関わりたくない。第二王子の犬が俺だとバレたら、それこそ今以上の厄介事が訪れるのが目に見えている。
ダミアンがそこまで計算して、「二人とも闘技場に来い」と言ったのであれば納得が行く。
……けど、俺は彼のこれまでの言動から矛盾を感じていた。
「ダミアンはさ、他人のために自分の自我を押し殺して譲歩するなんて有り得ないって言ってたよね」
「そう、だな……」
「この闘技場は、ダミアンにとっては大事な場所だと思うんだ。それを、わざわざ自分の時間を削ってまで、下手くそ達に明け渡す理由がないと思う」
すっかりダミアンは黙り込んでしまったので、俺は一つの可能性を述べる。
「単純に。俺が勝って、セオ様が自ら逃げ出した方が今後付きまとわれなくて楽だなぁ。って、ダミアン自身の利益のためじゃない?」
ダミアンからは返事がない。しかし、俺は見逃さなかった。
すごく気まずそうな顔をして、一瞬目が泳いだのを。図星ですって、顔が言ってる!
「酷い! 自分で追い払うのが面倒だからって、俺を巻き込むなよ!」
こいつ、相当ずる賢いぞ!
セオ様が現れた瞬間から、面倒くさくなる雰囲気を察知して、自分の労力を最低限に追い払う方法を選択しやがった!
「お、俺は、ああいうタイプは嫌いなんだ」
「自分の口で言えってば! やり方が回りくどすぎるでしょ!」
こればかりは俺の方が正論だったのか、ダミアンは視線を下げる。
口にこそはださないが、全身が「ごめん」と言っている。まるで、叱られた大型犬みたいだ。
俺としても一瞬怒りかけたが、その姿をみるとなんだか笑いが込み上げてきてしまった。
「あははっ……」
「ノエル・フィニアン?」
「ダミアンってば、思ったより、分かりやすいね」
笑われたのは不服だったのか、ダミアンは少し顔をしかめる。
彼の手を借りて立ち上がった俺は、土埃を払い落としながら訊く。
「俺が負けてたら、どうするつもりだったのさ」
「……勝つとは思ってた」
「なんで?」
「特に理由は無い。見知らぬ下級生より、四年生間共にした学友。しいて信頼を置くとすれば、後者だっただけだ」
学友。その言葉に、俺は目を丸くした。
まあ、学友ってただの同級生って意味かもしれないけども。
「俺のこと、嫌いだと思ってた」
「好きではないな」
バッサリとした言葉に、ですよね。とカラ笑いを返す。
「でも、お前は数日とはいえ慣れもしない生活習慣を俺に合わせ、文句を言いながらも剣を取り続けた。だから……」
「だから?」
「少なくとも、目の前の嫌なことに対して逃げ出すようなやつではないのだな、と」
自分の考えや気持ちを話すことに慣れていないのだろう。証拠に、ダミアンの耳が少し赤くなっている。
その姿を見て、
「友達になろうよ、ダミアン」
俺は四年間ずっと言えなかった言葉を、自然と口にしていた。
「唐突だな」
「友達って別に、手順があってなるわけじゃないでしょ。唐突さもアリだよ」
手を差し出すと、ダミアンはまだ考えるような仕草を見せる。しかしすぐに、諦めたような息を吐いて、握手を返してくれた。
「よろしく頼む。ノエル・フィニアン」
「あはは! また武士みたいな言い方してる」
「お前が先日から言っている、武士とはなんだ」
「ダミアンみたいな人のこと。それと……ノエルでいいよ」
まともな説明を受けられなかったことに納得のいかない顔をしながらも、ダミアンはそれ以上何も言わなかった。
学生生活、初友達。しかも、元々候補だった人と。
これは、エヴァン様と出会わなかったら一生回ってこなかった機会だな。と、遠回しにエヴァン様への感謝が浮かんだ。
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