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25.知らないけれど知っている
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「はぁ、すまん。ラリアは何も悪くない。問題があれば魅力的すぎることくらいだ」
エリックは目を瞬かせると、フッと表情を緩めて頭を優しく撫でてきた。どうやらエリックが顔をしかめていたのを見ていたからか、私も思わず似たような表情をしていたらしい。
「そんなの言われたことないし、よく分からないわ」
「ああ……いつだってそう思っていたが伝えるには照れくさかったし、勇気が足りなかったんだ」
「えー? そんなふうに全く見えなかったんだけど」
「だとしたら恰好つけていた俺が報われるな」
「そうだったの!?」
記憶の中の、私のよく知るエリックを思い出す。常に淡々としていて冷静なのに、照れくさいと思うことがあったなんて。そう言われてみれば、褒めると素っ気なくなることがあったから、なるほど、そういうことなのかもしれない。
「そりゃあ、そうだろう。ラリアには良く思われたいに決まっている」
そっぽを向きながら吐き捨てるように返すエリックだけれど、その表情は……。
「エリックってば可愛……んっ」
思わずそう呟けば、言わすまいと唇を塞がれてしまった。至近距離でぼやけるけれど、瞳が気まずそうな色を乗せているから確信してしまう。
「……ぷはっ、もしかして、今も照れてる?」
唇を離して問うもエリックからの返事はなく。無言は肯定だと小さく笑えば、頬に耳に首筋に色んな場所へ口づけが落とされていく。くすぐったくて身を捩るけれど、彼の唇が鎖骨へと下りてきて、ごくわずかな痛みが走った。
「ちょっ、あんまり痕を付けないで」
何をされているのかに気付いて、エリックの唇に手の平を当てながらささやかな抵抗を試みたが、片眉を上げて心底訳が分からないといった表情が返ってきた。入浴後にガウンのままでベッドの上で話していたわけだし、今まさにいつもの行為に及ぶ直前の甘い空気ではあるけれど。
「……どうして?」
「お茶会に招待された日はもうすぐじゃない。だって、見えちゃうでしょ」
王城へはドレスとは言わないまでも相応の服装で行かなければならないはずなのに、敢えて付けているらしいエリックが消してくれるはずもない。吸われた肌がどんな状態になるのか、今の私は知っているのだ。
「だったら魔術師のマントを着てフードを深く被っていけばいい」
「任務でもあるまいし。さすがにそれは駄目でしょう」
「無理矢理招待してきたんだ、任務みたいなもんだろう」
するとまた、エリックは難しい顔をした。もう何回目だろう。私の知っている以上に、この今のエリックは表情豊かだ。幼馴染として気を許されていた頃よりも、二人の関係の深さが窺える。
「……んっ」
子どものような屁理屈をこねるエリックにどう返そうかと考えていると、不意に甘い刺激が走って鼻に掛かった声が漏れた。胸元まで降りてきたエリックの唇がガウンの合わせを開き、膨らみの先端を含んだのだ。そのまま舌で弄ばれてしまえば、反論もままならない。さらに反対側も指で弾かれてしまえば、思考は散り散りになっていく。
回数を重ねても素肌をなぞる彼の手や唇が恥ずかしすぎるし、思わず出てしまう声だって変じゃないか、と不安になってしまうけれど。それでも初めよりは少しだけ余裕ができたからなのか、胸に灯る期待と高揚は馴染みがあり、言い知れぬ愛おしさが溢れてくる。
エリックが好き。愛している。そう思うだけで、泣きそうになるほど幸せだ。でも……。
「ねぇ、いつもより痕、つけすぎじゃない? 前のパーティーの時だって隠すのに苦労し……わっ!」
突然ガバッと身を乗り出したエリックに驚きの声が出た。戸惑う私の両頬に手が添えられて視線を固定される。何かまずいことでも言っちゃった……?
「ラリア……」
「え? な、何……?」
「さっき言っただろ? パーティーの時だって……って」
「え、あ、そうかも。なんか頭に浮かんできちゃって」
何も疚しいことはないはずなのに、あまりの眼力で見つめられてつい瞬きが多くなる。火照り始めた身体が一気に冷えた気がした。
「パーティーに行くからって牽制のためにキスマークを付けすぎて、ラリアに怒られたのは確かだ。けれどそれは怪我をする前のことなのだが……」
「ん?」
確かに目が覚めてからそれほど日も経っていないし、もちろん記憶にもない。そもそも療養後ではエリックでなくともパーティは欠席にするだろう。
「ほんとだ……」
「何でそう思った?」
「ええっと……えーっと、恥ずかしい……」
「重要なことだ。ラリアが口にしてくれなければどうしようもない。頼む」
真剣な表情でそう言われてしまえば、腹を括るしかない。そんな大層なことではないのだけれど……と戸惑いながらも、覚悟を決めてギュッと目を閉じた。
「分かったってば! こうして愛されて……エリックのこと好きだなって、幸せだなって思ったの! そしたら、その……色々刺激されてたときにフワッと頭に浮かんで、そのまま口にしちゃってただけよ!」
「…………」
頬に触れていた手と、エリックが少し離れる気配がして恐る恐る瞳を開けた。上体を起こして、顎に手を当てて考えている。薄明りの中で下から見上げる彼は真剣そのもので、昔からよく知る表情なのに、彼の身体が私の膝を割っているせいで淫猥な印象を受ける。まぁ、そういうことをしていたんだけれど……。
「ラリアは俺に愛されて、幸せだと思ってくれていたのか……?」
「え?」
身体を離したせいで、エリックの呟きが聞き取れなかった。聞き返しても考え込んでいて、返事はない。
「ひゃっ……」
どうしたのか、と声を掛けようとした瞬間、突然右の足首が持ち上げられた。慌ててガウンの裾を抑えるも太腿まで露わになり、無駄な抵抗だと痛感する。
「ちょ、ちょっと!」
「分かった」
エリックは短くそう告げると、少しだけ身を屈めて剥き出しになった内太腿へと唇を寄せた。軽い痛みのあとに湿ったものが這う感触がくすぐったい。
抵抗が緩んだことに気付いたエリックによって、解かれたガウンの結び目。待ったをかけようと肘を付いて身体を起こしたら、嬉々としてショーツを抜き取るエリックと目が合った。緩い弓形に細められた瞳に嫌な予感がして身を捩ろうとするも、折り曲げるように腿の裏が押さえられて、大切な部分が彼の眼前に晒されてしまった。
「なんで…?」
「なんでって、いつもしてることだろ? 嫌か?」
「い、嫌……っていうか、恥ずかしいってば! それにエリックの表情が怖い」
「心外だ。さっきの話を聞いて、今までどれだけ時間をかけて拓いてきたのか、思い出させるのも効果的だと分かったから喜んでいるだけだが。是非いつもより丁寧かつ念入りに試してみるとしよう。安心して任せてくれ」
「は? 安心って、そんなっ! あっ……!」
太腿に力を籠めるも抵抗虚しく、閉じていたあわいが手で開かれたのか秘部の内側が外気に触れた。その瞬間、ぬるりとした感触と共に強い快感が背筋を駆け抜けた。蕾を舌で左右に弾かれれば、自分のものとは思えない高い嬌声が喉から漏れる。どこをどうしたら私が悦ぶのかエリックにバレバレで恥ずかしいけれど、抑えられるはずもなく。
充血し固くなった蕾を休むことなく執拗に味わいながら、彼の長い指はナカに侵入し、解すようにバラバラと動き回る。弱いところを同時に責められて、腰が震えた。
エリックは昔から器用な男なのだ。細いけど男らしい節のある、長い彼の指が薬草を繊細に調合したり、緻密な魔方陣を描くのを知っている。――それでも。
(初めはあんなにも恐る恐るで、ぎこちなかったのに)
フッ、とそんな考えが頭を過る。え……? ちょっと待って。『初めは』だなんて、そんなの知らないはずだ。だって目が覚めた時から、エリックには翻弄されっぱなしだったのに。
「あっ……! や、それ、だめぇ」
器用さを活かしたエリックによって、的確に狙われたナカの一点。指先で軽くノックするように刺激されれば膨れ上がった何かが爆発して、頭が真っ白になる。せっかく何かが掴みかけそうになったのに、口内には舌を、先ほどまで散々責められて敏感になっているところには熱杭が挿入されたので、それどころではなくなってしまった。
エリックは目を瞬かせると、フッと表情を緩めて頭を優しく撫でてきた。どうやらエリックが顔をしかめていたのを見ていたからか、私も思わず似たような表情をしていたらしい。
「そんなの言われたことないし、よく分からないわ」
「ああ……いつだってそう思っていたが伝えるには照れくさかったし、勇気が足りなかったんだ」
「えー? そんなふうに全く見えなかったんだけど」
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「そうだったの!?」
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「そりゃあ、そうだろう。ラリアには良く思われたいに決まっている」
そっぽを向きながら吐き捨てるように返すエリックだけれど、その表情は……。
「エリックってば可愛……んっ」
思わずそう呟けば、言わすまいと唇を塞がれてしまった。至近距離でぼやけるけれど、瞳が気まずそうな色を乗せているから確信してしまう。
「……ぷはっ、もしかして、今も照れてる?」
唇を離して問うもエリックからの返事はなく。無言は肯定だと小さく笑えば、頬に耳に首筋に色んな場所へ口づけが落とされていく。くすぐったくて身を捩るけれど、彼の唇が鎖骨へと下りてきて、ごくわずかな痛みが走った。
「ちょっ、あんまり痕を付けないで」
何をされているのかに気付いて、エリックの唇に手の平を当てながらささやかな抵抗を試みたが、片眉を上げて心底訳が分からないといった表情が返ってきた。入浴後にガウンのままでベッドの上で話していたわけだし、今まさにいつもの行為に及ぶ直前の甘い空気ではあるけれど。
「……どうして?」
「お茶会に招待された日はもうすぐじゃない。だって、見えちゃうでしょ」
王城へはドレスとは言わないまでも相応の服装で行かなければならないはずなのに、敢えて付けているらしいエリックが消してくれるはずもない。吸われた肌がどんな状態になるのか、今の私は知っているのだ。
「だったら魔術師のマントを着てフードを深く被っていけばいい」
「任務でもあるまいし。さすがにそれは駄目でしょう」
「無理矢理招待してきたんだ、任務みたいなもんだろう」
するとまた、エリックは難しい顔をした。もう何回目だろう。私の知っている以上に、この今のエリックは表情豊かだ。幼馴染として気を許されていた頃よりも、二人の関係の深さが窺える。
「……んっ」
子どものような屁理屈をこねるエリックにどう返そうかと考えていると、不意に甘い刺激が走って鼻に掛かった声が漏れた。胸元まで降りてきたエリックの唇がガウンの合わせを開き、膨らみの先端を含んだのだ。そのまま舌で弄ばれてしまえば、反論もままならない。さらに反対側も指で弾かれてしまえば、思考は散り散りになっていく。
回数を重ねても素肌をなぞる彼の手や唇が恥ずかしすぎるし、思わず出てしまう声だって変じゃないか、と不安になってしまうけれど。それでも初めよりは少しだけ余裕ができたからなのか、胸に灯る期待と高揚は馴染みがあり、言い知れぬ愛おしさが溢れてくる。
エリックが好き。愛している。そう思うだけで、泣きそうになるほど幸せだ。でも……。
「ねぇ、いつもより痕、つけすぎじゃない? 前のパーティーの時だって隠すのに苦労し……わっ!」
突然ガバッと身を乗り出したエリックに驚きの声が出た。戸惑う私の両頬に手が添えられて視線を固定される。何かまずいことでも言っちゃった……?
「ラリア……」
「え? な、何……?」
「さっき言っただろ? パーティーの時だって……って」
「え、あ、そうかも。なんか頭に浮かんできちゃって」
何も疚しいことはないはずなのに、あまりの眼力で見つめられてつい瞬きが多くなる。火照り始めた身体が一気に冷えた気がした。
「パーティーに行くからって牽制のためにキスマークを付けすぎて、ラリアに怒られたのは確かだ。けれどそれは怪我をする前のことなのだが……」
「ん?」
確かに目が覚めてからそれほど日も経っていないし、もちろん記憶にもない。そもそも療養後ではエリックでなくともパーティは欠席にするだろう。
「ほんとだ……」
「何でそう思った?」
「ええっと……えーっと、恥ずかしい……」
「重要なことだ。ラリアが口にしてくれなければどうしようもない。頼む」
真剣な表情でそう言われてしまえば、腹を括るしかない。そんな大層なことではないのだけれど……と戸惑いながらも、覚悟を決めてギュッと目を閉じた。
「分かったってば! こうして愛されて……エリックのこと好きだなって、幸せだなって思ったの! そしたら、その……色々刺激されてたときにフワッと頭に浮かんで、そのまま口にしちゃってただけよ!」
「…………」
頬に触れていた手と、エリックが少し離れる気配がして恐る恐る瞳を開けた。上体を起こして、顎に手を当てて考えている。薄明りの中で下から見上げる彼は真剣そのもので、昔からよく知る表情なのに、彼の身体が私の膝を割っているせいで淫猥な印象を受ける。まぁ、そういうことをしていたんだけれど……。
「ラリアは俺に愛されて、幸せだと思ってくれていたのか……?」
「え?」
身体を離したせいで、エリックの呟きが聞き取れなかった。聞き返しても考え込んでいて、返事はない。
「ひゃっ……」
どうしたのか、と声を掛けようとした瞬間、突然右の足首が持ち上げられた。慌ててガウンの裾を抑えるも太腿まで露わになり、無駄な抵抗だと痛感する。
「ちょ、ちょっと!」
「分かった」
エリックは短くそう告げると、少しだけ身を屈めて剥き出しになった内太腿へと唇を寄せた。軽い痛みのあとに湿ったものが這う感触がくすぐったい。
抵抗が緩んだことに気付いたエリックによって、解かれたガウンの結び目。待ったをかけようと肘を付いて身体を起こしたら、嬉々としてショーツを抜き取るエリックと目が合った。緩い弓形に細められた瞳に嫌な予感がして身を捩ろうとするも、折り曲げるように腿の裏が押さえられて、大切な部分が彼の眼前に晒されてしまった。
「なんで…?」
「なんでって、いつもしてることだろ? 嫌か?」
「い、嫌……っていうか、恥ずかしいってば! それにエリックの表情が怖い」
「心外だ。さっきの話を聞いて、今までどれだけ時間をかけて拓いてきたのか、思い出させるのも効果的だと分かったから喜んでいるだけだが。是非いつもより丁寧かつ念入りに試してみるとしよう。安心して任せてくれ」
「は? 安心って、そんなっ! あっ……!」
太腿に力を籠めるも抵抗虚しく、閉じていたあわいが手で開かれたのか秘部の内側が外気に触れた。その瞬間、ぬるりとした感触と共に強い快感が背筋を駆け抜けた。蕾を舌で左右に弾かれれば、自分のものとは思えない高い嬌声が喉から漏れる。どこをどうしたら私が悦ぶのかエリックにバレバレで恥ずかしいけれど、抑えられるはずもなく。
充血し固くなった蕾を休むことなく執拗に味わいながら、彼の長い指はナカに侵入し、解すようにバラバラと動き回る。弱いところを同時に責められて、腰が震えた。
エリックは昔から器用な男なのだ。細いけど男らしい節のある、長い彼の指が薬草を繊細に調合したり、緻密な魔方陣を描くのを知っている。――それでも。
(初めはあんなにも恐る恐るで、ぎこちなかったのに)
フッ、とそんな考えが頭を過る。え……? ちょっと待って。『初めは』だなんて、そんなの知らないはずだ。だって目が覚めた時から、エリックには翻弄されっぱなしだったのに。
「あっ……! や、それ、だめぇ」
器用さを活かしたエリックによって、的確に狙われたナカの一点。指先で軽くノックするように刺激されれば膨れ上がった何かが爆発して、頭が真っ白になる。せっかく何かが掴みかけそうになったのに、口内には舌を、先ほどまで散々責められて敏感になっているところには熱杭が挿入されたので、それどころではなくなってしまった。
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