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第捌章 大戦争は、混乱と共に
7節目 あっ、バ〇スバ〇ス
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どうも、高野です。
いま、とんでもない事態になっています。
『おやぁ…?誰かと思ったら、侵入者のヤツらじゃナイか!!』
はい、バレました。
しかもターゲットに。
ダイキさんいわくこいつマジで強いんだよな。
しかも俺と同じく拳使い。
クッソやらかした。
あいつらにあれほど気をつけろと言ったのに俺がこうなるんかよ。
『あ、ええっと……うっす。』
『なんだその反応??アタイのこと馬鹿にしてるのか?』
やっべぇなんか逆鱗に触れたっぽい。
さてどう切り抜けるか?
……よし、やるかあれを。
『ふ、かかってこい。』
『おぉ威勢がいいね~。じゃあアタイからいくy
『喰らえ~!!』
相手が言い終える前に、俺はリュウの顔に激辛草をすり潰した粉を投げつけた。
これぞ先手必勝。卑怯とは言わせないぞ。
『ぬぁああぁあああああああ!!!目がっ!!!ぐぁっああああ卑怯だぞお前っ!!!!』
よっしゃ見事にクリーンヒット!
効いたぜおらぁ!隙を与えたのが悪い!
うっしそれじゃ…
……逃げるとしますか!
『ちょ、おいクウマ!ナツミ!!ターゲットにバレた!!一旦撤退だ!!』
『えちょいきなりなんすか!?』
『なんだお前…やらかしたのだな~?』
『うるせぇ!!いいから逃げろおまえら!!』
『『了解っ!!!』』
そうしてのたうち回っているリュウを横目に、俺らは合流すべく城門へとトンズラこいたのだった。
✳✳✳✳✳✳✳
警備室の中は誰もいない。
机の上にカードが置いてある。
裏面には漢字で“高橋蒼”と書いてある。ここにも異世界人がいるんだ…。
とにかくこれを使えば出られるかも。
戻ると、不安そうにこちらを見つめる2人が。
大丈夫そうで良かった。
これをスキャナーに差し込んだら…
《職員カードが認証されました。扉が開くまで暫くお待ちください。》
ちょっと待って。
音がでかいんだけど!?
『え、ちょまって、ヤバない??』
『これ完全にバレましたね。足音が聞こえます。』
『…私に任せてください、足止めしますので2人はカードを。』
バタバタと慌てたような足音が聞こえてきた。
この不完全な体質は、人間に出せないような力がある。
幸いおじいちゃんの元で少しだけ体術を習ってたから、足止め程度なら行けるかもしれない。
この2人のためにも、みんなと合流するためにも、私が頑張らなきゃ。
☆☆☆☆☆☆☆
すっごマジで空飛んでるじゃん!!!
え、こんなボロッボロでも行けるんだ!!
『…ユキさんなんかボロボロのくせに飛んでるのすごい!みたいな顔してません??』
「き、気のせいだよ…!」
『いーや、絶対そう考えてるね。アタシにはわかる。』
「待って言わないでよ!!」
『……降ろしますよ?』「すみませんでした」
やっぱりボロボロとか思っちゃダメよね。
ちゃんと飛んでるもんね…これ。
ていうか、デルタが見えてきた!!
レオン!アリサ!ソラ!待っててね!!
いま、とんでもない事態になっています。
『おやぁ…?誰かと思ったら、侵入者のヤツらじゃナイか!!』
はい、バレました。
しかもターゲットに。
ダイキさんいわくこいつマジで強いんだよな。
しかも俺と同じく拳使い。
クッソやらかした。
あいつらにあれほど気をつけろと言ったのに俺がこうなるんかよ。
『あ、ええっと……うっす。』
『なんだその反応??アタイのこと馬鹿にしてるのか?』
やっべぇなんか逆鱗に触れたっぽい。
さてどう切り抜けるか?
……よし、やるかあれを。
『ふ、かかってこい。』
『おぉ威勢がいいね~。じゃあアタイからいくy
『喰らえ~!!』
相手が言い終える前に、俺はリュウの顔に激辛草をすり潰した粉を投げつけた。
これぞ先手必勝。卑怯とは言わせないぞ。
『ぬぁああぁあああああああ!!!目がっ!!!ぐぁっああああ卑怯だぞお前っ!!!!』
よっしゃ見事にクリーンヒット!
効いたぜおらぁ!隙を与えたのが悪い!
うっしそれじゃ…
……逃げるとしますか!
『ちょ、おいクウマ!ナツミ!!ターゲットにバレた!!一旦撤退だ!!』
『えちょいきなりなんすか!?』
『なんだお前…やらかしたのだな~?』
『うるせぇ!!いいから逃げろおまえら!!』
『『了解っ!!!』』
そうしてのたうち回っているリュウを横目に、俺らは合流すべく城門へとトンズラこいたのだった。
✳✳✳✳✳✳✳
警備室の中は誰もいない。
机の上にカードが置いてある。
裏面には漢字で“高橋蒼”と書いてある。ここにも異世界人がいるんだ…。
とにかくこれを使えば出られるかも。
戻ると、不安そうにこちらを見つめる2人が。
大丈夫そうで良かった。
これをスキャナーに差し込んだら…
《職員カードが認証されました。扉が開くまで暫くお待ちください。》
ちょっと待って。
音がでかいんだけど!?
『え、ちょまって、ヤバない??』
『これ完全にバレましたね。足音が聞こえます。』
『…私に任せてください、足止めしますので2人はカードを。』
バタバタと慌てたような足音が聞こえてきた。
この不完全な体質は、人間に出せないような力がある。
幸いおじいちゃんの元で少しだけ体術を習ってたから、足止め程度なら行けるかもしれない。
この2人のためにも、みんなと合流するためにも、私が頑張らなきゃ。
☆☆☆☆☆☆☆
すっごマジで空飛んでるじゃん!!!
え、こんなボロッボロでも行けるんだ!!
『…ユキさんなんかボロボロのくせに飛んでるのすごい!みたいな顔してません??』
「き、気のせいだよ…!」
『いーや、絶対そう考えてるね。アタシにはわかる。』
「待って言わないでよ!!」
『……降ろしますよ?』「すみませんでした」
やっぱりボロボロとか思っちゃダメよね。
ちゃんと飛んでるもんね…これ。
ていうか、デルタが見えてきた!!
レオン!アリサ!ソラ!待っててね!!
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