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第壱章 大きな都会、友情の森
END1 裏切り者の末路
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※残虐行為あり!
「あのね!私、人間になりたいと思うの!」
そう堂々と言った。隠していく訳には行かない。だって、大切な仲間だから。
レオンが一瞬だけ、険しい顔をしたが気にしなかった。
ソラは『ど、どうしよう……。』と呟いた。
そう、私はここから冒険が始まると…そう思い込んでいた。
魔物の森に入り、レオンに着いていく。
そしてレオンの足が止まった。ここは…とても険しい森の中。
レオンは『くくくくく……。』と不気味な笑いを漏らす。気づいた時には遅かった。
『レオン?どうしたの……ぐぁ…!!』
アリサの胸にはフルーツナイフが刺さっていた。
滴る血液。レオンは狂っていた。
「やめて!!!!レオン!!」と叫んでも、レオンは刺すのを辞めなかった。
アリサは息を引き取った。
アリサの胸は、内蔵が飛び出て見えるほど刺されていた。私はそれを見てしまい、吐いてしまう。
レオンは『お母さんに言われたんだ…人間は殺せって…!!なりたい奴も、その仲間も殺せって……殺人って…楽しいんだね……くくくくくくくく、あっはははははははははは!!!!』と叫びながら、私の方へ走る。
私は全力で逃げようとした。が、
レオンは魔法を使い、私の目の前に現れる。
そして、胸を刺された。
「ぐ………なん………で!!」
ナイフには毒が塗られてた。意識が朦朧とする。
胸が熱い、痛い。
『バイバイ、ユキさん。』
ああ、ここで人生が終わるんだな。
あっけない人生だった。
もうひとつ、切られる音がした。
息が出来なかった。どうやら喉を切られたみたい。
走馬灯を見た。お父さんやお母さん、お兄ちゃんが川の向こうで手を振っていた。
「お母さん、お父さん。お兄ちゃん。いま、行くね。」
そういって、私は川を渡った。
☆☆☆☆☆☆☆
『くくくく、あっはははは!!』
やばい…楽しい!!
人を殺すのってこんなに楽しいんだ!
胸を刺す感覚、あの感触は最高だった!!
こんな快感、初めてだよ!!
ちょっと血なまぐさいけどな。
よし、あとソラだけか。
お!ソラみっけ!
「ソラ、お前も一緒に連れてい…ぐふ!?」
あれ、なんで?なんで!?
なんで、なんで動けないの?え、血が流れて…。意識が…。
もしかして僕、刺された?
あの、ソラに?
あの雑魚に!?
確かに彼女はナイフを持ってた。
ナイフには僕の血が付いてる。
母さんは人間が大嫌いだ。人間に絡むやつや、その仲間を殺せって言われ続けた。
姉さんを殺したのは人間の父さんだから。
母さんの言う通りにしたのに…なんでこの僕が…死ぬんだ?
僕は悪くない。悪くないよね…。
最期に僕が見たものは、ソラの泣いている顔だった。
そうか、これは悪いことだったんだね。
僕のせいで、ソラは…。
ここで意識が途切れた。
…罪を償うよ、父さん。
……ユキさん、アリサさん、ソラさん………。ごめんなさい。
END1 裏切り者の末路
「あのね!私、人間になりたいと思うの!」
そう堂々と言った。隠していく訳には行かない。だって、大切な仲間だから。
レオンが一瞬だけ、険しい顔をしたが気にしなかった。
ソラは『ど、どうしよう……。』と呟いた。
そう、私はここから冒険が始まると…そう思い込んでいた。
魔物の森に入り、レオンに着いていく。
そしてレオンの足が止まった。ここは…とても険しい森の中。
レオンは『くくくくく……。』と不気味な笑いを漏らす。気づいた時には遅かった。
『レオン?どうしたの……ぐぁ…!!』
アリサの胸にはフルーツナイフが刺さっていた。
滴る血液。レオンは狂っていた。
「やめて!!!!レオン!!」と叫んでも、レオンは刺すのを辞めなかった。
アリサは息を引き取った。
アリサの胸は、内蔵が飛び出て見えるほど刺されていた。私はそれを見てしまい、吐いてしまう。
レオンは『お母さんに言われたんだ…人間は殺せって…!!なりたい奴も、その仲間も殺せって……殺人って…楽しいんだね……くくくくくくくく、あっはははははははははは!!!!』と叫びながら、私の方へ走る。
私は全力で逃げようとした。が、
レオンは魔法を使い、私の目の前に現れる。
そして、胸を刺された。
「ぐ………なん………で!!」
ナイフには毒が塗られてた。意識が朦朧とする。
胸が熱い、痛い。
『バイバイ、ユキさん。』
ああ、ここで人生が終わるんだな。
あっけない人生だった。
もうひとつ、切られる音がした。
息が出来なかった。どうやら喉を切られたみたい。
走馬灯を見た。お父さんやお母さん、お兄ちゃんが川の向こうで手を振っていた。
「お母さん、お父さん。お兄ちゃん。いま、行くね。」
そういって、私は川を渡った。
☆☆☆☆☆☆☆
『くくくく、あっはははは!!』
やばい…楽しい!!
人を殺すのってこんなに楽しいんだ!
胸を刺す感覚、あの感触は最高だった!!
こんな快感、初めてだよ!!
ちょっと血なまぐさいけどな。
よし、あとソラだけか。
お!ソラみっけ!
「ソラ、お前も一緒に連れてい…ぐふ!?」
あれ、なんで?なんで!?
なんで、なんで動けないの?え、血が流れて…。意識が…。
もしかして僕、刺された?
あの、ソラに?
あの雑魚に!?
確かに彼女はナイフを持ってた。
ナイフには僕の血が付いてる。
母さんは人間が大嫌いだ。人間に絡むやつや、その仲間を殺せって言われ続けた。
姉さんを殺したのは人間の父さんだから。
母さんの言う通りにしたのに…なんでこの僕が…死ぬんだ?
僕は悪くない。悪くないよね…。
最期に僕が見たものは、ソラの泣いている顔だった。
そうか、これは悪いことだったんだね。
僕のせいで、ソラは…。
ここで意識が途切れた。
…罪を償うよ、父さん。
……ユキさん、アリサさん、ソラさん………。ごめんなさい。
END1 裏切り者の末路
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