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同じ見た目の別人達
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しばらく光をめざして歩く。
気がつけば森の中。
猛獣とかが出てこないよう心の中で神頼みしながら、なんだか不思議な匂いのする森を踏みしめる。
暗い森の中をただひたすらに進んでいく。
なんだか煙たい。
目の前にはうっすらと光が見える。
やけにキノコが沢山生えていて、ホコリのようなものが舞っている気がする。
なんだか
視界が回っているような。
なんで…クラクラ……するんだ……?
あれ…………視界が……。
そのまま私は、倒れてしまった。
✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳
私は今、信じられない光景を見ている。
…目が覚めたら、なんか知らない場所にいた。
私、攫われた!?
慌てて周りを見渡す。
見知らぬ和室だ。
香ばしい畳の香りと、独特な空気感がより一層混乱を招く。
自室にいたはずなのに、何故こんなところに…。
隣には■■■先輩…じゃなかった、サナエ先輩と…ヨウム先輩が眠っている。
反対側には■■■さんと■■■さんが眠っている。
…いや、ここではサクヤさんとレミリアさんと呼ぶべきか。
あいつのためにも、この呼び方に慣れておかないと。
それよりどうしてこの四人も来ているのだろうか…?
もしかしたらレイムも一緒に来ている…?
レイムのことを一番知ってそうなヨウム先輩なら、何かわかるかもしれない…。
ついでに、レイムのあのことも分かればいいけれど…。
とりあえずヨウム先輩を揺すって起こす。
『ヨウム先輩…起きてください… 』
『んぁ……えっと…■■■の友達…だよねぇ?』
『…あ、はいそう…す!コンビニであった…■■っす!』
『おー!…んでなんでうちらここに居るん?』
『わ、分かりません…ス』
『…てか、なんでうち起こしたん?』
『いや…一緒に■■■を探して欲しくて…。』
と、話し込んでいる間に遠くから声が聞こえた。
『マリサ~!ヨウム先輩~!!目が覚めっサめたん…ですねっ!!』
そこには■■■……いや、レイムと呼ばなければいけない少女がいた。
気がつけば森の中。
猛獣とかが出てこないよう心の中で神頼みしながら、なんだか不思議な匂いのする森を踏みしめる。
暗い森の中をただひたすらに進んでいく。
なんだか煙たい。
目の前にはうっすらと光が見える。
やけにキノコが沢山生えていて、ホコリのようなものが舞っている気がする。
なんだか
視界が回っているような。
なんで…クラクラ……するんだ……?
あれ…………視界が……。
そのまま私は、倒れてしまった。
✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳
私は今、信じられない光景を見ている。
…目が覚めたら、なんか知らない場所にいた。
私、攫われた!?
慌てて周りを見渡す。
見知らぬ和室だ。
香ばしい畳の香りと、独特な空気感がより一層混乱を招く。
自室にいたはずなのに、何故こんなところに…。
隣には■■■先輩…じゃなかった、サナエ先輩と…ヨウム先輩が眠っている。
反対側には■■■さんと■■■さんが眠っている。
…いや、ここではサクヤさんとレミリアさんと呼ぶべきか。
あいつのためにも、この呼び方に慣れておかないと。
それよりどうしてこの四人も来ているのだろうか…?
もしかしたらレイムも一緒に来ている…?
レイムのことを一番知ってそうなヨウム先輩なら、何かわかるかもしれない…。
ついでに、レイムのあのことも分かればいいけれど…。
とりあえずヨウム先輩を揺すって起こす。
『ヨウム先輩…起きてください… 』
『んぁ……えっと…■■■の友達…だよねぇ?』
『…あ、はいそう…す!コンビニであった…■■っす!』
『おー!…んでなんでうちらここに居るん?』
『わ、分かりません…ス』
『…てか、なんでうち起こしたん?』
『いや…一緒に■■■を探して欲しくて…。』
と、話し込んでいる間に遠くから声が聞こえた。
『マリサ~!ヨウム先輩~!!目が覚めっサめたん…ですねっ!!』
そこには■■■……いや、レイムと呼ばなければいけない少女がいた。
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