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【坂本 紗倉】編
1日目 出会い
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今年は、念願の香澄ヶ坂高校(※)に入学した。
とても嬉しかった。
…浮かれすぎた。
入学式当日、早々遅刻した。
まるで少女漫画のような展開だ。
食パンもくわえてるしお決まりの展開だったら誰かとぶつかるよn…ぐは。
『ボヘバァッ!?』
あたしはぶつかった。
「いてて…あ、ごめんなさい!」
そう言いながら前を向くと
イケメンが…ではなく、顔は整ってるがどう見ても陰気のオーラを纏った少女が尻餅ついていた。
『いたぁ…あ、アノえと、あ、ソノエット、スミマ…すぅ、スみません……えと、ゴメ…ごめんな…サッさい。』
しどろもどろに喋っていた。
この子、コミュ症だな、たぶん。
そう考えてると少女は走り去っていった。
あ、そういえば入学式!!
そう思い走っていった。
☆☆☆☆☆☆☆
入学式が終わり、
帰ろうとすると
朝ぶつかった少女とすれ違った。
「あ!あのときの!」と叫ぶと
『ひゃ!?あ、え?』と混乱する少女。
あたしはとっさに「あ、ごめん…」と言う。
そして少女はこういった。
『こ、これも何かの縁…ですよ…ね?
えと、あの、あ…秋山、雪美です!
ゆ、ゆきと…よんでください。
えと、あ、なたは?』
あたしがきょとんとしてると、
『あ、えと、め、迷惑ですよ…ね!
すみません!』と帰ろうとしていた。
「ねぇ、まって」というと、『ひ!』と声を上げるユキ。
そして「あたしはサクラ。坂本紗倉だよ!
これからもよろしくね。」
そう言った。
これが、あたしサクラと、
親友のユキとの出会いだ。
※存在しません
とても嬉しかった。
…浮かれすぎた。
入学式当日、早々遅刻した。
まるで少女漫画のような展開だ。
食パンもくわえてるしお決まりの展開だったら誰かとぶつかるよn…ぐは。
『ボヘバァッ!?』
あたしはぶつかった。
「いてて…あ、ごめんなさい!」
そう言いながら前を向くと
イケメンが…ではなく、顔は整ってるがどう見ても陰気のオーラを纏った少女が尻餅ついていた。
『いたぁ…あ、アノえと、あ、ソノエット、スミマ…すぅ、スみません……えと、ゴメ…ごめんな…サッさい。』
しどろもどろに喋っていた。
この子、コミュ症だな、たぶん。
そう考えてると少女は走り去っていった。
あ、そういえば入学式!!
そう思い走っていった。
☆☆☆☆☆☆☆
入学式が終わり、
帰ろうとすると
朝ぶつかった少女とすれ違った。
「あ!あのときの!」と叫ぶと
『ひゃ!?あ、え?』と混乱する少女。
あたしはとっさに「あ、ごめん…」と言う。
そして少女はこういった。
『こ、これも何かの縁…ですよ…ね?
えと、あの、あ…秋山、雪美です!
ゆ、ゆきと…よんでください。
えと、あ、なたは?』
あたしがきょとんとしてると、
『あ、えと、め、迷惑ですよ…ね!
すみません!』と帰ろうとしていた。
「ねぇ、まって」というと、『ひ!』と声を上げるユキ。
そして「あたしはサクラ。坂本紗倉だよ!
これからもよろしくね。」
そう言った。
これが、あたしサクラと、
親友のユキとの出会いだ。
※存在しません
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