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富国強兵と中央集権化
わし 今回出番無いんだけど
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~~~ウゴン王国 国境沿い~~~
ガラガラガラガラ!!
土埃を巻き上げ走る一台の馬車
ミストリカ「ツキノ様!!そろそろマルクス王国国境付近です!!」
ツキノ「ツッキーノ叔父様が頼れと言った国ですか…私達を受け入れてくれるでしょうか?」
ミストリカ「国が危うくなれば頼れとのマルクス王国からの書状があります、どの道レガシィ大帝国や融新会に捕まれば王族は処刑されます」
ドドドドドド!!
横の丘から数騎現れる…
レガシィ大帝国兵「あれだ!!あの馬車だ!!」
レガシィ大帝国兵「王族を捕まえれば褒美は望むがままだ!!捕まえろ!!」
ガラガラガラガラ!!
ミストリカ「あと少しで国境抜けると言う所で!!」
ツキノ「…………。」
ドドドドドド!!
レガシィ大帝国兵「馬だ!!馬を矢で狙え!!」
レガシィ大帝国兵「ゲハハハハ、惜しかったでちゅね」
ギリギリギリギリ… ヒュン!!ヒュン!!
ドド!! ヒヒィィン…
ミストリカ「卑怯者め!!ツキノ様…諦めてはなりませぬ!!」
ツキノ「………。」
ガラガラガラ……ガラ…ガラ…
馬をやられた馬車は、力無く止まる…
ドドドド…ドド…
ツキノ様の恩に報いなければ!!
ストッ!!
馬車から飛び降り、相手を牽制する
ミストリカ「かかって来なさい!!」
レガシィ大帝国兵「ウヒヒヒヒ、お前だけか」
レガシィ大帝国兵「女の御者1人とは王族も落ちぶれたね、ゲハハハハ!!」
ミストリカ「人数が少ない方がスピードが出るからよ!!」
レガシィ大帝国兵「へぇ~ゲハハハハ」
ミストリカ「ツキノ様、私に任せてお逃げ下さい、このくらいの数なら…」
スチャ!!
剣を抜き、状況判断をする
1…2…3………7人か…正直…厳しい…
レガシィ大帝国兵「威勢の良い女だな、切り刻んで遊んでやるか」
ツキノ「お待ちなさい!!大人しく捕まるので、そこの御者は見逃しなさい」
ミストリカ「ツキノ様!!な…何を言ってるんですか!!」
レガシィ大帝国兵「うはぁ!!コレはまた美人だな!!」
レガシィ大帝国兵「これは上玉だ!!皆んなで楽しもうぜ!!どうせ処刑されるんだ、ちょっとくらい良いだろ、ゲハハハハ!!」
レガシィ「泣き叫びながら頼めよ!!助けて下さいってな!!うはははは」
ミストリカ「げ…下郎供が!!」
ツキノ様は何としてでも…死の覚悟が出来た瞬間
ダダーーーーーン!!
ダダダーーーーン!!
響き渡る銃声…
レガシィ大帝国兵「がぁあ!!」
ドサッ…
レガシィ大帝国兵「何だ!?新手か!!」
レガシィ大帝国兵「銃って奴だ!!何処から撃って来てる??」
ダダダーーーン!!
レガシィ大帝国兵「がぁ……」
ドサッ!!…
レガシィ大帝国兵「ぐぅう!!おのれ何処だ?卑怯者め!!」
ダダーーーーン!!
レガシィ大帝国兵「お…王族だけでも、さらって行く!!」
キィィィン!!
ミストリカ「ツキノ様には指一本触れさせません!!」
た…助かるのか?それでも私は一縷の望みに賭けるしか無い!!
レガシィ大帝国兵「邪魔だ小娘が!!」
ミストリカ「やぁぁぁぁああああ!!!」
力強く相手を押し退ける、その刹那…
ダーーーン!!
銃弾が相手の脇腹に刺さる
レガシィ大帝国兵「ああ!!くそう!!あと少し…の…」
ドサッ…
レガシィ大帝国兵「お…おのれ!!せめて首だけでも!!」
スチャ!!
忍び寄る影…スーーーーーーッ
ブスッ!!
レガシィ大帝国兵「な!?…ち…ちくしょう……」
シュバ!!
首をかき切られ、一瞬で絶命する敵兵
ドサッ!!
余りの手際の良さに見惚れてしまう…
ザザッ!!
マルクス王国諜報部隊「大丈夫ですか?」
銃声の数の割に思ったより少ない人数…マルクス王国の銃は最先端と言う噂は聞いたが、どこが違うんだろう
ミストリカ「あ…貴方達は?」
マルクス王国諜報部隊「我々はマルクス王国の者です、ウゴン王族の保護の命令を受けてます、追手が来ますので、早くこちらへ」
た…助かった…
ツキノ「…………。」
~~~リバティ港湾都市~~~
カザハヤ「ヤマトは隠せた?」
アリー「ヤマトの隠蔽工作はバッチリです」
カザハヤ「よしよし…」
スチャ
アリー「あ~来ましたね、あの船がアルビア国の使者ぽいです…」
カザハヤ「軍艦3隻かぁ…まぁ想定より少ないな」
アリー「ゲオルグさん達の腕の見せ所ですが、勝てますかね?」
カザハヤ「まぁみっちり訓練したし…陽気大王様の指導もあって艦砲射撃の練度は高くなったし…最新の砲を積んだ中型高速船一隻と帆船だけど、お客さんの船は見慣れた感じの外輪船だし、何とかなるっしょ」
アリー「まぁマルス様の案を信じるしか無いですね」
カゼハヤ「んじゃ、また後で帆船で会おう」(笑)
アリー「待ってます」(笑)
~~~使者到着~~~
マルクス王国外交官「アルビア国の使者が参りました」
パテロン「初めまして、アルビア国の代表パテロンです」
アリー「あ…どうも私は海軍学校校長兼海軍開発部最高責任者兼海軍統括責任者兼海軍軍師兼外交全権大使のアリーです」
パテロン「………どうも…」
ふざけた国だ、コイツらのせいでトランス国に全部美味しい所を持って行かれた、何とかしてウゴン王国に使った戦費と戦艦の賠償をさせなければ、国に帰れんぞ
アリー「パテロンさんはアトラス語がお上手ですね」
パテロン「ええ…まぁ…外交官なので、そんな事より、今回の我が国の船に対して、警告無しでの艦砲射撃及び破壊行為についてだが」
アリー「はて?何の話ですか??」
パテロン「とぼけてもダメですよ、マルクス王国から来た戦艦2隻が、我が国の戦艦を攻撃して沈没させたと報告がありましたから、ウゴン王国の商船等も攻撃を確認しております」
アリー「そうなんですよ!!そいつらには私共も手を焼いてるんですよ!!この辺りを縄張りにしてる海賊共です、そこら中で暴れ回って、我が国が非難されるんですよ!!良い迷惑なんです!!しかし…対抗しようにも我が国には、まともな海軍が無くて」(泣)
パテロン「そんな言い訳が通じるとでも!!」
アリー「あ…噂をすれば例の海賊船2隻ですよ」
湾内を高速で進む船…砲塔は素早くアルビア国戦艦を捕らえてる
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ボボン!!
パテロン「なななな!!?何処から現れた!!」
アリー「神出鬼没で予告も無しに撃つんですよ野蛮でしょ!!」
容赦なく敵艦に撃ち込む海賊船
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ボボン!!
パテロン「おのれ海賊め!!!」
アリー「そうなんです!!海賊なんです!!」
アリー「なんて奴らだ海賊めー!!」(棒
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ドボン!!
パテロン「我が海軍は何をしている!!」
アリー「我々じゃ無理なんです!!何とかして下さい」
アリー「くそー海賊めー」(棒
素早く回頭し次に狙いを定めて行く
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ボボン!!
パテロン「なんだ!!あのデタラメな超射程と射撃精度は!!」
アリー「そうなんですよ!!無茶苦茶強いんですよ!!信じてくれましたか!?」
アリー「おのれ海賊めー!!」(棒
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ドカーーン!!
弾薬庫に命中したのだろうか、真っ二つに船が割れ、辺りに爆音が響く…爆沈と言う奴だ
パテロン「もう2隻…沈められた…」
アリー「そうなんですよ!!めちゃくちゃ極悪なんです!!あ?もう一隻お宅の船が逃げてますよ!!」
パテロン「帆船の方が、こっちに向かって来る!!海賊共が上陸してくるかもしれん!!」
アリー「アルビア国の使者様をお守りするんだー」(棒
パテロン「マルクス王国の軍隊は強いと聞くぞ!!居ないのか?」
アリー「使者を迎えるのに、威圧的な事は出来ないので、呼びませんでした」
パテロン「か…海賊共が来る!!皆の者逃げろ!!」
アリー「何処に逃げるんですか?お宅の船は遠くに逃げてますよ」
パテロン「何とかならないのか!!?」
アリー「だから言ってるじゃ無いですか、手が付けられないって!!警備兵も逃げてるし、あ…上陸して来た」
空中に向けて発砲し威嚇してくる…
ダダダダーーーン!!
バンバンバンバン!!
ゲオルグ「ガハハハハハハ、有り金を全て寄越せ!!噂通り今日は警備が緩いってのは本当だったな!!」
アリー「ニゲロー」(棒
パテロン「私はアルビア国の大使だぞ!!国際問題になるぞ」
ゲオルグ「ああ??そんなの海賊の俺達には関係無いな、おい野郎ども、全員捕らえろ!!身代金の要求に使う!!」
海賊「おおおおおおおおおお!!」
アリー「ヤメテー」(棒
パテロン「貴様らタダじゃおかんぞ!!」
ゲオルグ「ほう?命さえあれば良いからな…ヘヘヘへ…今すぐここで半殺しにしてやろうか?」
パテロン「うぅ…」
アリー「ママー」(棒
ゲオルグ「野郎ども!!帆船に人質をぶち込んでおけ!!」
海賊「おおおおおおおおお!!」
パテロン「ぐぅう!!」
アリー「タスケテー」(棒
次回に続く…
ガラガラガラガラ!!
土埃を巻き上げ走る一台の馬車
ミストリカ「ツキノ様!!そろそろマルクス王国国境付近です!!」
ツキノ「ツッキーノ叔父様が頼れと言った国ですか…私達を受け入れてくれるでしょうか?」
ミストリカ「国が危うくなれば頼れとのマルクス王国からの書状があります、どの道レガシィ大帝国や融新会に捕まれば王族は処刑されます」
ドドドドドド!!
横の丘から数騎現れる…
レガシィ大帝国兵「あれだ!!あの馬車だ!!」
レガシィ大帝国兵「王族を捕まえれば褒美は望むがままだ!!捕まえろ!!」
ガラガラガラガラ!!
ミストリカ「あと少しで国境抜けると言う所で!!」
ツキノ「…………。」
ドドドドドド!!
レガシィ大帝国兵「馬だ!!馬を矢で狙え!!」
レガシィ大帝国兵「ゲハハハハ、惜しかったでちゅね」
ギリギリギリギリ… ヒュン!!ヒュン!!
ドド!! ヒヒィィン…
ミストリカ「卑怯者め!!ツキノ様…諦めてはなりませぬ!!」
ツキノ「………。」
ガラガラガラ……ガラ…ガラ…
馬をやられた馬車は、力無く止まる…
ドドドド…ドド…
ツキノ様の恩に報いなければ!!
ストッ!!
馬車から飛び降り、相手を牽制する
ミストリカ「かかって来なさい!!」
レガシィ大帝国兵「ウヒヒヒヒ、お前だけか」
レガシィ大帝国兵「女の御者1人とは王族も落ちぶれたね、ゲハハハハ!!」
ミストリカ「人数が少ない方がスピードが出るからよ!!」
レガシィ大帝国兵「へぇ~ゲハハハハ」
ミストリカ「ツキノ様、私に任せてお逃げ下さい、このくらいの数なら…」
スチャ!!
剣を抜き、状況判断をする
1…2…3………7人か…正直…厳しい…
レガシィ大帝国兵「威勢の良い女だな、切り刻んで遊んでやるか」
ツキノ「お待ちなさい!!大人しく捕まるので、そこの御者は見逃しなさい」
ミストリカ「ツキノ様!!な…何を言ってるんですか!!」
レガシィ大帝国兵「うはぁ!!コレはまた美人だな!!」
レガシィ大帝国兵「これは上玉だ!!皆んなで楽しもうぜ!!どうせ処刑されるんだ、ちょっとくらい良いだろ、ゲハハハハ!!」
レガシィ「泣き叫びながら頼めよ!!助けて下さいってな!!うはははは」
ミストリカ「げ…下郎供が!!」
ツキノ様は何としてでも…死の覚悟が出来た瞬間
ダダーーーーーン!!
ダダダーーーーン!!
響き渡る銃声…
レガシィ大帝国兵「がぁあ!!」
ドサッ…
レガシィ大帝国兵「何だ!?新手か!!」
レガシィ大帝国兵「銃って奴だ!!何処から撃って来てる??」
ダダダーーーン!!
レガシィ大帝国兵「がぁ……」
ドサッ!!…
レガシィ大帝国兵「ぐぅう!!おのれ何処だ?卑怯者め!!」
ダダーーーーン!!
レガシィ大帝国兵「お…王族だけでも、さらって行く!!」
キィィィン!!
ミストリカ「ツキノ様には指一本触れさせません!!」
た…助かるのか?それでも私は一縷の望みに賭けるしか無い!!
レガシィ大帝国兵「邪魔だ小娘が!!」
ミストリカ「やぁぁぁぁああああ!!!」
力強く相手を押し退ける、その刹那…
ダーーーン!!
銃弾が相手の脇腹に刺さる
レガシィ大帝国兵「ああ!!くそう!!あと少し…の…」
ドサッ…
レガシィ大帝国兵「お…おのれ!!せめて首だけでも!!」
スチャ!!
忍び寄る影…スーーーーーーッ
ブスッ!!
レガシィ大帝国兵「な!?…ち…ちくしょう……」
シュバ!!
首をかき切られ、一瞬で絶命する敵兵
ドサッ!!
余りの手際の良さに見惚れてしまう…
ザザッ!!
マルクス王国諜報部隊「大丈夫ですか?」
銃声の数の割に思ったより少ない人数…マルクス王国の銃は最先端と言う噂は聞いたが、どこが違うんだろう
ミストリカ「あ…貴方達は?」
マルクス王国諜報部隊「我々はマルクス王国の者です、ウゴン王族の保護の命令を受けてます、追手が来ますので、早くこちらへ」
た…助かった…
ツキノ「…………。」
~~~リバティ港湾都市~~~
カザハヤ「ヤマトは隠せた?」
アリー「ヤマトの隠蔽工作はバッチリです」
カザハヤ「よしよし…」
スチャ
アリー「あ~来ましたね、あの船がアルビア国の使者ぽいです…」
カザハヤ「軍艦3隻かぁ…まぁ想定より少ないな」
アリー「ゲオルグさん達の腕の見せ所ですが、勝てますかね?」
カザハヤ「まぁみっちり訓練したし…陽気大王様の指導もあって艦砲射撃の練度は高くなったし…最新の砲を積んだ中型高速船一隻と帆船だけど、お客さんの船は見慣れた感じの外輪船だし、何とかなるっしょ」
アリー「まぁマルス様の案を信じるしか無いですね」
カゼハヤ「んじゃ、また後で帆船で会おう」(笑)
アリー「待ってます」(笑)
~~~使者到着~~~
マルクス王国外交官「アルビア国の使者が参りました」
パテロン「初めまして、アルビア国の代表パテロンです」
アリー「あ…どうも私は海軍学校校長兼海軍開発部最高責任者兼海軍統括責任者兼海軍軍師兼外交全権大使のアリーです」
パテロン「………どうも…」
ふざけた国だ、コイツらのせいでトランス国に全部美味しい所を持って行かれた、何とかしてウゴン王国に使った戦費と戦艦の賠償をさせなければ、国に帰れんぞ
アリー「パテロンさんはアトラス語がお上手ですね」
パテロン「ええ…まぁ…外交官なので、そんな事より、今回の我が国の船に対して、警告無しでの艦砲射撃及び破壊行為についてだが」
アリー「はて?何の話ですか??」
パテロン「とぼけてもダメですよ、マルクス王国から来た戦艦2隻が、我が国の戦艦を攻撃して沈没させたと報告がありましたから、ウゴン王国の商船等も攻撃を確認しております」
アリー「そうなんですよ!!そいつらには私共も手を焼いてるんですよ!!この辺りを縄張りにしてる海賊共です、そこら中で暴れ回って、我が国が非難されるんですよ!!良い迷惑なんです!!しかし…対抗しようにも我が国には、まともな海軍が無くて」(泣)
パテロン「そんな言い訳が通じるとでも!!」
アリー「あ…噂をすれば例の海賊船2隻ですよ」
湾内を高速で進む船…砲塔は素早くアルビア国戦艦を捕らえてる
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ボボン!!
パテロン「なななな!!?何処から現れた!!」
アリー「神出鬼没で予告も無しに撃つんですよ野蛮でしょ!!」
容赦なく敵艦に撃ち込む海賊船
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ボボン!!
パテロン「おのれ海賊め!!!」
アリー「そうなんです!!海賊なんです!!」
アリー「なんて奴らだ海賊めー!!」(棒
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ドボン!!
パテロン「我が海軍は何をしている!!」
アリー「我々じゃ無理なんです!!何とかして下さい」
アリー「くそー海賊めー」(棒
素早く回頭し次に狙いを定めて行く
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ボボン!!
パテロン「なんだ!!あのデタラメな超射程と射撃精度は!!」
アリー「そうなんですよ!!無茶苦茶強いんですよ!!信じてくれましたか!?」
アリー「おのれ海賊めー!!」(棒
ズガァァァァアアン!!
ズガァァァァアアン!!
ドカーーン!!
弾薬庫に命中したのだろうか、真っ二つに船が割れ、辺りに爆音が響く…爆沈と言う奴だ
パテロン「もう2隻…沈められた…」
アリー「そうなんですよ!!めちゃくちゃ極悪なんです!!あ?もう一隻お宅の船が逃げてますよ!!」
パテロン「帆船の方が、こっちに向かって来る!!海賊共が上陸してくるかもしれん!!」
アリー「アルビア国の使者様をお守りするんだー」(棒
パテロン「マルクス王国の軍隊は強いと聞くぞ!!居ないのか?」
アリー「使者を迎えるのに、威圧的な事は出来ないので、呼びませんでした」
パテロン「か…海賊共が来る!!皆の者逃げろ!!」
アリー「何処に逃げるんですか?お宅の船は遠くに逃げてますよ」
パテロン「何とかならないのか!!?」
アリー「だから言ってるじゃ無いですか、手が付けられないって!!警備兵も逃げてるし、あ…上陸して来た」
空中に向けて発砲し威嚇してくる…
ダダダダーーーン!!
バンバンバンバン!!
ゲオルグ「ガハハハハハハ、有り金を全て寄越せ!!噂通り今日は警備が緩いってのは本当だったな!!」
アリー「ニゲロー」(棒
パテロン「私はアルビア国の大使だぞ!!国際問題になるぞ」
ゲオルグ「ああ??そんなの海賊の俺達には関係無いな、おい野郎ども、全員捕らえろ!!身代金の要求に使う!!」
海賊「おおおおおおおおおお!!」
アリー「ヤメテー」(棒
パテロン「貴様らタダじゃおかんぞ!!」
ゲオルグ「ほう?命さえあれば良いからな…ヘヘヘへ…今すぐここで半殺しにしてやろうか?」
パテロン「うぅ…」
アリー「ママー」(棒
ゲオルグ「野郎ども!!帆船に人質をぶち込んでおけ!!」
海賊「おおおおおおおおお!!」
パテロン「ぐぅう!!」
アリー「タスケテー」(棒
次回に続く…
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