56 / 138
近代化と産業革命
わし 一大事
しおりを挟む~~~ウゴン王国~~~
ツッキーノ王「何がどうなってるんだ!!物価が急騰して各地で打ち壊しや反乱が相次いでる」
ウツワー大臣「奴隷や民衆が、お金より食べ物を寄越せと大騒ぎですぞ」
ツッキーノ王「マルクス王国は豊作だ、大至急食料輸入を打診しろ」
ウツワー大臣「しかし…薬の時の様に足元を見られますぞ…そう言えば、ヨミに乗せられてマルクス王国に侵攻してからウゴン王国が衰退してる様な気がします」
ツッキーノ王「ううう…むむむ!!腹立たしい」
ウゴン王国衛兵「マルクス王国から使者が来ましたが、どうされます?」
ツッキーノ王「追い返せ!!」
ウゴン王国衛兵「はは!!」
マルクス王国城
わし「ついにここまで来たか…」
テッテレー♫
じーどーうーしゃー
転生から苦節5年…職人エッジ君凄い!!後世で語り継がれる発明家になるだろう!!
アリア「マルス様これは?」
わし「うむ…これは自動車と言って、内燃機関の超効率円運動ピストンで動くのじゃ… 4ストロークかな?あとクラッチ、トランスミッションを縦一列に配し、デフ機構を介して後輪を駆動させるFR方式じゃな…試作品で量産はまだ無理だ、石油もほとんど取れんしな」
アリア「………。」 思考停止…
わし「まぁ凄いテクノロジーじゃ、夜もライトがあるから走れるぞ」
キャデラック モデル30みたいな外観じゃな
ん??ライト??指示書に書いて無かったぞ…それに鉛蓄電池を作らないといけないのだが…あれ?
アキナ「乗ってみたいです」
わし「ふむじゃあドライブと行こうか」
アリア「アキナさん、私がとなり!将来を約束されてますから!!」
アキナ「私だって将来を約束してもらってます!」
(左大臣の
アリア「…………。」 ガーーーーーン…。
カレン「では私が横へ」
アリア「キィィィ!!マルス様は歳上ババアは興味無いみたいですよ!!」
カレン「そうですの?」
わし「人によるだろうそんなん、美人は美人だろ」
アリア「…………。」 ガーーーーーン…。
アリア「はは…いいです、もう妾17号とかで」
17号とか…人造人間かよ
わし「では行くぞ!!」
ガチャ ガチャコ!!
ブロロロロ~!!
わし「おお…思ったより快適じゃ、とりあえず王都内を一周してみよう」
ふーむ、そこそこスピードは出るな、最高時速は50kmほどか
ちなみに地球の歴史では蒸気自動車の方が発明されたのが早いと言うのもあり、スピードも蒸気自動車の方が先に200キロを超えた、ガソリン車が200キロの壁を越えるのは、その3年後である
アキナ「凄いですね、もう城下町ですか、しかし目立ちますね」
わし「お前の家はどの辺りじゃ?」
アキナ「私は(旧)スラム街と平民区の境目です、貧乏だったので」
スラム街は、今では増えた人口に対応する為、新たに区画整理された
わし「よしそこまで行ってみるか」
アキナ「家はこの辺りですね、区画整理で随分と綺麗になりました」
わし「アキナの家に行ってみよう」
アキナ「だだだダメです!!小さな家ですし何もありませんし王子様が来るような場所では無いです!」
わし「問題無い、庶民の暮らし振りを見たい、母に、わしらの素性は教えるなよ、御学友と言う事で」
アキナ「ただいま~」
アキナ母「あら?アキナもう帰ってきたのかい?」
アキナ「と…友達が寄りたいって言って」
アキナ「あらまぁ…そうですか、何も無いですが、どうぞ」
わし「お邪魔します」
カレン「お邪魔しますわ」
アリア「チィーース、失礼っしやす」
わし&カレン「…………。」
わし「ほう…なかなか小綺麗にしてるな」
カレン「マルス様、上から過ぎます…御学友の設定です」ヒソヒソ…
アキナ母「すいません、何も無くて、お茶くらいしか」
わし「いえ…お構いなく」
カレン「お気になさらず…」
アリア「うっす、あざっす!!」
わし&カレン「………。」
わし「アリア…お前はチンピラか?」
アリア「え?平民の人はこう言う挨拶じゃ無いんですか?私良く聞きますよ」
わし「知識が偏り過ぎだ…また教えてやる」
アリア「い…色々と教えてください」 モジモジ…
わし「………。」 はぁ…
アキナ母「珍しいわねアキナが友達を連れて来る何て、内気な子でね」
アキナ「やめてよ母さん、恥ずかしい」
わし「どうですか暮らしは楽になりました?」
アキナ母「ええ、ずいぶんと、衣料品が安くなったのが1番大きいですかね、聖カトレイアとの戦争の時は食料品が高騰しましたが、すぐ落ち着きましたし、治安も良いです、マルス様の善政のおかげです」
ちなみに中世時代の衣服はかなり高額だ
農夫用のリネンシャツ 24000円
農夫用のチュニック 11万円
貴族用のガウン(流行品) 720万円
工業化で今は1/10くらいの価格
アキナ母「ワインも食料品も随分安くなりましたね、加工食品は日持ちもしますし、便利です、でもアキナが最近城勤になり、ちゃんとやってるか心配です」
わし「城勤は何て言ってましたか?僕も来年から城勤なので興味があります」
アキナ母「それが…城に呼び出されて帰って来たら、魂が抜けた様だったし、いきなり城勤務と言われ私もびっくりしました、初出勤では、愛人や情婦やらでマルス様はお盛んで、私も手籠にされるのではと心配してましたね、私としては王子様のお手付きなんて光栄な事だと思いますけど」
カレン「ブフッwwwwwww」
アリア「手籠にされたい………。」
わし「…………。」 わしは鬼畜か…
アキナ「ももももう良いでしょう!!そろそろ暗くなりますし、ささ皆様もう帰りましょう!!」(汗)
「……ざわざわ」
(ん?遠くから声が聞こえる)
「さま…ま…る…様…マルス様!!!」
アベル「マルス様!!ここでしたか!!大変です!!エッジ様が何者かに攫われました!!」
わし「何じゃと!!それは一大事だ、状況を教えろ!!」
アベル「城下町を歩いてる所に数人で襲われ、連れさられました、捜索隊を出してますが、そろそろ暗くなりますし」
わし「アベル!!アリア!!カレン!!わしに付いて来い!!」
一同「御意!!」
わし「アキナよ母を大切にするんだぞ」
アキナ「マルス様お気を付けて!!」
アキナ母「…え?マルス様?え?え?」
わし「行くぞ!!」
エッジは国の宝だ何としても探さねば
わし「アベル、わしがここにいるのが、よく分かったな」
アベル「エッジを捜索してる時に、ヘンテコな乗り物があったので、ピンと来ました」
わし「そのヘンテコな乗り物で探すぞ、エッジは北じゃ」
アベル「何で分かるんですか?」
わし「ほぼ勘だが、ちょっかいかけれる余裕のある国がレガシィ大帝国しか無いからじゃ」
次回に続く…
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
2度追放された転生元貴族 〜スキル《大喰らい》で美少女たちと幸せなスローライフを目指します〜
フユリカス
ファンタジー
「お前を追放する――」
貴族に転生したアルゼ・グラントは、実家のグラント家からも冒険者パーティーからも追放されてしまった。
それはアルゼの持つ《特殊スキル:大喰らい》というスキルが発動せず、無能という烙印を押されてしまったからだった。
しかし、実は《大喰らい》には『食べた魔物のスキルと経験値を獲得できる』という、とんでもない力を秘めていたのだった。
《大喰らい》からは《派生スキル:追い剥ぎ》も生まれ、スキルを奪う対象は魔物だけでなく人にまで広がり、アルゼは圧倒的な力をつけていく。
アルゼは奴隷商で出会った『メル』という少女と、スキルを駆使しながら最強へと成り上がっていくのだった。
スローライフという夢を目指して――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる