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五章 心咲ちゃんの恋愛事情
『心咲』計画
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俺は、唯の妹を殺そうと車に乗った。一度後ろを振り返り、家族や恋人に別れを告げ、車を走らせる。
しかし、唯には本当に楽しませてもらった。今ごろは俺の家族と挨拶をしている頃だろうか。
唯の妹はどんな殺し方をしてやろうか。出来るだけ苦痛を味わって欲しいのだが......。
俺は考える。
唯と同じような殺し方をするなら、『爆殺』か。膣に死ぬまで爆竹を入れ続けてやろうか。
いや、『感電死』も捨てがたい。コンセントはどこにでもある。道具も延長コードさえあれば問題ないだろう。俺は様々な殺害方法を妄想した。
「唯、葵、二人はどう思う?」
俺は助手席に座っている二人に聞いてみた。
実は、ここを出る時に一緒に来てもらうことにしたのだ。唯は俺の彼女だし、葵は大切な妹だ。腐ってしまうまでは、しばらく一緒に暮らせる。
俺は唯の頭を優しく撫でてやる。信号が赤になり、走らせていた車を止めた。
すると、葵はコロコロと転がり、座席の下に潜り込んでしまった。唯も、さっきからブレーキを踏む度にキョロキョロと落ち着きが無い。
俺は悩んだ末、途中のコンビニで買い物をすると、ビニール袋を二枚手に入れた。急いで車に戻り、唯と葵を袋に入れ座席に引っかけた。
少し窮屈そうではあるが、まあ我慢してもらおう。
俺は、三人のドライブを楽しむ事にした。
「ただいまー」
俺は誰もいない部屋に入り、電気をつける。始めは薄暗かった明かりも、次第に明るくなった。
「じゃあ、お風呂沸かして来るから待っててね」
俺は唯と葵を大皿の上に乗せ、風呂場へ向かった。
「あ!」
風呂場を開けると、刑事がぐったりと倒れていた。
しまった。この粗大ゴミをすっかり忘れていた。さて。どうしたものか。
俺は、生きているかどうかを確認するため、思いっきり蹴飛ばした。
グニャリと刑事の体が折れ曲がり、壁にぶつかった。もぞもぞと芋虫のように体が動いていた。
どうやら生きているようだ。まあ、だからといって特に意味はないが。
俺は刑事を無視し、浴槽にお湯を入れ始めた。
俺は服を脱ぐと、お湯を張った湯船につかった。
昨日今日と、少しハードだった。流石に二日に四人は欲張り過ぎたか。
唯の妹は明日殺す事にしよう。
俺はそう決め、風呂場を出ていく。部屋で、二人とも首を長くして待っているだろう。
俺が風呂場から上がると、唯は頭を倒して休んでいた。葵は起立したまま微動だにしない。それを見た俺は、ため息をつく。
少し前までは俺を見るなり抱きついて来ていた葵が、今では駆け寄る足も無ければ、抱きつく腕も体も無い。
俺は二人の隣に座り、明日の殺人方法を考えていた。
さんざん悩んだ末、結局『爆殺』することに決めた。しかし、爆竹は使わない。『水』を使う。姉は火。妹は水。なかなかに面白い組み合わせではないか。
シナリオはこうだ。
まず、唯をバックに入れて、唯の妹の、心咲ちゃんと会う。隙を見て車に詰め込み、実家かここに連れ込む。
まずは感動のご対面だ。唯と心咲ちゃんは泣いて喜んでくれるだろう。
そして心咲ちゃんには、唯を食べてもらおう。もちろん、料理担当は俺だ。
楽しい食事の後は飲み物だ。心咲ちゃんを縛り上げ、まず膣にホースを突っ込んで、どのくらい水が入るのか遊んでみよう。次は口と肛門だ。そして最後は、口と肛門同時にホースを突っ込んで水を流し込む。正直、爆発するかは疑問だけれど、なにより面白そうだ。
俺は心咲ちゃんのパンパンに膨れ上がったお腹を想像し、興奮していた。よし。まずは練習してみるか。
俺は風呂場へ向かった。
しかし、唯には本当に楽しませてもらった。今ごろは俺の家族と挨拶をしている頃だろうか。
唯の妹はどんな殺し方をしてやろうか。出来るだけ苦痛を味わって欲しいのだが......。
俺は考える。
唯と同じような殺し方をするなら、『爆殺』か。膣に死ぬまで爆竹を入れ続けてやろうか。
いや、『感電死』も捨てがたい。コンセントはどこにでもある。道具も延長コードさえあれば問題ないだろう。俺は様々な殺害方法を妄想した。
「唯、葵、二人はどう思う?」
俺は助手席に座っている二人に聞いてみた。
実は、ここを出る時に一緒に来てもらうことにしたのだ。唯は俺の彼女だし、葵は大切な妹だ。腐ってしまうまでは、しばらく一緒に暮らせる。
俺は唯の頭を優しく撫でてやる。信号が赤になり、走らせていた車を止めた。
すると、葵はコロコロと転がり、座席の下に潜り込んでしまった。唯も、さっきからブレーキを踏む度にキョロキョロと落ち着きが無い。
俺は悩んだ末、途中のコンビニで買い物をすると、ビニール袋を二枚手に入れた。急いで車に戻り、唯と葵を袋に入れ座席に引っかけた。
少し窮屈そうではあるが、まあ我慢してもらおう。
俺は、三人のドライブを楽しむ事にした。
「ただいまー」
俺は誰もいない部屋に入り、電気をつける。始めは薄暗かった明かりも、次第に明るくなった。
「じゃあ、お風呂沸かして来るから待っててね」
俺は唯と葵を大皿の上に乗せ、風呂場へ向かった。
「あ!」
風呂場を開けると、刑事がぐったりと倒れていた。
しまった。この粗大ゴミをすっかり忘れていた。さて。どうしたものか。
俺は、生きているかどうかを確認するため、思いっきり蹴飛ばした。
グニャリと刑事の体が折れ曲がり、壁にぶつかった。もぞもぞと芋虫のように体が動いていた。
どうやら生きているようだ。まあ、だからといって特に意味はないが。
俺は刑事を無視し、浴槽にお湯を入れ始めた。
俺は服を脱ぐと、お湯を張った湯船につかった。
昨日今日と、少しハードだった。流石に二日に四人は欲張り過ぎたか。
唯の妹は明日殺す事にしよう。
俺はそう決め、風呂場を出ていく。部屋で、二人とも首を長くして待っているだろう。
俺が風呂場から上がると、唯は頭を倒して休んでいた。葵は起立したまま微動だにしない。それを見た俺は、ため息をつく。
少し前までは俺を見るなり抱きついて来ていた葵が、今では駆け寄る足も無ければ、抱きつく腕も体も無い。
俺は二人の隣に座り、明日の殺人方法を考えていた。
さんざん悩んだ末、結局『爆殺』することに決めた。しかし、爆竹は使わない。『水』を使う。姉は火。妹は水。なかなかに面白い組み合わせではないか。
シナリオはこうだ。
まず、唯をバックに入れて、唯の妹の、心咲ちゃんと会う。隙を見て車に詰め込み、実家かここに連れ込む。
まずは感動のご対面だ。唯と心咲ちゃんは泣いて喜んでくれるだろう。
そして心咲ちゃんには、唯を食べてもらおう。もちろん、料理担当は俺だ。
楽しい食事の後は飲み物だ。心咲ちゃんを縛り上げ、まず膣にホースを突っ込んで、どのくらい水が入るのか遊んでみよう。次は口と肛門だ。そして最後は、口と肛門同時にホースを突っ込んで水を流し込む。正直、爆発するかは疑問だけれど、なにより面白そうだ。
俺は心咲ちゃんのパンパンに膨れ上がったお腹を想像し、興奮していた。よし。まずは練習してみるか。
俺は風呂場へ向かった。
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