天端怪奇伝

湯殿たもと

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天端怪奇伝 あとがき

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天端怪奇伝 あとがき


今回の話は幽霊との恋、でしたね。語りは「ロボットの時代」からアホの脇役として出ていた久保田義重に決まりました。新キャラの明智いろはと夏井かえでに決まりました。いろはが2003年生まれ、かえでが1926年生まれですねたぶん。最年少と最年長になりました。

キャラ紹介

いろはは元気な娘でいろいろスペックがいいです。ゲームセンターのときとかね。久保田より頭冴えてそうだし。思考面はなんとなくKanonのあゆに似ているような気がしますがスペックいじって行動結果が大きくかわっているようです。好きな食べ物はチーズケーキです。

かえでの方はやっぱり頭良さそうですね。思考面はかなりの大人です。昭和十九年に女子高を卒業しているのですから家も裕福だったんでしょうね。久保田のすんでる町の道路二本発言や今回の洞窟発言からすると、田舎っぽいので夏井家は地主かなんかなんでしょう。

辻は謎がまだ多いので省きます。

久保田千秋は義重に対して敬語を使っていますが別に義理の兄妹とか、そういうことはありません。実の兄妹です。中学二年ですがかなり大人で兄をサポートしています。いろはに対しての理解もかなりあって今回の話の一番の貢献者かもしれませんね。

ストーリーについて

久保田といろはの恋愛についての話ですが、いろはには重大な問題があってそれを気をつけないとドカン!という状況です。幽霊であること、そして交通事故の風景を思い出させてはいけない、というものです。いろははいなくなるとき「死神が来た」といってますが本当に死神が来たのか、それともきっかけによっていろはが精神の異常をきたしてそう見えたのか、いろはと久保田の意志疎通に齟齬があったのか、久保田がおかしくてはじめからいろははいなかったのか、語り手の久保田が嘘をついているのか。それはわかりませんね。

「ロボットの時代」と大きく違うのは恋愛の形ですね。今回の久保田には「いろはを守る義務」みたいなのがあって、はじめは久保田は守りつつ、良い思い出をつくってやりたい、というのが思っていたところだと思います。

協力者の存在もかなり変わっています。小栗、夏井先輩、辻、笹川、千秋、明智の母などなど。「ロボットの時代」の総キャラより多いかも。


最後に。演劇部空気ですね・・・辻が書いた話は今回と関係ないようですし・・・


次回作、また過去作もよろしくお願いします。読んでくださってありがとうございます。では。ばいちゃ。

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