居場所を無くした孤独女子は、エリート上司に甘く囲われる〜二人で美味しい同棲生活〜《R-18》

清澄 セイ

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第三章

アサリのお味噌汁と、甘い一夜⑧☆R-18

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「可愛いね。山田さんに似合ってる」

私の下着姿を見て嬉しそうな大澤係長なんて、変だ。絶対、誰にも想像できないと思う。

「あ、あんまり見ないでください」

「嫌だ、見たい」

「も、意地悪です…っ」

恥ずかしくて、ほっぺたを膨らませた。だけどそれすら、大澤係長は嬉しそう。

「ね、もう一回言ってみて?意地悪って」

「や、やですっ」

「ハハッ、可愛い」

満足そうな大澤係長は、下着の上から優しく胸に触れる。大して大きくもないそれを大切そうに触るから、抑えたくても声を我慢しきれない。

「このままでも可愛いけど、やっぱりちゃんと見たい」

「…っ」

深く唇を塞がれながら、パチンとブラのホックを外された感覚。さっきとは違うダイレクトな刺激に一層声が漏れるのに、それは全部大澤係長に食べられてしまう。

「…んんっ」

なんの前触れもなくキュッと先端を摘まれて、私の体は大袈裟すぎるくらい反応する。

「山田さんの反応、いちいちクるんだけど」

「そんな…ぁっ」

「声可愛い、もっと聞きたい」

「ん…ぁ…んっ」

容赦なく攻めたててくるくせに、耳元で囁かれるのは甘い声とセリフ。

私の男性経験なんて、少なすぎてなんの参考にもならない。

だけど誰かにこんなに肯定されたことなんてなくて、そのことがこんなにも嬉しい。

恥ずかしいのに。

気が付けば自分から、キスをねだってる。
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