こもれびの人々

かざぐるま

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こもれびの人々

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ぼくは、太陽の日差しを好みます

こどもの頃からずっとそうでした。

まわりにいる人たちの全てが

自分にはとてもまぶしい存在に

見えるのです。


自分の言葉が上手く伝えられない

自然に笑顔をつくるという情緒的な回路が

欠如していたせいかも知れません。

鉄の鎖に縛られているような感じです。


他の誰かにどんなにまぶしくて

手に届かないものがあったとしても

その誰かが持っていないこもれびのまぶしさを

あなたは持っている・・・。

知人のその言葉に救われました。


ぼくの口下手は簡単には治らないかも

知れないけど・・・。


それでもいつかは・・・。


他人のまぶしい日差しばかりを欲しがるだけの

人間よりもむしろ

自分の日差しに気づいて

みんなにひかりを注いでゆける

太陽のエネルギーを分けてあげられるような

そんな人間になりたい。
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