75 / 121
王都周辺の森
しおりを挟む
昨晩はルイーズさんの発言でカトレアの事情をリーズに説明したりとなんか慌ただしかったけど、リーズの性格なのか、いや性格だろうけどすんなりと元ノーライフキングで今は人間として蘇った事を受け入れてくれた。
まあリーズの父親も変わり者みたいだし、その血を引くリーズも結構変わり者の血を強く引いている感じだからあまり気にならないのかもしれないけど…。
それよりも昨晩はこの世界に転移して初めて足を思いっきり伸ばしてゆったり出来る風呂に入れたのが嬉しかった。
流石に日本にあるスーパー銭湯とまではいかないものの、それでも一人で入るには大きすぎるぐらいの湯船にゆったりと浸かれる事に感動し、少しのぼせてしまった程だ。
風呂を出るとリーズがカトレアを質問攻めにしていたが、自分はそれを見なかった事にし、ルミナ村の母への手紙を書く。
追い出された身としては手紙で近況を知らせる必要性なんて無いんだけど、村を出る前に涙ぐんでた母の顔を思い出すと元気でいるという事ぐらい手紙で知らせておこうかと思ったからだ。
当たり障りの無く、キャールの街で冒険者になり今は王都に居る事、Cランク冒険者になり信頼できる人達と依頼を受けて生活には困ってない事などを書き記した。
明日、ギルドに寄った際に手紙を出そう。
とは言え王都からルミナ村まで手紙を届けるのはいくら費用がかかるんだろう。
その辺の料金システムも確認しておかないとな…。
そして翌日、ふかふかのベッドの寝心地を満喫し、宿で出された豪華な朝食を食べた後、当初の予定通り王都周辺の森で常時依頼である薬草採取と魔物、魔獣討伐をする。
流石に王都には冒険者も多く居る為か、王都に近い森では探知を使ってもあまり魔物や魔獣を見つけられなかったけど、森の奥に行くにつれてチラホラと探知に反応が現れる。
探知で見つけた方向を示すと、誰が先に倒すかの競争と言わんばかりに走り出し、魔物を狩っていく。
ルイーズさんが早くて追いつけない!!
リーズも意外と足早いし…。
そして昼食を食べ終えた後、カトレア対3人での訓練が始まる。
事前打ち合わせも無いので連携は無いものの、それそれが互いの動きを見ながら効率良くカトレアに攻撃を繰り出すも、すでに予測されていたかのように受け流されたうえ反撃をされ吹き飛ばされる。
ルイーズさんと2人がかりで一撃も入れられなかったけど、3人になってもそれは変わらないらしい。
夕方近くになるまで何度も戦いを挑んでもその都度ボコられ、治癒魔法で回復し再度ボコられる…。
治癒魔法はそこそこ手際よく使えるようになったけどこれも訓練の成果なのか?
そして訓練が終わると、ギルドに行って採取した薬草と魔物を買い取って貰い、宿に戻る。
「それにしてもキャール近隣と比べて王都周辺の森は得物少ないね…」
「そうね、それだけ常時依頼である薬草採取や魔物狩りをする冒険者が多いって事ね。 まあお金に困っている訳でも無いし、良いんじゃない?」
そう言うとカトレアは、リーズの方を向きなおり不思議そうな顔をして話し出す。
「リーズ、あなた魔法は使えないの?」
「いえ、私は火魔法と風魔法が使えますけどそれがどうかしましたか?」
「火魔法と風魔法ね…、じゃあ何で使わないの? 魔闘技と組み合わせて使えば戦術の幅も、一撃の威力も上がるわよ」
「魔闘技と魔法の組み合わせですか? 確かに昔、そう思って父に聞いたんですが、その時に魔法との組み合わせは邪道だと言われたので…」
「邪道ね…、むしろ何が邪道なのか聞きたいぐらいだわ。 本来魔闘技は魔法と組み合わせて使用する事で本来の力が発揮されるものよ。 それを邪道って…」
「そうなんですか?」
驚いたようなリーズにカトレアが魔闘技と魔法の組み合わせ方を説明していく。
どうやら通常の魔闘技はインパクトの瞬間に拳や足などから魔力を放出し相手に打撃を与えるものだけど、そのインパクトの瞬間に魔法を発動し放出する事で、魔力による打撃に魔法が加わり威力が増すとの事だ。
確かに、殴った瞬間に魔力を放出するだけでなく、火魔法なら火を魔力に込めれば打撃と炎、2つのダメージを与えられる。
カトレアの話ではそれだけでなく、リーズが使える風魔法と魔闘技を組み合わせ、地面を蹴って距離を詰める際に使用する事で通常よりスピードを出して距離を詰められたり、打撃に風魔法を組み合わせる事で、打撃が当たらなくても、放出した魔力を飛ばす感じで攻撃する事も可能らしい。
確かに殴られたら火傷する打撃とか、後方に飛んで避けたはずなのに見えない打撃が飛んで来るとか結構有用だよな…。
それを聞いたリーズは明日の訓練で試すと言ってなにやらイメトレを始めた。
それにしても魔法との組み合わせは邪道って、これも時代の流れがそうさせたのかな…。
そして翌日の午前中は狩、午後はカトレア相手に訓練をする。
自分とルイーズさんは昨日までと同様にフェイントを入れたり、お互いの動きに合わせ攻撃をするが、カトレアはまるで動きを予測していたかのように攻撃を避け、受け流し反撃をしてくる。
そんな中で昨日と違う動きを見せたのはリーズだった。
カトレアに教えられて昨晩イメトレをした成果なのか打撃に炎が混じり、踏み込んだ瞬間に風魔法を使用し地面を蹴ったのか、凄まじいスピードでカトレアに突っ込んでいく。
ただ、凄まじいスピードとは言え直線的な動きの為、カトレアが身体を1歩横に動かしたら、勢いそのままに木に衝突した。
打撃に火魔法を組み合わせた攻撃も、まだ慣れていない為か数回に1回出来るかどうかと言う感じで実戦ではまだまだ役には立ちそうにないけど、リーズが魔闘技と魔法の組み合わせをマスターしたら結構な強さになりそうな気がする。
そして、もれなく全員がカトレアにボコボコにされた後、ギルドで獲物を買い取ってもらう為、王都に戻ろうと森を歩いていると、探知に複数の反応があった。
数は7? いや8か、人間かな? いや、人と魔物、恐らく他の冒険者が魔物を狩っている最中だろうな…。
以前ルイーズさんに教えられた暗黙のルール、合同で受けた依頼の場合を除き、他の冒険者が魔物や魔獣と戦っている際は向こうから助けを求められたり、合力を頼まれたりした場合は手を貸すが、それ以外の場合手を出すと後でトラブルになるから見かけても素通りするらしい。
このまま進んで行ったら接触しそうだけど、とりあえず手を出さなければ問題ないだろ。
そう思いながら探知で戦闘中であろう冒険者達の位置を把握しながら森を進んで行くと、5人がこちらに向かって移動を始め、その後を魔物が追いかけている感じだ。
カトレアもルイーズさんも気が付いているようだけどあえてこちらから急いで向かう様子もなく、普段通りに歩いている。
「なんか魔物に追いかけられているっぽいけど助けないで良いの?」
「良いんじゃない? 助けを求める声も聞こえないし、こっちが急いで向かっても後で自分達が戦いやすい場所に誘導してたとか難癖付けられても面倒だし」
確かに、まあこの辺の魔物ってゴブリンかオーク、魔獣と言っても角ウサギとホーンボアぐらいだし、5対3ならなんとでもなるか…。
そう思いながら、歩いていると木々の合間を縫うように5人組の冒険者が走って来る。
あっ、この前絡んで来た同年代の5人組だ!
それで追いかけて来てるのはオークか…。
オーク3匹なら一人で余裕だろうに、オークを疲れさせて1匹づつ確実に仕留めるつもりかな?
それにしても必死の形相だけど、まさかオークに敵わないから逃げて来た?
うん、逃げて来たようだ…。
すれ違いざまに助けてくれって言うだけ言って、自分達の後ろに回り込み肩で息してるし…。
まあリーズの父親も変わり者みたいだし、その血を引くリーズも結構変わり者の血を強く引いている感じだからあまり気にならないのかもしれないけど…。
それよりも昨晩はこの世界に転移して初めて足を思いっきり伸ばしてゆったり出来る風呂に入れたのが嬉しかった。
流石に日本にあるスーパー銭湯とまではいかないものの、それでも一人で入るには大きすぎるぐらいの湯船にゆったりと浸かれる事に感動し、少しのぼせてしまった程だ。
風呂を出るとリーズがカトレアを質問攻めにしていたが、自分はそれを見なかった事にし、ルミナ村の母への手紙を書く。
追い出された身としては手紙で近況を知らせる必要性なんて無いんだけど、村を出る前に涙ぐんでた母の顔を思い出すと元気でいるという事ぐらい手紙で知らせておこうかと思ったからだ。
当たり障りの無く、キャールの街で冒険者になり今は王都に居る事、Cランク冒険者になり信頼できる人達と依頼を受けて生活には困ってない事などを書き記した。
明日、ギルドに寄った際に手紙を出そう。
とは言え王都からルミナ村まで手紙を届けるのはいくら費用がかかるんだろう。
その辺の料金システムも確認しておかないとな…。
そして翌日、ふかふかのベッドの寝心地を満喫し、宿で出された豪華な朝食を食べた後、当初の予定通り王都周辺の森で常時依頼である薬草採取と魔物、魔獣討伐をする。
流石に王都には冒険者も多く居る為か、王都に近い森では探知を使ってもあまり魔物や魔獣を見つけられなかったけど、森の奥に行くにつれてチラホラと探知に反応が現れる。
探知で見つけた方向を示すと、誰が先に倒すかの競争と言わんばかりに走り出し、魔物を狩っていく。
ルイーズさんが早くて追いつけない!!
リーズも意外と足早いし…。
そして昼食を食べ終えた後、カトレア対3人での訓練が始まる。
事前打ち合わせも無いので連携は無いものの、それそれが互いの動きを見ながら効率良くカトレアに攻撃を繰り出すも、すでに予測されていたかのように受け流されたうえ反撃をされ吹き飛ばされる。
ルイーズさんと2人がかりで一撃も入れられなかったけど、3人になってもそれは変わらないらしい。
夕方近くになるまで何度も戦いを挑んでもその都度ボコられ、治癒魔法で回復し再度ボコられる…。
治癒魔法はそこそこ手際よく使えるようになったけどこれも訓練の成果なのか?
そして訓練が終わると、ギルドに行って採取した薬草と魔物を買い取って貰い、宿に戻る。
「それにしてもキャール近隣と比べて王都周辺の森は得物少ないね…」
「そうね、それだけ常時依頼である薬草採取や魔物狩りをする冒険者が多いって事ね。 まあお金に困っている訳でも無いし、良いんじゃない?」
そう言うとカトレアは、リーズの方を向きなおり不思議そうな顔をして話し出す。
「リーズ、あなた魔法は使えないの?」
「いえ、私は火魔法と風魔法が使えますけどそれがどうかしましたか?」
「火魔法と風魔法ね…、じゃあ何で使わないの? 魔闘技と組み合わせて使えば戦術の幅も、一撃の威力も上がるわよ」
「魔闘技と魔法の組み合わせですか? 確かに昔、そう思って父に聞いたんですが、その時に魔法との組み合わせは邪道だと言われたので…」
「邪道ね…、むしろ何が邪道なのか聞きたいぐらいだわ。 本来魔闘技は魔法と組み合わせて使用する事で本来の力が発揮されるものよ。 それを邪道って…」
「そうなんですか?」
驚いたようなリーズにカトレアが魔闘技と魔法の組み合わせ方を説明していく。
どうやら通常の魔闘技はインパクトの瞬間に拳や足などから魔力を放出し相手に打撃を与えるものだけど、そのインパクトの瞬間に魔法を発動し放出する事で、魔力による打撃に魔法が加わり威力が増すとの事だ。
確かに、殴った瞬間に魔力を放出するだけでなく、火魔法なら火を魔力に込めれば打撃と炎、2つのダメージを与えられる。
カトレアの話ではそれだけでなく、リーズが使える風魔法と魔闘技を組み合わせ、地面を蹴って距離を詰める際に使用する事で通常よりスピードを出して距離を詰められたり、打撃に風魔法を組み合わせる事で、打撃が当たらなくても、放出した魔力を飛ばす感じで攻撃する事も可能らしい。
確かに殴られたら火傷する打撃とか、後方に飛んで避けたはずなのに見えない打撃が飛んで来るとか結構有用だよな…。
それを聞いたリーズは明日の訓練で試すと言ってなにやらイメトレを始めた。
それにしても魔法との組み合わせは邪道って、これも時代の流れがそうさせたのかな…。
そして翌日の午前中は狩、午後はカトレア相手に訓練をする。
自分とルイーズさんは昨日までと同様にフェイントを入れたり、お互いの動きに合わせ攻撃をするが、カトレアはまるで動きを予測していたかのように攻撃を避け、受け流し反撃をしてくる。
そんな中で昨日と違う動きを見せたのはリーズだった。
カトレアに教えられて昨晩イメトレをした成果なのか打撃に炎が混じり、踏み込んだ瞬間に風魔法を使用し地面を蹴ったのか、凄まじいスピードでカトレアに突っ込んでいく。
ただ、凄まじいスピードとは言え直線的な動きの為、カトレアが身体を1歩横に動かしたら、勢いそのままに木に衝突した。
打撃に火魔法を組み合わせた攻撃も、まだ慣れていない為か数回に1回出来るかどうかと言う感じで実戦ではまだまだ役には立ちそうにないけど、リーズが魔闘技と魔法の組み合わせをマスターしたら結構な強さになりそうな気がする。
そして、もれなく全員がカトレアにボコボコにされた後、ギルドで獲物を買い取ってもらう為、王都に戻ろうと森を歩いていると、探知に複数の反応があった。
数は7? いや8か、人間かな? いや、人と魔物、恐らく他の冒険者が魔物を狩っている最中だろうな…。
以前ルイーズさんに教えられた暗黙のルール、合同で受けた依頼の場合を除き、他の冒険者が魔物や魔獣と戦っている際は向こうから助けを求められたり、合力を頼まれたりした場合は手を貸すが、それ以外の場合手を出すと後でトラブルになるから見かけても素通りするらしい。
このまま進んで行ったら接触しそうだけど、とりあえず手を出さなければ問題ないだろ。
そう思いながら探知で戦闘中であろう冒険者達の位置を把握しながら森を進んで行くと、5人がこちらに向かって移動を始め、その後を魔物が追いかけている感じだ。
カトレアもルイーズさんも気が付いているようだけどあえてこちらから急いで向かう様子もなく、普段通りに歩いている。
「なんか魔物に追いかけられているっぽいけど助けないで良いの?」
「良いんじゃない? 助けを求める声も聞こえないし、こっちが急いで向かっても後で自分達が戦いやすい場所に誘導してたとか難癖付けられても面倒だし」
確かに、まあこの辺の魔物ってゴブリンかオーク、魔獣と言っても角ウサギとホーンボアぐらいだし、5対3ならなんとでもなるか…。
そう思いながら、歩いていると木々の合間を縫うように5人組の冒険者が走って来る。
あっ、この前絡んで来た同年代の5人組だ!
それで追いかけて来てるのはオークか…。
オーク3匹なら一人で余裕だろうに、オークを疲れさせて1匹づつ確実に仕留めるつもりかな?
それにしても必死の形相だけど、まさかオークに敵わないから逃げて来た?
うん、逃げて来たようだ…。
すれ違いざまに助けてくれって言うだけ言って、自分達の後ろに回り込み肩で息してるし…。
34
お気に入りに追加
966
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!
小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。
しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。
チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。
研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。
ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。
新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。
しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。
もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。
実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。
結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。
すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。
主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。
転生少女、運の良さだけで生き抜きます!
足助右禄
ファンタジー
【9月10日を持ちまして完結致しました。特別編執筆中です】
ある日、災害に巻き込まれて命を落とした少女ミナは異世界の女神に出会い、転生をさせてもらう事になった。
女神はミナの体を創造して問う。
「要望はありますか?」
ミナは「運だけ良くしてほしい」と望んだ。
迂闊で残念な少女ミナが剣と魔法のファンタジー世界で様々な人に出会い、成長していく物語。

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる