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2人の道
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バイルさんとレーナさんの装備に関しては二人とも冒険者って事もありすんなりと自分に合う装備を見つけ購入したけど、日用品の購入は結構時間がかかった…。
バイルさんは特にこだわりも無く必要な物を買うだけですむので日用品の購入もすんなりと終わったけど、レーナさんの買い物は予想通り時間がかかった…。
と言うよりも、カトレアとルイーズさんが、遠慮するレーナさんを他所に女なんだからと言ってあれもこれもとお店を梯子し、バイルさんと自分が買い物に飽きて店の外で待っているといった感じだ。
やっぱりどこの世界でも女性の買い物は長い…。
そして昼食をはさんで買い物が終わった頃には夕方になりかけていた。
買い物もひと段落したところで朝、ルイーズさんに頼んでいた魔道具屋へ連れて行ってもらう。
キャールの街にある魔道具屋街に連れて行ってもらったが、魔道具街は大通り沿いではなく、2本程奥に入った所にあった。
ここは散策して無かったけど、こんな所があったんだ…。
そう思う程、魔道具屋街は道の左右に魔道具を扱う店が並び、店先や店内に所狭しと魔道具が並べられている。
「っで? カツヒコはどんな魔道具が欲しいんだ?」
ルイーズさんが案内をしてやると言わんばかりに聞いて来るも、実際これと言って欲しい物も無いので、出来る限り1軒ずつ店を見て周る。
ルミナ村ではほとんど魔道具なんか見かけなかったけど、街では料理の火も魔道具を使用しているようで、カセットコンロのような魔道具に水が出る魔道具、風が出る魔道具、虫よけの魔道具などが主流で戦闘に使うような魔道具はほぼ無いに等しく、有ってもゴブリンを倒せるかどうかといったぐらいの物しかなかった。
「カトレアの言ってた通り、生活用品的な魔道具しかないね…。 墳墓のダンジョンで手に入れた魔道具みたいに戦闘に役立ちそうな魔道具とか無いし」
「だから言ったでしょ、衰退してるって。 魔道具なんて簡単に言えば魔法陣に魔石の魔力を流して魔法を発動させる程度の物だし、この程度なら少し知識があれば簡単に作れる代物よ」
「カトレアは作れるの?」
「まあこの辺にある程度の物…、と言うよりも、もっとまともな物を作れるわ!」
「そうなんだ…。 今度作り方教えて」
そう言うとカトレアはなんかめんどくさそうな顔をしながら時間があれば教えてくれるとの事だった。
魔道具って作るのめんどくさいの?
そんな疑問を残しつつ宿に戻り夕食を摂る。
食後、ルイーズさんによる実戦形式の訓練をバイルさんと共に行い、2人そろってボコボコにされ、レーナさんはカトレアから魔法を効率よく使用する方法などを教えられていた。
レーナさんは勉強になったという顔してるけど、バイルさんはボコボコにされて凹んでる。
まあルイーズさんってAランク冒険者だし、ガチの肉体派なうえ一人依頼を受けて腕っぷしだけでBランクまで行った人ってこともあり実戦経験の差が如実に表れるんだよね。
手加減してくれないし…。
翌日、朝からギルドに向かいレーナさんの冒険者証を再発行してもらい、カトレア選んで来た依頼を受ける。
オークの討伐、損傷具合により価格変動アリ…。
ってこれ常時依頼じゃん!!
そう思いつつ、カトレアを見ると、バイルさんとレーナさんの実力を見る為だといわんばかりの顔でなんか文句ある? って顔をしている。
いえ、文句ありません…。
そして街を出て森に向かうと、カトレアが自分に探知を使用するのは良いけど、バイルさんとレーナさんには探知で獲物を見つけても教えるなと言って来た。
どうやら、2人で獲物を見つけ、2人だけで対処させるらしい。
バイルさんは探知を使えるのか、森に入ると反応のある方に迷わず足を向け、獲物を見つけるとレーナさんに合図を送った直後、一気に飛び出して行く。
最初の獲物はゴブリンが2匹だったが、バイルさんが急に飛び出したことに驚き身体が一瞬硬直した隙にレーナさんの杖から複数の風の刃を放つ。 ゴブリンの身体に致命傷とはいかないものの複数の傷を刻み、怯んだすきにバイルさんの剣がゴブリンの首を刎ねる。
そしてバイルさんは剣に着いた血糊をぬぐうと、即座に短剣を出して倒れたゴブリンから魔石を回収する。
「まあまあね。 とは言え力任せで剣を振って魔纏を使わないのが気に入らないわ」
「あ~、多分使えないんだよ! あたしは昔先輩冒険者に教えて貰ったから使えるけど、ほとんどの奴は使えないどころか魔纏ってモノを知らない奴だっているぐらいだからな」
カトレアの言葉にルイーズさんが答えると、カトレアは少し呆れたような顔をしている。
「冒険者が魔纏を使えないどころか知らないってどれだけ平和ボケしてるの? そもそも何で新人の時にギルドで教え無いの?」
「さ~ぁな、その辺の事はあたしには分からんね」
そう言いながらも、森の奥へ進むバイルさん達の後をついて行く。
今日1日で、バイルさんとレーナさん2人でゴブリン8匹、オーク2匹を狩ったけど、カトレア的にはまだまだらしい。
明日からは、バイルさんとレーナさん2人で街の周辺で狩りや採取をし、夜は宿でカトレアから魔纏を教えて貰うらしい。
もちろんバイルさんにはルイーズさんとの訓練もセットで付いて来る。
うん、魔纏の練習に加えルイーズさんにボコボコにされてバイルさんもグッタリだ…。
治癒魔法をかけてあげよう。
そしてレーナさんは、まだ気持ちの整理がついていないのか、常に魔法の練習などをし何かをして気持ちを紛らわせている感じだ。
こればっかりはカトレアもルイーズさんもどうにも出来ないしね…。
早く2人とも魔纏を覚えてくれればカトレアも後は2人でって言うんだろうけど。
それにしてもなんだかんだ言ってカトレアって面倒見良いよね。
口ではキツイ事言うけど、見捨てないで最低限の事を覚えるまで付き合うしね。
そしてバイルさん達と別行動で森に入りる自分達は午前中探知でオークやオーガを狩り、午後は森の中でカトレア相手に自分とルイーズさんの訓練をする。
そんな事を2週間程続けていると、レーナさんに続きバイルさんも魔纏を使えるようになった。
レーナさんも昼間はバイルさんと二人でいる為か、魔総契約を解除した頃に比べ笑顔も少しずつ戻って来たしなんか生き生きとしてきた。
狩りや採取で得たお金もある程度貯まったらしく、2人で部屋を借り、そこで生活しながらキャールの街で冒険者を続けると言っていた。
その後もギルドでたまに顔を合わせて話をすると、どうやら、定期的に薬草を採取してはスラムの薬屋に持って行ったり、狩りで得た獲物をあげたりとちょくちょくスラムに足を運んでいてスラムの人もバイルさんとレーナさんを拒む事なく今まで通り接してくれてるみたいだ。
餞別て訳じゃないけど墳墓のダンジョンで手に入れたアイテムバッグが結構役に立っていらしい。
ダンジョン産で量も結構入るし、状態保存の効果付きだから持ち運べる量に気兼ねなく狩りが出来ると喜んでた。
そしてスラムの子供とかを集めて定期的に剣や魔法、そして読み書きなんかも教えてあげてるらしい。
多分バイルさん的にはスラムから抜け出せない負のスパイラルを断ち切れるようにすることで自分を受け入れて支えてくれたスラムの人への恩返しなんだと思う。
それにバイルさんとレーナさんの仲も良好みたいだし、きっといつか結婚して子供が出来たらよい家庭になるんだろうな…。
バイルさんは特にこだわりも無く必要な物を買うだけですむので日用品の購入もすんなりと終わったけど、レーナさんの買い物は予想通り時間がかかった…。
と言うよりも、カトレアとルイーズさんが、遠慮するレーナさんを他所に女なんだからと言ってあれもこれもとお店を梯子し、バイルさんと自分が買い物に飽きて店の外で待っているといった感じだ。
やっぱりどこの世界でも女性の買い物は長い…。
そして昼食をはさんで買い物が終わった頃には夕方になりかけていた。
買い物もひと段落したところで朝、ルイーズさんに頼んでいた魔道具屋へ連れて行ってもらう。
キャールの街にある魔道具屋街に連れて行ってもらったが、魔道具街は大通り沿いではなく、2本程奥に入った所にあった。
ここは散策して無かったけど、こんな所があったんだ…。
そう思う程、魔道具屋街は道の左右に魔道具を扱う店が並び、店先や店内に所狭しと魔道具が並べられている。
「っで? カツヒコはどんな魔道具が欲しいんだ?」
ルイーズさんが案内をしてやると言わんばかりに聞いて来るも、実際これと言って欲しい物も無いので、出来る限り1軒ずつ店を見て周る。
ルミナ村ではほとんど魔道具なんか見かけなかったけど、街では料理の火も魔道具を使用しているようで、カセットコンロのような魔道具に水が出る魔道具、風が出る魔道具、虫よけの魔道具などが主流で戦闘に使うような魔道具はほぼ無いに等しく、有ってもゴブリンを倒せるかどうかといったぐらいの物しかなかった。
「カトレアの言ってた通り、生活用品的な魔道具しかないね…。 墳墓のダンジョンで手に入れた魔道具みたいに戦闘に役立ちそうな魔道具とか無いし」
「だから言ったでしょ、衰退してるって。 魔道具なんて簡単に言えば魔法陣に魔石の魔力を流して魔法を発動させる程度の物だし、この程度なら少し知識があれば簡単に作れる代物よ」
「カトレアは作れるの?」
「まあこの辺にある程度の物…、と言うよりも、もっとまともな物を作れるわ!」
「そうなんだ…。 今度作り方教えて」
そう言うとカトレアはなんかめんどくさそうな顔をしながら時間があれば教えてくれるとの事だった。
魔道具って作るのめんどくさいの?
そんな疑問を残しつつ宿に戻り夕食を摂る。
食後、ルイーズさんによる実戦形式の訓練をバイルさんと共に行い、2人そろってボコボコにされ、レーナさんはカトレアから魔法を効率よく使用する方法などを教えられていた。
レーナさんは勉強になったという顔してるけど、バイルさんはボコボコにされて凹んでる。
まあルイーズさんってAランク冒険者だし、ガチの肉体派なうえ一人依頼を受けて腕っぷしだけでBランクまで行った人ってこともあり実戦経験の差が如実に表れるんだよね。
手加減してくれないし…。
翌日、朝からギルドに向かいレーナさんの冒険者証を再発行してもらい、カトレア選んで来た依頼を受ける。
オークの討伐、損傷具合により価格変動アリ…。
ってこれ常時依頼じゃん!!
そう思いつつ、カトレアを見ると、バイルさんとレーナさんの実力を見る為だといわんばかりの顔でなんか文句ある? って顔をしている。
いえ、文句ありません…。
そして街を出て森に向かうと、カトレアが自分に探知を使用するのは良いけど、バイルさんとレーナさんには探知で獲物を見つけても教えるなと言って来た。
どうやら、2人で獲物を見つけ、2人だけで対処させるらしい。
バイルさんは探知を使えるのか、森に入ると反応のある方に迷わず足を向け、獲物を見つけるとレーナさんに合図を送った直後、一気に飛び出して行く。
最初の獲物はゴブリンが2匹だったが、バイルさんが急に飛び出したことに驚き身体が一瞬硬直した隙にレーナさんの杖から複数の風の刃を放つ。 ゴブリンの身体に致命傷とはいかないものの複数の傷を刻み、怯んだすきにバイルさんの剣がゴブリンの首を刎ねる。
そしてバイルさんは剣に着いた血糊をぬぐうと、即座に短剣を出して倒れたゴブリンから魔石を回収する。
「まあまあね。 とは言え力任せで剣を振って魔纏を使わないのが気に入らないわ」
「あ~、多分使えないんだよ! あたしは昔先輩冒険者に教えて貰ったから使えるけど、ほとんどの奴は使えないどころか魔纏ってモノを知らない奴だっているぐらいだからな」
カトレアの言葉にルイーズさんが答えると、カトレアは少し呆れたような顔をしている。
「冒険者が魔纏を使えないどころか知らないってどれだけ平和ボケしてるの? そもそも何で新人の時にギルドで教え無いの?」
「さ~ぁな、その辺の事はあたしには分からんね」
そう言いながらも、森の奥へ進むバイルさん達の後をついて行く。
今日1日で、バイルさんとレーナさん2人でゴブリン8匹、オーク2匹を狩ったけど、カトレア的にはまだまだらしい。
明日からは、バイルさんとレーナさん2人で街の周辺で狩りや採取をし、夜は宿でカトレアから魔纏を教えて貰うらしい。
もちろんバイルさんにはルイーズさんとの訓練もセットで付いて来る。
うん、魔纏の練習に加えルイーズさんにボコボコにされてバイルさんもグッタリだ…。
治癒魔法をかけてあげよう。
そしてレーナさんは、まだ気持ちの整理がついていないのか、常に魔法の練習などをし何かをして気持ちを紛らわせている感じだ。
こればっかりはカトレアもルイーズさんもどうにも出来ないしね…。
早く2人とも魔纏を覚えてくれればカトレアも後は2人でって言うんだろうけど。
それにしてもなんだかんだ言ってカトレアって面倒見良いよね。
口ではキツイ事言うけど、見捨てないで最低限の事を覚えるまで付き合うしね。
そしてバイルさん達と別行動で森に入りる自分達は午前中探知でオークやオーガを狩り、午後は森の中でカトレア相手に自分とルイーズさんの訓練をする。
そんな事を2週間程続けていると、レーナさんに続きバイルさんも魔纏を使えるようになった。
レーナさんも昼間はバイルさんと二人でいる為か、魔総契約を解除した頃に比べ笑顔も少しずつ戻って来たしなんか生き生きとしてきた。
狩りや採取で得たお金もある程度貯まったらしく、2人で部屋を借り、そこで生活しながらキャールの街で冒険者を続けると言っていた。
その後もギルドでたまに顔を合わせて話をすると、どうやら、定期的に薬草を採取してはスラムの薬屋に持って行ったり、狩りで得た獲物をあげたりとちょくちょくスラムに足を運んでいてスラムの人もバイルさんとレーナさんを拒む事なく今まで通り接してくれてるみたいだ。
餞別て訳じゃないけど墳墓のダンジョンで手に入れたアイテムバッグが結構役に立っていらしい。
ダンジョン産で量も結構入るし、状態保存の効果付きだから持ち運べる量に気兼ねなく狩りが出来ると喜んでた。
そしてスラムの子供とかを集めて定期的に剣や魔法、そして読み書きなんかも教えてあげてるらしい。
多分バイルさん的にはスラムから抜け出せない負のスパイラルを断ち切れるようにすることで自分を受け入れて支えてくれたスラムの人への恩返しなんだと思う。
それにバイルさんとレーナさんの仲も良好みたいだし、きっといつか結婚して子供が出来たらよい家庭になるんだろうな…。
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