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今後の生活
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レーナさんの魔道契約を解除した翌日の朝はレーナさんの悲鳴で目覚めた。
とは言え、昨晩のように悲鳴を上げ続ける感じでは無く、一際大きな悲鳴が聞こえた後は静かになった。
バイルさんが一晩中そばに付いていたはずだから目覚めたら目の前にバイルさんって構図なはずなんだけど…。
目覚めてすぐ悲鳴を上げた直後気を失った?
まだ空が白みだした時間で恐らく食堂ではまだ朝食の支度途中でまだ朝食まで時間あるだろうし2度寝しよう…。
って寝れないから!!
思いっきり目が覚めたし、2度寝しようとしてもレーナさんが気になって寝付けないし!!
2度寝を諦めて井戸から水をくみ上げ桶に入れた水で顔を洗い歯を磨く。
それにしてもこの世界の歯磨きって硬い獣の毛をうまい事棒に括り付けただけの代物で結構使い心地が悪い…。
異世界ってシャンプーやリンスも無いし歯ブラシや歯磨き粉も無いし、結構日常必需品に困る。
マットレスとかも無いからベッドも固いし…。
まあ石鹸はあるからまだいいけど、石鹸も無かったらうろ覚えの知識で石鹸作りから始めないといけない所だったよ。
とは言え、ちゃんとした歯ブラシとせめてシャンプーぐらいは作りたいな…。
ホント、転生者以外にも召喚者とか居るんだったらシャンプー、リンスぐらい開発しとけよ!
不便さへへ不満の矛先を召喚者に向けつつ、食堂に向かうと、バイルさんとレーナさんが椅子に座り話をしていた。
「お、おはようございます」
「ああファインか…、おはよう、レーナも少し落ち着いたところで今、事情を話していたんだ」
そう言うバイルさんの顔はレーナさんが少し落ち着いたからか安堵の表情ではあるものの、恐らく不安にかられながら寝ずにそばに居ただからだろうか少し疲れた感じの顔をに見える。
まあ事情を説明するにしても笑顔で話す内容でも無いからそう見えるだけかな…。
「ファイン? 大きくなったのね…。 ルミナ村に居た時はまだ子供っぽかったのに冒険者って顔をしてる。 それに私とバイルの事を助けてくれたって…」
「まだまだ駆け出しの冒険者で子供ですよ。 それに今回の事はカトレアとルイーズさんが居たから出来た事で、自分だけだったら何も出来ませんでしたし…」
「それでもファインがこの街に来てバイルを見つけてくれた、そして私を救ってくれた、殺された皆はもう戻らない、それでもバイルが無事で、そして私とまた引き合わせてくれた…」
「それはバイルさんがこの街でレーナさんを助け出そうと必死に冒険者として活動していてくれたからです」
何と言葉をかけていいのか分からない、ヤランさんやダルムさん、アマンダさんが殺されている事も含めこんな時にレーナさんにかける言葉が思い浮かばない。
そう言えば前世でも葬祭関係はなんて言葉をかければ良いのか分からなくて周囲の人が言ったことを真似してただけだったな…。
もう少し真剣に考えて、心の籠った言葉を言えるように勉強しとけばよかった…。
そんな後悔をしていると、カトレアとルイーズさんが食堂にやって来た。
ルイーズさんはレーナさんの顔を見てそのまま何もなかったかのように椅子に座り、カトレアはレーナさん顔を強引に覗き込む。
「これなら大丈夫そうね」
「いや、カトレア…、もう少し丁寧というか労わるような声かけられないもんなの?」
強引に顔を上げられて顔を覗き込まれたレーナさんは何が起きたのか分からないようで困惑した表情をしているし、バイルさんはオロオロしてる。
「カツヒコ、言っておくけど今回の件に関してはあなたが私達を巻き込んだのよ! 労わるなら私達を労わりなさい! まああの状態で正気を失わずに済んだのは運が良かったのか、本人の精神が強かったのかどちらかだけど、ちゃんと正気に戻っているか確認してるだけでもお礼を言って貰いたいぐらいよ!」
「なんか辛辣…。 確かに巻き込んだ事は間違っていないけど…」
カトレアとのやり取りを聞いていたレーナさんは、すごく申し訳なさそうな表情でカトレアに謝っている。
いや、謝る必要ないよ…。
最近なんかカトレアが異常に厳しいというか辛辣というか…。
まさか女の子の日?
「まあ今回はカツヒコにとっても良い経験になったからいいんだけど…」
そう言うとカトレアは出された朝食を食べ始めた。
「それで、あんたたちはこれからどうするんだ?」
朝食を食べ始めたカトレアに変わりルイーズさんがバイルさんとレーナさんに声をかける。
「どうするかはまだ決まってないが、竜の牙はこの街から出て行ったみたいだし一度スラムにある俺の家に戻りそれからあとの事を考えるつもりだ…」
「はぁ~? あんた、あんなところにその女連れて行って住むつもりなのか? あれは家って言わないだろ!」
「いや、だが、この街で寝起きする場所はあそこしかないし何より金も無いからな…、身体は動くようになっても金がなきゃ装備も整えられないし、狩りも出来ないからまずは金を貯めて…」
「本当にどうしようも無いね…、せっかく自分の女を取り戻したってのに金が無いからって…」
ルイーズさんが盛大にため息をつき、バイルさんを呆れた目で見ている。
「あんたここまで他人に世話になったんだ、もっと図々しく暫く面倒を見てくれとか狩りの手伝いをさせろとか言えないのか?」
「い、いや、そこまでファインや2人に迷惑をかけられないし…」
「ほんっと男って奴は…。 いいかぁ? ここに居るカツヒコはあんたが思ってる程時化た冒険者じゃないんだ。 ダンジョンも制覇してる上に珍しい魔獣も討伐してる、つい最近はストーンキラーのハチミツ採取もしてる。 あんたたちの装備も暫くの間生活費を出しても痛くも痒くもないぐらい金を持ってるんだ。 今は頼ってそれで落ち着いたら礼でもすればいいんだよ!!」
ルイーズさん…、確かにその通りなんですが、最終的にお金を出すのは自分ですよね…。
お金を出すのは構わないんですが、何故にルイーズさんが胸を張って自慢げに話してるの?
「ファイン、本当に世話になっていいのか?」
「もちろんいいですよ。 実際今こうして冒険者になれたのも、ダンジョンを制覇出来たのも、ルミナ村でバイルさん達が色々と教えてくれたからですし」
まだ申し訳なさそうな顔をするバイルさんとレーナさんに「じゃあまずは防具からだな!」と言いルイーズさんが強引に立たせ防具屋へと向かう。
うん、予想通りだよ…。
宿で朝食取ってすぐに防具屋に行ってもこんな朝早くからお店、開店してないから!
防具の修理専門店とか剣の研ぎとかする店はやってるけど、通常の販売店はまだ準備中どころか店主も朝食摂ってる時間だから!!
防具屋のドアを叩いで無理やり開店させようとするルイーズさんをバイルさんと共に止めて、一旦街の広場で時間を潰す。
これから仕事に向かう人、ギルドに向かっているだろう冒険者、そしてそんな人たちを相手にする露店、やっぱり街って活気あるな…。
今日は二人の買い物で1日潰れそうだけど、時間があればルイーズさんに魔道具屋さんに連れてってもらおう。
カトレアの言っていたように生活に役立つ魔道具が普及してるって言ってたし村で見た事ない便利な物とかあれば買いたいし。
そう思いながら5人で雑談を交わしながら人の流れを眺める。
のんびりと人の流れを眺めるってこの世界に来てある意味初めてだったかも…。
とは言え、昨晩のように悲鳴を上げ続ける感じでは無く、一際大きな悲鳴が聞こえた後は静かになった。
バイルさんが一晩中そばに付いていたはずだから目覚めたら目の前にバイルさんって構図なはずなんだけど…。
目覚めてすぐ悲鳴を上げた直後気を失った?
まだ空が白みだした時間で恐らく食堂ではまだ朝食の支度途中でまだ朝食まで時間あるだろうし2度寝しよう…。
って寝れないから!!
思いっきり目が覚めたし、2度寝しようとしてもレーナさんが気になって寝付けないし!!
2度寝を諦めて井戸から水をくみ上げ桶に入れた水で顔を洗い歯を磨く。
それにしてもこの世界の歯磨きって硬い獣の毛をうまい事棒に括り付けただけの代物で結構使い心地が悪い…。
異世界ってシャンプーやリンスも無いし歯ブラシや歯磨き粉も無いし、結構日常必需品に困る。
マットレスとかも無いからベッドも固いし…。
まあ石鹸はあるからまだいいけど、石鹸も無かったらうろ覚えの知識で石鹸作りから始めないといけない所だったよ。
とは言え、ちゃんとした歯ブラシとせめてシャンプーぐらいは作りたいな…。
ホント、転生者以外にも召喚者とか居るんだったらシャンプー、リンスぐらい開発しとけよ!
不便さへへ不満の矛先を召喚者に向けつつ、食堂に向かうと、バイルさんとレーナさんが椅子に座り話をしていた。
「お、おはようございます」
「ああファインか…、おはよう、レーナも少し落ち着いたところで今、事情を話していたんだ」
そう言うバイルさんの顔はレーナさんが少し落ち着いたからか安堵の表情ではあるものの、恐らく不安にかられながら寝ずにそばに居ただからだろうか少し疲れた感じの顔をに見える。
まあ事情を説明するにしても笑顔で話す内容でも無いからそう見えるだけかな…。
「ファイン? 大きくなったのね…。 ルミナ村に居た時はまだ子供っぽかったのに冒険者って顔をしてる。 それに私とバイルの事を助けてくれたって…」
「まだまだ駆け出しの冒険者で子供ですよ。 それに今回の事はカトレアとルイーズさんが居たから出来た事で、自分だけだったら何も出来ませんでしたし…」
「それでもファインがこの街に来てバイルを見つけてくれた、そして私を救ってくれた、殺された皆はもう戻らない、それでもバイルが無事で、そして私とまた引き合わせてくれた…」
「それはバイルさんがこの街でレーナさんを助け出そうと必死に冒険者として活動していてくれたからです」
何と言葉をかけていいのか分からない、ヤランさんやダルムさん、アマンダさんが殺されている事も含めこんな時にレーナさんにかける言葉が思い浮かばない。
そう言えば前世でも葬祭関係はなんて言葉をかければ良いのか分からなくて周囲の人が言ったことを真似してただけだったな…。
もう少し真剣に考えて、心の籠った言葉を言えるように勉強しとけばよかった…。
そんな後悔をしていると、カトレアとルイーズさんが食堂にやって来た。
ルイーズさんはレーナさんの顔を見てそのまま何もなかったかのように椅子に座り、カトレアはレーナさん顔を強引に覗き込む。
「これなら大丈夫そうね」
「いや、カトレア…、もう少し丁寧というか労わるような声かけられないもんなの?」
強引に顔を上げられて顔を覗き込まれたレーナさんは何が起きたのか分からないようで困惑した表情をしているし、バイルさんはオロオロしてる。
「カツヒコ、言っておくけど今回の件に関してはあなたが私達を巻き込んだのよ! 労わるなら私達を労わりなさい! まああの状態で正気を失わずに済んだのは運が良かったのか、本人の精神が強かったのかどちらかだけど、ちゃんと正気に戻っているか確認してるだけでもお礼を言って貰いたいぐらいよ!」
「なんか辛辣…。 確かに巻き込んだ事は間違っていないけど…」
カトレアとのやり取りを聞いていたレーナさんは、すごく申し訳なさそうな表情でカトレアに謝っている。
いや、謝る必要ないよ…。
最近なんかカトレアが異常に厳しいというか辛辣というか…。
まさか女の子の日?
「まあ今回はカツヒコにとっても良い経験になったからいいんだけど…」
そう言うとカトレアは出された朝食を食べ始めた。
「それで、あんたたちはこれからどうするんだ?」
朝食を食べ始めたカトレアに変わりルイーズさんがバイルさんとレーナさんに声をかける。
「どうするかはまだ決まってないが、竜の牙はこの街から出て行ったみたいだし一度スラムにある俺の家に戻りそれからあとの事を考えるつもりだ…」
「はぁ~? あんた、あんなところにその女連れて行って住むつもりなのか? あれは家って言わないだろ!」
「いや、だが、この街で寝起きする場所はあそこしかないし何より金も無いからな…、身体は動くようになっても金がなきゃ装備も整えられないし、狩りも出来ないからまずは金を貯めて…」
「本当にどうしようも無いね…、せっかく自分の女を取り戻したってのに金が無いからって…」
ルイーズさんが盛大にため息をつき、バイルさんを呆れた目で見ている。
「あんたここまで他人に世話になったんだ、もっと図々しく暫く面倒を見てくれとか狩りの手伝いをさせろとか言えないのか?」
「い、いや、そこまでファインや2人に迷惑をかけられないし…」
「ほんっと男って奴は…。 いいかぁ? ここに居るカツヒコはあんたが思ってる程時化た冒険者じゃないんだ。 ダンジョンも制覇してる上に珍しい魔獣も討伐してる、つい最近はストーンキラーのハチミツ採取もしてる。 あんたたちの装備も暫くの間生活費を出しても痛くも痒くもないぐらい金を持ってるんだ。 今は頼ってそれで落ち着いたら礼でもすればいいんだよ!!」
ルイーズさん…、確かにその通りなんですが、最終的にお金を出すのは自分ですよね…。
お金を出すのは構わないんですが、何故にルイーズさんが胸を張って自慢げに話してるの?
「ファイン、本当に世話になっていいのか?」
「もちろんいいですよ。 実際今こうして冒険者になれたのも、ダンジョンを制覇出来たのも、ルミナ村でバイルさん達が色々と教えてくれたからですし」
まだ申し訳なさそうな顔をするバイルさんとレーナさんに「じゃあまずは防具からだな!」と言いルイーズさんが強引に立たせ防具屋へと向かう。
うん、予想通りだよ…。
宿で朝食取ってすぐに防具屋に行ってもこんな朝早くからお店、開店してないから!
防具の修理専門店とか剣の研ぎとかする店はやってるけど、通常の販売店はまだ準備中どころか店主も朝食摂ってる時間だから!!
防具屋のドアを叩いで無理やり開店させようとするルイーズさんをバイルさんと共に止めて、一旦街の広場で時間を潰す。
これから仕事に向かう人、ギルドに向かっているだろう冒険者、そしてそんな人たちを相手にする露店、やっぱり街って活気あるな…。
今日は二人の買い物で1日潰れそうだけど、時間があればルイーズさんに魔道具屋さんに連れてってもらおう。
カトレアの言っていたように生活に役立つ魔道具が普及してるって言ってたし村で見た事ない便利な物とかあれば買いたいし。
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