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ハチの追撃
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「ハチミツ採取がこんなに命がけだったなんて聞いてな~い!!!!!」
思わずそう叫ぶとそれを合図だったかのように魔獣達が襲い掛かって来た。
カトレアはひらりと小川を飛び越え我関せずを貫く気満々で手を出す様子もなく、ルイーズさんと自分で魔獣を相手にする。
偶然なのか魔獣達は統率もとれてなく、個々に襲い掛かって来てくれたおかげで自分でも危なげなく魔獣を仕留められるが、ここで時間をかけるとストーンキラービーに追いつかれてしまうため、早く片付けて下流を目指したい焦燥に駆られるが湧き出て来る魔獣の数が多く、そう簡単に追い払えそうにない。
火魔法を使おうとすればカトレアに大火事を起こすつもり? と止められ、土魔法で壁を作っても魔獣は安々と飛び越えて来る。
「ルイーズさん!! このまま魔獣を突っ切って下流に走りましょう!!」
「お、おまえ、この魔獣を振り切れると思ってるのか?」
「振り切れませんがハチと魔獣両方を相手にするよりはましでしょ!!」
そう言うとルイーズさんには魔獣達の足を少しでも鈍らせる為、近くの樹を切り倒してその隙に逃げる事を伝え、樹を数本切り倒してもらう。
倒れて来る樹を避ける為に魔獣達が右往左往した瞬間に下流を目指して走り出す。
魔獣の何匹かは即座に追いかけて来はしたものの、かなりの数の魔獣は倒れて来る樹を避けたりして追跡が緩む。
「カトレア、あとどのぐらいでハチが追い付きそう?」
「カツヒコ、あなた探知使ってるの? 人に聞く前に自分で把握する事を心掛けなさいよ!!」
「いや、自分の探知にはまだ引っ掛かってないから聞いたんだけど…」
無茶を言うなと言う表情でカトレアを見ると、呆れたような表情であと15~20分もしないうちとの回答が帰って来た。
すぐそこまで来てるじゃん!!
まだ自分の探知に反応無いんだけど、どんだけ猛スピードで追いかけて来てるの?
少しでも匂いを消す為に小川の中を走り川を下る。
暫くすると小川の幅が広くなり、水深も浅くなりだしだ。
「ルイーズさん、すぐに川から出て!!!」
そう叫ぶと、ルイーズさんが跳躍し川岸に行ったのを確認し、両出に魔力を集め水に手を沈める。
「ウィンドウォーターミスト!!! からのぉ~~~、サンダーボルト!!!」
川の水を霧状にたうえで風魔法で上流に飛ばしその直後に雷魔法を放つ。
追いかけて来た魔獣達は、霧状の水を気にもせず突っ込んできたところに電撃が身体を突き抜けその場で絶命しまた失神し崩れ落ちる。
「水は電気を通すから一網打尽!!」
そう言って走りながらドヤ顔をする自分に、ルイーズさんは苦笑いを浮かべ、カトレアは難をのがれ更に追って来る魔獣に目をやり軽いため息を吐いている。
いや、結構頑張ったよ!!
溜息をつく事ないじゃん!! むしろそこはナイス! とか言い判断だ! とか褒めるとこじゃない?
褒めると人は伸びるんだよ! ここは褒めようよ!!
「カツヒコ、ルイーズ、後5~10分もしないうちに追いつかれるわよ! どうするつもり?」
「いや、どうするって言われても、逃げる!!」
「このまま逃げても追いつかれるんならあたしは戦うよ!!」
「いやルイーズさん、戦うって数が多すぎるから!! カトレアが蹴散らしてくれるんなら話は別だけど…」
そう言ってカトレアの方を見るも、明らかに自分達で何とか乗り切ってみろと言わんばかりの顔をしている。
全力で川辺を走っていると自分の探知にも高速で追って来る集団を感知する。
恐らく集団で追いかけて来るハチとは後5分もしないうちに接触すると思うと、どのようにして凌ぐか考えても焦るあまり思考が空回りして良い方法を思いつかない。
さっきの魔獣に使った魔法で応戦しても、運よく数を削れても1/5か1/4程度、しかも散開されたら削れる数はさらに減る。
森の中で火魔法は使えないし、一気に数を削れるような魔法も無い。
こんな事ならもっと広域を攻撃できる魔法を練習しておけば良かった…。
てかむしろカトレアが剣術を中心に訓練メニューを組むから魔法の練習が出来なかったんだから、カトレアも少しは手伝ってくれても良いんじゃない?
この依頼もカトレアが受けたんだし…。
かすかにハチの羽音が聞こえだしたと思ったら、どんどん羽音が大きくなり、後ろを振り向くと真っ黒い塊になって追って来るハチがどんどん迫って来る。
「カツヒコ! 前だ!! 飛び込め!!」
不意にルイーズさんが叫び、直後前方に水柱が上がる。
滝つぼ? いや池?
ルイーズさんが飛び込んだのは大きいとは言えないものの多少なりと水深がありそうな池のような場所だった。
ルイーズさんに続くように池に飛び込み潜水しながら上空を飛ぶハチの様子を伺う。
ハチ達は、追って来た匂いが突然途切れた事で目標を見失ったのか散開して池の周りを飛び回っている。
個人的には追って来たハチがそのまま池を素通りしてくれればよかったけど、そうはいかないようで巣を荒した相手を血眼になって探している感じのようだ。
は、早く何処かに行ってくれないと息が続かない…。
水中でルイーズさんの方を見ると、どうやらまだ余裕があるようで平然とした表情をしながら池の底にある石を掴み浮かばないようにしている。
あれ? カトレアは池に飛び込んでいない?
水中を見回してもカトレアの姿が無い事に疑問を持ちつつも、ハチの様子を伺いながら水面から顔を出し息継ぎをしすぐにまた潜る。
顔を出した瞬間にハチが自分を認識し数匹向かって来たけど何とか襲われる前に息継ぎをする事が出来た。
最悪の事態は免れたけど、これはまずいような気が…。
ハチがここから居なくなってくれないと水から出れないし、息継ぎも命がけって…、全然危機を脱してない!!
苦しくなりだすと、水中からハチの様子を伺い、機を見て息継ぎをする。
そんな事を何度も繰り返していると、ハチの数が徐々に減り出し、いつの間にか池の周りを飛ぶ数が2~30匹ぐらいに減りだした。
ルイーズさんは探知で数が減っているのを把握しているのか、バトルアックスを握り池の畔に向けて泳ぎだす。
恐らく残ったハチを駆除し安全を確保しようとしてるんだと思う。
確かに池の深さは1メートル以上あるか無いかぐらいだけど戦うには水が邪魔になるから池から出て戦わないと不利になるのは分かるけど、下手にちょっかいを出してまたハチの集団がやってきたら振り出しに戻らない?
そう思うも、水の中に長時間居るだけで体温が低下し体が震え出しているのでルイーズさん同様に、池の畔を目指し、そこで池から出て剣を抜く。
池から出て来た自分とルイーズさんに気付いたハチが数匹周囲を旋回し様子を伺うも、それ以上近づく事も無くまた池の周りを飛んでいる。
あれ? 襲ってこない?
水の中に長時間居たからハチのフェロモンや虫汁の匂いが流れた?
安心して構えた剣をおろそうとした瞬間、後ろからカトレアの声が響く!!
「カツヒコ、安心するのはまだ早いわよ!! 完全にハチが居なくなってから剣をおろしなさい!!」
誰も居ないと思っていた後ろから突然カトレアの声が聞こえた為、驚いて振り向くと、平然とした表情で腕を組んでいるカトレアがいた。
「うわぁ!! カ、カトレア…、いつからそこに居たの?」
「あなた達が池に飛び込んだ時からここに居たわよ!! 魔纏ごと気配を消して様子を見てたわよ。 それで? 浄化とかで身体を清めるとか思いつかなかったわけ?」
いや、なにそれ?
魔纏ごと気配を消すって、何をどうやったらそんな事ができるの?
てか浄化で身体を清めればハチに追いかけられることってなかったの知ってたなら先に教えてくれれば良くない?
カトレアに抗議をするも「自分の能力を把握し頭を使って何事にも対処できるよう考えて行動しないといけないのに教えたら考える事をやめるでしょ!!」の一言で片付けられた…。
不条理だ…。
思わずそう叫ぶとそれを合図だったかのように魔獣達が襲い掛かって来た。
カトレアはひらりと小川を飛び越え我関せずを貫く気満々で手を出す様子もなく、ルイーズさんと自分で魔獣を相手にする。
偶然なのか魔獣達は統率もとれてなく、個々に襲い掛かって来てくれたおかげで自分でも危なげなく魔獣を仕留められるが、ここで時間をかけるとストーンキラービーに追いつかれてしまうため、早く片付けて下流を目指したい焦燥に駆られるが湧き出て来る魔獣の数が多く、そう簡単に追い払えそうにない。
火魔法を使おうとすればカトレアに大火事を起こすつもり? と止められ、土魔法で壁を作っても魔獣は安々と飛び越えて来る。
「ルイーズさん!! このまま魔獣を突っ切って下流に走りましょう!!」
「お、おまえ、この魔獣を振り切れると思ってるのか?」
「振り切れませんがハチと魔獣両方を相手にするよりはましでしょ!!」
そう言うとルイーズさんには魔獣達の足を少しでも鈍らせる為、近くの樹を切り倒してその隙に逃げる事を伝え、樹を数本切り倒してもらう。
倒れて来る樹を避ける為に魔獣達が右往左往した瞬間に下流を目指して走り出す。
魔獣の何匹かは即座に追いかけて来はしたものの、かなりの数の魔獣は倒れて来る樹を避けたりして追跡が緩む。
「カトレア、あとどのぐらいでハチが追い付きそう?」
「カツヒコ、あなた探知使ってるの? 人に聞く前に自分で把握する事を心掛けなさいよ!!」
「いや、自分の探知にはまだ引っ掛かってないから聞いたんだけど…」
無茶を言うなと言う表情でカトレアを見ると、呆れたような表情であと15~20分もしないうちとの回答が帰って来た。
すぐそこまで来てるじゃん!!
まだ自分の探知に反応無いんだけど、どんだけ猛スピードで追いかけて来てるの?
少しでも匂いを消す為に小川の中を走り川を下る。
暫くすると小川の幅が広くなり、水深も浅くなりだしだ。
「ルイーズさん、すぐに川から出て!!!」
そう叫ぶと、ルイーズさんが跳躍し川岸に行ったのを確認し、両出に魔力を集め水に手を沈める。
「ウィンドウォーターミスト!!! からのぉ~~~、サンダーボルト!!!」
川の水を霧状にたうえで風魔法で上流に飛ばしその直後に雷魔法を放つ。
追いかけて来た魔獣達は、霧状の水を気にもせず突っ込んできたところに電撃が身体を突き抜けその場で絶命しまた失神し崩れ落ちる。
「水は電気を通すから一網打尽!!」
そう言って走りながらドヤ顔をする自分に、ルイーズさんは苦笑いを浮かべ、カトレアは難をのがれ更に追って来る魔獣に目をやり軽いため息を吐いている。
いや、結構頑張ったよ!!
溜息をつく事ないじゃん!! むしろそこはナイス! とか言い判断だ! とか褒めるとこじゃない?
褒めると人は伸びるんだよ! ここは褒めようよ!!
「カツヒコ、ルイーズ、後5~10分もしないうちに追いつかれるわよ! どうするつもり?」
「いや、どうするって言われても、逃げる!!」
「このまま逃げても追いつかれるんならあたしは戦うよ!!」
「いやルイーズさん、戦うって数が多すぎるから!! カトレアが蹴散らしてくれるんなら話は別だけど…」
そう言ってカトレアの方を見るも、明らかに自分達で何とか乗り切ってみろと言わんばかりの顔をしている。
全力で川辺を走っていると自分の探知にも高速で追って来る集団を感知する。
恐らく集団で追いかけて来るハチとは後5分もしないうちに接触すると思うと、どのようにして凌ぐか考えても焦るあまり思考が空回りして良い方法を思いつかない。
さっきの魔獣に使った魔法で応戦しても、運よく数を削れても1/5か1/4程度、しかも散開されたら削れる数はさらに減る。
森の中で火魔法は使えないし、一気に数を削れるような魔法も無い。
こんな事ならもっと広域を攻撃できる魔法を練習しておけば良かった…。
てかむしろカトレアが剣術を中心に訓練メニューを組むから魔法の練習が出来なかったんだから、カトレアも少しは手伝ってくれても良いんじゃない?
この依頼もカトレアが受けたんだし…。
かすかにハチの羽音が聞こえだしたと思ったら、どんどん羽音が大きくなり、後ろを振り向くと真っ黒い塊になって追って来るハチがどんどん迫って来る。
「カツヒコ! 前だ!! 飛び込め!!」
不意にルイーズさんが叫び、直後前方に水柱が上がる。
滝つぼ? いや池?
ルイーズさんが飛び込んだのは大きいとは言えないものの多少なりと水深がありそうな池のような場所だった。
ルイーズさんに続くように池に飛び込み潜水しながら上空を飛ぶハチの様子を伺う。
ハチ達は、追って来た匂いが突然途切れた事で目標を見失ったのか散開して池の周りを飛び回っている。
個人的には追って来たハチがそのまま池を素通りしてくれればよかったけど、そうはいかないようで巣を荒した相手を血眼になって探している感じのようだ。
は、早く何処かに行ってくれないと息が続かない…。
水中でルイーズさんの方を見ると、どうやらまだ余裕があるようで平然とした表情をしながら池の底にある石を掴み浮かばないようにしている。
あれ? カトレアは池に飛び込んでいない?
水中を見回してもカトレアの姿が無い事に疑問を持ちつつも、ハチの様子を伺いながら水面から顔を出し息継ぎをしすぐにまた潜る。
顔を出した瞬間にハチが自分を認識し数匹向かって来たけど何とか襲われる前に息継ぎをする事が出来た。
最悪の事態は免れたけど、これはまずいような気が…。
ハチがここから居なくなってくれないと水から出れないし、息継ぎも命がけって…、全然危機を脱してない!!
苦しくなりだすと、水中からハチの様子を伺い、機を見て息継ぎをする。
そんな事を何度も繰り返していると、ハチの数が徐々に減り出し、いつの間にか池の周りを飛ぶ数が2~30匹ぐらいに減りだした。
ルイーズさんは探知で数が減っているのを把握しているのか、バトルアックスを握り池の畔に向けて泳ぎだす。
恐らく残ったハチを駆除し安全を確保しようとしてるんだと思う。
確かに池の深さは1メートル以上あるか無いかぐらいだけど戦うには水が邪魔になるから池から出て戦わないと不利になるのは分かるけど、下手にちょっかいを出してまたハチの集団がやってきたら振り出しに戻らない?
そう思うも、水の中に長時間居るだけで体温が低下し体が震え出しているのでルイーズさん同様に、池の畔を目指し、そこで池から出て剣を抜く。
池から出て来た自分とルイーズさんに気付いたハチが数匹周囲を旋回し様子を伺うも、それ以上近づく事も無くまた池の周りを飛んでいる。
あれ? 襲ってこない?
水の中に長時間居たからハチのフェロモンや虫汁の匂いが流れた?
安心して構えた剣をおろそうとした瞬間、後ろからカトレアの声が響く!!
「カツヒコ、安心するのはまだ早いわよ!! 完全にハチが居なくなってから剣をおろしなさい!!」
誰も居ないと思っていた後ろから突然カトレアの声が聞こえた為、驚いて振り向くと、平然とした表情で腕を組んでいるカトレアがいた。
「うわぁ!! カ、カトレア…、いつからそこに居たの?」
「あなた達が池に飛び込んだ時からここに居たわよ!! 魔纏ごと気配を消して様子を見てたわよ。 それで? 浄化とかで身体を清めるとか思いつかなかったわけ?」
いや、なにそれ?
魔纏ごと気配を消すって、何をどうやったらそんな事ができるの?
てか浄化で身体を清めればハチに追いかけられることってなかったの知ってたなら先に教えてくれれば良くない?
カトレアに抗議をするも「自分の能力を把握し頭を使って何事にも対処できるよう考えて行動しないといけないのに教えたら考える事をやめるでしょ!!」の一言で片付けられた…。
不条理だ…。
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