211 / 252
遺跡捜索
しおりを挟む
285日目
昨日は、日本人を帰還させた後、二ホン砦に向かい、ソパニチア王国との戦争での被害状況及び、しばらくの間ドグレニム領内の守りについて意見を聞いたりとしていましたが、被害としては、戦場で受けた報告通りゴブリン2000匹弱が死亡し、負傷し戦闘が出来なくなったゴブリンが500匹程との事でした。
まあゴブリンはすぐ増えるので、減った分はすぐに補充されるとは思いますが、予想ではもっと被害が出るかと思っていたのである意味予想外と言った感じです。
ただ、ゾルス曰く、捨て奸をおこない死亡したゴブリンは、元々数には含まれていないとの事でしたので、結果的にゴブリンの被害は3000匹弱と言った感じです。
まああの激戦で被害がこれだけって言うのはある意味奇跡的と言うべきなのか。
そんな事を思いながらも、遺跡調査中のドグレニム領内については、ロゼフの提案でゴブリンの旗を掲げた200匹からなるゴブリン部隊に領内を巡回させるとの事、二ホン砦にて即応部隊としてバルタ率いる騎馬ゴブリンを中心に機動力のあるゴブリンを待機させるという事になりました。
うん、まあ最近は普通にプレモーネにもゴブリンが買い物とかに来てるし、まあ旗を掲げて巡回するなら無用な混乱は無いよね。
一応、朝一で領主館に向かいグランバルさんに話を伝えた後、月山部長にも一声かけてからゲートを使い、以前訪れた、砂漠の先にある大地の集落へゲートを繋ぎ移動をします。
集落で長に遺跡調査に来た旨を伝え、土産に酒などを振舞うと、集落総出で宴会の支度を始めます。
「マサト様、今宵は宴を開きますので、夜までまだ時間はありますので、ゆっくりとされてくだされ」
集落の長がそう言って、住民たちに宴の指示を出していますが、そう言えば、どの集落にも風呂って無かったんだよね…。
うん、まだ昼間だし、風呂でも作りに集落巡りでもしよう。
そんな事を考えながら、今いる集落のはずれに錬成術で石を加工し湯船を作り、打たせ湯的な物を作り、魔道具を設置し、最後に風呂を覆う建物を作ります。
1つ風呂を作るのに大体1時間弱でしたので、夜までには集落すべてに風呂を設置できるでしょう。
長には風呂づくりに行って来ると伝え、ゲートでその他の集落を巡り風呂を製作し、戻ってくると丁度日も沈みかけ宴の準備もほぼ終わっていました。
戻って来た自分を集落の長が目ざとく見つけると、どうやら風呂を既に堪能したようで目を輝かせながら感想を述べてきます。
「まあ、一応公衆浴場という事で皆さんで仲良く使ってください、ただ魔道具は分解したりすると元に戻らないので触らないように」
そう言って一応注意事項を伝えると、長は何度も頷き、宴の席へ案内をしてくれます。
うん、普段食べている食事からすると数段劣る食事だし、よく分からない踊りとかしてるけど、とりあえず仕事と思って楽しんでおこう。
どうも砂漠の先にある大地の住民は、隔絶されている分文化が衰退してる感じだな。
286日目
朝早くから出発の準備をしていると、明らかに二日酔いで真っ青な顔をした人たちが見送りに来てくれます。
長からは、男手を数人出しましょうか? と申し出がありましたが、カウア達ミノタウロスにアルチ達サンダーウルフが居るので、ある意味足手まといな気がしますので丁重にお断りし、言い伝えられている巨大遺跡を目指し出発します。
ラルに跨り広大な草原を疾走しますが、アルチ達サンダーウルフが周囲を警戒し、進行方向に居る魔物を駆逐しているので特に足止めされることも無く順調に進みます。
ネレースから貰った地図を見ながら遺跡の目星をつけますが、それなりに大きな土地なのでどうやら今日中には見つけ出すのは難しそうです。
夕方になりつつあるので、一旦本日の調査を終えて、野営用の家を出し、周辺警護をカウア達ミノタウロスにして貰い、アルチ達サンダーウルフは明日の朝までに戻って来れる範囲で調査に出てもらいます。
やっぱり調査当日に発見は無理だったか…。
まあ明日の朝、アルチ達の報告を聞いて、調査を進めよう。
287日目
朝、戻って来たアルチ達の報告を聞きましたが、どうやら巨大遺跡と言うのは見当たらず、以前見つけたような昔は町だったという感じの遺跡を幾つか発見したとの事でした。
一応、今後の為に遺跡の場所を地図に記しておきますが、今回の目的は巨大遺跡の為、朝食を済ませた後、ラルに跨り、大陸の中心部に向けて疾走します。
とは言え大陸全体が草原と言う訳でも無く、森林部もある為、森林部ではラルから降り自分の足で走り距離を稼ぎますが、やはりそれなりに大きな大陸の為、そう簡単には発見に至りません。
加えて中心部を目指すにつれ、魔物も多く、稀に群れで襲って来る魔物も現れるようになり、排除に時間がかかり昨日よりも移動距離が短くなっている感じがします。
まあしょうがないね、昼間は移動し、夜はアルチ達に調査を依頼しの繰り返しで遺跡を地道に探すしかないかな…。
288日目
朝、報告を受けますがこれといった有力情報も無い為、昨日に続き、目星をつけた場所を目指して移動をします。
それにしても魔物の密度が多いのか、朝起きると野営用の家の前に魔石の回収が終わった魔物の死骸が積み上げられているので、カウア達ミノタウロスが夜の間、野営用の家に近づく魔物を駆除し続けてくれているのでしょう。
うん、今晩からは、サンダーウルフ10匹程は野営用の家の警備に回そう。
そんな事を思いながら森を走り続けますが町だったであろう遺跡はあれど、巨大遺跡は見つかりません。
う~ん、空飛ぶ魔物が仲間に居ればすぐに見つけられるんだろうけどな~。
これがまた居ないんだよ。
とりあえず、巨木があるから登ってみて高い所から周りを見渡してみるかな…。
そう思い、周辺で一番高い樹に登り高所から周囲を見渡します。
周囲の木々より頭一つ飛びぬけている木の為、見渡す限り一面に緑が広がっていますが、遠目に人工物のようなものが目に留まります。
恐らく建物の一部、それも塔みたいに高い建物かな?
距離はありそうだけど、一旦あそこを目指してみるか…。
そう思い、木から降りてアルチ達に方向を示して森林を走ります。
289日目
本来はアルチ達に調査を依頼したかったのですが、魔物の数が多く、カウア達ミノタウロスだけでは野営用の家を警備するには不安があったので、アルチ達サンダーウルフも野営用の家を警備して貰い朝、魔石と死骸を回収すると言った感じになりました。
ていうか、奥に進むにつれて魔物の数が多く、強くなっているけど、これも何か遺跡と関係があるのか、それともただ単に森の奥深くだからなのか、判断に苦しみますがとりあえず睡眠は重要なのでアルチ達やカウア達には頑張ってもらいます。
そして昨日のうちに木の上から見つけた構造物まで到着は出来ませんでしたが、このペースでいけば今日中には到着出来そうな気がします。
見つけた構造物を目指し森を走り抜け、日は沈む頃、恐らく探していた遺跡が目の前に現れます。
「まじか…。 なんだこれ…」
そんな言葉が自然と口から洩れ、呆然と遺跡に見入ります。
これはどういう事だ? 本当に、なんなんだ…。
昨日は、日本人を帰還させた後、二ホン砦に向かい、ソパニチア王国との戦争での被害状況及び、しばらくの間ドグレニム領内の守りについて意見を聞いたりとしていましたが、被害としては、戦場で受けた報告通りゴブリン2000匹弱が死亡し、負傷し戦闘が出来なくなったゴブリンが500匹程との事でした。
まあゴブリンはすぐ増えるので、減った分はすぐに補充されるとは思いますが、予想ではもっと被害が出るかと思っていたのである意味予想外と言った感じです。
ただ、ゾルス曰く、捨て奸をおこない死亡したゴブリンは、元々数には含まれていないとの事でしたので、結果的にゴブリンの被害は3000匹弱と言った感じです。
まああの激戦で被害がこれだけって言うのはある意味奇跡的と言うべきなのか。
そんな事を思いながらも、遺跡調査中のドグレニム領内については、ロゼフの提案でゴブリンの旗を掲げた200匹からなるゴブリン部隊に領内を巡回させるとの事、二ホン砦にて即応部隊としてバルタ率いる騎馬ゴブリンを中心に機動力のあるゴブリンを待機させるという事になりました。
うん、まあ最近は普通にプレモーネにもゴブリンが買い物とかに来てるし、まあ旗を掲げて巡回するなら無用な混乱は無いよね。
一応、朝一で領主館に向かいグランバルさんに話を伝えた後、月山部長にも一声かけてからゲートを使い、以前訪れた、砂漠の先にある大地の集落へゲートを繋ぎ移動をします。
集落で長に遺跡調査に来た旨を伝え、土産に酒などを振舞うと、集落総出で宴会の支度を始めます。
「マサト様、今宵は宴を開きますので、夜までまだ時間はありますので、ゆっくりとされてくだされ」
集落の長がそう言って、住民たちに宴の指示を出していますが、そう言えば、どの集落にも風呂って無かったんだよね…。
うん、まだ昼間だし、風呂でも作りに集落巡りでもしよう。
そんな事を考えながら、今いる集落のはずれに錬成術で石を加工し湯船を作り、打たせ湯的な物を作り、魔道具を設置し、最後に風呂を覆う建物を作ります。
1つ風呂を作るのに大体1時間弱でしたので、夜までには集落すべてに風呂を設置できるでしょう。
長には風呂づくりに行って来ると伝え、ゲートでその他の集落を巡り風呂を製作し、戻ってくると丁度日も沈みかけ宴の準備もほぼ終わっていました。
戻って来た自分を集落の長が目ざとく見つけると、どうやら風呂を既に堪能したようで目を輝かせながら感想を述べてきます。
「まあ、一応公衆浴場という事で皆さんで仲良く使ってください、ただ魔道具は分解したりすると元に戻らないので触らないように」
そう言って一応注意事項を伝えると、長は何度も頷き、宴の席へ案内をしてくれます。
うん、普段食べている食事からすると数段劣る食事だし、よく分からない踊りとかしてるけど、とりあえず仕事と思って楽しんでおこう。
どうも砂漠の先にある大地の住民は、隔絶されている分文化が衰退してる感じだな。
286日目
朝早くから出発の準備をしていると、明らかに二日酔いで真っ青な顔をした人たちが見送りに来てくれます。
長からは、男手を数人出しましょうか? と申し出がありましたが、カウア達ミノタウロスにアルチ達サンダーウルフが居るので、ある意味足手まといな気がしますので丁重にお断りし、言い伝えられている巨大遺跡を目指し出発します。
ラルに跨り広大な草原を疾走しますが、アルチ達サンダーウルフが周囲を警戒し、進行方向に居る魔物を駆逐しているので特に足止めされることも無く順調に進みます。
ネレースから貰った地図を見ながら遺跡の目星をつけますが、それなりに大きな土地なのでどうやら今日中には見つけ出すのは難しそうです。
夕方になりつつあるので、一旦本日の調査を終えて、野営用の家を出し、周辺警護をカウア達ミノタウロスにして貰い、アルチ達サンダーウルフは明日の朝までに戻って来れる範囲で調査に出てもらいます。
やっぱり調査当日に発見は無理だったか…。
まあ明日の朝、アルチ達の報告を聞いて、調査を進めよう。
287日目
朝、戻って来たアルチ達の報告を聞きましたが、どうやら巨大遺跡と言うのは見当たらず、以前見つけたような昔は町だったという感じの遺跡を幾つか発見したとの事でした。
一応、今後の為に遺跡の場所を地図に記しておきますが、今回の目的は巨大遺跡の為、朝食を済ませた後、ラルに跨り、大陸の中心部に向けて疾走します。
とは言え大陸全体が草原と言う訳でも無く、森林部もある為、森林部ではラルから降り自分の足で走り距離を稼ぎますが、やはりそれなりに大きな大陸の為、そう簡単には発見に至りません。
加えて中心部を目指すにつれ、魔物も多く、稀に群れで襲って来る魔物も現れるようになり、排除に時間がかかり昨日よりも移動距離が短くなっている感じがします。
まあしょうがないね、昼間は移動し、夜はアルチ達に調査を依頼しの繰り返しで遺跡を地道に探すしかないかな…。
288日目
朝、報告を受けますがこれといった有力情報も無い為、昨日に続き、目星をつけた場所を目指して移動をします。
それにしても魔物の密度が多いのか、朝起きると野営用の家の前に魔石の回収が終わった魔物の死骸が積み上げられているので、カウア達ミノタウロスが夜の間、野営用の家に近づく魔物を駆除し続けてくれているのでしょう。
うん、今晩からは、サンダーウルフ10匹程は野営用の家の警備に回そう。
そんな事を思いながら森を走り続けますが町だったであろう遺跡はあれど、巨大遺跡は見つかりません。
う~ん、空飛ぶ魔物が仲間に居ればすぐに見つけられるんだろうけどな~。
これがまた居ないんだよ。
とりあえず、巨木があるから登ってみて高い所から周りを見渡してみるかな…。
そう思い、周辺で一番高い樹に登り高所から周囲を見渡します。
周囲の木々より頭一つ飛びぬけている木の為、見渡す限り一面に緑が広がっていますが、遠目に人工物のようなものが目に留まります。
恐らく建物の一部、それも塔みたいに高い建物かな?
距離はありそうだけど、一旦あそこを目指してみるか…。
そう思い、木から降りてアルチ達に方向を示して森林を走ります。
289日目
本来はアルチ達に調査を依頼したかったのですが、魔物の数が多く、カウア達ミノタウロスだけでは野営用の家を警備するには不安があったので、アルチ達サンダーウルフも野営用の家を警備して貰い朝、魔石と死骸を回収すると言った感じになりました。
ていうか、奥に進むにつれて魔物の数が多く、強くなっているけど、これも何か遺跡と関係があるのか、それともただ単に森の奥深くだからなのか、判断に苦しみますがとりあえず睡眠は重要なのでアルチ達やカウア達には頑張ってもらいます。
そして昨日のうちに木の上から見つけた構造物まで到着は出来ませんでしたが、このペースでいけば今日中には到着出来そうな気がします。
見つけた構造物を目指し森を走り抜け、日は沈む頃、恐らく探していた遺跡が目の前に現れます。
「まじか…。 なんだこれ…」
そんな言葉が自然と口から洩れ、呆然と遺跡に見入ります。
これはどういう事だ? 本当に、なんなんだ…。
8
お気に入りに追加
332
あなたにおすすめの小説
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
料理をしていたらいつの間にか歩くマジックアイテムになっていた
藤岡 フジオ
ファンタジー
遥か未来の地球。地球型惑星の植民地化が進む中、地球外知的生命体が見つかるには至らなかった。
しかしある日突然、一人の科学者が知的生命体の住む惑星を見つけて地球に衝撃が走る。
惑星は発見した科学者の名をとって惑星ヒジリと名付けられた。知的生命体の文明レベルは低く、剣や魔法のファンタジー世界。
未知の食材を見つけたい料理人の卵、道 帯雄(ミチ オビオ)は運良く(運悪く?)惑星ヒジリへと飛ばされ、相棒のポンコツ女騎士と共に戦いと料理の旅が始まる。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。
死んだと思ったら異世界に
トワイライト
ファンタジー
18歳の時、世界初のVRMMOゲーム『ユグドラシルオンライン』を始めた事がきっかけで二つの世界を救った主人公、五十嵐祐也は一緒にゲームをプレイした仲間達と幸せな日々を過ごし…そして死んだ。
祐也は家族や親戚に看取られ、走馬灯の様に流れる人生を振り替える。
だが、死んだはず祐也は草原で目を覚ました。
そして自分の姿を確認するとソコにはユグドラシルオンラインでの装備をつけている自分の姿があった。
その後、なんと体は若返り、ゲーム時代のステータス、装備、アイテム等を引き継いだ状態で異世界に来たことが判明する。
20年間プレイし続けたゲームのステータスや道具などを持った状態で異世界に来てしまった祐也は異世界で何をするのか。
「取り敢えず、この世界を楽しもうか」
この作品は自分が以前に書いたユグドラシルオンラインの続編です。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~
楠ノ木雫
ファンタジー
IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき……
※他の投稿サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる