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129日目
朝起きるとカウア達は魔石の回収を終わったようで魔石の入った大きな袋を6個程渡されます。
そうやら気を利かせて大きさで分けでくれていたようです。
魔物の死骸をアイテムBOXに収納しアルチ達に撤収の旨を伝え影に戻ってもらった後、ゾルスが作業をしているロニーニャ領に続く道へ転移魔法で移動します。
ゾルス達は仮の拠点で休んでいましたが自分が到着したのを知るとすぐさまやってきて完成報告をしてくれます。
「マサト様、無事道の拡張整備完了いたしました」
そう言って案内された道は綺麗に整備され道幅も25メートル位の広い道になっています。
「ゾルス、ご苦労様、今度は別の道をお願いするけど一旦砦に戻って休んでね」
そう言いながら整備された道をラルに乗り走りながら確認し、丸太を回収した後転移魔法で二ホン砦までをゲートでつなぎゾルス達を砦に戻します。
うん、またゴブリン増えたよね?
そう思いながら一旦砦に作られた屋敷に向かいゾルス、バルタ、ロゼフ、ハンゾウ、そして内務をしているボブゴブリンにロゼフと共に迷宮を探索しているうちにゴブリンロードになったゴブリンを集めて今後の方針をはなします。
「まずは、現状のゴブリンの数を把握する事と再編成をし直して100匹単位で部隊作って」
そして、ロゼフと内務にあたっているゴブリンには農耕と砦の整備を、ハンゾウには再度偵察などに特化したゴブリンの育成、そしてゾルスには訓練とゴブリンの統制と統率を指示します。
「それとこれを」
そう言いながらアイテムBOXからプレモーネの職人さんに作ってもらった旗を渡します。
「とりあえずプレモーネの人達と争わないでいいようにゾルス達ゴブリン軍団の旗を作ってきたから町の方に行くときはこれを掲げて」
そう言ってゾルスに渡した旗には黄色地に赤で菱形を書き中には黒で「護武燐」とかかれています。
自分で制作を依頼しつついつの時代の暴走族だよって思いましたが、なかなか良いアイデアが浮かばなかったので気が付いたらこうなっていました・・・。
そんな思い付き感が否めない旗を50枚程渡しゾルスが控える本陣用の大旗を1枚渡します。
「これが我らゴブリンの軍旗ですか。」
「うん、時間が無かったから間に合わせだけど職人さんが作ったから丈夫だと思うよ?」
「マサト様、ありがうございます。この旗に恥じぬ働きを致します」
ゾルス達がそう言いながら感動していますが、日本人が見たらひと昔前の当て字なのでちょっと後ろめたいです・・・。
「とりあえず、次の道作りまではあまり時間が無いけど、休む時は休んで、その他は出来る限り出来る事をして」
その後は昨日狩った魔物の魔石で小さいものが満杯に入った袋をゾルスに渡し必要に応じてゴブリンの強化をするように指示をだします。
因みに内務をしているゴブリン達にはオークの魔石を各20個、そしてボブゴブリンにはオーガの魔石を各10個ずつ渡し強化をするように言い伝えます。
うん、内務にあたってるゴブリン達は狩りとかしないから進化もあまりしなさそうだしね・・。
その後は暫く砦を管理していたバルタの案内で砦の中を見て周りながら必要そうな建物を増築していきます。
穀物庫を2棟建て燻製小屋を2棟建て保存庫を3軒作りゴブリン用住居を20軒立てます。
そしてバルタに案内されて驚いたのがいつの間にか砦の中でポニーより少し大きめの馬が飼育されています。
「バルタこの馬はどうしたの?」
「これはグリンフォースと言いまして気性の荒い魔物ではありますが草や木の芽、穀物などを食べるので森で捕まえてきてゴブリン達が乗りこなせないか試している所です」
「魔物なのに肉食じゃないんだ。気性が荒いって言うけどゴブリンが乗りこなせるの?」
「今の所数匹のゴブリンが乗れるようにはなりましたが乗りこなすにはまだまだ時間がかかりそうです」
そう言うバルタですが今後もグリンフォースを捕獲し飼育するつもりのようなので、40頭ぐらいが入る厩舎を5軒ほど建ておきます。
「そういえば、乗りこなすって言っても馬具はあるの?」
「いえ、そのまま跨って乗るだけです」
そう言うバルタにプレモーネにある馬具店でグリンフォースに合う馬具を作ってもらい今度届けると伝え、その後は畑などを見て周ります。
それにしても最初に作った砦を中心にゴブリンが拡張したせいで、初期の原型が見る影もなく、規模もかなりの大きなになっています。
「バルタ、これってまだ砦を増築するの?」
「今の所はこれ以上拡張は予定してませんが数が増えて手狭になれば拡張をする必要があると思うのですが、拡張をするとなるとせっかく作った畑を潰さないといけませんので・・」
そう言われてみれば、砦のすぐそばまで畑があり現在も畑が拡張されているようです。
その後一通り砦を周った後、屋敷に戻りゾルス、バルタ、ロゼフ、ハンゾウの強化をすることにします。
ゾルスにはアトゥロォゥシャスタートルの魔石を、
バルタにはオーガキングの魔石を、
ロゼフには2本角の一角地竜の魔石を、
ハンゾウにはオーガロードの魔石を6個を使用しそれぞれの強化をします。
実際、滅多に入らないレアで大きな魔石なので温存しておいた方が良さそうなのですが、今まで使いどころが無かったのでこの際使ってしまう事にします。
まあある時使え、無いとき困れの理論です・・。
魔石を使いゾルス達を強化し暫くするとゾルス達の体がボコボコ、バキバキ、ミシミシと音を立てて体格が変わっていきます。
体の変化が終わった頃を見計らい鑑定でゾルス達を調べたところ、ゾルスはゴブリンカイザーに、バルタはゴブリンジェネラルに、ロゼフはゴブリンプリーストに、ハンゾウはゴブリンアサシンに進化したようです。
一度死んで死霊術で従属化した魔物も進化はするようです。
うん、一つ勉強になった。
そう思いながらそれぞれのステータスを確認すると、大幅に強化されているようです。
------------------------------------------
名前:ゾルス ゴブリンカイザー(眷属)
LV:1
HP:2753
MP:350
体力:∞
筋力:1881
敏捷:351
知力:85
物理耐性:535
魔法耐性:285
スキル:
上級大剣術LV5 中級剣術LV10 上級格闘術LV5 同族支配LV10 威圧LV5
------------------------------------------
名前:ロゼフ ゴブリンプリースト(眷属)
LV:1
HP:652
MP:1593
体力:∞
筋力:401
敏捷:285
知力:125
物理耐性:135
魔法耐性:405
スキル:
上級火魔法LV5 上級水魔法LV5 上級土魔法LV5 上級治癒術LV5
死霊術LV10 同族支配LV3
------------------------------------------
名前:バルタ ゴブリンジェネラル(眷属)
LV:1
HP:1680
MP:339
体力:∞
筋力:1057
敏捷:413
知力:85
物理耐性:350
魔法耐性:230
スキル:
上級槍術LV8 上級棒術LV3 上級風魔法LV3 鼓舞LV5 同族支配LV5
------------------------------------------
名前:ハンゾウ ゴブリンアサシン(眷属)
LV:1
HP:529
MP:334
体力:∞
筋力:427
敏捷:514
知力:65
物理耐性:105
魔法耐性:105
スキル:
上級短剣術LV5 中級格闘術LV5 気配遮断極 暗殺術LV10 無音歩行LV5
------------------------------------------
うん、かなり強化された感じだけど魔物って進化するとレベル1に戻るんだね・・・・・。
朝起きるとカウア達は魔石の回収を終わったようで魔石の入った大きな袋を6個程渡されます。
そうやら気を利かせて大きさで分けでくれていたようです。
魔物の死骸をアイテムBOXに収納しアルチ達に撤収の旨を伝え影に戻ってもらった後、ゾルスが作業をしているロニーニャ領に続く道へ転移魔法で移動します。
ゾルス達は仮の拠点で休んでいましたが自分が到着したのを知るとすぐさまやってきて完成報告をしてくれます。
「マサト様、無事道の拡張整備完了いたしました」
そう言って案内された道は綺麗に整備され道幅も25メートル位の広い道になっています。
「ゾルス、ご苦労様、今度は別の道をお願いするけど一旦砦に戻って休んでね」
そう言いながら整備された道をラルに乗り走りながら確認し、丸太を回収した後転移魔法で二ホン砦までをゲートでつなぎゾルス達を砦に戻します。
うん、またゴブリン増えたよね?
そう思いながら一旦砦に作られた屋敷に向かいゾルス、バルタ、ロゼフ、ハンゾウ、そして内務をしているボブゴブリンにロゼフと共に迷宮を探索しているうちにゴブリンロードになったゴブリンを集めて今後の方針をはなします。
「まずは、現状のゴブリンの数を把握する事と再編成をし直して100匹単位で部隊作って」
そして、ロゼフと内務にあたっているゴブリンには農耕と砦の整備を、ハンゾウには再度偵察などに特化したゴブリンの育成、そしてゾルスには訓練とゴブリンの統制と統率を指示します。
「それとこれを」
そう言いながらアイテムBOXからプレモーネの職人さんに作ってもらった旗を渡します。
「とりあえずプレモーネの人達と争わないでいいようにゾルス達ゴブリン軍団の旗を作ってきたから町の方に行くときはこれを掲げて」
そう言ってゾルスに渡した旗には黄色地に赤で菱形を書き中には黒で「護武燐」とかかれています。
自分で制作を依頼しつついつの時代の暴走族だよって思いましたが、なかなか良いアイデアが浮かばなかったので気が付いたらこうなっていました・・・。
そんな思い付き感が否めない旗を50枚程渡しゾルスが控える本陣用の大旗を1枚渡します。
「これが我らゴブリンの軍旗ですか。」
「うん、時間が無かったから間に合わせだけど職人さんが作ったから丈夫だと思うよ?」
「マサト様、ありがうございます。この旗に恥じぬ働きを致します」
ゾルス達がそう言いながら感動していますが、日本人が見たらひと昔前の当て字なのでちょっと後ろめたいです・・・。
「とりあえず、次の道作りまではあまり時間が無いけど、休む時は休んで、その他は出来る限り出来る事をして」
その後は昨日狩った魔物の魔石で小さいものが満杯に入った袋をゾルスに渡し必要に応じてゴブリンの強化をするように指示をだします。
因みに内務をしているゴブリン達にはオークの魔石を各20個、そしてボブゴブリンにはオーガの魔石を各10個ずつ渡し強化をするように言い伝えます。
うん、内務にあたってるゴブリン達は狩りとかしないから進化もあまりしなさそうだしね・・。
その後は暫く砦を管理していたバルタの案内で砦の中を見て周りながら必要そうな建物を増築していきます。
穀物庫を2棟建て燻製小屋を2棟建て保存庫を3軒作りゴブリン用住居を20軒立てます。
そしてバルタに案内されて驚いたのがいつの間にか砦の中でポニーより少し大きめの馬が飼育されています。
「バルタこの馬はどうしたの?」
「これはグリンフォースと言いまして気性の荒い魔物ではありますが草や木の芽、穀物などを食べるので森で捕まえてきてゴブリン達が乗りこなせないか試している所です」
「魔物なのに肉食じゃないんだ。気性が荒いって言うけどゴブリンが乗りこなせるの?」
「今の所数匹のゴブリンが乗れるようにはなりましたが乗りこなすにはまだまだ時間がかかりそうです」
そう言うバルタですが今後もグリンフォースを捕獲し飼育するつもりのようなので、40頭ぐらいが入る厩舎を5軒ほど建ておきます。
「そういえば、乗りこなすって言っても馬具はあるの?」
「いえ、そのまま跨って乗るだけです」
そう言うバルタにプレモーネにある馬具店でグリンフォースに合う馬具を作ってもらい今度届けると伝え、その後は畑などを見て周ります。
それにしても最初に作った砦を中心にゴブリンが拡張したせいで、初期の原型が見る影もなく、規模もかなりの大きなになっています。
「バルタ、これってまだ砦を増築するの?」
「今の所はこれ以上拡張は予定してませんが数が増えて手狭になれば拡張をする必要があると思うのですが、拡張をするとなるとせっかく作った畑を潰さないといけませんので・・」
そう言われてみれば、砦のすぐそばまで畑があり現在も畑が拡張されているようです。
その後一通り砦を周った後、屋敷に戻りゾルス、バルタ、ロゼフ、ハンゾウの強化をすることにします。
ゾルスにはアトゥロォゥシャスタートルの魔石を、
バルタにはオーガキングの魔石を、
ロゼフには2本角の一角地竜の魔石を、
ハンゾウにはオーガロードの魔石を6個を使用しそれぞれの強化をします。
実際、滅多に入らないレアで大きな魔石なので温存しておいた方が良さそうなのですが、今まで使いどころが無かったのでこの際使ってしまう事にします。
まあある時使え、無いとき困れの理論です・・。
魔石を使いゾルス達を強化し暫くするとゾルス達の体がボコボコ、バキバキ、ミシミシと音を立てて体格が変わっていきます。
体の変化が終わった頃を見計らい鑑定でゾルス達を調べたところ、ゾルスはゴブリンカイザーに、バルタはゴブリンジェネラルに、ロゼフはゴブリンプリーストに、ハンゾウはゴブリンアサシンに進化したようです。
一度死んで死霊術で従属化した魔物も進化はするようです。
うん、一つ勉強になった。
そう思いながらそれぞれのステータスを確認すると、大幅に強化されているようです。
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名前:ゾルス ゴブリンカイザー(眷属)
LV:1
HP:2753
MP:350
体力:∞
筋力:1881
敏捷:351
知力:85
物理耐性:535
魔法耐性:285
スキル:
上級大剣術LV5 中級剣術LV10 上級格闘術LV5 同族支配LV10 威圧LV5
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名前:ロゼフ ゴブリンプリースト(眷属)
LV:1
HP:652
MP:1593
体力:∞
筋力:401
敏捷:285
知力:125
物理耐性:135
魔法耐性:405
スキル:
上級火魔法LV5 上級水魔法LV5 上級土魔法LV5 上級治癒術LV5
死霊術LV10 同族支配LV3
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名前:バルタ ゴブリンジェネラル(眷属)
LV:1
HP:1680
MP:339
体力:∞
筋力:1057
敏捷:413
知力:85
物理耐性:350
魔法耐性:230
スキル:
上級槍術LV8 上級棒術LV3 上級風魔法LV3 鼓舞LV5 同族支配LV5
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名前:ハンゾウ ゴブリンアサシン(眷属)
LV:1
HP:529
MP:334
体力:∞
筋力:427
敏捷:514
知力:65
物理耐性:105
魔法耐性:105
スキル:
上級短剣術LV5 中級格闘術LV5 気配遮断極 暗殺術LV10 無音歩行LV5
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うん、かなり強化された感じだけど魔物って進化するとレベル1に戻るんだね・・・・・。
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