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125日目
昨日ロゼフ達を連れて二ホン砦に戻り一泊し、ロゼフとバルタ、ハンゾウには砦にいるゴブリンの訓練を指示しておきましたが、今回迷宮探索に向かうにあたって選抜されたゴブリンは全員がボブゴブリンに進化をしていましたので、次回以降はそのボブゴブリンに普通のゴブリンを配下に付けて迷宮探索をさせてもいい気がします。
そう思いながら転移魔法でゾルス達が工事中のロニーニャ領へ続く道に移動をし、ゾルスを見つけて声をかけます。
「ゾルス、進捗状況はどう?」
「これはマサト様、いつお越しになられたのですか?」
「ああ、今転移魔法で二ホン砦から来たんだよ」
「転移魔法ですか?」
「そう、一度行った場所ならいけるけど魔力消費が激しいからそんなに遠くには行けないんだけどね」
「そうですか、それで工事の進捗でございますが、順調でございます。明後日頃にはほぼ完了致します」
そう言うゾルスに、今日は自分も手伝う旨を伝え、錬成術で地面を柔らかくし木を抜きやすくしていきます。
その後抜いた後、加工されて積んでいる丸太をアイテムBOXに回収し、ゾルスには明後日の朝に再度来る旨を伝えプレモーネに戻ります。
プレモーネを数日空けただけですが、既にプレモーネの拡張された地区の下水設備の工事や区画整理が大々的に始められています。
どうやらウェース聖教国から来た難民の人達が職を求めて工事に参加しているようです。
さすがグランバルさん、人の使いかたよく知っている。
そう思いながらグランバルさんの所に行き、商売の話をします。
「それで俺の所に来たと?」
「そうですね、とりあえず丸太が大量にあるんでそれの買取をお願いします。どうせ拡張した地区に家を建てるとなると木材が大量に必要でしょ?なのでお安く販売しますよ」
「木材をうるなら領主に売りに来ずに材木屋に売ればいいだろう」
「まあそうですが、そうするとグランバルさんがもうからないですよ?これから町の拡張工事で金がかかるでしょ?」
「まあ確かにな、金はいくらあっても足りんぐらいだが、マサトは何を企んでいる?俺に売るよりもお前が自分で売りに行った方がもうかるだろう」
「そうですね、まあ実際他で儲けを出すんでそこまでガッツく理由が無いんですよ。それに金が無くて町の整備が進まない方が自分的に困りますんで」
そう言うとグランバルさんは納得したようで丸太を集積する場所を指示し、後日数を数えた後支払いをするとの事でした。
その後、迷宮の話をし、丸太を集積した後は、家に戻ってくつろぐことにします。
うん、新しい家にはサウナを設置してもいいかもしなれないな・・・。
そう思いながらネレースから毎日アイテムBOXに届けられることになった日本の新聞に目を通します。
今読んでいる新聞は自分達が転移させられて4日後の新聞ですが、転移してから日数が経過するほど転移者の人数が判明しつつあるようですが、まだ3万人が異世界に転移させられているとは分かっていないようで、行方不明者の数を把握する事と目撃者の証言などから原因を調査中との事ですが、なんか政府自体も混乱していて政府の対応を批判しているような内容も見受けられます。
まあやっぱりこうなるよな、今度はネレースにテレビ見れるようにしてもらおうかな、新聞だけじゃ詳細とかも分かりにくいし、テレビかネットの情報も欲しいな、もちろん異世界に居るからN〇Kの受信料は払えないけどテレビは見れるようにしたいな・・・。
そう思いながら明日、この新聞を月山部長の所に届けてから石材の採掘に行くことにします。
126日目
「月山部長~新聞配達に参りました~~」
そう言って相談所に入ると月山部長は朝っぱらから何を言ってるんだ?と言う顔でこちらを見ます。
「武内君、この世界にも新聞と言うのがあるとは聞いてないんだが」
「そうですね、この世界のでは無く日本の新聞の購読契約のお知らせです」
そう言いながら日本から転移をさせられてから今まで日本で経過した3日分の新聞の事を話します。
「武内君、これはどういう事だ?なぜ私のアイテムBOXに新聞が入っているんだ?」
「え~っと、ネレースに言って毎日アイテムBOXにお届けを依頼しました。まあ順位の報酬1個分ですけど・・」
「そんな事を頼んだのか?・・、だが日本に帰れない現状で新聞を読むと反対に焦りと言うか帰りたい気持ちが強くなるというか・・・」
そう言いながら月山部長は困惑の表情をしています。
「まあ確かにそうかもしれませんね、ただ全員とは言いませんが誰かしらが日本の状況も把握しといた方がいいと思いましたので、因みに自分も購読しましたので月山部長の分は必要に応じてプレモーネに居る日本人に読ませるなりしてください」
そう言って新聞の扱いは月山部長の判断に任せる旨を伝えたあと、数日採石場に行くのでプレモーネを留守にする旨を伝え、相談所を後にします。
門の前でアモンさんにも採石場に数日言ってくる旨を伝えラルに乗って採石場に向かいます。
ラルが全力で走ると採石場までは3時間ほどで到着しましたが、とりあえず風圧がすごいうえ、到着してから気が付いたのですが転移魔法でくればよかったと今更ながら思います。
まだ昼前なのでカウア達ミノタウロスには護衛を依頼し、アルチ達サンダーウルフには明日の朝、日が昇った頃を目安に森の魔物を片っ端から採石場追い込むよう依頼し、採石を開始します。
今回も10×10メートルサイズの石材を錬成術で作りアイテムBOXに収納して行きます。
辺りが暗くなるまで採石をして大体1000個程アイテムBOXに収納出来たので野営用の家を出し今日は休みます。
127日目
今日はアルチ達が魔物を追い込んで来る予定なので、日が昇る前に起きだして食事を済ませ戦闘の準備をします。
今回の目的は自分自身のレベルアップと魔物の間引きです。
カウア達には散会してもらい逃げようとする魔物を自分の方に追いやる役目をやってもらいます。
「ウォーン」「ウォーン」
アルチ達の遠吠えが聞こえます。
次の瞬間遠くから地響きが足に伝わっり、そして地響きは徐々に大きくなっていきます。
ドドドドドドドドドッ・・・
ドドドドドドドドドッ!!!!
「来た!!」
そう言ってミスリル製の日本刀を抜き放ち構えます。
暫くするとポツポツとそしてどっと溢れるように森から魔物が出てきます。
オーク・コボルトに獣型の魔物、虫型の魔物に植物型の魔物も居ますが、中にはオーガやミノタウロスも混ざっています。
大きく息を吸い込むと刀を構え魔物の群れに突っ込切りかかります。
ザッシュ!バシュ!ドッス!!
戦いと言うよりあたるに任せて刀を振るうといった感じで周囲の魔物を切り捨てていきます。
流石にミスリル製の日本刀とは言え、数を切ると血糊で切れ味が落ちてくるので、アイテムBOXから大剣を出し魔物を切り倒していきます。
途中、フォレスホースが居たので気絶させて生け捕ろうかと試しましたが勢いのまま切り捨ててしまいます。
うん、流石にこの乱闘状態じゃ無理だった・・。
そう思いながら切っても切っても全く減る気配のない魔物を一心不乱に大剣で切り捨てて行きます。
前回は夕方辺りには終わりましたが、今回は終わりそうにありません。
「フラッシュ!!」「フラッシュ!!」「フラッシュ!!」「フラッシュ!!」
光を放つ魔法を4発連続で上空に放ち周囲の光源を確保し戦闘を続けます。
128日目
どれだけ時間が経ったのかさすがに手も痺れ返り血で大剣の柄も滑り出した頃、ようやく魔物の数が減り始めますが、それでもまだかなりの数が森から飛び出してきます。
「ピロリ~ン♪」【レベル300到達 2位 3074時間16分39秒】【ステータポイント100付与、スキルポイント100付与】
どうやらレベルが300を超えたようですがとりあえず後回しで魔物を切り続けます。
そして最後の1匹にトドメを刺した頃にが空がうっすらと白み始めていました。
「やっと終わった・・・」
そう言って近くにあった岩に腰を掛け水魔法で手を洗い喉を潤すとアルチ達とカウア達がやってきます。
「マサト様、お疲れ様でした」
「うん、かなり疲れた・・・。まあ結構魔物狩れたからいいけど結構きついね」
そう言いながら魔物の死骸の山を見つめよくまあこんな無謀な事が出来ると自分でも呆れます。
「カウア達は魔石を回収して死骸を積んでおいて貰える?そしてアルチ達・・てか数増えてない?」
「はい、魔物を追い込む際に同族が居ましたので屈服させて働かせました。私が命を奪いますので眷属に置加えください」
そう言うとアルチに屈服させられて追い込みに加わったサンダーウルフがアルチに首筋を噛まれ絶命していきます。
アルチが命を奪ったサンダーウルフを死霊術で従属化させその後、魔石を使って眷属化をしていきます。
新たにサンダーウルフが13匹眷属に加わったので、これで34匹になりますが、名前はニルチからあいうえお順に命名します。
うん、これでアルチのアからメルチのチまで名付けたので一巡したら再度別の名前を考えないといけなさそうです。
その後状態の良いミノタウロスを5体選び、サンダーウルフと同様に死霊術で従属化させた後眷属化をします。
ミノタウロス5匹にはカウカ、カウキ、カウク、カウケ、カウコと名づけます。
うん、本当にゴメンね、自分ネーミングセンス無いんだ・・・・。
そう思いながらカウア達と一緒にミノタウロスは魔石の回収と魔物を一塊に置くように依頼し、アルチ達には周囲の警戒と地の匂いで集まって来る魔物の討伐を依頼し自分は野営用の家で風呂に入りひと眠りします。
目が覚めたのは夕方頃ですが、カウア達はまだ魔石回収をしているようです。
自分は一旦外に出て積み上げられた魔物の死骸をアイテムBOXに収納した後、再度野営用の家に戻りステータスを確認します。
------------------------------------------
異世界人順位:2位
名前:マサト=タケウチ 人間 (35歳)
LV:311
職業:錬成術師
ステータスポイント:750
HP:1951
MP:3382
体力:914
筋力:731
敏捷:375
知力:80
物理耐性:250
魔法耐性:210
スキルポイント:975
スキル:
中級火魔法LV3 中級水魔法LV2 中級土魔法LV4 中級風魔法LV1 中級雷魔法LV2
中級光魔法LV3 中級闇魔法LV1 上級死霊術極 上級付与魔術極 上級影魔術極
中級剣術LV1 中級大剣術LV3 状態異常無効 鑑定LV10 アイテムボックス∞×∞
風纏いLV1 見切りLV5 加速LV2 転移魔法
保留:
質問残1回 ・質問自由 ・スキル選択残:4個 ・望み3個 ・望む物:2個
------------------------------------------
ていうか順位が2位に落ちている上にスキル選択が1個いつの間にか減ってるし転移魔法は望む物とスキル選択1個ずつ消費されてるし・・。
なんかネレースにはめられた感じがしますが、一番気になったのはレベル300到達が2位だった事と総合順位が2位に転落している事です。
どうやら自分以上にレベルが高い日本人が要るっぽいので要警戒です。
昨日ロゼフ達を連れて二ホン砦に戻り一泊し、ロゼフとバルタ、ハンゾウには砦にいるゴブリンの訓練を指示しておきましたが、今回迷宮探索に向かうにあたって選抜されたゴブリンは全員がボブゴブリンに進化をしていましたので、次回以降はそのボブゴブリンに普通のゴブリンを配下に付けて迷宮探索をさせてもいい気がします。
そう思いながら転移魔法でゾルス達が工事中のロニーニャ領へ続く道に移動をし、ゾルスを見つけて声をかけます。
「ゾルス、進捗状況はどう?」
「これはマサト様、いつお越しになられたのですか?」
「ああ、今転移魔法で二ホン砦から来たんだよ」
「転移魔法ですか?」
「そう、一度行った場所ならいけるけど魔力消費が激しいからそんなに遠くには行けないんだけどね」
「そうですか、それで工事の進捗でございますが、順調でございます。明後日頃にはほぼ完了致します」
そう言うゾルスに、今日は自分も手伝う旨を伝え、錬成術で地面を柔らかくし木を抜きやすくしていきます。
その後抜いた後、加工されて積んでいる丸太をアイテムBOXに回収し、ゾルスには明後日の朝に再度来る旨を伝えプレモーネに戻ります。
プレモーネを数日空けただけですが、既にプレモーネの拡張された地区の下水設備の工事や区画整理が大々的に始められています。
どうやらウェース聖教国から来た難民の人達が職を求めて工事に参加しているようです。
さすがグランバルさん、人の使いかたよく知っている。
そう思いながらグランバルさんの所に行き、商売の話をします。
「それで俺の所に来たと?」
「そうですね、とりあえず丸太が大量にあるんでそれの買取をお願いします。どうせ拡張した地区に家を建てるとなると木材が大量に必要でしょ?なのでお安く販売しますよ」
「木材をうるなら領主に売りに来ずに材木屋に売ればいいだろう」
「まあそうですが、そうするとグランバルさんがもうからないですよ?これから町の拡張工事で金がかかるでしょ?」
「まあ確かにな、金はいくらあっても足りんぐらいだが、マサトは何を企んでいる?俺に売るよりもお前が自分で売りに行った方がもうかるだろう」
「そうですね、まあ実際他で儲けを出すんでそこまでガッツく理由が無いんですよ。それに金が無くて町の整備が進まない方が自分的に困りますんで」
そう言うとグランバルさんは納得したようで丸太を集積する場所を指示し、後日数を数えた後支払いをするとの事でした。
その後、迷宮の話をし、丸太を集積した後は、家に戻ってくつろぐことにします。
うん、新しい家にはサウナを設置してもいいかもしなれないな・・・。
そう思いながらネレースから毎日アイテムBOXに届けられることになった日本の新聞に目を通します。
今読んでいる新聞は自分達が転移させられて4日後の新聞ですが、転移してから日数が経過するほど転移者の人数が判明しつつあるようですが、まだ3万人が異世界に転移させられているとは分かっていないようで、行方不明者の数を把握する事と目撃者の証言などから原因を調査中との事ですが、なんか政府自体も混乱していて政府の対応を批判しているような内容も見受けられます。
まあやっぱりこうなるよな、今度はネレースにテレビ見れるようにしてもらおうかな、新聞だけじゃ詳細とかも分かりにくいし、テレビかネットの情報も欲しいな、もちろん異世界に居るからN〇Kの受信料は払えないけどテレビは見れるようにしたいな・・・。
そう思いながら明日、この新聞を月山部長の所に届けてから石材の採掘に行くことにします。
126日目
「月山部長~新聞配達に参りました~~」
そう言って相談所に入ると月山部長は朝っぱらから何を言ってるんだ?と言う顔でこちらを見ます。
「武内君、この世界にも新聞と言うのがあるとは聞いてないんだが」
「そうですね、この世界のでは無く日本の新聞の購読契約のお知らせです」
そう言いながら日本から転移をさせられてから今まで日本で経過した3日分の新聞の事を話します。
「武内君、これはどういう事だ?なぜ私のアイテムBOXに新聞が入っているんだ?」
「え~っと、ネレースに言って毎日アイテムBOXにお届けを依頼しました。まあ順位の報酬1個分ですけど・・」
「そんな事を頼んだのか?・・、だが日本に帰れない現状で新聞を読むと反対に焦りと言うか帰りたい気持ちが強くなるというか・・・」
そう言いながら月山部長は困惑の表情をしています。
「まあ確かにそうかもしれませんね、ただ全員とは言いませんが誰かしらが日本の状況も把握しといた方がいいと思いましたので、因みに自分も購読しましたので月山部長の分は必要に応じてプレモーネに居る日本人に読ませるなりしてください」
そう言って新聞の扱いは月山部長の判断に任せる旨を伝えたあと、数日採石場に行くのでプレモーネを留守にする旨を伝え、相談所を後にします。
門の前でアモンさんにも採石場に数日言ってくる旨を伝えラルに乗って採石場に向かいます。
ラルが全力で走ると採石場までは3時間ほどで到着しましたが、とりあえず風圧がすごいうえ、到着してから気が付いたのですが転移魔法でくればよかったと今更ながら思います。
まだ昼前なのでカウア達ミノタウロスには護衛を依頼し、アルチ達サンダーウルフには明日の朝、日が昇った頃を目安に森の魔物を片っ端から採石場追い込むよう依頼し、採石を開始します。
今回も10×10メートルサイズの石材を錬成術で作りアイテムBOXに収納して行きます。
辺りが暗くなるまで採石をして大体1000個程アイテムBOXに収納出来たので野営用の家を出し今日は休みます。
127日目
今日はアルチ達が魔物を追い込んで来る予定なので、日が昇る前に起きだして食事を済ませ戦闘の準備をします。
今回の目的は自分自身のレベルアップと魔物の間引きです。
カウア達には散会してもらい逃げようとする魔物を自分の方に追いやる役目をやってもらいます。
「ウォーン」「ウォーン」
アルチ達の遠吠えが聞こえます。
次の瞬間遠くから地響きが足に伝わっり、そして地響きは徐々に大きくなっていきます。
ドドドドドドドドドッ・・・
ドドドドドドドドドッ!!!!
「来た!!」
そう言ってミスリル製の日本刀を抜き放ち構えます。
暫くするとポツポツとそしてどっと溢れるように森から魔物が出てきます。
オーク・コボルトに獣型の魔物、虫型の魔物に植物型の魔物も居ますが、中にはオーガやミノタウロスも混ざっています。
大きく息を吸い込むと刀を構え魔物の群れに突っ込切りかかります。
ザッシュ!バシュ!ドッス!!
戦いと言うよりあたるに任せて刀を振るうといった感じで周囲の魔物を切り捨てていきます。
流石にミスリル製の日本刀とは言え、数を切ると血糊で切れ味が落ちてくるので、アイテムBOXから大剣を出し魔物を切り倒していきます。
途中、フォレスホースが居たので気絶させて生け捕ろうかと試しましたが勢いのまま切り捨ててしまいます。
うん、流石にこの乱闘状態じゃ無理だった・・。
そう思いながら切っても切っても全く減る気配のない魔物を一心不乱に大剣で切り捨てて行きます。
前回は夕方辺りには終わりましたが、今回は終わりそうにありません。
「フラッシュ!!」「フラッシュ!!」「フラッシュ!!」「フラッシュ!!」
光を放つ魔法を4発連続で上空に放ち周囲の光源を確保し戦闘を続けます。
128日目
どれだけ時間が経ったのかさすがに手も痺れ返り血で大剣の柄も滑り出した頃、ようやく魔物の数が減り始めますが、それでもまだかなりの数が森から飛び出してきます。
「ピロリ~ン♪」【レベル300到達 2位 3074時間16分39秒】【ステータポイント100付与、スキルポイント100付与】
どうやらレベルが300を超えたようですがとりあえず後回しで魔物を切り続けます。
そして最後の1匹にトドメを刺した頃にが空がうっすらと白み始めていました。
「やっと終わった・・・」
そう言って近くにあった岩に腰を掛け水魔法で手を洗い喉を潤すとアルチ達とカウア達がやってきます。
「マサト様、お疲れ様でした」
「うん、かなり疲れた・・・。まあ結構魔物狩れたからいいけど結構きついね」
そう言いながら魔物の死骸の山を見つめよくまあこんな無謀な事が出来ると自分でも呆れます。
「カウア達は魔石を回収して死骸を積んでおいて貰える?そしてアルチ達・・てか数増えてない?」
「はい、魔物を追い込む際に同族が居ましたので屈服させて働かせました。私が命を奪いますので眷属に置加えください」
そう言うとアルチに屈服させられて追い込みに加わったサンダーウルフがアルチに首筋を噛まれ絶命していきます。
アルチが命を奪ったサンダーウルフを死霊術で従属化させその後、魔石を使って眷属化をしていきます。
新たにサンダーウルフが13匹眷属に加わったので、これで34匹になりますが、名前はニルチからあいうえお順に命名します。
うん、これでアルチのアからメルチのチまで名付けたので一巡したら再度別の名前を考えないといけなさそうです。
その後状態の良いミノタウロスを5体選び、サンダーウルフと同様に死霊術で従属化させた後眷属化をします。
ミノタウロス5匹にはカウカ、カウキ、カウク、カウケ、カウコと名づけます。
うん、本当にゴメンね、自分ネーミングセンス無いんだ・・・・。
そう思いながらカウア達と一緒にミノタウロスは魔石の回収と魔物を一塊に置くように依頼し、アルチ達には周囲の警戒と地の匂いで集まって来る魔物の討伐を依頼し自分は野営用の家で風呂に入りひと眠りします。
目が覚めたのは夕方頃ですが、カウア達はまだ魔石回収をしているようです。
自分は一旦外に出て積み上げられた魔物の死骸をアイテムBOXに収納した後、再度野営用の家に戻りステータスを確認します。
------------------------------------------
異世界人順位:2位
名前:マサト=タケウチ 人間 (35歳)
LV:311
職業:錬成術師
ステータスポイント:750
HP:1951
MP:3382
体力:914
筋力:731
敏捷:375
知力:80
物理耐性:250
魔法耐性:210
スキルポイント:975
スキル:
中級火魔法LV3 中級水魔法LV2 中級土魔法LV4 中級風魔法LV1 中級雷魔法LV2
中級光魔法LV3 中級闇魔法LV1 上級死霊術極 上級付与魔術極 上級影魔術極
中級剣術LV1 中級大剣術LV3 状態異常無効 鑑定LV10 アイテムボックス∞×∞
風纏いLV1 見切りLV5 加速LV2 転移魔法
保留:
質問残1回 ・質問自由 ・スキル選択残:4個 ・望み3個 ・望む物:2個
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ていうか順位が2位に落ちている上にスキル選択が1個いつの間にか減ってるし転移魔法は望む物とスキル選択1個ずつ消費されてるし・・。
なんかネレースにはめられた感じがしますが、一番気になったのはレベル300到達が2位だった事と総合順位が2位に転落している事です。
どうやら自分以上にレベルが高い日本人が要るっぽいので要警戒です。
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