16 / 46
第1章 交友部
学園性活(16/28)
しおりを挟む
四月半ば。
僕、真奏寛二が下音田学園に入学して、二週間が経った。
進学校たる看板は伊達じゃなく、勉強は既にハイペース。
その上クラスメイトの意識も高い。
休み時間に話してる内容は小難しく、ニュースやら本やら、学校の学びについての話が多い。
僕では到底ついていけない。
それでもなんとか友達を作れないものか……そう思って見渡すと、一人静かに本を読む女子が目に止まる。
蒼いロングヘアで色白。
前髪を止めたピンクの髪留めが目立つ。そして美人。
「あの……」
恐る恐る声をかけるが、彼女は振り向かない。
イヤホンを着けており、僕の声は届いていないらしい。
「……」
気まずくなり、仕方なく席に戻る。
この時彼女が、僕をチラッと一瞥していたことには、全く気づけなかった。
元より友達作りが苦手な僕は、当面ボッチを脱することはなさそうだが……
概ね普通の学生生活を送れている。
……いや、普通の学生らしからぬことの方が、多いかも。
学校の敷地内、校舎から見えないほど端に追いやられた古い小屋。
半ば錆びついた引き戸を、力を込めて開ける。この建物、古臭いのは見た目だけ。
中を見れば、防寒シートを貼ったコンクリートの壁。床は綺麗なフローリング。大きなピンクの敷物に、無造作に置かれたパステルカラーのクッション。
(誰もいないか……)
中を一瞥して入口を潜る。
刹那。
「寛二くん!遅いよぉ」
「全くだ……早退けしてきたのに」
突然左右からしがみつかれ、驚いて固まる。氣持先輩と越出先生だ。
二人はどうやら、ドアの左右に隠れていたらしい。一応言うと服は着ている。
「ふふ……奈瑠は予備校、小郁は運動部だからぁ……今日は私たち三人だよ?」
「三日ぶりだな、真奏……私達がどんだけ溜まってたか……分かるか?」
二人は僕の胸を弄りスポットを刺激する。
先生は片手間に入口の扉を閉め、氣持先輩は僕の足を挟み自身の股間を擦りつけてくる。興奮した、荒い息遣い。
僕が所属するこの『交遊部』は、普通とは遥かに縁遠い。
「んぅー!んむ、んー!」
口を塞がれ、声が出せない。
「んん……こら、騒ぐなぁ……マンコ感じちゃうからぁ……!」
頭上から先生の声。
「んぐっ、ぷはっ……はっ、はぁ……!」
息苦しくなり顔を離す。
目と鼻の先には、黒々と育った密林。
あのあと全裸にさせられた僕は、正座で先生からお説教を受けていた……
下半身裸の彼女は、僕の顔に強引に股を押し付ける。
ーー「全く……部活動に二日連続無断欠勤。いただけんな」
そう言いながら、上も脱いで全裸になった先生は、僕の前に立つと足を肩幅に開いた。
「でも、流石に勉強が……」
「御託はいい。お仕置きだ」
先生はニヤリと笑い、僕の頭を思い切り引き寄せて、またしても自らの股間に埋めさせた。
僕、真奏寛二が下音田学園に入学して、二週間が経った。
進学校たる看板は伊達じゃなく、勉強は既にハイペース。
その上クラスメイトの意識も高い。
休み時間に話してる内容は小難しく、ニュースやら本やら、学校の学びについての話が多い。
僕では到底ついていけない。
それでもなんとか友達を作れないものか……そう思って見渡すと、一人静かに本を読む女子が目に止まる。
蒼いロングヘアで色白。
前髪を止めたピンクの髪留めが目立つ。そして美人。
「あの……」
恐る恐る声をかけるが、彼女は振り向かない。
イヤホンを着けており、僕の声は届いていないらしい。
「……」
気まずくなり、仕方なく席に戻る。
この時彼女が、僕をチラッと一瞥していたことには、全く気づけなかった。
元より友達作りが苦手な僕は、当面ボッチを脱することはなさそうだが……
概ね普通の学生生活を送れている。
……いや、普通の学生らしからぬことの方が、多いかも。
学校の敷地内、校舎から見えないほど端に追いやられた古い小屋。
半ば錆びついた引き戸を、力を込めて開ける。この建物、古臭いのは見た目だけ。
中を見れば、防寒シートを貼ったコンクリートの壁。床は綺麗なフローリング。大きなピンクの敷物に、無造作に置かれたパステルカラーのクッション。
(誰もいないか……)
中を一瞥して入口を潜る。
刹那。
「寛二くん!遅いよぉ」
「全くだ……早退けしてきたのに」
突然左右からしがみつかれ、驚いて固まる。氣持先輩と越出先生だ。
二人はどうやら、ドアの左右に隠れていたらしい。一応言うと服は着ている。
「ふふ……奈瑠は予備校、小郁は運動部だからぁ……今日は私たち三人だよ?」
「三日ぶりだな、真奏……私達がどんだけ溜まってたか……分かるか?」
二人は僕の胸を弄りスポットを刺激する。
先生は片手間に入口の扉を閉め、氣持先輩は僕の足を挟み自身の股間を擦りつけてくる。興奮した、荒い息遣い。
僕が所属するこの『交遊部』は、普通とは遥かに縁遠い。
「んぅー!んむ、んー!」
口を塞がれ、声が出せない。
「んん……こら、騒ぐなぁ……マンコ感じちゃうからぁ……!」
頭上から先生の声。
「んぐっ、ぷはっ……はっ、はぁ……!」
息苦しくなり顔を離す。
目と鼻の先には、黒々と育った密林。
あのあと全裸にさせられた僕は、正座で先生からお説教を受けていた……
下半身裸の彼女は、僕の顔に強引に股を押し付ける。
ーー「全く……部活動に二日連続無断欠勤。いただけんな」
そう言いながら、上も脱いで全裸になった先生は、僕の前に立つと足を肩幅に開いた。
「でも、流石に勉強が……」
「御託はいい。お仕置きだ」
先生はニヤリと笑い、僕の頭を思い切り引き寄せて、またしても自らの股間に埋めさせた。
0
お気に入りに追加
62
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる