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第1章 交友部
これがメンツ その2(12/28)
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「ごくんっ……ふぅ……ごちそうさまっ。それじゃ次は、奈瑠先輩の番……」
「はぁ、はぁ、せーえき……牡ミルク……ちゅる、ペロペロ」
掌の牡液を飲み干し、御万先輩が振り向くと、もう一人のポニーテール女子は独り言を呟きながら掌を夢中で舐めていた。
まだ胸や顔にも白液が残っている。
「……もう、奈瑠!小郁が呼んでるよ~」
「えっ……!あ、ごめん!小郁ちゃん……つい夢中に……」
氣持先輩が呆れたように声をかける。
奈瑠と呼ばれたポニーテール女子は顔を上げ、驚いた様子で目を泳がせる。
「まったくぅ~。いいですよ、別に。奈瑠先輩なら平常運転!」
御万先輩も茶化して笑いながら声をかける。
ポニーテールの彼女も痩せめな体型だが、御万先輩よりふっくらしている。
胸も多少あり、特に大きなヒップに目を奪われる。
「えと……は、はじめまして……史理亜奈瑠です……。緒奈仁ちゃんと同じ、三年です。宜しく……ね」
史理亜先輩の自己紹介は、他の二人とは異なりモジモジしながらで控えめだ。
先程まで獣のように牡液を求めていた姿と比べ、かなりのギャップ。
「と、まあそんなわけで。これが『交遊部』のメンバーでーす!」
氣持さんが最後に明るい声でまとめる。
止めていた手を再び、僕の胸に這わせながら。
「っ……!」
敏感なところに触れられ、素早く快楽が呼び起こされる。
男根も一瞬だけまた硬くなる。
「それで、キミの名前は何かな?」
僕の肩に顎を乗せ、両手で胸のスポットを弄りながら甘えるような仕草で聞いてくる先輩。
「まそ……真奏寛二って、言いますっ……」
度々身体を通る快感を抑えつつ名乗る。
「そっか~寛二くんね。覚えたよ?」
女性陣がしっとりした笑みを溢す。
「あとは、うちの顧問の先生なんだけど……」
氣持先輩が言いかけたその時。
ガチャッと音を立て、後ろで部室のドアが開く。
「ふぅー、新学期初っ端からミーティング長すぎ……お疲れみんな。オナってるか?」
ハキハキした口調。
黒髪のショートヘアに眼鏡をかけ、キリッとした目つき。
パツパツのグレーのスーツは、抑えきれない巨乳と巨尻を際立たせる。
僕は既視感を覚えた。
「先生……!?」
「ん?……えぇ!真奏くん……?なんでここに……?」
紛れもなくそれは、担任の越出先生だった。
ーー「ふーん、なるほど。それで緒奈仁が連れてきたのね。様子はどう?」
「もう上出来です!……うちの部に、ぴったり……!」
部室の端にあったコーヒーメーカーで一杯淹れながら、先生は氣持先輩の話を聞いていた。
「マジサイコーですよ!寛二クン!」
「ぉちんぽ……あ、いえ真奏くん、良いです」
皆僕を推してくれる。
思わず正座して聞いてしまうが、なんだか恥ずかしい。
先生はコーヒーを一口飲むと、カップを手にしたまま僕に近づきしゃがんで目線を合わせてきた。
「大体分かったよ。君があの時遅れてきた事情も、ね……。私が交遊部の顧問なの。よろしく」
クールな笑みを残し、先生は立ち上がった。
正直、とても意外だ。
あの先生がまさか、こんな部の顧問だなんて……
規律に厳しそうな先生が、こんな乱れたことを……
……やっぱり、先生もするのだろうか……?
ぐるぐると思考を巡らす僕をよそに、越出先生がみんなに問いかける。
「それで?『入部の儀式』はもう済ませたのか?」
「それがまだで……私達と違って男の子だから、どうします?」
氣持先輩と先生の会話を聞き、疑問が生じる。儀式って……何??
「私たちは……電マでしたけど……」
「うーん、寛二クン見たとこMだし、それを活かせば??」
皆口々に意見を出す。
しかしまとまる気配はない。
「儀式なしってのも、なんかなぁ……うぅ、コーヒーの利尿作用か?トイレ行きたくなった。ちょっと話しといて」
唐突に先生は軽く身震いしトイレへ向かおうとする。
その時。
「そうだっ!」
氣持先輩が何かを閃いた表情になる。
すぐに三人を集めて、耳元で囁いた。
「ごにょごにょ……で、どう??」
「大賛成!」
「そういうのも……いいね……!」
「なかなかいいな。なんとか我慢してみる」
相談しあっていた四人がこちらを振り向く。
皆どこか怪しい、艶やかな笑みを浮かべている。
不安のような、期待のような思いが脳を駆け抜けた。
「はぁ、はぁ、せーえき……牡ミルク……ちゅる、ペロペロ」
掌の牡液を飲み干し、御万先輩が振り向くと、もう一人のポニーテール女子は独り言を呟きながら掌を夢中で舐めていた。
まだ胸や顔にも白液が残っている。
「……もう、奈瑠!小郁が呼んでるよ~」
「えっ……!あ、ごめん!小郁ちゃん……つい夢中に……」
氣持先輩が呆れたように声をかける。
奈瑠と呼ばれたポニーテール女子は顔を上げ、驚いた様子で目を泳がせる。
「まったくぅ~。いいですよ、別に。奈瑠先輩なら平常運転!」
御万先輩も茶化して笑いながら声をかける。
ポニーテールの彼女も痩せめな体型だが、御万先輩よりふっくらしている。
胸も多少あり、特に大きなヒップに目を奪われる。
「えと……は、はじめまして……史理亜奈瑠です……。緒奈仁ちゃんと同じ、三年です。宜しく……ね」
史理亜先輩の自己紹介は、他の二人とは異なりモジモジしながらで控えめだ。
先程まで獣のように牡液を求めていた姿と比べ、かなりのギャップ。
「と、まあそんなわけで。これが『交遊部』のメンバーでーす!」
氣持さんが最後に明るい声でまとめる。
止めていた手を再び、僕の胸に這わせながら。
「っ……!」
敏感なところに触れられ、素早く快楽が呼び起こされる。
男根も一瞬だけまた硬くなる。
「それで、キミの名前は何かな?」
僕の肩に顎を乗せ、両手で胸のスポットを弄りながら甘えるような仕草で聞いてくる先輩。
「まそ……真奏寛二って、言いますっ……」
度々身体を通る快感を抑えつつ名乗る。
「そっか~寛二くんね。覚えたよ?」
女性陣がしっとりした笑みを溢す。
「あとは、うちの顧問の先生なんだけど……」
氣持先輩が言いかけたその時。
ガチャッと音を立て、後ろで部室のドアが開く。
「ふぅー、新学期初っ端からミーティング長すぎ……お疲れみんな。オナってるか?」
ハキハキした口調。
黒髪のショートヘアに眼鏡をかけ、キリッとした目つき。
パツパツのグレーのスーツは、抑えきれない巨乳と巨尻を際立たせる。
僕は既視感を覚えた。
「先生……!?」
「ん?……えぇ!真奏くん……?なんでここに……?」
紛れもなくそれは、担任の越出先生だった。
ーー「ふーん、なるほど。それで緒奈仁が連れてきたのね。様子はどう?」
「もう上出来です!……うちの部に、ぴったり……!」
部室の端にあったコーヒーメーカーで一杯淹れながら、先生は氣持先輩の話を聞いていた。
「マジサイコーですよ!寛二クン!」
「ぉちんぽ……あ、いえ真奏くん、良いです」
皆僕を推してくれる。
思わず正座して聞いてしまうが、なんだか恥ずかしい。
先生はコーヒーを一口飲むと、カップを手にしたまま僕に近づきしゃがんで目線を合わせてきた。
「大体分かったよ。君があの時遅れてきた事情も、ね……。私が交遊部の顧問なの。よろしく」
クールな笑みを残し、先生は立ち上がった。
正直、とても意外だ。
あの先生がまさか、こんな部の顧問だなんて……
規律に厳しそうな先生が、こんな乱れたことを……
……やっぱり、先生もするのだろうか……?
ぐるぐると思考を巡らす僕をよそに、越出先生がみんなに問いかける。
「それで?『入部の儀式』はもう済ませたのか?」
「それがまだで……私達と違って男の子だから、どうします?」
氣持先輩と先生の会話を聞き、疑問が生じる。儀式って……何??
「私たちは……電マでしたけど……」
「うーん、寛二クン見たとこMだし、それを活かせば??」
皆口々に意見を出す。
しかしまとまる気配はない。
「儀式なしってのも、なんかなぁ……うぅ、コーヒーの利尿作用か?トイレ行きたくなった。ちょっと話しといて」
唐突に先生は軽く身震いしトイレへ向かおうとする。
その時。
「そうだっ!」
氣持先輩が何かを閃いた表情になる。
すぐに三人を集めて、耳元で囁いた。
「ごにょごにょ……で、どう??」
「大賛成!」
「そういうのも……いいね……!」
「なかなかいいな。なんとか我慢してみる」
相談しあっていた四人がこちらを振り向く。
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