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月曜日、憂鬱なんて、ケッとばせ!
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「はあ、憂鬱だ……」
俺、笛地伊津夢はこの日、疲れ切っていた。
(明日の出社が怖すぎる……)
もうどうしようもない時に限って、やらかしたミスが心に重くのしかかる。
そんな時、あるだろう?
今日中に作成して提出しなければいけなかった、会議資料。
突然のクライアントからの依頼に忙殺され、気付けばもう誰もいない職場で、2時間の残業。あれよあれよという間に退社。
家路につく中、電車でハッと気付かされる。
会議資料、出してない、と。
「うー……胃が痛い」
正直、これまでも期限が守れないことは何度もあった。
その度に怒られ、胃がキリキリと痛む。
俺はストレスに、そんなに強くないのだ。
だが、一筋の光明はある。
提出先の課長は今日、出張からの直帰で不在だった。
つまり明日の朝、早く行って提出すれば、問題はないだろう。
……早起きと一番乗りが人生の醍醐味、みたいな鬼の課長より早く行ければ。
いつも会社に着くのは8時。
課長は7時には着いている。
加えて俺は、朝が大の苦手。
(こいつぁまずいな……)
いつもより1時間も早く、まして月曜の疲れが抜けきってない翌日の朝からそんな苦行をするなんて、とてもできる気がしない。
また怒られるのに、耐えればいいだけかな?
いや、あの課長の罵声を、今月に入って2回も聞いている。
いよいよ普通に怒られるのではすまないかも。
思い出したらまた胃が痛くなる。
ああ、俺はなんてダメな男なんだ。
仕事がろくにできず、いつも人の足を引っ張ってばかりだ。
かくして鬱々としながら、俺は家にたどり着く。
築15年の、やや古めのアパートの一室。
通路に面した換気扇からは、香ばしい匂いが漂ってくる。
(お、今夜はグラタンかな。俺の大好物……!)
自分の好きな食べ物が夕飯に。
子供の時から変わらない、ワクワクする瞬間だ。
ほんの一瞬だけ、会社でのことを忘れられた。
ぐっとドアノブに手をかけ、扉を引いて開ける。
「ただいまー」
少し力のない声で帰宅を告げると、キッチンから嫁が出てきた。
「伊津夢さん、お帰りなさい!」
身長168cm。
黒髪ポニテで、俺より小柄で少しふっくらした可愛らしい笑顔。
ピンクのタートルネックに、ベージュのチノパン。薄緑の花の描かれた可愛いエプロンを付けている。
白く美しい肌は、いつ見ても綺麗。
「うん……!ただいま、芽留さん」
俺の最愛の嫁、芽留さん。
疲れ切った俺をいつも温かく迎えてくれる。
彼女がいるから、俺は日々のストレスに負けず、生きてられるのだ。
「……伊津夢さん、今日も疲れてるのね……大丈夫?」
「あ、ああ、まあなんとかね」
「嘘!何か会社であったんでしょ?胃とかキリキリしてるんじゃない?」
参ったなぁ。
俺の素っ気ない返事に対し、すぐに本音を見透かしてしまう。
ぷくっとお餅のように頬を膨らませて、ムーっとした表情をする芽留さん。
彼女には、隠し立てはできないなぁ。
「ごめん、実は会社で今日提出しなきゃいけない書類、出し忘れちゃって。明日は相当朝早く起きなきゃなんだ」
「……うん、よろしい!伊津夢さん、全然素直じゃないんだから。こん詰めてやるのもいいけど、私にくらい、甘えてくれていいのよ?」
そう言って、彼女は俺の身体に手を回し、ぎゅっと抱きしめてくれた。
ああ、そう、これだ。
どんな辛いことも、大変なことも。
こうして彼女と触れ合うことで、浄化されるが如く消えていく。
俺も彼女の頭を撫でて、そっと身体の後ろに手を回す。
芽留さんの体温が、心臓の鼓動が、ふくよかな体の感触が、体中で感じられる。
俺は今、この瞬間、世界一幸せな時を過ごしている。
「さてと、それじゃ、今日は早く寝なきゃダメね?」
「そうなんだ。だから、すぐ風呂に入るよ。夕飯も、いただきます」
「わかった!お風呂も沸いてるから、どうぞ!けど、その前に……」
芽留さんは俺を抱いた腕を解き、胸に手を当て、親を見上げる小動物のような、無邪気な眼でこちらを見てくる。
気付けば彼女は、チノパンの留め具を緩め、ゆっくり下ろしはじめていた。
「オチンポ、出して?ね?」
ーー「はぁ、ああ、あぁ、芽留さん……っ!」
「ふっ、ふっ、ふぅ……ふふふ、伊津夢さん♪」
ところ変わって、リビング。
間接照明に照らされた、少し暗めのこの部屋で。
壁にもたれかかった俺は、スーツを脱ぎ捨て、ネクタイも緩め、ワイシャツ一枚になっていた。
下半身は、裸。
そんな俺を壁に押し付けるかのように、芽留さんは大きな生尻をぐっと俺のイチモツに押し当てる。
彼女もまた、ピンクのタートルネック一枚。エプロンとチノパン、パンティは脱ぎ捨てていた。
ふんわり丸くて綺麗な、彼女のヒップ。
100はあろうかというサイズ感、大きくてエロいその尻は、ゆっくりと上下しながら、俺のイチモツを扱き上げる。
(ああ……好きだ……)
温かく滑らかな肌は、まるでシルクで撫でられているかのような、柔らかな刺激を大腿に与える。
一方、イチモツは彼女の菊門が時折グリップを発揮して、グッとホールドされながら扱かれる。
情けない吐息を吐きながら、俺はこの光景をまじまじと堪能する。
「ふふふ、そろそろ……もっと、気持ちよくしたげるね!」
そう言うや否や、彼女は後ろ手を伸ばして、両手で俺の胸のスポットを弄りはじめた。
「くあぁ……!」
柔らかな彼女の親指が、二点を的確に捉えて気持ちよくしてくれる。
俺が指の腹でクニクニいじられるのが好きと知っていて、ベストなリズムで楽しそうに刺激を与えてくる。
同時に、彼女の尻はさらに速度を上げて上下し始める。
「ふっ、ふっ、ふっ、はぁ」
彼女の息遣いが徐々に荒く、速くなる。
「おっ、おっ、おっ、おぉ……」
俺もただただ身を任せ、彼女の尻肉の与えてくれる快楽と、彼女の下口から放たれる甘美な香りを愉しみながら、声を漏らす。
「芽留さん……もうっ……!」
「ふふ、射るの?……いいよ。思いっきり、イッ、ちゃっ、てぇ……!」
芽留さんは俺の言葉を聞くと、嬉しそうに微笑みながら、言葉に合わせて三回、ヒップを、ぐりん、ぐりん、ぐりん、と、俺のムスコにマーキングでもするかのようにねちっこく擦り付ける。
「ふっ、ふぁ、あ、あ、あ!あっ!」
愛おしくて、気持ちよくて。
抗いようのない幸福感に包まれながら、俺はだらしなく、精を目一杯吐き出した。
そのままの体勢で、しばらく二人、荒くなった呼吸を整える。
30秒ほど経ってから、俺は彼女のヒップにそっと触れた。
ピクッと肉が震える。
丸いドームの上には、放たれて間もない、熱々の情欲が白くべったりとついていた。
彼女は徐に手をドーム上に持ってきて、人差し指でそっと、情欲の一部を掬いとる。
そのまま口に持っていき、舌で指を味わうように、粘っこく舐め回した。
「えへへ……また伊津夢さんのストレス、解消してあげちゃった……♪」
いたいけな少女のような、無垢な笑顔。
ムスコの元気は無くなったのに、心はさらに最高潮を更新する。
これが、俺と彼女の日常。
芽留さんは、俺が落ち込んだり、悲しんだりしていると、寄り添って元気付けてくれる。
そして往々にして、こうやって俺のお気に入りのヒップで、俺のモヤモヤを包み込み、解決してくれる。
だから俺は、どんなに辛いことがあっても、明日を頑張れるんだと思う。
ちなみに、書類の件。
芽留さんとの運動によって、俺はその晩ぐっすり寝られた。
そして翌朝、課長よりも早く出勤、事なきを、得たのであった。
俺、笛地伊津夢はこの日、疲れ切っていた。
(明日の出社が怖すぎる……)
もうどうしようもない時に限って、やらかしたミスが心に重くのしかかる。
そんな時、あるだろう?
今日中に作成して提出しなければいけなかった、会議資料。
突然のクライアントからの依頼に忙殺され、気付けばもう誰もいない職場で、2時間の残業。あれよあれよという間に退社。
家路につく中、電車でハッと気付かされる。
会議資料、出してない、と。
「うー……胃が痛い」
正直、これまでも期限が守れないことは何度もあった。
その度に怒られ、胃がキリキリと痛む。
俺はストレスに、そんなに強くないのだ。
だが、一筋の光明はある。
提出先の課長は今日、出張からの直帰で不在だった。
つまり明日の朝、早く行って提出すれば、問題はないだろう。
……早起きと一番乗りが人生の醍醐味、みたいな鬼の課長より早く行ければ。
いつも会社に着くのは8時。
課長は7時には着いている。
加えて俺は、朝が大の苦手。
(こいつぁまずいな……)
いつもより1時間も早く、まして月曜の疲れが抜けきってない翌日の朝からそんな苦行をするなんて、とてもできる気がしない。
また怒られるのに、耐えればいいだけかな?
いや、あの課長の罵声を、今月に入って2回も聞いている。
いよいよ普通に怒られるのではすまないかも。
思い出したらまた胃が痛くなる。
ああ、俺はなんてダメな男なんだ。
仕事がろくにできず、いつも人の足を引っ張ってばかりだ。
かくして鬱々としながら、俺は家にたどり着く。
築15年の、やや古めのアパートの一室。
通路に面した換気扇からは、香ばしい匂いが漂ってくる。
(お、今夜はグラタンかな。俺の大好物……!)
自分の好きな食べ物が夕飯に。
子供の時から変わらない、ワクワクする瞬間だ。
ほんの一瞬だけ、会社でのことを忘れられた。
ぐっとドアノブに手をかけ、扉を引いて開ける。
「ただいまー」
少し力のない声で帰宅を告げると、キッチンから嫁が出てきた。
「伊津夢さん、お帰りなさい!」
身長168cm。
黒髪ポニテで、俺より小柄で少しふっくらした可愛らしい笑顔。
ピンクのタートルネックに、ベージュのチノパン。薄緑の花の描かれた可愛いエプロンを付けている。
白く美しい肌は、いつ見ても綺麗。
「うん……!ただいま、芽留さん」
俺の最愛の嫁、芽留さん。
疲れ切った俺をいつも温かく迎えてくれる。
彼女がいるから、俺は日々のストレスに負けず、生きてられるのだ。
「……伊津夢さん、今日も疲れてるのね……大丈夫?」
「あ、ああ、まあなんとかね」
「嘘!何か会社であったんでしょ?胃とかキリキリしてるんじゃない?」
参ったなぁ。
俺の素っ気ない返事に対し、すぐに本音を見透かしてしまう。
ぷくっとお餅のように頬を膨らませて、ムーっとした表情をする芽留さん。
彼女には、隠し立てはできないなぁ。
「ごめん、実は会社で今日提出しなきゃいけない書類、出し忘れちゃって。明日は相当朝早く起きなきゃなんだ」
「……うん、よろしい!伊津夢さん、全然素直じゃないんだから。こん詰めてやるのもいいけど、私にくらい、甘えてくれていいのよ?」
そう言って、彼女は俺の身体に手を回し、ぎゅっと抱きしめてくれた。
ああ、そう、これだ。
どんな辛いことも、大変なことも。
こうして彼女と触れ合うことで、浄化されるが如く消えていく。
俺も彼女の頭を撫でて、そっと身体の後ろに手を回す。
芽留さんの体温が、心臓の鼓動が、ふくよかな体の感触が、体中で感じられる。
俺は今、この瞬間、世界一幸せな時を過ごしている。
「さてと、それじゃ、今日は早く寝なきゃダメね?」
「そうなんだ。だから、すぐ風呂に入るよ。夕飯も、いただきます」
「わかった!お風呂も沸いてるから、どうぞ!けど、その前に……」
芽留さんは俺を抱いた腕を解き、胸に手を当て、親を見上げる小動物のような、無邪気な眼でこちらを見てくる。
気付けば彼女は、チノパンの留め具を緩め、ゆっくり下ろしはじめていた。
「オチンポ、出して?ね?」
ーー「はぁ、ああ、あぁ、芽留さん……っ!」
「ふっ、ふっ、ふぅ……ふふふ、伊津夢さん♪」
ところ変わって、リビング。
間接照明に照らされた、少し暗めのこの部屋で。
壁にもたれかかった俺は、スーツを脱ぎ捨て、ネクタイも緩め、ワイシャツ一枚になっていた。
下半身は、裸。
そんな俺を壁に押し付けるかのように、芽留さんは大きな生尻をぐっと俺のイチモツに押し当てる。
彼女もまた、ピンクのタートルネック一枚。エプロンとチノパン、パンティは脱ぎ捨てていた。
ふんわり丸くて綺麗な、彼女のヒップ。
100はあろうかというサイズ感、大きくてエロいその尻は、ゆっくりと上下しながら、俺のイチモツを扱き上げる。
(ああ……好きだ……)
温かく滑らかな肌は、まるでシルクで撫でられているかのような、柔らかな刺激を大腿に与える。
一方、イチモツは彼女の菊門が時折グリップを発揮して、グッとホールドされながら扱かれる。
情けない吐息を吐きながら、俺はこの光景をまじまじと堪能する。
「ふふふ、そろそろ……もっと、気持ちよくしたげるね!」
そう言うや否や、彼女は後ろ手を伸ばして、両手で俺の胸のスポットを弄りはじめた。
「くあぁ……!」
柔らかな彼女の親指が、二点を的確に捉えて気持ちよくしてくれる。
俺が指の腹でクニクニいじられるのが好きと知っていて、ベストなリズムで楽しそうに刺激を与えてくる。
同時に、彼女の尻はさらに速度を上げて上下し始める。
「ふっ、ふっ、ふっ、はぁ」
彼女の息遣いが徐々に荒く、速くなる。
「おっ、おっ、おっ、おぉ……」
俺もただただ身を任せ、彼女の尻肉の与えてくれる快楽と、彼女の下口から放たれる甘美な香りを愉しみながら、声を漏らす。
「芽留さん……もうっ……!」
「ふふ、射るの?……いいよ。思いっきり、イッ、ちゃっ、てぇ……!」
芽留さんは俺の言葉を聞くと、嬉しそうに微笑みながら、言葉に合わせて三回、ヒップを、ぐりん、ぐりん、ぐりん、と、俺のムスコにマーキングでもするかのようにねちっこく擦り付ける。
「ふっ、ふぁ、あ、あ、あ!あっ!」
愛おしくて、気持ちよくて。
抗いようのない幸福感に包まれながら、俺はだらしなく、精を目一杯吐き出した。
そのままの体勢で、しばらく二人、荒くなった呼吸を整える。
30秒ほど経ってから、俺は彼女のヒップにそっと触れた。
ピクッと肉が震える。
丸いドームの上には、放たれて間もない、熱々の情欲が白くべったりとついていた。
彼女は徐に手をドーム上に持ってきて、人差し指でそっと、情欲の一部を掬いとる。
そのまま口に持っていき、舌で指を味わうように、粘っこく舐め回した。
「えへへ……また伊津夢さんのストレス、解消してあげちゃった……♪」
いたいけな少女のような、無垢な笑顔。
ムスコの元気は無くなったのに、心はさらに最高潮を更新する。
これが、俺と彼女の日常。
芽留さんは、俺が落ち込んだり、悲しんだりしていると、寄り添って元気付けてくれる。
そして往々にして、こうやって俺のお気に入りのヒップで、俺のモヤモヤを包み込み、解決してくれる。
だから俺は、どんなに辛いことがあっても、明日を頑張れるんだと思う。
ちなみに、書類の件。
芽留さんとの運動によって、俺はその晩ぐっすり寝られた。
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