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短編章 余暇
仲良しはお揃い! 護栄と浩然の休日【後編】
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宮廷の規定服は豪華な刺繍が施されていて、形状もこだわって作られているので見目も良い。
だが護栄が今着ている服は何の飾りも刺繍も無かった。しかし上等な生地なようで、濃紺の生地にうっすらと地模様が光っている。全体的にさっぱりしているが生地の上品が活きていて地味ではない。端正な顔立ちで細身な護栄に良く似合っていた。
浩然も同じような系統の服で、飾り気はなくひらひらすることも無いので動きやすそうだ。
白地に象牙色で植物のような柄が描かれていて、亜麻色の髪も相まって柔らかな印象だった。
飾り釦や華やかな装飾を取り入れるのが好きな立珂の服とは雰囲気が全く違うが、立珂は興味深いようできらきらと目を輝かせている。
立珂は薄珂の腕から落ちそうなくらいに動いて護栄の頭からつま先までを観察していた。
水飴でべたべたになった手で護栄の髪を触ろうとしたので、慌てて握って動きを止めさせる。
「髪結ってないのも素敵! つやつや! どうしていつも結ってるの?」
「規則ですから。それに何も無い日まであんな面倒なことやってられません」
「結ってあげてるの僕なんですけど。護栄様は半分寝てるじゃないですか」
「え。自分のことは全部自分でやりそうなのに。何か意外」
「朝は弱いんだよ、護栄様は」
人間みのある情報に薄珂は親近感を感じた。薄珂の中で護栄は非の打ち所がない完璧な超人だったが、今日はとても普通の人間に見える。
今までにない一面を見れたのは嬉しかったが、立珂も同じなのか必死に護栄へ手を伸ばそうとしている。
だがその手は溶けた水飴が付いてべたべただ。とても触らせるわけにいかなくてきゅっとその手を握りしめる。
「立珂。べたべたの手で触っちゃ駄目だ」
「でもでも髪紐出したいの。お飾り袋出したい」
「いいけど、その前にお口と手拭かなきゃ駄目だ」
お飾り袋というのは立珂が作った髪紐や髪飾りなど、小さな装飾品を詰めている袋だ。何かがあった時のために薄珂が腰の鞄に入れて持ち歩いている。
薄珂は立珂を降ろすと、手拭いを水筒の水で濡らして立珂の口と手を拭いてやった。
最後は水筒の水を流し切って立珂に手を洗わせ、ようやく綺麗になったところでお飾り袋を取り出した。
立珂はお飾り袋の中から髪紐を幾つか取り出すと、あれこれと見比べた結果、同じ形をした髪紐二つに決めたようだった。
二つは白と緑色の色違いで、どちらも端に立珂の羽根が付いている。生えたばかりの小さな羽根を装飾品にするのが最近の立珂の流行だ。白い髪紐を護栄に差し出した。
「これあげる! 昨日作ったばっかりの髪紐だよ! かがんで!」
「結んでくれるんですか? これは有難い」
護栄は立珂に合わせてしゃがんでくれた。
立珂は護栄のさらさらと流れる絹のような髪を半分だけ掴むと、きゅっと後ろで高くに結い上げ髪紐で結んでいく。
宮廷での護栄は崩れないようきつく結んでいるが、立珂は結った箇所から少しだけ束を引っ張りゆったりさせた。
「できたー! できたよっ! ふわっとする髪型だよ!」
「上手ですね。立珂殿も薄珂殿も結うほど長くはないでしょう」
「髪紐作ったから練習したの! 護栄様は髪が黒いから白いのが合うよ! 使ってね!」
「頂いて良いんですか? 商品なのでは?」
「護栄様が使ってくれるのが嬉しいの! とっても似合ってる!」
「有難う御座います。白なら宮廷でも使えますね。大切にします」
本当に気に入ってくれたかどうかは分からないが、護栄は嬉しそうにほほ笑んで立珂の頭を撫でてくれた。
護栄とは色々あったが、今では立珂を甘やかしてくれる人達の一人だ。立珂も嬉しそうににこにこと微笑み、今度はくるりと浩然を振り向いた。
「次は浩然様だよ!」
「え、僕も? まさかその緑色?」
「うんっ! ごえー様とお揃いだよ!」
「あ~気持ちは嬉しいけどできればお揃いじゃない物にして欲しいな~」
「う? どうして? 僕は薄珂といつもお揃いだよ。今日の服もお揃いなの。髪紐は使わないけど使うならお揃いにするよ」
「僕ら兄弟じゃないからね」
「でも仲良しでしょ? じゃあお揃いがいいよ! 緑色だから宮廷でも使えるよ!」
浩然は護栄とお揃いの髪紐から逃げるように後退りをした。
けれど立珂は目をらんらんに輝かせ、逃げないでと言うかのように浩然の裾をむんずと掴む。
さすがにこれを振り切ることはできないようで、浩然は助けを求めるように護栄の肩をとん、と軽く突く。
「止めて下さいよ。このままじゃお揃いになっちゃいますよ」
「私は立珂殿のご要望とあらばそれくらい構いませんよ」
「あ~そうくるか~」
頼みの綱だったであろう護栄は何も困ったことなど無いように、澄ましたまま浩然を受け流して立珂の頭をもう一度撫でてくれる。
「立珂殿。浩然も結んでやってください。好きなようにして構いませんよ」
「うんっ! じゃあ同じ髪型にするね!」
「ごめん。それはさすがにちょっと変えてもらえると」
浩然は迫りくる立珂と距離を取るように両手を顔の前に掲げたが、護栄に羽交い絞めにされ観念したようだった。
結局二人は同じ髪型にされ、同じ髪紐を付けることになった。
立珂は満足げで護栄は笑顔で喜んで見せてくれた。浩然は最後まで苦笑いを消せないようだったが、別れた後も立珂から見えなくなるまでは解かずにいてくれた。
しかしこの日から護栄と浩然は宮廷でも立珂の髪紐を使ってくれて、二人がお揃いを使ってるのは話題になった。
それを揶揄われる度に浩然は複雑そうな顔をしていたけれど、髪紐が立珂の作った商品だと知ると《りっかのおみせ》へ購入希望が殺到した。自然と護栄と浩然だけのお揃いではなくなり、ようやく浩然は胸を撫でおろしていた。
だが護栄が今着ている服は何の飾りも刺繍も無かった。しかし上等な生地なようで、濃紺の生地にうっすらと地模様が光っている。全体的にさっぱりしているが生地の上品が活きていて地味ではない。端正な顔立ちで細身な護栄に良く似合っていた。
浩然も同じような系統の服で、飾り気はなくひらひらすることも無いので動きやすそうだ。
白地に象牙色で植物のような柄が描かれていて、亜麻色の髪も相まって柔らかな印象だった。
飾り釦や華やかな装飾を取り入れるのが好きな立珂の服とは雰囲気が全く違うが、立珂は興味深いようできらきらと目を輝かせている。
立珂は薄珂の腕から落ちそうなくらいに動いて護栄の頭からつま先までを観察していた。
水飴でべたべたになった手で護栄の髪を触ろうとしたので、慌てて握って動きを止めさせる。
「髪結ってないのも素敵! つやつや! どうしていつも結ってるの?」
「規則ですから。それに何も無い日まであんな面倒なことやってられません」
「結ってあげてるの僕なんですけど。護栄様は半分寝てるじゃないですか」
「え。自分のことは全部自分でやりそうなのに。何か意外」
「朝は弱いんだよ、護栄様は」
人間みのある情報に薄珂は親近感を感じた。薄珂の中で護栄は非の打ち所がない完璧な超人だったが、今日はとても普通の人間に見える。
今までにない一面を見れたのは嬉しかったが、立珂も同じなのか必死に護栄へ手を伸ばそうとしている。
だがその手は溶けた水飴が付いてべたべただ。とても触らせるわけにいかなくてきゅっとその手を握りしめる。
「立珂。べたべたの手で触っちゃ駄目だ」
「でもでも髪紐出したいの。お飾り袋出したい」
「いいけど、その前にお口と手拭かなきゃ駄目だ」
お飾り袋というのは立珂が作った髪紐や髪飾りなど、小さな装飾品を詰めている袋だ。何かがあった時のために薄珂が腰の鞄に入れて持ち歩いている。
薄珂は立珂を降ろすと、手拭いを水筒の水で濡らして立珂の口と手を拭いてやった。
最後は水筒の水を流し切って立珂に手を洗わせ、ようやく綺麗になったところでお飾り袋を取り出した。
立珂はお飾り袋の中から髪紐を幾つか取り出すと、あれこれと見比べた結果、同じ形をした髪紐二つに決めたようだった。
二つは白と緑色の色違いで、どちらも端に立珂の羽根が付いている。生えたばかりの小さな羽根を装飾品にするのが最近の立珂の流行だ。白い髪紐を護栄に差し出した。
「これあげる! 昨日作ったばっかりの髪紐だよ! かがんで!」
「結んでくれるんですか? これは有難い」
護栄は立珂に合わせてしゃがんでくれた。
立珂は護栄のさらさらと流れる絹のような髪を半分だけ掴むと、きゅっと後ろで高くに結い上げ髪紐で結んでいく。
宮廷での護栄は崩れないようきつく結んでいるが、立珂は結った箇所から少しだけ束を引っ張りゆったりさせた。
「できたー! できたよっ! ふわっとする髪型だよ!」
「上手ですね。立珂殿も薄珂殿も結うほど長くはないでしょう」
「髪紐作ったから練習したの! 護栄様は髪が黒いから白いのが合うよ! 使ってね!」
「頂いて良いんですか? 商品なのでは?」
「護栄様が使ってくれるのが嬉しいの! とっても似合ってる!」
「有難う御座います。白なら宮廷でも使えますね。大切にします」
本当に気に入ってくれたかどうかは分からないが、護栄は嬉しそうにほほ笑んで立珂の頭を撫でてくれた。
護栄とは色々あったが、今では立珂を甘やかしてくれる人達の一人だ。立珂も嬉しそうににこにこと微笑み、今度はくるりと浩然を振り向いた。
「次は浩然様だよ!」
「え、僕も? まさかその緑色?」
「うんっ! ごえー様とお揃いだよ!」
「あ~気持ちは嬉しいけどできればお揃いじゃない物にして欲しいな~」
「う? どうして? 僕は薄珂といつもお揃いだよ。今日の服もお揃いなの。髪紐は使わないけど使うならお揃いにするよ」
「僕ら兄弟じゃないからね」
「でも仲良しでしょ? じゃあお揃いがいいよ! 緑色だから宮廷でも使えるよ!」
浩然は護栄とお揃いの髪紐から逃げるように後退りをした。
けれど立珂は目をらんらんに輝かせ、逃げないでと言うかのように浩然の裾をむんずと掴む。
さすがにこれを振り切ることはできないようで、浩然は助けを求めるように護栄の肩をとん、と軽く突く。
「止めて下さいよ。このままじゃお揃いになっちゃいますよ」
「私は立珂殿のご要望とあらばそれくらい構いませんよ」
「あ~そうくるか~」
頼みの綱だったであろう護栄は何も困ったことなど無いように、澄ましたまま浩然を受け流して立珂の頭をもう一度撫でてくれる。
「立珂殿。浩然も結んでやってください。好きなようにして構いませんよ」
「うんっ! じゃあ同じ髪型にするね!」
「ごめん。それはさすがにちょっと変えてもらえると」
浩然は迫りくる立珂と距離を取るように両手を顔の前に掲げたが、護栄に羽交い絞めにされ観念したようだった。
結局二人は同じ髪型にされ、同じ髪紐を付けることになった。
立珂は満足げで護栄は笑顔で喜んで見せてくれた。浩然は最後まで苦笑いを消せないようだったが、別れた後も立珂から見えなくなるまでは解かずにいてくれた。
しかしこの日から護栄と浩然は宮廷でも立珂の髪紐を使ってくれて、二人がお揃いを使ってるのは話題になった。
それを揶揄われる度に浩然は複雑そうな顔をしていたけれど、髪紐が立珂の作った商品だと知ると《りっかのおみせ》へ購入希望が殺到した。自然と護栄と浩然だけのお揃いではなくなり、ようやく浩然は胸を撫でおろしていた。
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