地球で死ぬのは嫌なので異世界から帰らないことにしました

ぶちぶちと音を立てながら縮み消えていく骨と肉。溢れ続ける血に浮かぶ乳白色をしたゼリー状の球体。
この異常死が《神隠し》から生還した人間の末路である。

現代医学では助けられないこの事件は《魔法犯罪UNCLAMP》と称されるようになった。

そんなある日、女子高生の各務結衣は異世界《魔法大国ヴァーレンハイト皇国》で目を覚ました。
しかしその姿は黄金に輝く月の瞳に、炎が燃え盛るような深紅のロングウェーブという、皇女アイリスの姿だった。

自分がUNCLAMPである事に気付き、地球に戻ったらあの凄惨な死を遂げる恐怖を突きつけられる。
結衣は地球に戻らないために、地球に戻ってしまう原因を把握すべく行動に出る。


illust SNC様(Twitter @MamakiraSnc)
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,913 位 / 192,913件 キャラ文芸 4,909 位 / 4,909件

あなたにおすすめの小説

金魚すくいは世界をすくう!~双子が廻る魂の世界~

蒼衣ユイ/広瀬由衣
キャラ文芸
累(るい)の最愛の弟、結(ゆい)が脳死となった。 しかし完全に死亡する直前、空飛ぶ鯉が結を連れ去っていく。それに巻き込まれた累が辿り着いたのは、魂の世界を管理する《鯉屋》だった。 結は鯉屋の《跡取り》に担ぎ上げられ、累は鯉屋の下請け《金魚屋》に移される。 魂の世界に戸惑うも、生前よりも元気な結の姿にこの世界も悪くないと思い始める。 そんなある日、跡取りは生贄として殺されると知る。 累は最愛の弟を救い出すため、鯉屋へ立ち向かっていく。 illust 匣乃シュリ様(Twitter @hakonoshuri)

影の宦官と薄紅の后~閉ざされた宮廷、呪いの調べ~

昼から山猫
キャラ文芸
「呪われた宮廷」と呼ばれる古い離宮に、帝の寵愛を受けた后・淡雪(あわゆき)が移り住むことになった。仕える宦官の慧琉(けいりゅう)は寡黙で淡々とした物腰だが、実は過去に宮廷を脅かした呪術事件の生き残りだという。夜な夜な離宮に響く笛の音は、かつて後宮を覆った呪いの再来を告げているのか。淡雪は閉ざされた離宮で孤立し、誰も信用できなくなりかけていたが、慧琉だけは彼女を静かに守り続ける。呪われた離宮には本当に妖がいるのか、それとも人の手による策略なのか。やがて浮かび上がる淡雪の過去と宮廷の秘密が、二人をさらなる深みへと誘う。焦燥の中で繰り広げられる“呪い”の正体を突き止めるべく、静かな戦いが始まる。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている

飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話 アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。 無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。 ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。 朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。 連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。 ※6/20追記。 少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。 今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。 1話目はちょっと暗めですが………。 宜しかったらお付き合い下さいませ。 多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。 ストックが切れるまで、毎日更新予定です。

生き返った物置小屋の毒巫女は、月神様に攫われる

香木あかり
キャラ文芸
あやかしと人が共存している国。 人々は神格と呼ばれるあやかしを信仰し、神格と話が出来る能力者の家系が影響力を高めていた。 八久雲(やくも)家もその一つ。 両親を亡くしたひな乃は、母方の親戚である八久雲家に仕えていた。 虐げられ、物置小屋で暮らす日々。 「毒巫女」と呼ばれる役目を押し付けられており、神事で毒を飲まされていた。 そんなある日、ひな乃宛に送り主不明の荷物が届く。 中には猛毒が入っており、ひな乃はそれを飲むように強いられ命を落とした。 ――はずだった。 ひな乃が目を覚ますと、柊と名乗る男がいて……。

後宮の偽物~冷遇妃は皇宮の秘密を暴く~

山咲黒
キャラ文芸
偽物妃×偽物皇帝 大切な人のため、最強の二人が後宮で華麗に暗躍する! 「娘娘(でんか)! どうかお許しください!」 今日もまた、苑祺宮(えんきぐう)で女官の懇願の声が響いた。 苑祺宮の主人の名は、貴妃・高良嫣。皇帝の寵愛を失いながらも皇宮から畏れられる彼女には、何に代えても守りたい存在と一つの秘密があった。 守りたい存在は、息子である第二皇子啓轅だ。 そして秘密とは、本物の貴妃は既に亡くなっている、ということ。 ある時彼女は、忘れ去られた宮で一人の男に遭遇する。目を見張るほど美しい顔立ちを持ったその男は、傲慢なまでの強引さで、後宮に渦巻く陰謀の中に貴妃を引き摺り込もうとする——。 「この二年間、私は啓轅を守る盾でした」 「お前という剣を、俺が、折れて砕けて鉄屑になるまで使い倒してやろう」 3月4日まで随時に3章まで更新、それ以降は毎日8時と18時に更新します。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

処理中です...