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第一章
第十七話 美星のやるべき事(三)
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文官選任侍女の業務は一般的な侍女と同じだが、指示系統が若干異なる。
一般侍女は女官が直属の上司となり指示をもらうが、文官選任侍女は文官から直接指示が降りることがありこれが優先される。ただし上司は女官のため、上司が二人存在するようなことだった。
文官選任侍女が担当するのは吏部と戸部、礼部だ。兵部と刑部、工部はほぼ武官のため力仕事が多く、配属されるのは侍女ではなく軍へ入隊希望の男児だった。
現在文官選任侍女は数名いて、彼女達が美星の新たな同僚になった。
「おはよう、桜綾」
「おっはよー!」
執務室で席を並べるのは桜綾という兎獣人の少女だった。
まだ十七歳だが、気立てが良く礼儀作法も完璧にこなし学もあるという。非常に優秀だが獣人優位のきらいがあり、全種族平等を掲げる宮廷では難ありとされたらしい。
だが先代皇派が残る宮廷内では程好い緩衝材になるようで、先代皇派獣人が多い吏部で活躍している。
本来特定の部署を受け持つわけではないが『桜綾は吏部』というのは暗黙の了解だった。
だが今はまた新たな暗黙の了解が出来ていた。
「備品補充行こうか。美星は戸部ね」
「ええ。じゃあ先に礼部へ行ってしまいましょう」
『美星は戸部』。これが新たな暗黙の了解だ。
これは別に美星の能力が買われたからではなく、護栄に食い掛り浩然とも面識があると知られていたからだった。
理由はまったく気に入らないが、それでも一歩前進したのだと謙虚に受け止めることにした。
礼部の執務室に入り備品棚に補充をしていくと、桜綾は引き出しめいっぱいに方眼紙を入れようとしている。
「あ、方眼紙は戸部の方を多めにしましょう。ここは引き出しの三分の一くらいでいいわよ」
「何で? 足りなくならない?」
「礼部は外交でお客様に出す書類が多いから質の良い紙をたくさん使うの。細かい計算なんてしないから方眼紙はいらないわ」
「へー。美星ってよく見てるわよね」
「単に経験の差よ。それに補充個数を決めちゃえばいいだけだし」
「あ、それがいい。そういう誰でもできる運用にしてくれると助かるよ」
「ああ……」
(そうか。私の経験が侍女の業務になれば品質管理は常時一律に保たれる。運用を作るってそういうことだわ)
「凄いね。私なんて言われた通りに補充するので精一杯だわ」
「そう難しく考えなくていいのよ。礼部は書簡をたくさん作るから書簡用の紙をたくさん置く。欲しい物を必要分用意するだけよ」
「ふうん。じゃあ按摩師呼んだ方が良いかしら」
「按摩師?」
急に話が飛んで美星は首を傾げたが、桜綾は職員の方を指差した。
「みんな肩ごきごきやってる。按摩師欲しいよきっと」
「ああ、本当だわ。よく気付いたわね」
「私も家事で肩凝るし。でもそんなお金ないかな」
「どうかしら。提案してみるのはありだと思うわ。定例で報告してみましょうよ。必要なら戸部が予算くれて、そうなれば護栄様からお声がかかるかもしれないわよ」
「……ちょっといいね」
「ええ。私たちにもできる事があるわ」
護栄や浩然のように大きなことはできない。それは悔しい。
けれど、既に桜綾もきらきらと目を輝かせている。小さな事を続ければ国のためになるのだということに。
(そううまくはかないだろうけど。でも『実力を示す』ってそういうことだわ)
そうして二人で補充を続けていたが、礼部を出て少しした時に事件は起きた。
「きゃあ!」
桜綾の持っていた備品が全て床に散らばった。
何故なら桜綾が忽然と消えてしまったからだ。
「桜綾!? え!? 何!?」
何も無くただ歩いていただけだったが、そこには桜綾の服しか残っていなかった。
思わずへたり込むと、よく見ればもぞもぞと服の中で何かが蠢いている。
恐る恐る服を捲ると、そこにいたのは――
「……うさぎ?」
兎はぴょんと飛び跳ね美星の膝に乗った。
「桜綾よね? 獣化したの?」
獣人の獣化を目の当たりにすることはあまりない。
人間との共生は人間の姿が基準となる。それに獣の姿から人間になると肌かのため、よほど親しい間柄でなければ目のまでで獣化することなどあり得ないのだ。
「もしかして具合悪かったの? 執務室戻りましょうか。自分で歩ける? 抱いた方が良い?」
獣の姿になると会話はできない。桜綾はぴょんっと美星の肩に飛び乗った。このまま行けということだろう。
「落ちないでね」
美星は散らばった備品と桜綾の服を拾い執務室へ戻った。
桜綾を更衣室へ連れて行き、服を渡して部屋を出る。すると数分もすれば桜綾は戻って来た。
「ごめんごめん。吃驚させたね」
「いいのよ。それより具合悪いなら休んでていいわよ」
「ううん。獣人て疲れたり気を抜くと獣化しちゃうのよ」
「え? そうなの?」
「そ。結構困るのよね。服脱げちゃうでしょ?」
「そうよね。外だったらどうしようもないわ」
「この制服もほんと不便。獣化しようと思ったら丁寧に脱いでからじゃないといけないし。私は兎だからいいけど、身体の大きな獣人はもっと大変よ。服が破けるし、破けなかったら絞めつけられて苦しいらしいわ」
「え、それ危ないじゃない。首が締まりでもしたらどうするの」
「死ぬかもしれないわ。怖いわよね」
美星は初めて獣人の現状を知った。
羽を出せない規定服は有翼人差別の象徴のように感じたが、獣化に対応していないというのは獣人差別に感じるのではないだろうか。
(そういえば浩然様が蛍宮は人間が基準になってるって言ってたわね)
有翼人が迫害されていたことは事実だが、よく考えれば獣人は人間の高度な技術に圧倒され始めている。
もし蛍宮在住の人間が獣人に勝る技術を手に入れていた場合、殺される可能性だってある。となれば多少人間を優遇してでも共生を図る必要があっただろう。
ふと浩然の言葉が思い出された。
『そんな程度を知らないなんて視野が狭い証拠』
獣人優位であるはずが人間社会が基準になっている理由があり、浩然はそれを知っているのだろう。
ここにきてまた一つ浩然との格の違いを感じた。
(……ううん。私には私の仕事がある。比べるのはよそう)
美星はぷんぷんと首を振ると、桜綾の首に傷があるのが見えた。
「首の裏怪我してるわ。変なとこ打ったのね」
「どうだろ。獣化した時の怪我ってどこに出るか分からないから」
「え、そうなの? どういうこと? 首を怪我したんじゃないってこと?」
「そうそう。獣の手の怪我が人間になると背中に出たり。身体の大きさ変わるせいだと思うけど」
「……そんなことあるのね。全然知らなかったわ」
「獣人特有だからね。だから獣で大きな怪我したら治るまで人間になれないのよ。手を切っただけなのに目が切れたとか。獣人武官の方がお休み多いのは怪我して人間になれなくなってるのよ」
美星には初めて聞く話だった。聞いたことがあるのは『獣人武官は優遇されているから休みが多い』というものだ。
(優遇じゃなくて必要な制度なんだわ)
響玄は人間だから獣人と暮らしたことはない。有翼人の生態は謎だと言われるが、美星にとっては獣人の生態も謎だった。
思っていたよりも知らない事が多くて考えさせられる。
(怪我人が出た時の運用を確認した方がいいわ。種族ごとで違うなら用意する物も違――あ、そういえば慶真様どうなさったかしら。怪我をしてらしたわ)
自分の事ばかりですっかり忘れていたが、慶真はかなりの怪我をしていた。
鷹の姿だったからもしかすれば未だに何か苦労しているかもしれない。
(帰りにあそこ行ってみよう)
一般侍女は女官が直属の上司となり指示をもらうが、文官選任侍女は文官から直接指示が降りることがありこれが優先される。ただし上司は女官のため、上司が二人存在するようなことだった。
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現在文官選任侍女は数名いて、彼女達が美星の新たな同僚になった。
「おはよう、桜綾」
「おっはよー!」
執務室で席を並べるのは桜綾という兎獣人の少女だった。
まだ十七歳だが、気立てが良く礼儀作法も完璧にこなし学もあるという。非常に優秀だが獣人優位のきらいがあり、全種族平等を掲げる宮廷では難ありとされたらしい。
だが先代皇派が残る宮廷内では程好い緩衝材になるようで、先代皇派獣人が多い吏部で活躍している。
本来特定の部署を受け持つわけではないが『桜綾は吏部』というのは暗黙の了解だった。
だが今はまた新たな暗黙の了解が出来ていた。
「備品補充行こうか。美星は戸部ね」
「ええ。じゃあ先に礼部へ行ってしまいましょう」
『美星は戸部』。これが新たな暗黙の了解だ。
これは別に美星の能力が買われたからではなく、護栄に食い掛り浩然とも面識があると知られていたからだった。
理由はまったく気に入らないが、それでも一歩前進したのだと謙虚に受け止めることにした。
礼部の執務室に入り備品棚に補充をしていくと、桜綾は引き出しめいっぱいに方眼紙を入れようとしている。
「あ、方眼紙は戸部の方を多めにしましょう。ここは引き出しの三分の一くらいでいいわよ」
「何で? 足りなくならない?」
「礼部は外交でお客様に出す書類が多いから質の良い紙をたくさん使うの。細かい計算なんてしないから方眼紙はいらないわ」
「へー。美星ってよく見てるわよね」
「単に経験の差よ。それに補充個数を決めちゃえばいいだけだし」
「あ、それがいい。そういう誰でもできる運用にしてくれると助かるよ」
「ああ……」
(そうか。私の経験が侍女の業務になれば品質管理は常時一律に保たれる。運用を作るってそういうことだわ)
「凄いね。私なんて言われた通りに補充するので精一杯だわ」
「そう難しく考えなくていいのよ。礼部は書簡をたくさん作るから書簡用の紙をたくさん置く。欲しい物を必要分用意するだけよ」
「ふうん。じゃあ按摩師呼んだ方が良いかしら」
「按摩師?」
急に話が飛んで美星は首を傾げたが、桜綾は職員の方を指差した。
「みんな肩ごきごきやってる。按摩師欲しいよきっと」
「ああ、本当だわ。よく気付いたわね」
「私も家事で肩凝るし。でもそんなお金ないかな」
「どうかしら。提案してみるのはありだと思うわ。定例で報告してみましょうよ。必要なら戸部が予算くれて、そうなれば護栄様からお声がかかるかもしれないわよ」
「……ちょっといいね」
「ええ。私たちにもできる事があるわ」
護栄や浩然のように大きなことはできない。それは悔しい。
けれど、既に桜綾もきらきらと目を輝かせている。小さな事を続ければ国のためになるのだということに。
(そううまくはかないだろうけど。でも『実力を示す』ってそういうことだわ)
そうして二人で補充を続けていたが、礼部を出て少しした時に事件は起きた。
「きゃあ!」
桜綾の持っていた備品が全て床に散らばった。
何故なら桜綾が忽然と消えてしまったからだ。
「桜綾!? え!? 何!?」
何も無くただ歩いていただけだったが、そこには桜綾の服しか残っていなかった。
思わずへたり込むと、よく見ればもぞもぞと服の中で何かが蠢いている。
恐る恐る服を捲ると、そこにいたのは――
「……うさぎ?」
兎はぴょんと飛び跳ね美星の膝に乗った。
「桜綾よね? 獣化したの?」
獣人の獣化を目の当たりにすることはあまりない。
人間との共生は人間の姿が基準となる。それに獣の姿から人間になると肌かのため、よほど親しい間柄でなければ目のまでで獣化することなどあり得ないのだ。
「もしかして具合悪かったの? 執務室戻りましょうか。自分で歩ける? 抱いた方が良い?」
獣の姿になると会話はできない。桜綾はぴょんっと美星の肩に飛び乗った。このまま行けということだろう。
「落ちないでね」
美星は散らばった備品と桜綾の服を拾い執務室へ戻った。
桜綾を更衣室へ連れて行き、服を渡して部屋を出る。すると数分もすれば桜綾は戻って来た。
「ごめんごめん。吃驚させたね」
「いいのよ。それより具合悪いなら休んでていいわよ」
「ううん。獣人て疲れたり気を抜くと獣化しちゃうのよ」
「え? そうなの?」
「そ。結構困るのよね。服脱げちゃうでしょ?」
「そうよね。外だったらどうしようもないわ」
「この制服もほんと不便。獣化しようと思ったら丁寧に脱いでからじゃないといけないし。私は兎だからいいけど、身体の大きな獣人はもっと大変よ。服が破けるし、破けなかったら絞めつけられて苦しいらしいわ」
「え、それ危ないじゃない。首が締まりでもしたらどうするの」
「死ぬかもしれないわ。怖いわよね」
美星は初めて獣人の現状を知った。
羽を出せない規定服は有翼人差別の象徴のように感じたが、獣化に対応していないというのは獣人差別に感じるのではないだろうか。
(そういえば浩然様が蛍宮は人間が基準になってるって言ってたわね)
有翼人が迫害されていたことは事実だが、よく考えれば獣人は人間の高度な技術に圧倒され始めている。
もし蛍宮在住の人間が獣人に勝る技術を手に入れていた場合、殺される可能性だってある。となれば多少人間を優遇してでも共生を図る必要があっただろう。
ふと浩然の言葉が思い出された。
『そんな程度を知らないなんて視野が狭い証拠』
獣人優位であるはずが人間社会が基準になっている理由があり、浩然はそれを知っているのだろう。
ここにきてまた一つ浩然との格の違いを感じた。
(……ううん。私には私の仕事がある。比べるのはよそう)
美星はぷんぷんと首を振ると、桜綾の首に傷があるのが見えた。
「首の裏怪我してるわ。変なとこ打ったのね」
「どうだろ。獣化した時の怪我ってどこに出るか分からないから」
「え、そうなの? どういうこと? 首を怪我したんじゃないってこと?」
「そうそう。獣の手の怪我が人間になると背中に出たり。身体の大きさ変わるせいだと思うけど」
「……そんなことあるのね。全然知らなかったわ」
「獣人特有だからね。だから獣で大きな怪我したら治るまで人間になれないのよ。手を切っただけなのに目が切れたとか。獣人武官の方がお休み多いのは怪我して人間になれなくなってるのよ」
美星には初めて聞く話だった。聞いたことがあるのは『獣人武官は優遇されているから休みが多い』というものだ。
(優遇じゃなくて必要な制度なんだわ)
響玄は人間だから獣人と暮らしたことはない。有翼人の生態は謎だと言われるが、美星にとっては獣人の生態も謎だった。
思っていたよりも知らない事が多くて考えさせられる。
(怪我人が出た時の運用を確認した方がいいわ。種族ごとで違うなら用意する物も違――あ、そういえば慶真様どうなさったかしら。怪我をしてらしたわ)
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