銀塊メウのちょっと不思議で怖い話 短編集

銀塊 メウ

文字の大きさ
上 下
3 / 7

未来人の落とし物 その2

しおりを挟む

何が言いたいんだろ~と!
考えながら読んでみて( ・ε・)

…………………………………………………………………



私は証券会社で働いている証券マン、
年齢28歳、妻に娘一人、息子一人の
4人家族だ。

一軒家も建ててしまいローンも30年、
まさに踏ん張りどころの頑張りどころ
だが、順風満帆で幸せってこう言うこと
なのかなと思っていた。

私は上司にお願いして
海外出張に行かせて頂いている。

今は仕事を終え
日本に帰るため飛行機に乗っていところだ。

私は窓に手を掛け外を見る。

「ふ~良い景色だ!……天国とか空にある
のかね~」

周りを見るとこれから遊びに行くのかな
男の子がお父さんと楽しそうに話してる。

その横を見ると私と同じで仕事かな
ビシッとスーツを来てパソコンを
「カタカタ」と打っている。
男の子がうるさいのかチラチラ見て
睨んでる。

私はスマホを見る。

『2023年 7月31日(月) 10時35分』を

                                       
                        表示していた。

私はポケットから家族写真を取り出し
その写真を見てほっこりとした気分になる。

「雪恵、リコ、ゆうき……もうすぐ会える
からな」

私は写真をしまい、反対側のポケットから
紙切れを取り出す。

これは先月拾った新聞紙の切り抜き、

その切り抜きには

『●◆●◆空港のJA●690便………
 
 飛行機エンジンの故障により墜落………

 搭乗者 352人全員の死亡が確認…………』

 
さらに下を見て

『2023年 7月31日(月) 10時50分頃』

「今度こそ家族と会えるはずだ!!」

「待っててくれよ」

 私は再び窓に手を掛け外を見ると
 真っ黒な煙で空が見えなかった。

「もう一度そら………みたかったな~」


……………………………………………………………………

天国で幸せに( ̄0 ̄)/

幸せは人それぞれだね~(ーωー)


 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

本当にあった怖い話

邪神 白猫
ホラー
リスナーさんや読者の方から聞いた体験談【本当にあった怖い話】を基にして書いたオムニバスになります。 完結としますが、体験談が追加され次第更新します。 LINEオプチャにて、体験談募集中✨ あなたの体験談、投稿してみませんか? 投稿された体験談は、YouTubeにて朗読させて頂く場合があります。 【邪神白猫】で検索してみてね🐱 ↓YouTubeにて、朗読中(コピペで飛んでください) https://youtube.com/@yuachanRio ※登場する施設名や人物名などは全て架空です。

怪異語り 〜世にも奇妙で怖い話〜

ズマ@怪異語り
ホラー
五分で読める、1話完結のホラー短編・怪談集! 信じようと信じまいと、誰かがどこかで体験した怪異。

【短編】怖い話のけいじばん【体験談】

松本うみ(意味怖ちゃん)
ホラー
1分で読める、様々な怖い体験談が書き込まれていく掲示板です。全て1話で完結するように書き込むので、どこから読み始めても大丈夫。 スキマ時間にも読める、シンプルなプチホラーとしてどうぞ。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】

絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。 下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。 ※全話オリジナル作品です。

バベル病院の怪

中岡 始
ホラー
地方都市の市街地に、70年前に建設された円柱形の奇妙な廃病院がある。かつては最先端のモダンなデザインとして話題になったが、今では心霊スポットとして知られ、地元の若者が肝試しに訪れる場所となっていた。 大学生の 森川悠斗 は都市伝説をテーマにした卒業研究のため、この病院の調査を始める。そして、彼はX(旧Twitter)アカウント @babel_report を開設し、廃病院での探索をリアルタイムで投稿しながらフォロワーと情報を共有していった。 最初は何の変哲もない探索だったが、次第に不審な現象が彼の投稿に現れ始める。「背景に知らない人が写っている」「投稿の時間が巻き戻っている」「彼が知らないはずの情報を、誰かが先に投稿している」。フォロワーたちは不安を募らせるが、悠斗本人は気づかない。 そして、ある日を境に @babel_report の投稿が途絶える。 その後、彼のフォロワーの元に、不気味なメッセージが届き始める—— 「次は、君の番だよ」

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
よくよく考えると ん? となるようなお話を書いてゆくつもりです 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

処理中です...