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第五章 長寿薬ノア
冒険者になった理由
しおりを挟む「ハ~イコリンさん、しばらく黙って
ようね~話が進まないから」※八雲
僕はいきなり怒り出したコリンさんを
宥めて話を進める。
「それで、どうするんだ!
まだ続けるのか?」※八雲
「個人的にはもうちょっと遊びたかった
んだけど来ちゃったみたいだから、
また今度にするね!」※サファイア
「ガチャ」ドアの開く音がして、
そちらを見ると
「ここに居ましたかサファイア(¬_¬)」
※ルビー
「わ~いルビーおねいちゃん
久しぶり~o(^o^)o」
嬉しそうにルビーに走っていく。
「わーい………死ねやーーー
ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ」
サファイアの手が変形し鋭い手刀が
ルビーの首に迫る。
「相変わらずサファイアは元気です(¬_¬)」
何事もないかのようにその攻撃を首で
受けきる。
「な!?カタ~イ」
「今度は私の番です(¬_¬)」
ルビーは高速で頭突きしかも連続で
「アイタタタタ~」
サファイアが頭を押さえるとその隙に
地面から支柱が飛び出し腹を衝突、
突き上げる。
「うげー」
さらに地面から4本の支柱が飛び出し
手、手、足、足と四肢を押さえつける
ように天井に張り付けになったサファイア
「わ~ん、ルビーおねいちゃん許して~」
天井からわんわんと泣くサファイア
「うるさいです(¬_¬)
もう1本突っ込んでおきます。くちに……」
※ルビー
「ルビーさんそのくらいにしましょうか!」
※八雲
こぇーこと言い出すルビーをやんわり
止める。
取り敢えず状況はややカオスだが
ルビーだけでなくリーム先生達も
無事合流することができた。
「八雲!心配したよ大丈夫怪我してない?」
※凛
「おう、怪我はどこもしていないよ
ちょっと激しい運動してただけかな」
※八雲
「お前はおちょこちょいか、普通に罠に
引っ掛かるんじゃない。お前を心配して
周りがうるさくて敵わんかったぞ!」
※赤城
「それはすまなかった!気を付けるよ!」
※八雲
僕はみんなに心配かけてしまったことを
詫びている時
「お嬢様ご無事でしたか!!」※サーラ
「あら?サーラ先生ではないですか、
なんでここに( ・◇・)?」※コリン
「お嬢様を捜しに来ました。本当に
ご無事のようで何よりであります。
行方不明になりかなりの日数が経って
おりましたので、私を含め皆様大変心配
しておりました」※サーラ
「あ!?そうだったわね。聞いたはお父様が
冒険者を集めてこのダンジョンに私を捜索
していると、早くお父様に伝えないと」
※コリン
「はい、分かりました。しかし申し訳
ありません私一人の力ではここから
上層階に行くことは困難でありお嬢様を
お守りすることができません」
※サーラ
サーラはここまで来るのにかなりの
モンスターとトラップにあっていた。
特に八雲がいなくなってからのこの場所は
異常だ!武装をしたゴーレムと地竜が
連携を取って攻撃を仕掛けてくる。
あり得ない!殆どをポチと赤城さん、
凛さんが対応私は足手まといにしか
なっていなかった。
「やっぱりサーラ先生でもここは
厳しいのですねでもなんとかなると
思いますわ!私とサーラ先生あと
そこにいる……誰でしたっけ?」
※コリン
「うん?そう言えば俺の自己紹介邪魔が
入ってしてなかったわ」※八雲
「お嬢様、今回こちらの八雲様のチームに
同行させて頂き捜しに来ることが出来ました。
このまま八雲様達にご協力して頂き
ダンジョンを脱出できると思います…………………
………………お嬢様?どうされました!
何故かコリンはあごの手を当て考えている。
「う~ん………なんかその名前聞いたことが
ある気がするんだけど思い出せないわ」
※コリン
う~んう~ん唸りながら考え込んでいる
コリン(。-ω-)
「お嬢様、まさかお忘れですか?
私も正直びっくりしていたのですが
偶然はあるものです。八雲様はお嬢様が
冒険者になる切っ掛けになった方では
ありませんか!思い出して下さい」※サーラ
「あ!?え~~~八雲様!!!!!」※コリン
メッチャ驚いてるけど何だって?
「なんで様付けなんだ?サーラさん、
説明お願いできます」※八雲
「そうですね!実は気が付いてはいたの
ですが八雲様は以前お嬢様を助けたことが
ありましてそれを切っ掛けに八雲様と
同じSランク冒険者を目指し家を
出ました」※サーラ
「げ、マジですか!? 俺のせいで家出たの?」
※八雲
「お嬢様は剣術、魔術の才能があり
私の指導のもとその才覚に目覚めて
いきました。ある日、領地の町に
強力なモンスターが現れました。
キングオーガです。私を含めた兵士が
闘いに出ましたが死傷者が出るばかりで
倒すことは出来ません。正義感の強い
お嬢様は止められているにも関わらず
戦場へといくら才能があると言っても
まだまだ力が足りず吹き飛ばされ
ボロボロにされ絶体絶命の中八雲様が
偶然居合わせあっという間に
キングオーガを倒し去っていきました」
※サーラ
「う~ん……ぜんぜん覚えていない」※八雲
「そうですか………八雲様には取るに足らない
敵と言うわけですね!」※サーラ
「そう言うわけではないですか、
一時訳あって記憶が吹っ飛んでる時が
ありまして、アハハ( ´∀`)」※八雲
「八雲様あの~…………隣にですね!」
※サーラ
なんか急によそよそしい雰囲気に横に………
「えっ!?」隣にキラキラした
目をしたコリンが
「八雲様あの~お話良いですか!」
コリンがモジモジされている。
なんか嫌な予感がする。
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