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過去編 結城とあゆみ悲劇までのカウントダウン 

過去編  ライフの真実

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『…………え!?~~~喋れるんかい(゜ロ゜)』
 ※八雲

『うん? わたし! 普通に喋るよ! 
 だって召喚神獣だもん』

『そうなんだ…………見た目は巨大な宝石
だったら生き物のイメージなかったよ!』

『えーひどいよ!八雲くん、わたしだって
 生きてるんだからね!』

『ごめん、え~っと……なんて呼べば
良いかな?』※八雲

『う~~~~ん……………八雲くんが
決めてよ!』

『え!? 僕が決めていいの?』

『だって、わたしを呼んでくれる人
全然いないし呼び方なんて考えたこと
なかっとよ!だから嬉しかったから
八雲くんに決めてほしい!』

『分かったけど、悩むな~こう言うの………
 ライフスフィアだから~……命、生命…う~ん
 見た目は宝石みたいに綺麗だけど……う~ん
 ダ、ダメだ!全然思いつかん!

 こうなったら~単純明快で行こう。
 ライフスフィアー略してライアちゃんだ!』
 ※八雲

『ね~八雲くん投げやりになってない!!』

『そんなことないよ!(とぼける)』※八雲

『八雲くん、一応言っておくけど
 私達口で喋ってないから、心の声で
 やり取りしてるから色々聞こえてるんだよ!』

『ばれてる。ヤバい( ゜д゜)ハッ!
 どうしよう!どうしよう!(((^^;)』※八雲

『ウフフ、ま~許してあげるよ!
 いっぱい考えてくれたみたいだしライアか~
カワイイからいいかも!(嬉しい)』

『よかった~(>ω<。) 
 気に入ってくれたみたいで!』※八雲

『ライアか~ライア……うん、
カワイイ(*´∀`*)』※ライア

『………思っていたより気に入って
いるみたい』※八雲


『ライア、取り込み中悪いんだけど力を
貸してくれあゆみちゃんを助けたいんだ!』
※八雲

『あ、うん!分かってるんだけど!
ホントにやるの?わたしはやめて
ほしいんだけど!』※ライア

『なんでなんだ!ライア』※八雲(驚き)

『だって八雲、死んじゃうよ!』※ライア

『くっ、………何年だ!
 何年寿命を使わないといけない!』※八雲

『100年から200年の間くらいかな~』
※ライア

『な!……そんな、確実に死ぬじゃないか!
 そもそも残りの寿命は70年弱だったはず
 そもそも助けることが出きるのか?』※八雲

『そのままじゃ~ムリムリ!(=゜ω゜)ノ』
※ライア

『……( ・◇・)?…ライアさん
どう言うこと?』※八雲

『今言ったのはそのまま力を発動した場合で
 八雲次第で寿命の消費量を減らせるよ!
 八雲だって気が付いてるでしょ』※八雲

『そうか!リーム先生が言ってたっけ!
 ライフには何かしらの条件があるって!』
 ※八雲

『そうそう、こないだとか勿体なかった
よね~10年は損したかな~』※ライア

『確かにノイルさんを治した時は
 やたらと寿命が減るし、一体何が
原因なんだ!考えても分かる気が
しないし~ライアに聞いたら教えて
くれるかな~』 ※八雲
 
『うんいいよ! て言うか知らないの~』
 ※ライア

『すいません知りません(/´△`\)』※八雲

『ふふふ、では教えてしんぜよう( ̄Д ̄ )』
 ※ライア

『ありがとう!  ライア、宜しく頼む!』※八雲

『それでは説明するよ!まずは分かって
いると思うけど、力の根底にあるのは
八雲の命なんだけど、その効果を高める
条件があるんだ~それはね。心だよ!』
※ライア

『 こ こ ろ (´・ω・`)?』※八雲

『そう心が思いの強さがライフの力を
  高めてくれるんだよ!
 八雲が誰かを助けたい!あいつを
倒したい!とか言うなれば願いとかかな、
悪く言えば欲望とかでもあるよ!』※ライア

『そうか、確かに今考えれば力を使う時
 いつも強く願っていた。それがライフの
  力を高める方法
 今の寿命の長さでは足りなくても強く
願えばあゆみちゃんを助けることが出来る
かも!』 ※八雲

『そうなんだけどさ~あゆみちゃんはさ~
魂を砕かれてるからね。簡単じゃないよ!
これはね!大怪我何百人を治すより遥かに
難しいことなんだよ!そう例えるなら死人を
 蘇らすくらい』※ライア

『そうか………でも僕は諦めないからやれる
ことはすべてやる!絶対に諦めてやる
もんか!』※八雲

『ふ~んそっか、それなら仕方ないね!
 その思い届くといいね!
  私も応援するよ( ^▽^)』※ライア

『ありがとう、ライア』※八雲

『そうだ!あとひとつ言っておくね!
寿命が尽きればもちろんライフは発動
しない。それは当たり前のことなんだけど、
 今の八雲が使える力には上限があるから、
あゆみちゃんを救うには足りないかも
知れない。だからもしもの時には八雲の
◆◆◆を糧にすれば足りない分を補える
かもしれない。それでも良いかな?』※ライア

『うん良いよ!それでなんとか
なるのなら!』

『分かった!頑張ってね! 八雲』※ライア

 ライアとの対話を終え、八雲は目を
覚ます。


 

「僕に力を貸してくれ!『ライア』
 
 僕の命をすべて捧げる!
              『オーバーリミットライフ』」

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