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過去編 結城とあゆみ悲劇までのカウントダウン
過去編 魔人バーバル、ヴィル戦 決着
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その頃、あゆみ達は先程と違いバーバルは
騙し討ち等の攻撃ではなく力業での闘いと
なっていた。
植物のようなツタを振り回し相手に
打ちつける。
あゆみ、華凪、未希の3人が接近戦
大地、坂本2人が後衛
白根は梵字の治療を行っていた。
「このツタ、ウネウネウネウネ
鬱陶しいはね!」※未希
「かなり切断してるんですけど、
一向に衰える気配がないですね。
切るだけじゃダメかも!」
※あゆみ
「お姉ちゃん達は危なくなったら、
私の熊ちゃんの後ろに隠れてね!」※華凪
「うん、わかった」※あゆみ、
「華凪、よろしくね!」※未希
あゆみ、華凪、未希の3人での攻撃は
かなりの物量となり僅かながらバーバルを
押しているのだが、いまいち決定だになる
攻撃がない。その為攻めきれずにいた。
「相手は私と同じ植物の力を使う。
それならやはり火に弱いはずなの
ですが、こちらに使い手が梵字さん
しかいない。他に方法を考えなければ」
※坂本
『アイアンショット』※大地
「あ~こいつ、穴空けてもしばらく
するとすぐ再生しやがる。こっちが
先にバテちまう!」※大地
「あの再生能力をせめて
止められないでしょうか…………!?」
※坂本
「未希さん、あゆみさん攻撃する際に
お願いがあります」※坂本
未希とあゆみが坂本の指示に従って
攻撃をして5分後、
「だいぶ動きが衰えたんじゃないの~」
※未希
「はい、これなら圧しきれます」※あゆみ
「貴様らー許さんぞ。ズタズタにしてやる」
※バーバル
「そんな状態で良く言うぜ!
立っているのもやっとに見えるぜ!
球根マン!!」※大地
バーバルは4本のツタで立っていた。
初めに比べかなりの本数下減っている。
「おのれ~人間風情が!」※バーバル
「はいはい、あんたはさっさと
倒されてくれる?もう飽きたから、
そのツタ!」※未希
あれから、あゆみと未希は攻撃を
方法を変えた。あゆみが切断した
ツタを未希が根本から凍らせる。
それをひたすら繰り返した。凍らせた
ツタは再生せず徐々に本数を減らし
バーバルは身動きがほとんど取れない
ところまで追い詰めた。
「闘ってみてわかったけど、あなたは
真正面から闘えばそれほどの驚異では
なかったわ。今まで騙してしか闘って
こなかったからね!」※あゆみ
「ふざけるな!私がお前らより
弱いわけがない負けるわけがない
んだ!」※バーバル
「あなたさ~なんか駄々をごねる
子供みたいね!カッコわる~」※未希
「な!?」※バーバル
「これで終わりにしましょう」※あゆみ
あゆみは高速で移動バーバルを支える
4本のツタをほぼ同時に切断、身動きが
取れなくなったバーバルに
「凍りなさ~い『アイシクルプリズン』」
バーバルは一瞬で氷の中に閉ざされた。
「大地、あとヨロシク!」※未希
「はいよ~」※大地
『ビックカメラアイアンブレイク』
バーバルは巨大な鉄球によって
粉々になった。
…………▽
その頃、結城達も決着の時だった。
ヴィルは四肢をもがれ身動きが取れなく
なっていた。結城とポチはあれから
お互いをカバーしながらヴィルを
攻撃し続けた。ヴィルの圧倒的な速さと
再生能力は驚異的であったが、限界が
来たようだ!再生するにはオーラを
かなり消費する為、徐々に傷が増え
今に至る。
「腹へった~なにかな~い!」※ヴィル
「君は最後まで子供のようなことを
言うんだね!」※結城
「ね~ね~ね~~~」※ヴィル
「きっと純粋なんだね!でも君は罪を
おかしてしまった。多くの人を殺した。
悪いことだと知らないでは許されないんだ。
次に生まれ変わるときは、良い人の
ところに生まれてくるんだよ!」※結城
結城はヴィルの首をはねた。
「たく、何て顔してるんだよ!まったく
お前もずいぶん優しい男だね~ワン」
※ポチ
「そんなことないよ!ポチくん、
手伝ってくれてありがとう!」※結城
…………▽
バーバル、ヴィルが倒される少し前
「何故!この魔人がここにいるんだ!
危険どころの騒ぎではない。
ど、とうすれば………」 ※ガザイ
冷静沈着のガザイさんが
相当テンパっている。確かに
S級手配されている魔人、国が滅びる
可能性がある敵にしかかからない
超危険人物な訳だけど、いまいち
ピーンと来ないな~こいつさっきから
ずっと寝てるぞ。敵の本拠地で
寝るとかどういった神経を持ってれば
出来るんだ?ありえん!
「ガザイさん落ち着いて下さい。
とにかく一般人の人達を避難させ
ないと!」※八雲
「そうですね!取り乱している場合では
ありません早く避難させねば
………しかし外は戦場どこに
移動するべきか…………」※ガザイ
ガサイさんが移動先を考えていると、
「はあ~~あ! 良く寝たわ。
バーバルとヴィルはどうしたかな!」
※ブラスト
げ! 起きちゃったぞ!
こっちはまだ避難が全然終わってない。
こんなところで闘いになったら
死者や怪我人が多く出てしまう。
どうにかしないと!」※八雲
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