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過去編 結城とあゆみ悲劇までのカウントダウン
過去編 緊急事態発令
しおりを挟む「それでは一緒に踊りましょ」
※バーバル
「そんなの一人でおどって
…………は~」※健司
一樹が俺の前を通りながらダンスを
している。
「一樹なにやってるんだよ!さっさと
こいつを倒すぞ!」※健司
「その言葉そっくり返すぞ!おまえこそ
なにやってるんだよ!」※一樹
「は~」と思い足元を見るとタップしてる。
俺踊ってる?~
「な、なんだこりゃ~」※健司
「さ~みんなで踊りましょ~
ラララ~ラ~ラ~」
バーバルも一緒踊り出す。
くっそ~身体がゆうことを効かない。
どうするんだこれ~
「プププププ~もうあなた達積んで
ますから諦めなさ~い」※バーバル
「おまえ~そう言うキャラか~………
助けて~(/≧◇≦\)」※健司
…………▽
「緊急連絡です!」
兵士の一人が慌てて入ってきた。
「落ち着いて、どうしました」※ガザイ
「砦内に魔人と思われた敵を確認、
現在物資用倉庫前にて交戦中、
侵入ルートは不明です!」※兵士
「これはいけませんね!あなたは
部隊長に連絡侵入ルートを確認して下さい。
ガンジールさん、皆さん魔人討伐に協力を
お願いします」※ガザイ
「わかった。お前ら行くぞ」※ガンジール
「ガザイさん任せて下さい」※あゆみ
あゆみは気合いを入れ扉を出ていく。
その後ろ姿を見て結城さんは鋭い目になる。
「前の件から結城さん、あゆみちゃんの
監視度合い強まってるからな~」※八雲
「八雲さん、リーム様少し宜しいですか?」
※ガザイ
「ガザイ団長さん、どうされました!」
「私について来て欲しくって、今から
この砦の住民エリアに行きます。
何としても一般人に怪我人を出したく
ありません。お願い出来ますか?」
※ガザイ
「了解しました。魔人にはみんなが
向かいましたし僕が行かなくても
良いでしょうし、 僕らはそっちに
行きます」※八雲
「ありがとうございます。
それでは行きましょう」※ガザイ
通路を歩きながら
「でもガザイ団長が司令室に居なくって
良いんですか?」※八雲
「え、大丈夫です。今回のような
非常時には住民エリアに行くよう
言ってあります。
住民の安全が確保出来ましたら、
私も戦場にでます」※ガザイ
「ガザイよ今回の敵は魔人で間違い
ないようだ!精霊に確認を取った。
それと問題じゃ今から我らが行く
住民エリアに一人魔人が
向かっておるのじゃ」※リーム
「本当ですかリーム様!」
「うむ!」真剣な顔で頷く
「分かりました。皆さん急ぎましょう」
※ガザイ
…………▽
「ここよね!倉庫って」※あゆみ
「そうだな、やけに静かだ!」※結城
「ほんとね~…………あれ?なんか
微かに聞こえる」
※未希
「あっちの方から聞こえるな!」※大地
少し離れた場所から声が聞こえ、
注意を払い様子を見に行くと
「……………あんた達何してるの?
いつもいつもふざけてるん
じゃないわよ」※未希
みんなで見に行くとそこには一樹と健司が
二人で手を繋ぎダンスをしていた。
未希は二人が悪ふざけしてると思い、
お怒りである。
「おまえ達、仲が良いのはいいけど、
時と場合を考えろ。おまえ達もそろそろ
大人なんだぞ!」※大地
大地は優しく諭すように声をかける。
「違うわ。こんなことする訳ないだろ」
※健司
「大地さん、こいつヤバいんです」
※一樹
「うん、こいつら気持ちが悪い。
切り刻みたい!」※白根
カシャカシャンと髪が音をたてる。
「白根さん我慢だよ!見なければ
良いんだよ!」※華凪
「華凪さん、気持ち悪いは否定しない
んですね!」※坂本
「おまえ達、敵さんかいるんじゃ、
気を抜くでない!」※梵字
「分かってる!後ろのやつ出てこい!」
※あゆみ
「……………あれ?バレましたか、
楽に排除したかったんですが、
このバカ共と一緒ではないですか」
※バーバル
「一樹達の後ろにマントが現れたと
思ったらマジシャンのような格好の男が
現れた。
「おまえが魔人か初めて見るが
思っていたより見た目は人と変わらんの
だな」※梵字
「異世界の勇者ですか?
いや~これは数が多いですね!
流石に相手をするのは苦労しそうです」
トントンとステッキで肩を叩きながら歩き
一樹と健司の肩に手を置き、
「二人とも手伝って下さい」
「えっ嘘だろ~」※一樹
「うわぁー助けてくれ~」※健司
二人はこちらに剣を抜いて突撃してくる。
「全員下がれ私がやる」※梵字
「梵字さん、僕も行きます」※結城
「キーン」「カン」二人の剣を受け止める。
「ふん、おまえ達目を覚まさんか!!」
※梵字
「梵字さん、身体の自由が効かないんだよ」
※一樹
「つまり、操られている?」※結城
「そうだよ!結城助けてくれ~」※健司
二人の攻撃を捌くがこちらから
攻撃が出来ず膠着状態になる。
「どう見ても操ってるのはあいつね!」
※あゆみ
「そのようですね!ならばあいつを叩けば
二人を救うことが出来るかも知れません!」
※坂本
「なら、ぶっ飛ばそう。熊ちゃんおいで~」
※華凪
地面から熊の形をしたゴーレムが現れる。
「いっけ~熊ちゃん『ベアクロ~』」
「お~キョウレツ~」※バーバル
バーバルはゴーレムの攻撃で引き裂かれた。
「やった~熊ちゃんえら~い」※華凪
「まだだよ、華凪ちゃん!!」※あゆみ
足元からさっきの男が地面を割って現れ
ステッキを華凪の首筋に向けて突くが
あゆみが反応して剣で攻撃を弾く。
「う~ん、一人くらいさっさと削りたかった
んですがね。防がれましたか!残念です」
※バーバル
地面をから這い出て埃を落とし、
余裕な表情で不適に笑う。
「さて、次はどういたしましょうか………?」
※バーバル
強い殺気を感じますね~
そこには!
ワナワナと小刻みに身体を動かし
怒りの形相で見つめる白根がいた。
「わ、わたしの………華凪ちゃんに、
…………何してくれてんのよ~(怒)」
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